琉球お爺いの綺談

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戦国歴史if

宵闇戦国草創異聞 武家と#武士__もののふ__#

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 武家というのは、辞書的な意味合いとしては、軍事力を主とした官位を持つ一家一門を示すとなっている。つまり、平安時代では、武家というのは、貴族の中で、軍事力に傾倒していった一家一門を示していた。代表的な貴族武家は、平将門追討をおこなった俵藤太こと藤原秀郷や、同時期に瀬戸内で暴れた藤原純友あたりであろうか。
 武士もののふというのは、武勇を持って主君に仕え、戦場で戦う人となっている。平安時代では、武力を持って活動をする者が、武士もののふと名乗れば武士もののふとなれた。ただ、無名の人間が、武士もののふを名乗っても、一代限りとなりやすいこともあって、何らかの後ろ盾を必要としていた。こういった武士もののふ達の後ろ盾として勢力を拡大していったのが、源氏と平氏であった。

 こういった時代背景から、宵闇日本では、官位を持つようになった、武士もののふを武家として扱っている。これは貴族衆から武家となった者達も同じである。「悪党」と呼ばれ、武士もののふと呼ばれていなかった楠正成にしても、官位を持ち得たことで、武家という扱いになり、武士もののふになったと判断している。

 武家という時は、官位を持っているもしくは持っていた尊い血筋を持つ者で、武力でもって介入するだけの軍事力を保有する武士もののふを示すとしている。
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