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西の森探検隊 帰りのことを考えて
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俺たちは、ひたすら森の奥へと向かいながら雑談をしていた。
森に入ってだいたい1時間ぐらいだな。
俺はメニューの時計を見ながらそう思った。
そろそろ、森から出ることも考えていかなきゃいけない時間帯だな。
行きに1時間かかったってことは、帰りにも1時間かかるものだと思った方が良いよな。
今から1時間かかるとすると、町に着くのは、22時半ってところか。
その後に会議をするとなると、寝るのは、23時過ぎになっちゃうな。
これ以上後ろに予定を倒すと、寝るのが日をまたいでしまいそうだな。
さすがに日付をまたぐと、明日の朝に支障を来すんだよな。
ただでさえ、朝弱めの2人が、さらに起きるのが遅くなってしまうかもな。
もしかしたら、2人とも起きてこないかもしれないからな。
そろそろ、町に帰らなきゃだな。
2人は、どう思っているんだろう?
「そろそろ寝る時間だから引き返すことを考えなきゃだな」
2人はきょとんとした。
俺の言っていることを理解できていないようだった。
数秒して、2人ともあぁそういうことかという顔をした。
もしかして、時間を忘れて楽しんでいたのかな?
そういうことなのかな?
タイムリミットと言う言葉が頭の片隅にもなかったから最初にきょとんとしていたのかな?
まぁ、視界が明るくて夜っぽくないから、夜だという自覚が少ないのかもな。
そろそろ寝る時間だという考えがなかったのかもな。
そう考えると納得がいくな。
そう思うことにしよう。
コルドは少し焦ったように言った。
「今って何時だっけ?!」
何分か前に夜の話をしていたのに、今が夜だと言うことをあまり分かっていなさそうだな。
俺はコルドを見ながらそう思った。
ローズがメニューを眺めながら言った。
「今は、21時半ぐらいよ」
ローズは、私は分かっていましたけどね的な雰囲気を出そうと頑張っている。
見栄を張ろうと頑張っているのかな。
だけど、最初の数秒ぽかんとした顔を見た後だから、全く格好がついていない。
俺はあきれた表情から、少し笑みをこぼすような表情に変わり、優しく言った。
「今から引き返したら、町に着くのは、22時半ぐらいかな」
2人は俺の言葉を聞いて少し考えるような仕草を始めた。
何を考えているのかな?
さすがに、帰りについて考えているとは思うけど。
もう引き返すべきか、もうちょっと探索をするべきかを考えているんだろうな。
まぁ、それしか考えることはないだろうな。
数秒経ち、コルドは結論が出たのか、考える仕草を止めていった。
「ボスとかそういうのを見ていないから、もうちょっとだけ探索しようぜ! 帰りは駆け足で帰るからさ!」
コルドは、もうちょっと探索することを選んだみたいだな。
まぁ、行きは立ち止まったり、ゆっくり戦闘をしたりしたから、意識して早く帰ろうとするなら、帰りの方が早く帰れそうだな。
まぁ、俺はっそろそろ帰ろうとしてくれればよかったから、コルドが出した結論に大満足で頷いた。
ローズも俺と同じように大きく頷いていった。
「じゃあ、もうちょっと探索したら引き返しましょう。走って帰ったとして22時半に町に着くように考えて探索しましょう」
「分かった。もう少しだけな」
「よし!」
コルドはそう言って大きく拳を振り上げた。
「じゃあ、ここからは少し駆け足で行きましょう」
それから俺たちは、ゆっくり警戒しながら歩いていたのを、駆け足で索敵しながら進むに切り替えた。
前よりも5割増しぐらいのスピードで進む。
完全に走ってしまうと、注意力が下がって、木の根とかに足を取られかねないから、駆け足ぐらいの速度で移動した。
駆け足を始めてすぐ、コルドが足を止めることなく言った。
「あ! 鳥とイノシシの魔物がいるよ!」
鳥とイノシシか。
詳しい行動パターンを探っていない魔物だな。
これは、戦闘しながら情報収集するのかな?
それともパパッと倒して奥へと向かうのかな?
俺は気になったので2人に聞いた。
「どうする? 行動パターンの観察をするか?」
コルドは一瞬考え事をしている顔になった後、素早く結論を出した。
「今日はもうそんな時間がないから、ささっと倒そう!」
今回は、パパッと戦闘を終わらせるみたいだ。
俺たちは、意識をパパッと戦闘を終わらせるモードに切り替えて、パパッと作戦を決める。
「じゃあ、鳥に魔法をぶち込むわ」
「じゃあ、俺が、イノシシを倒すね!」
「それなら俺は、周りの警戒だな」
「行動開始!」
俺たちはおのおののやることに沿って行動を開始した。
コルドは、そのままイノシシに突撃していった。
ローズは、魔法を唱えだし、鳥に魔法を打つ構えを始めた。
俺はローズの隣で、余計生ものが入ってこないか警戒をした。
戦闘は一瞬で終わった。
イノシシは、コルドのスキルの乗った拳一発で沈んだ。
鳥も、ローズの魔法が綺麗に胴に当たり、そのまま倒れた。
敵が倒れたのを確認してすぐ、俺たちは駆け足で探索を再会させた。
「倒し終わったし、もっと奥に行こう!」
「「りょうかーい」」
そう言って、駆け足で森のさらに奥へと向かった。
俺たちは今何を探してこんなに駆け足で探索をしているんだろう?
そんな疑問が頭の片隅に浮かんでいた。
駆け足になったからと言って、俺たちが無言になるわけではない。
俺たちは雑談をしながら駆け足で進んでいった。
「熊を見かけないわね」
熊か。
そう言えばまだ見ていないな。
ここまで見ないと言うことは、この森のボス枠とかなんじゃないのかな。
もしくは、この森がめちゃくちゃ深くて、俺たちは熊が出るような奥に未だにたどり着いていないのかもな。
「レア枠なのかな?! それとも、ボス枠なのかな?!」
レア枠か。
確かに、出現率が異様に低い魔物なのかもしれないな。
なら、この駆け足探索の目標は、熊を見つけるでいいんじゃないかな。
楽しそうだし。
「じゃあ、今日の残りの目標は熊かボスを見つけるでいいか?」
「良いわ」
「良いぞ!」
2人も乗り気みたいだ。
よかった。
じゃあ、探索の目標は、熊を見つけるで良いのかな。
目標があった方が探索は楽しいからな。
「じゃあ、あと10分20分ぐらいで、ボスか熊を見つけよう」
「そして、22時半までに町に戻りましょう」
「気合い入れていこう!」
俺たちはさらに気合いを入れて走り出した。
さっきよりもさらに2割増しぐらいのスピードで走り出した。
もはや駆け足と言うよりも走りの方が合っているぐらいのスピードになってきた。
スピードを上げてすぐ、コルドが走りながら言った。
「魔物がいた?!」
もしかしてもう目標達成か?
俺は、恐る恐る聞いた。
「熊?」
コルドは少し申し訳なさそうにしながら言った。
「いや、イノシシが3匹!」
イノシシか。
イノシシかぁ。
まぁ、さっきまで全く見つかっていない魔物が急に現れるわけないよな。
そういうものだよな。
あまり期待しすぎないようにしよう。
俺は少し落胆した後、気持ちを切り替えて、言った。
「じゃあ、パパッと倒しちゃうか」
「そうね」
「そうだな!」
俺たちは、作戦を決めることなく、そのままイノシシに突撃していった。
まぁ、作戦を決めるまでもないからな。
それぞれが1匹のイノシシを倒す。
共通認識としてそれがあるから、そのまま突撃していった。
俺は2人のことは意識から外し、自分の戦闘に集中する。
俺はパパッと使える、『脳筋化』と『生命変換』のスキルを使って、イノシシに攻撃した。
237ダメージ
プレーンボアLv.9は討伐されました
俺がダメージを入れてすぐ、アナウンスが流れた。
一撃でイノシシを倒すことができたみたいだ。
一撃で倒したから、夜だから魔物の動きが鈍っているかもしれないという仮説を実感することはできなかった。
まぁ、防御姿勢を取られなかったから、鈍っているのかもしれないな。
昼の状態を知らないからなんともいえないけど。
そもそも、魔物って防御姿勢を取ったりするのかな?
俺は戦闘が終わったので、周りに意識を向けると、俺と同じタイミングで、戦闘が終わったみたいで、2人も周りをキョロキョロしていた。
全員が戦闘が終わったことを確認した俺たちは再び走り出した。
「次行きましょう」
「「了解!」」
そう言って、次の魔物を探し出した。
森に入ってだいたい1時間ぐらいだな。
俺はメニューの時計を見ながらそう思った。
そろそろ、森から出ることも考えていかなきゃいけない時間帯だな。
行きに1時間かかったってことは、帰りにも1時間かかるものだと思った方が良いよな。
今から1時間かかるとすると、町に着くのは、22時半ってところか。
その後に会議をするとなると、寝るのは、23時過ぎになっちゃうな。
これ以上後ろに予定を倒すと、寝るのが日をまたいでしまいそうだな。
さすがに日付をまたぐと、明日の朝に支障を来すんだよな。
ただでさえ、朝弱めの2人が、さらに起きるのが遅くなってしまうかもな。
もしかしたら、2人とも起きてこないかもしれないからな。
そろそろ、町に帰らなきゃだな。
2人は、どう思っているんだろう?
「そろそろ寝る時間だから引き返すことを考えなきゃだな」
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もしかして、時間を忘れて楽しんでいたのかな?
そういうことなのかな?
タイムリミットと言う言葉が頭の片隅にもなかったから最初にきょとんとしていたのかな?
まぁ、視界が明るくて夜っぽくないから、夜だという自覚が少ないのかもな。
そろそろ寝る時間だという考えがなかったのかもな。
そう考えると納得がいくな。
そう思うことにしよう。
コルドは少し焦ったように言った。
「今って何時だっけ?!」
何分か前に夜の話をしていたのに、今が夜だと言うことをあまり分かっていなさそうだな。
俺はコルドを見ながらそう思った。
ローズがメニューを眺めながら言った。
「今は、21時半ぐらいよ」
ローズは、私は分かっていましたけどね的な雰囲気を出そうと頑張っている。
見栄を張ろうと頑張っているのかな。
だけど、最初の数秒ぽかんとした顔を見た後だから、全く格好がついていない。
俺はあきれた表情から、少し笑みをこぼすような表情に変わり、優しく言った。
「今から引き返したら、町に着くのは、22時半ぐらいかな」
2人は俺の言葉を聞いて少し考えるような仕草を始めた。
何を考えているのかな?
さすがに、帰りについて考えているとは思うけど。
もう引き返すべきか、もうちょっと探索をするべきかを考えているんだろうな。
まぁ、それしか考えることはないだろうな。
数秒経ち、コルドは結論が出たのか、考える仕草を止めていった。
「ボスとかそういうのを見ていないから、もうちょっとだけ探索しようぜ! 帰りは駆け足で帰るからさ!」
コルドは、もうちょっと探索することを選んだみたいだな。
まぁ、行きは立ち止まったり、ゆっくり戦闘をしたりしたから、意識して早く帰ろうとするなら、帰りの方が早く帰れそうだな。
まぁ、俺はっそろそろ帰ろうとしてくれればよかったから、コルドが出した結論に大満足で頷いた。
ローズも俺と同じように大きく頷いていった。
「じゃあ、もうちょっと探索したら引き返しましょう。走って帰ったとして22時半に町に着くように考えて探索しましょう」
「分かった。もう少しだけな」
「よし!」
コルドはそう言って大きく拳を振り上げた。
「じゃあ、ここからは少し駆け足で行きましょう」
それから俺たちは、ゆっくり警戒しながら歩いていたのを、駆け足で索敵しながら進むに切り替えた。
前よりも5割増しぐらいのスピードで進む。
完全に走ってしまうと、注意力が下がって、木の根とかに足を取られかねないから、駆け足ぐらいの速度で移動した。
駆け足を始めてすぐ、コルドが足を止めることなく言った。
「あ! 鳥とイノシシの魔物がいるよ!」
鳥とイノシシか。
詳しい行動パターンを探っていない魔物だな。
これは、戦闘しながら情報収集するのかな?
それともパパッと倒して奥へと向かうのかな?
俺は気になったので2人に聞いた。
「どうする? 行動パターンの観察をするか?」
コルドは一瞬考え事をしている顔になった後、素早く結論を出した。
「今日はもうそんな時間がないから、ささっと倒そう!」
今回は、パパッと戦闘を終わらせるみたいだ。
俺たちは、意識をパパッと戦闘を終わらせるモードに切り替えて、パパッと作戦を決める。
「じゃあ、鳥に魔法をぶち込むわ」
「じゃあ、俺が、イノシシを倒すね!」
「それなら俺は、周りの警戒だな」
「行動開始!」
俺たちはおのおののやることに沿って行動を開始した。
コルドは、そのままイノシシに突撃していった。
ローズは、魔法を唱えだし、鳥に魔法を打つ構えを始めた。
俺はローズの隣で、余計生ものが入ってこないか警戒をした。
戦闘は一瞬で終わった。
イノシシは、コルドのスキルの乗った拳一発で沈んだ。
鳥も、ローズの魔法が綺麗に胴に当たり、そのまま倒れた。
敵が倒れたのを確認してすぐ、俺たちは駆け足で探索を再会させた。
「倒し終わったし、もっと奥に行こう!」
「「りょうかーい」」
そう言って、駆け足で森のさらに奥へと向かった。
俺たちは今何を探してこんなに駆け足で探索をしているんだろう?
そんな疑問が頭の片隅に浮かんでいた。
駆け足になったからと言って、俺たちが無言になるわけではない。
俺たちは雑談をしながら駆け足で進んでいった。
「熊を見かけないわね」
熊か。
そう言えばまだ見ていないな。
ここまで見ないと言うことは、この森のボス枠とかなんじゃないのかな。
もしくは、この森がめちゃくちゃ深くて、俺たちは熊が出るような奥に未だにたどり着いていないのかもな。
「レア枠なのかな?! それとも、ボス枠なのかな?!」
レア枠か。
確かに、出現率が異様に低い魔物なのかもしれないな。
なら、この駆け足探索の目標は、熊を見つけるでいいんじゃないかな。
楽しそうだし。
「じゃあ、今日の残りの目標は熊かボスを見つけるでいいか?」
「良いわ」
「良いぞ!」
2人も乗り気みたいだ。
よかった。
じゃあ、探索の目標は、熊を見つけるで良いのかな。
目標があった方が探索は楽しいからな。
「じゃあ、あと10分20分ぐらいで、ボスか熊を見つけよう」
「そして、22時半までに町に戻りましょう」
「気合い入れていこう!」
俺たちはさらに気合いを入れて走り出した。
さっきよりもさらに2割増しぐらいのスピードで走り出した。
もはや駆け足と言うよりも走りの方が合っているぐらいのスピードになってきた。
スピードを上げてすぐ、コルドが走りながら言った。
「魔物がいた?!」
もしかしてもう目標達成か?
俺は、恐る恐る聞いた。
「熊?」
コルドは少し申し訳なさそうにしながら言った。
「いや、イノシシが3匹!」
イノシシか。
イノシシかぁ。
まぁ、さっきまで全く見つかっていない魔物が急に現れるわけないよな。
そういうものだよな。
あまり期待しすぎないようにしよう。
俺は少し落胆した後、気持ちを切り替えて、言った。
「じゃあ、パパッと倒しちゃうか」
「そうね」
「そうだな!」
俺たちは、作戦を決めることなく、そのままイノシシに突撃していった。
まぁ、作戦を決めるまでもないからな。
それぞれが1匹のイノシシを倒す。
共通認識としてそれがあるから、そのまま突撃していった。
俺は2人のことは意識から外し、自分の戦闘に集中する。
俺はパパッと使える、『脳筋化』と『生命変換』のスキルを使って、イノシシに攻撃した。
237ダメージ
プレーンボアLv.9は討伐されました
俺がダメージを入れてすぐ、アナウンスが流れた。
一撃でイノシシを倒すことができたみたいだ。
一撃で倒したから、夜だから魔物の動きが鈍っているかもしれないという仮説を実感することはできなかった。
まぁ、防御姿勢を取られなかったから、鈍っているのかもしれないな。
昼の状態を知らないからなんともいえないけど。
そもそも、魔物って防御姿勢を取ったりするのかな?
俺は戦闘が終わったので、周りに意識を向けると、俺と同じタイミングで、戦闘が終わったみたいで、2人も周りをキョロキョロしていた。
全員が戦闘が終わったことを確認した俺たちは再び走り出した。
「次行きましょう」
「「了解!」」
そう言って、次の魔物を探し出した。
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