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僕の日常にやって来た魔王 (本編はここからです)
魔王からの相談
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始めてみた魔王の瞳は、3つ有り、その瞳すべては、僕を見ていた。 金色のきれいな瞳の魔王、目は心を表すって嘘だなと僕は確信を持っていた。
そんな魔王と僕は、キッチンでお茶を飲んでいる。テーブルを、挟んで向かい合って……。
魔王に、「コーヒーかお茶かどちらにしますか? 」と、尋ねたら魔王の答えはこうだ。
「うむ、お茶を頼む」
出したお茶に対しての魔王のは、少しやれやれと言うリアクションをしたように思ったけど……。僕は魔王を見つめ、彼の前のコーヒーカップをも見つめた。
やはり、お茶用に湯飲みを買った方がいいかもしれない。
僕は、僕の分のお茶を飲んで一息つく。
朝から踏んだり蹴ったりだった……。
それは、まだ続くのだろうか? 魔王を見つめると、それが合図だったかの様に、魔王は語りだした。
「我はここではない、異世界の魔界を統べる魔王ヤーグだ勇者よ……折り入って相談に来た」
(うん? 相談と言ったのだろうか? 聞き違い? )
予想もしない言葉に戸惑いつつ、魔王の真の気持ちを探ろうと考えていると、3つ目の目までが僕を見つめる。
「はぁ……」
僕は力なく曖昧な返事しか出来ない
(魔王、勇者、相談、アリマス。さっきの痛みで、夢ではないのはわかはしたのだが、ファンタジーだったのか……)
「草薙ハヤトです。しかしたぶん勇者じゃないと思うのですが……」
そう言って僕は魔王を見つめる。
魔王の3つの目でまだ、僕を見つめている。
(これ目を逸らしたら、負けなやつか、失礼なやつかどっちだろう? 悩む)
「期待に応えて、相談に乗るのは難しいと思いますよ……貴方の魔法に、手も足も出ない勇者なんているのでしょうか?」
まぁ……ゲームでは、初手負けパターンはよくある事だが、ゲームと現実は違うと今、声を大にして言いたい!そして出来たら、穏便にお帰り願いたいと切に思う。
「お前が勇者では無い事にこだわるのなら……、対話で我の人間界侵略を止めて、本物の勇者になればいいではないか? 難しく考えるな」
「この世界を支配するんですか!?」
僕は思わず立ち上がろうとするが…それは椅子に阻まれ上手くいかなかった。
「こんな世界まで、わざわざ侵略などにこん、我はそこまで暇ではない」
そう言って腕を組み横を向く魔王、なら何故この世界へ相談に来てしまったのか!?
それを問いただしたい気持ちを抑えて、僕は聞く。
「そちらの世界には勇者は?」居ないのですか?と言い切る前に――。
「だから、それがお前だ」と、魔王の人差し指の先が、僕の目の前へ来る。
(人を指差してはいけません。どころか……人を刺すこと推奨……だしな……たぶん)
勇者かどうかについと、堂々巡りをしてもらちがあかないので、ここはいったん受け入れるしかないようだ。
「じゃあ何故、勇者に相談を?」
「勇者は人の秘密は、他人に洩らさん」
(メガフォンでばらしますが……なんなら今すぐにでも……)
「何故……そう考えるのですか? 」
「聞いた者は死ねからだ、我か、我の配下が殺す、一人残らず」
魔王の声色は、少し脅迫の色を増したが、それはほんの少しだけで……まるで、今日の天気の話をしているように僕には聞こえた。
「その中に僕は?」
「もちろん入る、だが勇者は変わり者だ」
「皆自ら殺されに来るので、勇者に敬意を示して、それまで待ってやろう」
「それは絶対ですか? 行かない場合も殺しに来ないですか?」
「来ないつもりか? 勇者なのに」
(魔王の勇者に向ける絶対的な期待……勇者推し……ですか?……反転アンチしちゃいましたか……? )
「それは……時と、場合によります」
ここは勇者と思われている利点を逃さないが、 明言を避けると言う戦略にした。
「秘密をばらしても、お前だけは許す。沢山の屍の中で、生きて行けばいい。それがもはや人と言えるかどうかは知らんが……」
「魔界にはそう言うものもおって、逆に美しくさえある時がある。深く考えるな」
魔王は、とてつもなく怖い事を言いながら、優しく笑っているが、 金色色の瞳はとても冷たく僕を見つめていた。
そんな瞳を見つめていると、魔王なりの筋の通しかたがあるかの様な……錯覚?気持ちを感じただけかもしれない……。後悔する事など考えずに……。
「相談はどんな話しでしょうか?」
と、言ってから、ハッとして否定など出来ずに……。僕は膝の上のこぶしに力を込めた。
魔王は、僕の不安も、戸惑いも受け入れて口を開く。
「実は……部下について悩んでおる」
「はぁ……」
予想と反した答えに僕は、力無く答えた。
魔王は相談を、少し悲しげに言ったのだったが……しかし今の僕の状況の方がよっぱど深刻の様にも思ったが、僕と魔王では背負っているものが違うかもしれないので、とりあえずは魔王の話を引き続き聞く。
「部下はとても有能であるが、まだ若く人間界で言うところの、ジェネレーションギャップを感じるのだ……」
「なるほど……」
そう、さもわかりましたという様に僕は答えた。
「最近では、人間界を手に入れる事まで反対してきて……最近の若い魔族は何を考えているのか……」
そう言うと魔王は深いため息をつき、お茶を飲んだ。決心に、近い気持ちで聞いた質問があまりにも、現実的で僕の気持ちも大きく現実に舞い戻る。
まず僕はちらっと、玄関へ続くの扉を見るが、台所は魔王の背後にある。携帯、部屋の窓を見る。なんとすれば、部屋から逃げられはするだろうが……そこからどうなるでもないだろう。万が一助けが来た場合、警察はどれ位、魔王に対抗する事が出来るか考える。
なんかいろいろ詰んでしまっていた。
自分の選択で、異世界の人間界が滅ぶ事はあるのだろうか?
やる気を出した部下の魔物に、世界が滅ぼされる未来も想像しつつ。これは大学の選択を心理学部にしていれば、彼らの心の闇を取り除けたかも……? まぁ心理学はあくまでも人間の心理に基づいての学問だろうし無理か……。
ふと窓の外を見ると、今日は晴れて良い天気だった。
(はぁ……なんだこれ……)
僕は観念して魔王の異世界の人類の存亡をかけて、真剣に相談に答えることにした。
「まず幾つか質問していいですか?」
「質問を認めよう」
魔王が相談をしに来て、そして質問にも魔王の許可を取る矛盾。
それらの矛盾をくつがえし少しでも有利ならなければ……。
「そうですね……」
僕は考えている素ぶりをし、静かに目を閉じた。魔王はそれを黙って見つめていた。
「まず貴方は、僕を信頼しているですか? 僕のアドバイスを聞き入れて部下の方にそれを行えるのですか? 今さっき、僕を拘束し支配したりしてましたけど?」
そうすると、魔王は身体を折り曲げた。
「すまなかった」
僕その動作の意味をしばらく理解出来なかったが……徐々に理解した。魔王が謝ったのだ。しかも宿敵である人間の勇者だと思っている者に……。
僕はこの目の前の魔王に、いろいろな夢みたいな共存と言う、見込み見つけとても興味がでてきた。なので……。
「僕も、先ほどは寝起きが悪く、いろいろ言ってすみませんでした」
そう言うと、目の前の魔王は少し目を丸くしていた。
つづく
そんな魔王と僕は、キッチンでお茶を飲んでいる。テーブルを、挟んで向かい合って……。
魔王に、「コーヒーかお茶かどちらにしますか? 」と、尋ねたら魔王の答えはこうだ。
「うむ、お茶を頼む」
出したお茶に対しての魔王のは、少しやれやれと言うリアクションをしたように思ったけど……。僕は魔王を見つめ、彼の前のコーヒーカップをも見つめた。
やはり、お茶用に湯飲みを買った方がいいかもしれない。
僕は、僕の分のお茶を飲んで一息つく。
朝から踏んだり蹴ったりだった……。
それは、まだ続くのだろうか? 魔王を見つめると、それが合図だったかの様に、魔王は語りだした。
「我はここではない、異世界の魔界を統べる魔王ヤーグだ勇者よ……折り入って相談に来た」
(うん? 相談と言ったのだろうか? 聞き違い? )
予想もしない言葉に戸惑いつつ、魔王の真の気持ちを探ろうと考えていると、3つ目の目までが僕を見つめる。
「はぁ……」
僕は力なく曖昧な返事しか出来ない
(魔王、勇者、相談、アリマス。さっきの痛みで、夢ではないのはわかはしたのだが、ファンタジーだったのか……)
「草薙ハヤトです。しかしたぶん勇者じゃないと思うのですが……」
そう言って僕は魔王を見つめる。
魔王の3つの目でまだ、僕を見つめている。
(これ目を逸らしたら、負けなやつか、失礼なやつかどっちだろう? 悩む)
「期待に応えて、相談に乗るのは難しいと思いますよ……貴方の魔法に、手も足も出ない勇者なんているのでしょうか?」
まぁ……ゲームでは、初手負けパターンはよくある事だが、ゲームと現実は違うと今、声を大にして言いたい!そして出来たら、穏便にお帰り願いたいと切に思う。
「お前が勇者では無い事にこだわるのなら……、対話で我の人間界侵略を止めて、本物の勇者になればいいではないか? 難しく考えるな」
「この世界を支配するんですか!?」
僕は思わず立ち上がろうとするが…それは椅子に阻まれ上手くいかなかった。
「こんな世界まで、わざわざ侵略などにこん、我はそこまで暇ではない」
そう言って腕を組み横を向く魔王、なら何故この世界へ相談に来てしまったのか!?
それを問いただしたい気持ちを抑えて、僕は聞く。
「そちらの世界には勇者は?」居ないのですか?と言い切る前に――。
「だから、それがお前だ」と、魔王の人差し指の先が、僕の目の前へ来る。
(人を指差してはいけません。どころか……人を刺すこと推奨……だしな……たぶん)
勇者かどうかについと、堂々巡りをしてもらちがあかないので、ここはいったん受け入れるしかないようだ。
「じゃあ何故、勇者に相談を?」
「勇者は人の秘密は、他人に洩らさん」
(メガフォンでばらしますが……なんなら今すぐにでも……)
「何故……そう考えるのですか? 」
「聞いた者は死ねからだ、我か、我の配下が殺す、一人残らず」
魔王の声色は、少し脅迫の色を増したが、それはほんの少しだけで……まるで、今日の天気の話をしているように僕には聞こえた。
「その中に僕は?」
「もちろん入る、だが勇者は変わり者だ」
「皆自ら殺されに来るので、勇者に敬意を示して、それまで待ってやろう」
「それは絶対ですか? 行かない場合も殺しに来ないですか?」
「来ないつもりか? 勇者なのに」
(魔王の勇者に向ける絶対的な期待……勇者推し……ですか?……反転アンチしちゃいましたか……? )
「それは……時と、場合によります」
ここは勇者と思われている利点を逃さないが、 明言を避けると言う戦略にした。
「秘密をばらしても、お前だけは許す。沢山の屍の中で、生きて行けばいい。それがもはや人と言えるかどうかは知らんが……」
「魔界にはそう言うものもおって、逆に美しくさえある時がある。深く考えるな」
魔王は、とてつもなく怖い事を言いながら、優しく笑っているが、 金色色の瞳はとても冷たく僕を見つめていた。
そんな瞳を見つめていると、魔王なりの筋の通しかたがあるかの様な……錯覚?気持ちを感じただけかもしれない……。後悔する事など考えずに……。
「相談はどんな話しでしょうか?」
と、言ってから、ハッとして否定など出来ずに……。僕は膝の上のこぶしに力を込めた。
魔王は、僕の不安も、戸惑いも受け入れて口を開く。
「実は……部下について悩んでおる」
「はぁ……」
予想と反した答えに僕は、力無く答えた。
魔王は相談を、少し悲しげに言ったのだったが……しかし今の僕の状況の方がよっぱど深刻の様にも思ったが、僕と魔王では背負っているものが違うかもしれないので、とりあえずは魔王の話を引き続き聞く。
「部下はとても有能であるが、まだ若く人間界で言うところの、ジェネレーションギャップを感じるのだ……」
「なるほど……」
そう、さもわかりましたという様に僕は答えた。
「最近では、人間界を手に入れる事まで反対してきて……最近の若い魔族は何を考えているのか……」
そう言うと魔王は深いため息をつき、お茶を飲んだ。決心に、近い気持ちで聞いた質問があまりにも、現実的で僕の気持ちも大きく現実に舞い戻る。
まず僕はちらっと、玄関へ続くの扉を見るが、台所は魔王の背後にある。携帯、部屋の窓を見る。なんとすれば、部屋から逃げられはするだろうが……そこからどうなるでもないだろう。万が一助けが来た場合、警察はどれ位、魔王に対抗する事が出来るか考える。
なんかいろいろ詰んでしまっていた。
自分の選択で、異世界の人間界が滅ぶ事はあるのだろうか?
やる気を出した部下の魔物に、世界が滅ぼされる未来も想像しつつ。これは大学の選択を心理学部にしていれば、彼らの心の闇を取り除けたかも……? まぁ心理学はあくまでも人間の心理に基づいての学問だろうし無理か……。
ふと窓の外を見ると、今日は晴れて良い天気だった。
(はぁ……なんだこれ……)
僕は観念して魔王の異世界の人類の存亡をかけて、真剣に相談に答えることにした。
「まず幾つか質問していいですか?」
「質問を認めよう」
魔王が相談をしに来て、そして質問にも魔王の許可を取る矛盾。
それらの矛盾をくつがえし少しでも有利ならなければ……。
「そうですね……」
僕は考えている素ぶりをし、静かに目を閉じた。魔王はそれを黙って見つめていた。
「まず貴方は、僕を信頼しているですか? 僕のアドバイスを聞き入れて部下の方にそれを行えるのですか? 今さっき、僕を拘束し支配したりしてましたけど?」
そうすると、魔王は身体を折り曲げた。
「すまなかった」
僕その動作の意味をしばらく理解出来なかったが……徐々に理解した。魔王が謝ったのだ。しかも宿敵である人間の勇者だと思っている者に……。
僕はこの目の前の魔王に、いろいろな夢みたいな共存と言う、見込み見つけとても興味がでてきた。なので……。
「僕も、先ほどは寝起きが悪く、いろいろ言ってすみませんでした」
そう言うと、目の前の魔王は少し目を丸くしていた。
つづく
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