延喜の御代にて、あやかしの鷺姫は、主上に見初められる

Ittoh

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資料

鷺姫資料 Homo FaberとHomo Ludens

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 人という生き物は、作り楽しむ。
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 Human beingという形で、人とは何かを問いかける時の人とは何かを考える課題である。

 自分たちを示す呼び方を「アイヌ」とする人たちからすれば、アイヌは人を示す言葉となる。台湾の山岳民も、同じような呼び方をするそうな。日本語における「人」という用語も、非常に範囲の広い言葉となっている。

 SFという分野からすると、ロバート・A・ハインラインの「ラモックス」という本の中で、白鳥座憲章という用語が使われている。「言語および操作可能な手を有する生命体は、とくに反証が無い限り、知的生物と認定される。したがって、人間固有の権利はすべて認められなければならない」(完訳版だと、白鳥座憲章ではなく、白鳥座決議となっていた)

 お爺ぃは、竜都という話をブログで描いた時、協約quriltaという会議をおこなっている。使われている、quriltaの語源は、西暦1206年に一部族の長であったテムジンが、モンゴルの長となった集会の名称である。

 日本では、縄文時代の紀元前1万年以上前から、数千年の歳月をかけて、交易や交渉、婚姻や戦争といったプロトコル規約が確立していった。移動手段が徒歩や丸木舟の時期であったが、非常に広範囲で交易と交渉が、数珠つなぎのように数百キロ以上に渡って実施されている。

 日本のコミュニケーションプロトコルは、縄文期にある程度完成していたと考えられ、一定の意思疎通が可能であった。また、刺青ハジチに使用される文様からすれば、ある程度の記録についても可能であった。

「縄文期に武器は無かった」というが、現実問題として、後に「印字射ち」と呼ばれる、石礫が戦争に使われた記録があることから、武器が無かったというのは、有り得ないとは思う。また、日ノ本の場合、相撲や柔術といった体術があり、古くから伝わるところからすれば、一定レベル以上の徒手格闘技術を持っていたと考えた方が自然である。

 単に、争いにあたって、ある程度のプロトコル規約が規定されていた、そのようにお爺ぃは考えている。

 争いのプロトコル規約のひとつが、「野見宿禰」と「当麻蹴速」とで戦われた、決闘による採決方法である。これは、御前試合という形式をとっているが、争いごとの解決に、一対一の決闘による結果で解決するプロトコル規約である。

 Homo faber  :作る人
 Homo ludens :楽しむ人

「作り楽しむことができる」これが、人と呼ばれる存在であるということであれば、あやかしひとならざるものもまた人ということになる。






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 人とあやかしひとならざるものとの婚儀や戦争も、縄文期に確立していったものである。
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 縄文期では、意味を持つ刺青ハジチのような記録が行われたと推定されるが、基本的に記録手段が乏しい状況でもあったので、伝承は口述による記録であった。口述から文字に代わり、国府の確立と国分寺の建立から、天平期に国家としての日本が完成したと推定される。皇尊スメラミコトの統べる国としての日本である。現在の青森県から鹿児島県と周辺の島嶼が、日本の領域ということになる。


 縄文期では、意味を持つ刺青ハジチのような記録が行われたと推定されるが、基本的に記録手段が乏しい状況でもあったので、伝承は口述による記録であった。口述から文字に代わり、国府の確立と国分寺の建立から、天平期に国家としての日本が完成したと推定される。皇尊スメラミコトの統べる国としての日本である。現在の青森県から鹿児島県と周辺の島嶼が、日本の領域ということになる。

 日ノ本の民であるか否かは、皇尊スメラミコトに「まつろう」か「まつろわぬ」かであり、「まつろう」民であれば、人であるかあやかしひとならざるものであるかは、些細な違いでしかなかった。

 特に日ノ本のあやかしひとならざるものは、鬼のように力強きモノは、怖れられていたものの少数派であり、ほとんどのあやかしひとならざるものは、鷺衆や兎衆のように、さして力強くなく、寿命も短い弱いあやかしひとならざるものが多かった。

 また、空飛ぶ鷺を射落とすと、獣の鷺であれば鳥であり、あやかしひとならざるものであれば、死んだ後に人の姿となる。
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