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歴史if 小早川秀秋
旗幟鮮明じゃない松尾山 3の章
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さて、貴方は、小早川秀秋となって、1600年の関が原合戦まっただなかに転生した。
選択肢は3つ。
1.東軍に味方して、西軍へ突撃して、史実以上の成果を求める。
2.西軍に味方して、西軍へ突撃して、史実を覆して成果を求める。
3.このまま日和見を決め込んで、松尾山に居座る。
3.を選択した場合。
交渉となります。「心」および交渉に関する技能を加え、サイコロを一個振ってください。
合計値が、11以上であれば、成功となります。
11以上で成功した場合
「吾こそが、秀頼公が後見人にして、豊臣長者である」
三成自身が使者に立って来た時に、奉行からの命令は受けぬ。これは豊臣長者である自分の戦である。そう言って、差配に口出しをさせなかった。
家康からの使者には、
「吾こそが、秀頼公が後見人の一人にして、豊臣長者である。秀頼公が恩ためにこの地に参陣しておる。徳川殿が戦、見分仕る」
そう言って、使者を返していた。
松尾山の秀秋が動かなかったことで、戦場は東軍有利に動き、最終的に三成達西軍は、後退して佐和山城へと入った。追いかける東軍に対して、西軍の一翼であった、島津義弘、豊久が井伊直政、田中吉政を蹴散らし、家康本陣に迫ったところを本多忠勝の手勢に阻まれながら、東軍を突破して伊勢路に向かって南下していった。
秀秋は、手勢をまとめて引き上げていった。
徳川勢が佐和山城の攻防戦に止められている中で、大坂城へ戻って秀頼を連れて、京都の主上に謁見して、戦の報告をおこなって、秀秋の大納言昇進と秀頼の関白昇進を勝ち取り、大坂城へと引き上げ、毛利輝元と連名で、三成、家康双方へ停戦の働きかけをおこなった。
ここからは、小早川秀秋主導による戦後処理と、天下大勢を決める展開が始まることとなる。
9以上で成功
「吾こそが、秀頼公が後見人にして、豊臣長者である」
三成自身が使者に立って来た時に、奉行からの命令は受けぬ。これは豊臣長者である自分の戦である。そう言って、差配に口出しをさせなかった。
家康からの使者には、
「吾こそが、秀頼公が後見人の一人にして、豊臣長者である。秀頼公が御恩のためにこの地に参陣しておる。家康殿が戦、見分仕る」
そう言って、使者を返していた。
東西両軍の激突は、西軍側が、松尾山の小早川勢や朽木達の西軍が動かず、南宮山の吉川広家や毛利秀元らも動かなかったため、東軍優勢に戦が動き、日が暮れていくと、三成は戦に参加した西軍と共に、佐和山城へと後退していった。
この状況下で、小早川秀秋は、戦場に残った家康との会見に望むこととなります。さてさて、家康との交渉はいかがなりますか、大名小早川秀秋による天下の舵取りが始まります。
6以下で失敗
東西両軍は戦場で激闘を繰り広げますが、どちらも決め手に欠けたまま戦が推移していきます。
戦が動かないことに苛立って、西軍の大谷吉継らが、小早川勢に突撃をかけてきて、戦闘となります。また、東軍の藤堂高虎や京極高知が、小早川の前面に展開する脇坂安治、朽木元綱らに攻撃を仕掛けてきました。
結果として、脇坂、朽木が総崩れとなり、巻き込まれるようにして小早川勢も崩れていきました。合戦そのものは、戦線膠着のまま日暮れを迎え、東西両軍は、関ケ原に対峙したままとなります。
小早川秀秋は、東西双方から裏切り者として追われることとなり、ここに、個人小早川秀秋の生き残り大作戦?が始まります。
8以下で失敗
東西両軍は戦場で激闘を繰り広げますが、どちらも決め手に欠けたまま戦が推移していきます。
戦が動かないことに苛立って、西軍の大谷吉継らが、小早川勢に突撃をかけてきて、戦闘となります。また、東軍の藤堂高虎や京極高知が、小早川の前面に展開する脇坂安治、朽木元綱らに攻撃を仕掛けてきました。
小早川秀秋は、大谷吉継の猛攻を凌ぎつつ、脇坂、朽木を支援しながら、東西両軍の攻撃を受け止めて乱戦となります。
合戦そのものは、戦線膠着のまま日暮れを迎え、東西両軍は、関ケ原に対峙したままとなります。
小早川秀秋は、両軍から東西双方から日和見として扱われつつ、大名小早川秀秋の生き残り作戦を始めることとなります。
選択肢は3つ。
1.東軍に味方して、西軍へ突撃して、史実以上の成果を求める。
2.西軍に味方して、西軍へ突撃して、史実を覆して成果を求める。
3.このまま日和見を決め込んで、松尾山に居座る。
3.を選択した場合。
交渉となります。「心」および交渉に関する技能を加え、サイコロを一個振ってください。
合計値が、11以上であれば、成功となります。
11以上で成功した場合
「吾こそが、秀頼公が後見人にして、豊臣長者である」
三成自身が使者に立って来た時に、奉行からの命令は受けぬ。これは豊臣長者である自分の戦である。そう言って、差配に口出しをさせなかった。
家康からの使者には、
「吾こそが、秀頼公が後見人の一人にして、豊臣長者である。秀頼公が恩ためにこの地に参陣しておる。徳川殿が戦、見分仕る」
そう言って、使者を返していた。
松尾山の秀秋が動かなかったことで、戦場は東軍有利に動き、最終的に三成達西軍は、後退して佐和山城へと入った。追いかける東軍に対して、西軍の一翼であった、島津義弘、豊久が井伊直政、田中吉政を蹴散らし、家康本陣に迫ったところを本多忠勝の手勢に阻まれながら、東軍を突破して伊勢路に向かって南下していった。
秀秋は、手勢をまとめて引き上げていった。
徳川勢が佐和山城の攻防戦に止められている中で、大坂城へ戻って秀頼を連れて、京都の主上に謁見して、戦の報告をおこなって、秀秋の大納言昇進と秀頼の関白昇進を勝ち取り、大坂城へと引き上げ、毛利輝元と連名で、三成、家康双方へ停戦の働きかけをおこなった。
ここからは、小早川秀秋主導による戦後処理と、天下大勢を決める展開が始まることとなる。
9以上で成功
「吾こそが、秀頼公が後見人にして、豊臣長者である」
三成自身が使者に立って来た時に、奉行からの命令は受けぬ。これは豊臣長者である自分の戦である。そう言って、差配に口出しをさせなかった。
家康からの使者には、
「吾こそが、秀頼公が後見人の一人にして、豊臣長者である。秀頼公が御恩のためにこの地に参陣しておる。家康殿が戦、見分仕る」
そう言って、使者を返していた。
東西両軍の激突は、西軍側が、松尾山の小早川勢や朽木達の西軍が動かず、南宮山の吉川広家や毛利秀元らも動かなかったため、東軍優勢に戦が動き、日が暮れていくと、三成は戦に参加した西軍と共に、佐和山城へと後退していった。
この状況下で、小早川秀秋は、戦場に残った家康との会見に望むこととなります。さてさて、家康との交渉はいかがなりますか、大名小早川秀秋による天下の舵取りが始まります。
6以下で失敗
東西両軍は戦場で激闘を繰り広げますが、どちらも決め手に欠けたまま戦が推移していきます。
戦が動かないことに苛立って、西軍の大谷吉継らが、小早川勢に突撃をかけてきて、戦闘となります。また、東軍の藤堂高虎や京極高知が、小早川の前面に展開する脇坂安治、朽木元綱らに攻撃を仕掛けてきました。
結果として、脇坂、朽木が総崩れとなり、巻き込まれるようにして小早川勢も崩れていきました。合戦そのものは、戦線膠着のまま日暮れを迎え、東西両軍は、関ケ原に対峙したままとなります。
小早川秀秋は、東西双方から裏切り者として追われることとなり、ここに、個人小早川秀秋の生き残り大作戦?が始まります。
8以下で失敗
東西両軍は戦場で激闘を繰り広げますが、どちらも決め手に欠けたまま戦が推移していきます。
戦が動かないことに苛立って、西軍の大谷吉継らが、小早川勢に突撃をかけてきて、戦闘となります。また、東軍の藤堂高虎や京極高知が、小早川の前面に展開する脇坂安治、朽木元綱らに攻撃を仕掛けてきました。
小早川秀秋は、大谷吉継の猛攻を凌ぎつつ、脇坂、朽木を支援しながら、東西両軍の攻撃を受け止めて乱戦となります。
合戦そのものは、戦線膠着のまま日暮れを迎え、東西両軍は、関ケ原に対峙したままとなります。
小早川秀秋は、両軍から東西双方から日和見として扱われつつ、大名小早川秀秋の生き残り作戦を始めることとなります。
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