45 / 69
閑話休題 太平洋戦争は勝てません?
閑話休題 太平洋戦争は、勝てません04 生産量の拡大は、価格を抑えます。
しおりを挟む
<<<<<>>>>>
金本位制に復帰しつつ、発行紙幣を抑える。大蔵大臣高橋是清の戦いが始まる。
<<<<<>>>>>
「特区」の石炭や鉄鋼、自動車の生産は拡大した。昭和元年には、満洲鉄道都市警備局が敷設した5フィート広軌路線が1000キロを超え、炭鉱や鉱山へつながる、軽便鉄道路線も500キロを超えたのであった。アムール川およびウスーリ川の架橋工事も進み、ウラジオストク、ハバロフスク、チタ、イルクーツクへの路線を走らせるシベリア鉄道との接続も完了した。アメリカとの協議で、5フィート路線であるシベリア鉄道を、現行のまま維持管理することで合意し、ウラジオストクから北京までの乗り入れを認めることで、イルクーツクまでの乗り入れを認めさせたのである。
工場が稼働すれば、電気を使い、ガスを使う。電気、ガスといったインフラ料金は、満洲鉄道都市警備局に支払われる。工場労働者は、駅を中心とする市を統括する、各駅の市長を支援者としていた。
つまり、工場や鉱山で働く労働者の手配は、市長の仕事であり、市長は、市民に仕事を与える代わりに支援を受ける形になる。流入し拡大する満洲の各都市は、多くの人口を抱える都市国家を形成していた。町で働くには、市長の許可であり、市長は人頭税を徴取して、国際連盟への負担金を支払っていた。満洲鉄道都市警備局は、工兵大隊五千を各駅に配置して、駅や鉄道の維持管理、車両メンテナンスを中心として、逓信局、診療所、発電所、上下水場、電信電話公社を維持管理していた。小さい駅では、電信電話は、駅事務所内に公社が逓信局と一緒に併設されていた。駅前には、診療所が併設されていた。
満洲鉄道都市警備局では、国民皆保険制度を会社で負担しており、社員保険制度として運用していた。
哈爾濱のように大きな駅では、病院や合同庁舎が設置され、工務隊が運用する、巡回バスが走っていた。張学良市長の要請で、街道を建設し、映画館も建設されていた。郊外には、麦畑やジャガイモ畑が広がり、張学良を支持する市民100万が暮らす大都市となっていた。
線路沿いには、クライスラー、フォードの組み立て工場や板金工場、鉄工所や発電所などがあり、病院や放送局も設置されていた。
住民の登録は、市長の管理であり、市長が許可しなければ、都市への居住は許されなかった。
哈爾濱からは、大慶油田採掘が始まったことで、大慶に向けた満洲鉄道都市警備局による支線敷設工事が始まり、フランス・オランダとの合資で建設された、フレンチダッチシェルが採掘から製油所までを独占していた。また、哈爾濱郊外には、松花江に洗堰を建設し、水を引き込んで人工湖を造り、水上機基地が建設されていた。水上機の航路は、大連や営口などの港、バイカル湖やフラル湖といった湖水地方を結んでいた。
満洲里は、伊達順之助市長の下に、20万人の市民が集まっていて、畜産および畑を開拓するために、工務隊の協力を受けて、耕耘機や重機を製作してもらい、農場開発を進めていた。油田が発見されたことで、イギリスと日本の合資で、満洲石油が設立された。精製工場や発電所を含めて建設され、市長は工務学校および工務大学校を満洲里に開校し、イギリスからも獣医師を招聘し、獣医畜産を中心とした科を併設した。油田開発と利潤から、満洲里市長の伊達は、20歳未満市税については、市長が支払うとして免除した。15歳以下の工務学校生についても、医療費を免除し、市長払いとした。シベリア鉄道および満洲鉄道を利用して、精製したガソリン、灯油、軽油、重油をウラジオストクや大連から海外へ販売するとともに、興安四省の学生受け入れを行った。
結果として満洲里は、学生1万を含めた、50万の大都市に発展していったのである。
特区全域の人口は、推定で3000万を超えていて、人頭税を支払っている12歳以上の「特区」市民の人口は、2117万3121人と発表されていた。人頭税が、米ドルで月50セントの年6ドルなので、1億2700万ドルが、国際連盟への供出金であった。遅れがちな、各国からの供出金支払いと異なり、満洲鉄道都市警備局を介して、国際連盟に支払われる供出金を計算することができた。
また、各国の利害関係が錯綜しながら、莫大な利権となっていった「特区」における経済利権の調整は、国際連盟にとって定例の議題となりつつあった。
<<<<<>>>>>
「特区」は、国際連盟のスポンサーであった。
<<<<<>>>>>
「特区」の利権については、大国間で調整が必要な場合は、国際連盟で会議が行われた。スターリンの赤軍にフランス、イタリアが支援していた、ロシア白軍が敗れ、セバストポリが陥落したことで、黒海からカスピ海までの資源利権が、ソビエト赤軍に移ったことで、イタリアはロシア帝国の利権から外れることとなった。
国際連盟の理事会の中で、「特区」の地下資源については、ロシア帝国の権益として承認され、フランスの仲介で、イギリス、イタリア、フランスが資源探査を実施した。アメリカとドイツは、中華民国からの依頼として、大陸での資源探査を実施したのである。
結果として、大慶油田、満洲里油田、承徳油田が発見された。
「特区」の利権は、年々拡大していく一方で在り、主要大国にとって、重要な経済地域になっていったのである。
「特区」の利権が拡大すればするほど、「特区」経済が必要とする資金量が増加するが、兌換紙幣を基準とする大国には、発行するだけの余裕が無かった。そこに日本から大量の定額手形という借用証書が出回ったのである。「特区」における、借用証書の発行額は、人件費を含めた、満州鉄道都市警備局の総予算であり、大蔵省主計局および議会を通過した予算となっていた。
毎年予算が定額手形で発行され、人頭税や鉄道や水道、電気といった利用料として定額手形が回収されるとしても、膨大な紙幣が「特区」だけでなく大陸に出回ることとなる。
1ドルが40円から50円、1ポンド1000円から1200円で推移する中、手形が発行されても、兌換紙幣の発行額が抑えられたため、大きな変動はなかった。幣原外交時に、フォードやゼネラルの自動車製造工場を国内に設置を認めたことで、対米貿易赤字を減らし黒字に転換していったことで、兌換紙幣の発行額を抑えることに成功したのであった。1000万ドルに届かないくらいの投資が、アメリカから日本へ投下されていた。日本からアメリカへの投資が、5億円であるから、投資規模についても大差の無い状態と言えた。
アメリカは、大陸投資では軍の損害が大きいため、国家としてはかなり厳しい状況であったが、日本の大陸投資は黒字であり、満洲鉄道都市警備局は、膨大な資産を拡大させていた。
結果的に、定額手形の発行によって、兌換紙幣の発行額が厳しい欧米と比較して、「特区」を含めた日本経済は、インフレ状態となり、為替レートも1ドル20円から30円、1ポンド500円から700円に推移していった。
満洲里油田と大慶油田からの物流は、鉄鋼や石炭を含めて、日本の輸送会社が利潤を上げていた。
繊維産業を中心として、日本からの輸出は、徐々に拡大して、小型で小回りが利く、農業車も「特区」を中心にして、アジア地域では少しづつ購入者が増加していったのである。技術者の底上げは、徐々に日本を技術立国に引き上げていったのである。
金本位制に復帰しつつ、発行紙幣を抑える。大蔵大臣高橋是清の戦いが始まる。
<<<<<>>>>>
「特区」の石炭や鉄鋼、自動車の生産は拡大した。昭和元年には、満洲鉄道都市警備局が敷設した5フィート広軌路線が1000キロを超え、炭鉱や鉱山へつながる、軽便鉄道路線も500キロを超えたのであった。アムール川およびウスーリ川の架橋工事も進み、ウラジオストク、ハバロフスク、チタ、イルクーツクへの路線を走らせるシベリア鉄道との接続も完了した。アメリカとの協議で、5フィート路線であるシベリア鉄道を、現行のまま維持管理することで合意し、ウラジオストクから北京までの乗り入れを認めることで、イルクーツクまでの乗り入れを認めさせたのである。
工場が稼働すれば、電気を使い、ガスを使う。電気、ガスといったインフラ料金は、満洲鉄道都市警備局に支払われる。工場労働者は、駅を中心とする市を統括する、各駅の市長を支援者としていた。
つまり、工場や鉱山で働く労働者の手配は、市長の仕事であり、市長は、市民に仕事を与える代わりに支援を受ける形になる。流入し拡大する満洲の各都市は、多くの人口を抱える都市国家を形成していた。町で働くには、市長の許可であり、市長は人頭税を徴取して、国際連盟への負担金を支払っていた。満洲鉄道都市警備局は、工兵大隊五千を各駅に配置して、駅や鉄道の維持管理、車両メンテナンスを中心として、逓信局、診療所、発電所、上下水場、電信電話公社を維持管理していた。小さい駅では、電信電話は、駅事務所内に公社が逓信局と一緒に併設されていた。駅前には、診療所が併設されていた。
満洲鉄道都市警備局では、国民皆保険制度を会社で負担しており、社員保険制度として運用していた。
哈爾濱のように大きな駅では、病院や合同庁舎が設置され、工務隊が運用する、巡回バスが走っていた。張学良市長の要請で、街道を建設し、映画館も建設されていた。郊外には、麦畑やジャガイモ畑が広がり、張学良を支持する市民100万が暮らす大都市となっていた。
線路沿いには、クライスラー、フォードの組み立て工場や板金工場、鉄工所や発電所などがあり、病院や放送局も設置されていた。
住民の登録は、市長の管理であり、市長が許可しなければ、都市への居住は許されなかった。
哈爾濱からは、大慶油田採掘が始まったことで、大慶に向けた満洲鉄道都市警備局による支線敷設工事が始まり、フランス・オランダとの合資で建設された、フレンチダッチシェルが採掘から製油所までを独占していた。また、哈爾濱郊外には、松花江に洗堰を建設し、水を引き込んで人工湖を造り、水上機基地が建設されていた。水上機の航路は、大連や営口などの港、バイカル湖やフラル湖といった湖水地方を結んでいた。
満洲里は、伊達順之助市長の下に、20万人の市民が集まっていて、畜産および畑を開拓するために、工務隊の協力を受けて、耕耘機や重機を製作してもらい、農場開発を進めていた。油田が発見されたことで、イギリスと日本の合資で、満洲石油が設立された。精製工場や発電所を含めて建設され、市長は工務学校および工務大学校を満洲里に開校し、イギリスからも獣医師を招聘し、獣医畜産を中心とした科を併設した。油田開発と利潤から、満洲里市長の伊達は、20歳未満市税については、市長が支払うとして免除した。15歳以下の工務学校生についても、医療費を免除し、市長払いとした。シベリア鉄道および満洲鉄道を利用して、精製したガソリン、灯油、軽油、重油をウラジオストクや大連から海外へ販売するとともに、興安四省の学生受け入れを行った。
結果として満洲里は、学生1万を含めた、50万の大都市に発展していったのである。
特区全域の人口は、推定で3000万を超えていて、人頭税を支払っている12歳以上の「特区」市民の人口は、2117万3121人と発表されていた。人頭税が、米ドルで月50セントの年6ドルなので、1億2700万ドルが、国際連盟への供出金であった。遅れがちな、各国からの供出金支払いと異なり、満洲鉄道都市警備局を介して、国際連盟に支払われる供出金を計算することができた。
また、各国の利害関係が錯綜しながら、莫大な利権となっていった「特区」における経済利権の調整は、国際連盟にとって定例の議題となりつつあった。
<<<<<>>>>>
「特区」は、国際連盟のスポンサーであった。
<<<<<>>>>>
「特区」の利権については、大国間で調整が必要な場合は、国際連盟で会議が行われた。スターリンの赤軍にフランス、イタリアが支援していた、ロシア白軍が敗れ、セバストポリが陥落したことで、黒海からカスピ海までの資源利権が、ソビエト赤軍に移ったことで、イタリアはロシア帝国の利権から外れることとなった。
国際連盟の理事会の中で、「特区」の地下資源については、ロシア帝国の権益として承認され、フランスの仲介で、イギリス、イタリア、フランスが資源探査を実施した。アメリカとドイツは、中華民国からの依頼として、大陸での資源探査を実施したのである。
結果として、大慶油田、満洲里油田、承徳油田が発見された。
「特区」の利権は、年々拡大していく一方で在り、主要大国にとって、重要な経済地域になっていったのである。
「特区」の利権が拡大すればするほど、「特区」経済が必要とする資金量が増加するが、兌換紙幣を基準とする大国には、発行するだけの余裕が無かった。そこに日本から大量の定額手形という借用証書が出回ったのである。「特区」における、借用証書の発行額は、人件費を含めた、満州鉄道都市警備局の総予算であり、大蔵省主計局および議会を通過した予算となっていた。
毎年予算が定額手形で発行され、人頭税や鉄道や水道、電気といった利用料として定額手形が回収されるとしても、膨大な紙幣が「特区」だけでなく大陸に出回ることとなる。
1ドルが40円から50円、1ポンド1000円から1200円で推移する中、手形が発行されても、兌換紙幣の発行額が抑えられたため、大きな変動はなかった。幣原外交時に、フォードやゼネラルの自動車製造工場を国内に設置を認めたことで、対米貿易赤字を減らし黒字に転換していったことで、兌換紙幣の発行額を抑えることに成功したのであった。1000万ドルに届かないくらいの投資が、アメリカから日本へ投下されていた。日本からアメリカへの投資が、5億円であるから、投資規模についても大差の無い状態と言えた。
アメリカは、大陸投資では軍の損害が大きいため、国家としてはかなり厳しい状況であったが、日本の大陸投資は黒字であり、満洲鉄道都市警備局は、膨大な資産を拡大させていた。
結果的に、定額手形の発行によって、兌換紙幣の発行額が厳しい欧米と比較して、「特区」を含めた日本経済は、インフレ状態となり、為替レートも1ドル20円から30円、1ポンド500円から700円に推移していった。
満洲里油田と大慶油田からの物流は、鉄鋼や石炭を含めて、日本の輸送会社が利潤を上げていた。
繊維産業を中心として、日本からの輸出は、徐々に拡大して、小型で小回りが利く、農業車も「特区」を中心にして、アジア地域では少しづつ購入者が増加していったのである。技術者の底上げは、徐々に日本を技術立国に引き上げていったのである。
0
お気に入りに追加
28
あなたにおすすめの小説
猿の内政官 ~天下統一のお助けのお助け~
橋本洋一
歴史・時代
この世が乱れ、国同士が戦う、戦国乱世。
記憶を失くした優しいだけの少年、雲之介(くものすけ)と元今川家の陪々臣(ばいばいしん)で浪人の木下藤吉郎が出会い、二人は尾張の大うつけ、織田信長の元へと足を運ぶ。織田家に仕官した雲之介はやがて内政の才を発揮し、二人の主君にとって無くてはならぬ存在へとなる。
これは、優しさを武器に二人の主君を天下人へと導いた少年の物語
※架空戦記です。史実で死ぬはずの人物が生存したり、歴史が早く進む可能性があります
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
四代目 豊臣秀勝
克全
歴史・時代
アルファポリス第5回歴史時代小説大賞参加作です。
読者賞を狙っていますので、アルファポリスで投票とお気に入り登録してくださると助かります。
史実で三木城合戦前後で夭折した木下与一郎が生き延びた。
秀吉の最年長の甥であり、秀長の嫡男・与一郎が生き延びた豊臣家が辿る歴史はどう言うモノになるのか。
小牧長久手で秀吉は勝てるのか?
朝日姫は徳川家康の嫁ぐのか?
朝鮮征伐は行われるのか?
秀頼は生まれるのか。
秀次が後継者に指名され切腹させられるのか?
ナポレオンの妊活・立会い出産・子育て
せりもも
歴史・時代
帝国の皇子に必要なのは、高貴なる青き血。40歳を過ぎた皇帝ナポレオンは、早急に子宮と結婚する必要があった。だがその前に、彼は、既婚者だった……。ローマ王(ナポレオン2世 ライヒシュタット公)の両親の結婚から、彼がウィーンへ幽閉されるまでを、史実に忠実に描きます。
カクヨムから、一部転載

いや、婿を選べって言われても。むしろ俺が立候補したいんだが。
SHO
歴史・時代
時は戦国末期。小田原北条氏が豊臣秀吉に敗れ、新たに徳川家康が関八州へ国替えとなった頃のお話。
伊豆国の離れ小島に、弥五郎という一人の身寄りのない少年がおりました。その少年は名刀ばかりを打つ事で有名な刀匠に拾われ、弟子として厳しく、それは厳しく、途轍もなく厳しく育てられました。
そんな少年も齢十五になりまして、師匠より独立するよう言い渡され、島を追い出されてしまいます。
さて、この先の少年の運命やいかに?
剣術、そして恋が融合した痛快エンタメ時代劇、今開幕にございます!
*この作品に出てくる人物は、一部実在した人物やエピソードをモチーフにしていますが、モチーフにしているだけで史実とは異なります。空想時代活劇ですから!
*この作品はノベルアップ+様に掲載中の、「いや、婿を選定しろって言われても。だが断る!」を改題、改稿を経たものです。
織田信長 -尾州払暁-
藪から犬
歴史・時代
織田信長は、戦国の世における天下統一の先駆者として一般に強くイメージされますが、当然ながら、生まれついてそうであるわけはありません。
守護代・織田大和守家の家来(傍流)である弾正忠家の家督を継承してから、およそ14年間を尾張(現・愛知県西部)の平定に費やしています。そして、そのほとんどが一族間での骨肉の争いであり、一歩踏み外せば死に直結するような、四面楚歌の道のりでした。
織田信長という人間を考えるとき、この彼の青春時代というのは非常に色濃く映ります。
そこで、本作では、天文16年(1547年)~永禄3年(1560年)までの13年間の織田信長の足跡を小説としてじっくりとなぞってみようと思いたった次第です。
毎週の月曜日00:00に次話公開を目指しています。
スローペースの拙稿ではありますが、お付き合いいただければ嬉しいです。
(2022.04.04)
※信長公記を下地としていますが諸出来事の年次比定を含め随所に著者の創作および定説ではない解釈等がありますのでご承知置きください。
※アルファポリスの仕様上、「HOTランキング用ジャンル選択」欄を「男性向け」に設定していますが、区別する意図はとくにありません。
大東亜戦争を有利に
ゆみすけ
歴史・時代
日本は大東亜戦争に負けた、完敗であった。 そこから架空戦記なるものが増殖する。 しかしおもしろくない、つまらない。 であるから自分なりに無双日本軍を架空戦記に参戦させました。 主観満載のラノベ戦記ですから、ご感弁を
枢軸国
よもぎもちぱん
歴史・時代
時は1919年
第一次世界大戦の敗戦によりドイツ帝国は滅亡した。皇帝陛下 ヴィルヘルム二世の退位により、ドイツは共和制へと移行する。ヴェルサイユ条約により1320億金マルク 日本円で200兆円もの賠償金を課される。これに激怒したのは偉大なる我らが総統閣下"アドルフ ヒトラー"である。結果的に敗戦こそしたものの彼の及ぼした影響は非常に大きかった。
主人公はソフィア シュナイダー
彼女もまた、ドイツに転生してきた人物である。前世である2010年頃の記憶を全て保持しており、映像を写真として記憶することが出来る。
生き残る為に、彼女は持てる知識を総動員して戦う
偉大なる第三帝国に栄光あれ!
Sieg Heil(勝利万歳!)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる