百々五十六の小問集合

まだまだ童貞、まだ童貞 (未完)

あらすじ

この章で書かれている、【まだまだ童貞、まだ童貞】は、短編集内のテーマの決まった短編集？短編群です。
この短編群の統一テーマは、『童貞が卒業できそうな瞬間を逃す』です。
主人公は、各話で別人であり別の世界線の話ととらえていただいて構いません。




この世界にはたくさんの人がいる。
そのすべての人に親がいる。
親にはすべて、卒業のエピソードがある。
卒業のシチュエーションは人それぞれであろう。
うまく卒業できた人の陰には、卒業を失敗した人がいる。
何を逃し、何に日和ったのか、卒業できなかった奴らにも、奴らなりのエピソードがある。


身近に二人の卒業者を持ちながらも、卒業に一歩踏み出せなかった者たちがいるのだ。

日和っていると笑えばいい。
後悔するぞと笑えばいい。
頭でわかっていても、それを土壇場でできる人間が一握りであることを知ればいい。

その卒業できなかった奴の面白いエピソードを考え集めたのがこの小説である。



あと一歩を踏み出せなかった主人公たちの、後悔の涙がにじんだ物語を、どうぞ！！！