琉球お爺いの綺談

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時の奔流

 最終戦争に向けた流れ 国益をどのように考えるかは、国民一人一人の課題7

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 最終戦争に向けた流れ 国益をどのように考えるかは、国民一人一人の課題7



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 今後の国政からすると、所得税は人頭税の流れとなり、間接税が増税される方向に進む。
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  所得税が、人頭税となるのは、国税〇の調査能力では、個人の所得すべてを把握できないからである。これは、個人が自分の所得を、把握できなくなりつつある状況と同じである。ポイント制度の問題は、現金化の課題であるが、日本ではポイントの現金化について、一定の法的な整理をおこなっているため、ポイントを現金化することが可能である。



 現行では、「100ポイント=85円」の交換比率となっている。



 ポイントとして還元された場合、ポイント現金に交換した場合、これは収入として捉える必要がある。例として、10万円の買い物をすると、最低でも100円で1ポイント還元される、現金に交換した場合、850円の収入となる。ポイント還元率が高い現状では、家賃のように支払いが確定しているモノから、現金収入となって還元されることになる。さらに言えば、ポイントを電子マネーに交換して、モノを買えば、ポイントが等価でモノに変わる。

 ポイントはサービスであるが、ポイントへの転換が可能であれば、ポイントから現金化の流れを生み出すため、ポイント収入は、還元サービスでもあることから、把握することは非常に難しい。現実に還元されている個人が、収入であると認識もしていないハズである。

 しかしながら、現行のビジネスモデルの加速と乱立は、ポイントサービスの過剰な囲い込みで戦争状態になっている。

  現金を発行してはいけないという流れは、ポイントを各企業が発行することによって、事実上のお金を発行する結果となっている。つまりは、企業が勝手に現金を発行する流れが、事実上生まれているのである。

 日本のインフレが進んでいないのは、ポイントの発行と還元が、外資系の企業を通じて、国外に利益が流れているのもひとつである。つまり、モノを購入しても、モノの金額を上げる結果となっていない。

 コロナ関連から、マスクやアルコール等の価格が上昇していて、関連株価も上がっているようだが、インフレと言うには難しいのだろう。ポイント還元によって、インフレが生じないのは、モノが多すぎて、ポイント還元で購入した程度では、物価が上昇しないという言い方もできるのだろう。

 正直に言って、モノを買って、インフレが生じるには、あまりにも多くのモノを買う必要があるが、日本国内にそのような需要が無いというのが実情である。

 生産設備についても同様で、バブル以降の生産現場では、徹底したコストカットの結果、生産現場のコストが削減されていて、モノを買う必要性が生じていない。さらに言えば、日本の製品は、現時点で過剰品質に近いため、製品そのものに付加価値をつけることには、既に限界が生じている。

 つまりは、製品を現状で造って、販売している状況では、生産設備の改善と改修で済んでしまうということになる。さらに言えば、生産設備の抜本的な改善は、日本の企業がQC活動を強力に推し進めた結果、設備更新ではほとんどインフレが生じないくらいの利益に圧縮されてしまっている。

 コロナウィルスのワクチンが開発されれば、ワクチンの製造ラインが構築されて、一定の需要が発生するが、インフレターゲットとしては、限定的なモノとなる。

 現行のポイントサービスの戦争状態では、デフレ圧力の方が強すぎて、とてもではないが、インフレが発生する要素が見えない。日本が、1%のインフレにとどまっているのは、購入者の数が増加せず、ポイントサービスの戦争状態が、デフレ圧力になっているからである。





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 インフレへ誘導するためには、どうしても強制的に、購入者数そのものを、増加させる必要がある。
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