我田引鉄だけじゃない？ 原首相のまったり運営

我田引鉄だけじゃない？

我田引鉄だけじゃない？08 大混乱の典範選挙

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　改元は、慟哭の中で
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　大正１１年(1922年)、大正天皇の生前退位について女房奉書を出されたことから、宮内省も議会も大混乱に陥りました。原首相は皇室典範改正を巡って議会を解散して、総選挙に挑みます。

　後に「哭きの原」と呼ばれる、慟哭と参加者全員が涙したという選挙演説は、歴史に残る大勝利を、立憲政友会にもたらします。

　典範選挙と呼ばれた総選挙は、改典派の原総裁率いる立憲政友会が圧勝します。選挙活動の中で、白刃や銃弾が飛び交い、候補者に死傷者が出る程に混乱した選挙となったのです。首相には、西園寺公望がなって、改典を実現します。生前退位後、大正上皇には、一時的に桂離宮で静養されることが決定し、親王殿下が摂政となり、大正１２年(1923年)に改元の詔がだされることとなった。仙洞御所は、京都御所が選ばれ、改築されることとなった。





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　大正１２年１２月３１日、大正天皇退位
　　昭和元年　１月　１日、昭和天皇即位
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　西園寺首相は、昭和元年を見届けて、２月に辞任し、第二次原内閣が昭和元年３月に組閣されたのです。閣僚が変わらず、首相だけが、原＞西園寺＞原と変わったのです。





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　第二次原内閣は、混乱する世界情勢へ、まったりと挑みます。
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