我田引鉄だけじゃない？ 原首相のまったり運営

年表から見る日ノ本

年表から見る日ノ本02 政府の迷走し、宮中は闇に惑う

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　明治４３年（1910年）幸徳事件
　大正１０年（1921年）原敬暗殺
　大正１２年（1923年）関東大震災
　大正１２年（1923年）虎ノ門事件





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　目標を見失った国家は、迷走し暴走す。
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　ボリシェビキの共産主義による、様々な活動によって、日本の迷走に拍車がかかっていることが理解できる。ボリシェビキへの対応は、池田隼人が推進した、国民所得倍増計画のように、圧倒的な国民生活向上を目指す必要がある。

　事件そのものは、陛下に対する、殺害計画であり、殺害未遂事件であり、反政府活動そのものの活性化が、目標を失った日本に向けられたと考えてよい。世界列強と対等になった日本は、我慢に我慢を重ね、無理に無理を強いてきた国民と向き合うことが求められた時代でもあったのである。

　陛下を頂点とする体制には、誰もが承知する中であっても、様々な勢力には様々な思いがある。大正から昭和の移行は、そうそう簡単に済む問題でも無かったのである。

　これは、日本史上に女帝が存在したこともまた、混乱に拍車をかけたのである。
　先例・男系・直系！という表現を、倉山満氏が語っておられましたが、なかなかに闇が深ぅございます。

　明治から大正、大正から昭和、昭和から平成、改元の移行には、様々な課題が含有されていたのである。平成から令和への移行は、こういった移行問題に対して、両陛下が出され、政府が承認したひとつの回答であったように思う。

　お爺ぃは、この生前退位と即位への移行を、原敬が生きていたとして、大正昭和へ持ち込んだ。これは、元老山縣有朋の行動を制約することでもあり、出来る限りスムーズな移行として、大正から昭和を扱うことにあった。

　日露戦争以降の政府は、混迷の闇に惑い、様々な魑魅魍魎が表れ出でる世界となる。






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　結果として、大正１３年５月１日は、昭和元年５月１日となった。
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