賭博ってなんだろうねぇ

徳ある者に、天運は味方せり

徳ある者に、天運が味方す02 サイコロを振るか振らざるか

　盤上遊戯の中で、将棋の始まりは、「チャトランガ」と呼ばれる盤上遊戯であったとされる。「チャトランガ」には、２人制と４人制があり、最新の研究では、サイコロを使わない、２人制「チャトランガ」が先に遊ばれていたそうです。

　世界中に広がった「チャトランガ」は、西に拡がって「チェス」として繋がり、東に拡がって、「マックルック」、日本では「将棋」として伝わった。





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　「サイコロを振るか振らざるか」
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　サイコロを振る行為は、運を天に任せる行為であり、サイコロを振らないことは、運の要素を排除する思いであろう。

　人が持つ、論理と知性が、「運」に左右されることを嫌うと、サイコロを排除することとなったのだろう。人間が人間である所以、それを「論理と知性」に求めること、それを「徳と天運」に求めることは、有史以来の論争でもあったのだ。