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飛行機よもやま話
飛行機のよもやま話05 シゲノ式複葉機 著:バロン・シゲノ
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「わか鳥号」は、バロン・シゲノの造った、複葉機である。整備は、安土航空の学生が実施してくれて、何時でも飛べるように整備されている。上翼を主翼として、下翼を支援翼という考え方で設計されている。一半葉と呼ばれる翼は、揚力を稼ぎ、小型に作れるように工夫したものだ。
「わか鳥」の名は、亡くなった妻「わか子」からとったから、文字は仮名で描くのが正しい。
エンジンは航空機用に開発された、星型アンザニーエンジン(60馬力)を搭載し、時速100kmを超える速度で飛行することができた。
<<<データ資料[わか鳥号]>>>
全長:8m
全幅:10m
自重:370kg
<<<データ資料[わか鳥号]>>>
複葉機は単葉機と違って、翼を短くすることができ、上翼10mを撓み翼で造り、頭上も翼とすることで、翼面積を確保している。尾翼は、ブレリオ機に似た鳩型として、円形翼を方向舵として旭日を描いた。
前方荷重であるため、平衡を取り難いが、速度を稼ぐことができる。馬力を最大限に発揮できるように、鋼の支柱は、内部を空洞にした管を使って、一層の軽量化が図れるように造ってみた。
飛ばしてみると、離陸は速く楽だが、着陸には神経を使うところがあり、少しづつ改修を加えているので、「わか鳥号」は今も新型である。旭日の中に双頭鷲を描いて、タチアナ皇女殿下から賜った男爵位の象徴とした。
引用および参考文献「通俗、飛行機の話」
https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/951737/14
「わか鳥」の名は、亡くなった妻「わか子」からとったから、文字は仮名で描くのが正しい。
エンジンは航空機用に開発された、星型アンザニーエンジン(60馬力)を搭載し、時速100kmを超える速度で飛行することができた。
<<<データ資料[わか鳥号]>>>
全長:8m
全幅:10m
自重:370kg
<<<データ資料[わか鳥号]>>>
複葉機は単葉機と違って、翼を短くすることができ、上翼10mを撓み翼で造り、頭上も翼とすることで、翼面積を確保している。尾翼は、ブレリオ機に似た鳩型として、円形翼を方向舵として旭日を描いた。
前方荷重であるため、平衡を取り難いが、速度を稼ぐことができる。馬力を最大限に発揮できるように、鋼の支柱は、内部を空洞にした管を使って、一層の軽量化が図れるように造ってみた。
飛ばしてみると、離陸は速く楽だが、着陸には神経を使うところがあり、少しづつ改修を加えているので、「わか鳥号」は今も新型である。旭日の中に双頭鷲を描いて、タチアナ皇女殿下から賜った男爵位の象徴とした。
引用および参考文献「通俗、飛行機の話」
https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/951737/14
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