プログラムは、魔法の呪文

Ittoh

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プログラムは、魔法の呪文

お爺ぃとコンピュータ

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 理解を超えた科学技術は、魔法と同じモノとなる。コンピューターとは、その最たるモノなのでは、ないだろうか。

 数年前に、親子モノづくりでマイコンを使ってLEDを光らせることを教える事があって、マイコンを魔法の宝珠いしとして扱って、プログラムのことを魔法の呪文という言い方をした。

「魔法の宝石に刻む、呪文」

「マイコンというICに書き込むプログラム」

 昔々は、書き込んだICから、プログラムを消すのに、紫外線ライトを使っていたりしたモノである。そんな時代からすれば、刻み込んで、紫外線で消して、新たに刻み込む。それをソフトのアプリで、ボタン一つで書いたり消したりするようになれば、それは無詠唱で魔法を使っているようなイメージとなる。

 そんな感覚から、プログラムというモノについて、「魔法の宝石オーブに刻む呪文」という言い方をしてみたのである。

 お爺ぃとしては、この「魔法の宝石オーブに刻む呪文」という言い方が、結構気に入っている。



 プログラムは、魔法の呪文なので、覚える気が無い相手に話すことに意味は無い。プログラムは、魔法の呪文なので、頑張って覚える人は、周囲から見ると魔法使いに見えるようになってしまった。はてさて、魔女狩りが起きなければ良いのだけれどね。
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