小説執筆マニュアル

世界も君も救えないけど、みんなで不幸を分け合おう。 執筆マニュアル

作品名：世界も君も救えないけど、みんなで不幸を分け合おう。
物語尺：長期　長編集(アイディアの続く限り続行可能。※各作品を短・中期にすることも全体を短・中期にすることも可能)
物語構成：章により主人公が変わる複数通常進行物語型(登場人物、背景設定、話の内容に関連性あり。各章により、登場人物、背景設定、話の内容の一部が違う)
作品形式：
１、世界が不幸になって、自分たちだけ幸せになる
２、自分たちだけが不幸になって、世界が幸せになる
３、次世代に問題を先送りにして、みんながちょっと不幸になる




心優しき青年が勇者になる

世界の巫女と出会う

ともに旅する

様々な苦難を乗り越える

巫女に人格が目覚める

選択の時
1を選択すると、命のしずくを世界に使い、異界とのつながりを完全に断ち、モンスターが消え、巫女が死ぬ

2を選択すると、命のしずくを巫女に使い、巫女が生きて、異界の扉が完全に開かれて、モンスターが跋扈する

3を選択すると、命のしずくを巫女に使い、巫女は片方の人格を異界の扉と共に封印して、巫女は片方の人格を失う、世界は異界の脅威を完全に断ち切ることはできない、あふれ出るモンスターは消えない

3を選択して、新しい世界の巫女を生む

勇者は、世界の巫女の片割れと、ひっそりと暮らす



視点：主人公一人称視点　※主人公は作品により異なる
登場人物：勇者(主人公)、世界の巫女(ヒロイン)、他　※登場人物は作品により異なる
背景：ファンタジー世界。勇者と世界の巫女。異界の扉
保存推奨物：登場人物設定、背景設定、物語の流れ、話の内容などをきちんと保存しておく必要あり。
初期構想あらすじ

世界も君も救えないけど、みんなで不幸を分け合おう。

この世界には、勇者がいた。
世界の巫女とともに世界を回る勇者がいた。
勇者は、様々な問題を解決して回った。
勇者は、世界の敵である魔物を放出し続ける”異界の門”にまで挑んだ。
数々の死闘と死線を越え、勇者はたどり着いた。
異界の門の本体までたどり着いてしまった。
勇者は、異界の門を封印しようと異界の門に挑んだ。
だけれど、本体までたどり着いたところで、勇者はとある事実を知ってしまった。
異界の門を封印するには、世界の巫女を犠牲にしなければならないと。

そのとき、勇者は選択を迫られた。
ともに旅をした世界の巫女を犠牲にし、世界から異界の門を消し去るのか。
異界の門を放置して、世界に魔物をあふれさせるのか。
それとも、世界の巫女の記憶の一部とともに異界の門を一時的に封印して、世界を一時的に平和にするのか。

勇者は、世界の巫女を犠牲にできなかった。かといって世界を見捨てることもできなかった。
だから問題を先送りした。
次の世代に決断を先送りした。
みんなが少しずつ不幸になる形で。


世界も君も犠牲にできない状況で、次の世代に問題を先送りにしてしまう勇者たちの冒険譚。


本あらすじ
※未設定。連載開始時に設定。