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架空小説あらすじ
あなたと繋がる公衆電話 あらすじ
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あなたと繋がる公衆電話
この国のどこかに、過去の自分、未来の自分につなげられる公衆電話が存在する。
その公衆電話には、日々様々な人が迷い込む。
その電話で話した過去の自分にそれより未来の出来事を伝えることも、未来の自分に未来の出来事を聞くことも出来ない。
ただ、過去か、未来の自分と対話するだけ。
同じだけど違った自分と話をして、時に気づき、時に対立し、時に親睦を深める。
そういうための公衆電話。
この電話が、自分の人生に影響を与えることはないけれど、少しだけすっきりして電話を終えられる。
そんな公衆電話に今日も一人迷い込んできた。
今日の電話はどうなるだろう?
いつの自分につながるだろう?
分からないまま受話器を取って、今日もあなたと繋がった。
他の時を生きる自分と話し、今をちょっとだけ明るくする短編集
この国のどこかに、過去の自分、未来の自分につなげられる公衆電話が存在する。
その公衆電話には、日々様々な人が迷い込む。
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ただ、過去か、未来の自分と対話するだけ。
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この電話が、自分の人生に影響を与えることはないけれど、少しだけすっきりして電話を終えられる。
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