賭博ってなんだろうねぇ

賭博って何？

IR法案以前の出来事05 賭博とは、どこからが賭博なのか その２

＜＜＜＜＜＞＞＞＞＞
　賭け事をして、裁かれるかどうかは、「金額」が基本であるというのは間違いない。
＜＜＜＜＜＞＞＞＞＞

　１人１００円を供託して、じゃんけんで勝った人が総取りとした場合、賭博であるということは間違いないが、警察に捕まるかどうかと、起訴されるかどうかは別である。どこからが賭博かという点で定義するのであれば、１００円が、ガム１枚であっても、賭博は賭博である。

　捕まるかどうかは、起訴されるかどうかは、「金額」、「確率（射幸性）」、「金の流れの透明性」といった部分が、判断の基準となります。これは、税務署に確定申告を行って、税金の支払いを行うことが可能であるかどうかという意味合いと同じです。

　以前、競馬ソフト等を用いて、JRAに対して正規の手続きに従って馬券を購入し、利益を得たことに対して裁判が行われました。この裁判は、利益に対して税金が掛かったことではなく、負け馬券の購入金額は、経費として計上できるかどうかです。

　裁判の結果、負け馬券の購入金額を、経費とするためには、競馬ソフト等で購入する馬券を決定するといった本人の主観が、馬券の選定基準にならないという前提条件が必要ですが、経費として認められたそうです。

　しかしながら、図に示すように、国税庁からの資料では、払戻金の１／２が課税対象額となるようです。つまりは、先ほどの前提条件は、きちんと税金を払ってくれれば、無くても良いみたいです。
　公営競技では、国税庁から、負け分について計算書を作成し、年間５０万円以上を払い戻されない場合は、課税対象とはならないようです。つまりは、儲けたからと言って、あぶく銭ということではなく、課税対象金ということになるので、きちんと計算した方がいいかなと思います。

　つまり、初期資金をお持ちの方は、遊興と払い戻しで、ある程度は利益を上げることが可能になるということです。動画サイトへの投稿で、遊興と払い戻しの関係について、投稿されている方がおられますが、確定申告は大丈夫なのでしょうか。





＜＜＜＜＜＞＞＞＞＞
　まぁ、一年間で遊興費－利益が、５０万円以上無ければ、確定申告は要らないようですが、５０万以上となる方は、確定申告が必要になります。
＜＜＜＜＜＞＞＞＞＞