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『クランの町フラッグ』観光 北の監視塔 マルコさんとおしゃべり
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監視塔の入り口脇に門番のように陣取っている、全身フル装備の兵士に話しかけられた。
「何用ですか?」
兵士さんは、こちらを少し警戒しているようだった。
俺たちは、なにか警戒されるようなことをしてしまったのかな?
何がよくなかったんだろう?
3人横並びに並んでいることかな?
そんなことで警戒するかな?
もしかして、俺たちから強者の風格でも出ていたのかな?
レベルも2桁になったし、出ちゃっているのかな?
俺は、こちらを警戒している兵士の質問に、上機嫌で答えた。
答えるついでに、こちらからも質問を飛ばしてみた。
「おすすめされたので、観光に来ました。あなたは、どなたですか? 門番さんですか?」
俺が観光だと言ったら、兵士さんの警戒がかなり弱まった気がする。
今は、俺たちを警戒しているというよりは、門番として、どこかにいるかもしれない不審者を警戒しているという雰囲気に変わった。
俺たちへの警戒を止めた兵士さんは、胸を張りながら名乗った。
「名乗っていませんでしたね。『クランの町フラッグ』領兵、今は、北の監視等の門番をしている、マルコです。全身フル装備で来られたので、話しかけさせてもらいました」
あぁ、フル装備だったからか。
確かに、町中でフル装備の人って、なかなか見かけないよな。
この町に入ってから、フル装備の人を見かけたのは何回かしかないな。
だから警戒していたのか。
まぁ、軽装の人なら争いになったとしても倒せるだろうと思うから警戒しないだろうけど、フル装備の人だと、ちゃんと戦闘になるかもしれないから警戒しちゃうよな。
そりゃ、警戒もするか。
ということは、俺たちから強者の風格が出ていたというわけじゃないんだな。
そっか。そっかぁ。
なんか、少しだけテンションが下がってきたなぁ。
俺がしょんぼりしている間に、ローズが、マルコさんと話していた。
「そうなんですね。確かに、町中でフル装備の人って珍しいですよね」
ローズが話し始めると、マルコさんの態度がさらに柔らかくなった。
もしかして、ローズが女子だから態度を軟化させたのか? 鼻の下を伸ばしているのか?
それはちょっといただけないなぁ。
心の中で謎のウザムーブをしながら、俺はマルコさんの話を聞いた。
「いるにはいるんですが、私たち領兵が把握していない方が珍しかったのもので。ちなみに、皆さんは、誰からこの北の監視等をおすすめされましたか?」
あぁ、そういうことか。
知らない武装した人が居たら誰でも警戒しちゃうよな。
武装した人に警戒していたんじゃなくて、知らない武装した人だから警戒をしてたのか。
戦闘系の食の人と、領兵の人ってなんとなく関わりが深そうだよな。
一緒に訓練とかしてそう。
まぁ、そもそも領兵もこの町の人なんだし、住民との交流があるのか。
『始まりの町』は、プレイヤーが大量にいても、あまり門番の人とかから警戒されなかったのは、ゲームだからじゃなくて、あの町の『冒険を始める聖地』という特徴から、大量に冒険を始める若者が来るからだったんだな。
そう考えると納得がいくな。
『クランの町フラッグ』のNPCの対応を見て、『始まりの町』の設定の作り込みをしれるって、さすがAPOだな。
細部まで作り込まれているんだな。
俺が、APOの作り込みに感心しているうちに、今度はコルドが、マルコさんと会話を担当した。
「家具屋のマージュさんです!」
コルドが話しても、マルコさんの態度は軟化したままだった。
もしかして、女子とお話をしているから軟化していると俺が思っていた、マルコさんの態度は、きちんと会話ができる人たちだと分かったから態度を軟化させていたんじゃないか?
その可能性は大いにあるな。
もしそうだったら、変な疑いを向けて申し訳ない! マルコさん!
心の中だけで、ウザムーブをして、心の中で謝罪をした。
「あぁ、マージュさんですか」
紹介された人によって何かが変わるのかな?
上れる高さとか。
NPCの中で、信頼されているNPCと、信頼されていないNPCがいるのかな?
それはそれで気になるな。
マルコさんに質問するローズの言葉使いが、若干素に戻りかけていた。
もしかして、マルコさんが態度を軟化させたから、それに釣られて、身内の話し方が出ちゃったのかな?
「紹介された人により何か変わったりするんですの?」
マルコさんは、1回きょとんとした顔をした。
もしかして、全く予想外の質問が来たから、驚いているのかな?
それとも処理が追いつかないから、頭が処理落ちしちゃったのかな?
きょとんとした顔から戻ったマルコさんは、勢いよく手を振った。
マルコさんは、必死に手を振りながら否定をした。
かなり焦って居るみたいだな。
どうしてだろう?
何かあるのかな?
「そのようなことはございませんよ。そんな、そんな、守るべき住民の中で、信頼の差も対応の差なんてものもないですよ。気になったから聞いたまでです。それで、塔の観光ですか?」
これはあれか?
図星だったのかな?
図星過ぎて驚いていたのかな?
特別対応をしなければいけない紹介者とかが決まっているのかな?
ひいきにする紹介者って、貴族とか、有力者とかなのかな?
いろんなものに配慮をしなければいけない兵士って大変そうだな。
勝手に想像したことで勝手に心の中で、マルコさんを哀れんだ。
「塔の上から景色を見に来ました!」
俺が脳内で、いろんなことをしている間に、どんどん話が進んでいく。
俺は、マルチタスク? で、頭の中の寸劇をしながら、会話の内容を頭に入れていく。
マルコさんと話してからの俺の頭は絶好調なのか、想像とか妄想があふれんばかりにきて困っちゃうな。
俺が考え事をしている間にも、もう会話が締めの方向に向かっていた。
俺、最初の一言しかしゃべってなくない?
まぁ、2人が話をしてくれるのは、かなりありがたいことだけど、俺もちゃんと話をしなきゃなぁ。
そう思いながら、マルコさんの話を聞いた。
「そうですか。景色が良いのは保証しますよ。どんな景色かは、見てのお楽しみにしてください。じゃあ、こちらをお通りください。階段を上ったところに展望台があります」
マルコさんは、そう言いながら、今まで塞いでいた監視塔の入り口から脇にどいて、入り口を開けてくれた。
通っていいということなんだろう。
上から見たこの町は、どんな風に見えるのかな?
今から楽しみだな。
さっさと歩き出そうとしたところで、コルドとローズから目配せをされた。
どうしたんだ?
行かないのか?
そう思っていたが、ふとピンときた。
そういうことか。
俺たちは声をそろえて、マルコさんをねぎらった。
「「「お勤めご苦労様です」」」
そう言った後、俺たちは入り口から見える階段に向かって歩き出した。
危なかった。最初、目配せの意味が全く分からなかった。調子の良い頭をフル回転させて、やっと分かった。頭の調子がよくてよかった。いや、もしかしたら、頭の調子がよすぎて会話に参加しなかったから、目配せの意図を察せなかったのかもな。頭の回転が、戦犯なのか、頭の回転に救われたのかは分からないな。
まぁ、そんなことは、置いておいて、俺は、わくわくしながら階段に向かって歩いた。
どんな景色が待っているのかな?
完全に塔の入り口に入った俺たちに対して、マルコさんが後ろから言った。
「行ってらっしゃい」
今度は、目配せは必要ないな。
「行ってらっしゃい」の返しなんて1つしかないじゃないか。
俺たちは、声をそろえていった。
「「「行ってきます!」」」
そう言って俺たちは、目の前にあるらせん階段を上りだした。
「何用ですか?」
兵士さんは、こちらを少し警戒しているようだった。
俺たちは、なにか警戒されるようなことをしてしまったのかな?
何がよくなかったんだろう?
3人横並びに並んでいることかな?
そんなことで警戒するかな?
もしかして、俺たちから強者の風格でも出ていたのかな?
レベルも2桁になったし、出ちゃっているのかな?
俺は、こちらを警戒している兵士の質問に、上機嫌で答えた。
答えるついでに、こちらからも質問を飛ばしてみた。
「おすすめされたので、観光に来ました。あなたは、どなたですか? 門番さんですか?」
俺が観光だと言ったら、兵士さんの警戒がかなり弱まった気がする。
今は、俺たちを警戒しているというよりは、門番として、どこかにいるかもしれない不審者を警戒しているという雰囲気に変わった。
俺たちへの警戒を止めた兵士さんは、胸を張りながら名乗った。
「名乗っていませんでしたね。『クランの町フラッグ』領兵、今は、北の監視等の門番をしている、マルコです。全身フル装備で来られたので、話しかけさせてもらいました」
あぁ、フル装備だったからか。
確かに、町中でフル装備の人って、なかなか見かけないよな。
この町に入ってから、フル装備の人を見かけたのは何回かしかないな。
だから警戒していたのか。
まぁ、軽装の人なら争いになったとしても倒せるだろうと思うから警戒しないだろうけど、フル装備の人だと、ちゃんと戦闘になるかもしれないから警戒しちゃうよな。
そりゃ、警戒もするか。
ということは、俺たちから強者の風格が出ていたというわけじゃないんだな。
そっか。そっかぁ。
なんか、少しだけテンションが下がってきたなぁ。
俺がしょんぼりしている間に、ローズが、マルコさんと話していた。
「そうなんですね。確かに、町中でフル装備の人って珍しいですよね」
ローズが話し始めると、マルコさんの態度がさらに柔らかくなった。
もしかして、ローズが女子だから態度を軟化させたのか? 鼻の下を伸ばしているのか?
それはちょっといただけないなぁ。
心の中で謎のウザムーブをしながら、俺はマルコさんの話を聞いた。
「いるにはいるんですが、私たち領兵が把握していない方が珍しかったのもので。ちなみに、皆さんは、誰からこの北の監視等をおすすめされましたか?」
あぁ、そういうことか。
知らない武装した人が居たら誰でも警戒しちゃうよな。
武装した人に警戒していたんじゃなくて、知らない武装した人だから警戒をしてたのか。
戦闘系の食の人と、領兵の人ってなんとなく関わりが深そうだよな。
一緒に訓練とかしてそう。
まぁ、そもそも領兵もこの町の人なんだし、住民との交流があるのか。
『始まりの町』は、プレイヤーが大量にいても、あまり門番の人とかから警戒されなかったのは、ゲームだからじゃなくて、あの町の『冒険を始める聖地』という特徴から、大量に冒険を始める若者が来るからだったんだな。
そう考えると納得がいくな。
『クランの町フラッグ』のNPCの対応を見て、『始まりの町』の設定の作り込みをしれるって、さすがAPOだな。
細部まで作り込まれているんだな。
俺が、APOの作り込みに感心しているうちに、今度はコルドが、マルコさんと会話を担当した。
「家具屋のマージュさんです!」
コルドが話しても、マルコさんの態度は軟化したままだった。
もしかして、女子とお話をしているから軟化していると俺が思っていた、マルコさんの態度は、きちんと会話ができる人たちだと分かったから態度を軟化させていたんじゃないか?
その可能性は大いにあるな。
もしそうだったら、変な疑いを向けて申し訳ない! マルコさん!
心の中だけで、ウザムーブをして、心の中で謝罪をした。
「あぁ、マージュさんですか」
紹介された人によって何かが変わるのかな?
上れる高さとか。
NPCの中で、信頼されているNPCと、信頼されていないNPCがいるのかな?
それはそれで気になるな。
マルコさんに質問するローズの言葉使いが、若干素に戻りかけていた。
もしかして、マルコさんが態度を軟化させたから、それに釣られて、身内の話し方が出ちゃったのかな?
「紹介された人により何か変わったりするんですの?」
マルコさんは、1回きょとんとした顔をした。
もしかして、全く予想外の質問が来たから、驚いているのかな?
それとも処理が追いつかないから、頭が処理落ちしちゃったのかな?
きょとんとした顔から戻ったマルコさんは、勢いよく手を振った。
マルコさんは、必死に手を振りながら否定をした。
かなり焦って居るみたいだな。
どうしてだろう?
何かあるのかな?
「そのようなことはございませんよ。そんな、そんな、守るべき住民の中で、信頼の差も対応の差なんてものもないですよ。気になったから聞いたまでです。それで、塔の観光ですか?」
これはあれか?
図星だったのかな?
図星過ぎて驚いていたのかな?
特別対応をしなければいけない紹介者とかが決まっているのかな?
ひいきにする紹介者って、貴族とか、有力者とかなのかな?
いろんなものに配慮をしなければいけない兵士って大変そうだな。
勝手に想像したことで勝手に心の中で、マルコさんを哀れんだ。
「塔の上から景色を見に来ました!」
俺が脳内で、いろんなことをしている間に、どんどん話が進んでいく。
俺は、マルチタスク? で、頭の中の寸劇をしながら、会話の内容を頭に入れていく。
マルコさんと話してからの俺の頭は絶好調なのか、想像とか妄想があふれんばかりにきて困っちゃうな。
俺が考え事をしている間にも、もう会話が締めの方向に向かっていた。
俺、最初の一言しかしゃべってなくない?
まぁ、2人が話をしてくれるのは、かなりありがたいことだけど、俺もちゃんと話をしなきゃなぁ。
そう思いながら、マルコさんの話を聞いた。
「そうですか。景色が良いのは保証しますよ。どんな景色かは、見てのお楽しみにしてください。じゃあ、こちらをお通りください。階段を上ったところに展望台があります」
マルコさんは、そう言いながら、今まで塞いでいた監視塔の入り口から脇にどいて、入り口を開けてくれた。
通っていいということなんだろう。
上から見たこの町は、どんな風に見えるのかな?
今から楽しみだな。
さっさと歩き出そうとしたところで、コルドとローズから目配せをされた。
どうしたんだ?
行かないのか?
そう思っていたが、ふとピンときた。
そういうことか。
俺たちは声をそろえて、マルコさんをねぎらった。
「「「お勤めご苦労様です」」」
そう言った後、俺たちは入り口から見える階段に向かって歩き出した。
危なかった。最初、目配せの意味が全く分からなかった。調子の良い頭をフル回転させて、やっと分かった。頭の調子がよくてよかった。いや、もしかしたら、頭の調子がよすぎて会話に参加しなかったから、目配せの意図を察せなかったのかもな。頭の回転が、戦犯なのか、頭の回転に救われたのかは分からないな。
まぁ、そんなことは、置いておいて、俺は、わくわくしながら階段に向かって歩いた。
どんな景色が待っているのかな?
完全に塔の入り口に入った俺たちに対して、マルコさんが後ろから言った。
「行ってらっしゃい」
今度は、目配せは必要ないな。
「行ってらっしゃい」の返しなんて1つしかないじゃないか。
俺たちは、声をそろえていった。
「「「行ってきます!」」」
そう言って俺たちは、目の前にあるらせん階段を上りだした。
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