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アプリで知り合ったイケおじをオナ電でチク射させる話
22 間違い電話からの
しおりを挟む今日は散々な日だったな……と疲れ果てクタクタな状態でベッドに入った。
学校で大河たちに心配されたから、家では心配されないように元気に振る舞っていたらものすご~く疲れてしまった。夕食を食べシャワーを浴び、「もう寝るから!」と自分の部屋に逃げた。
女子大生殺人事件のことを忘れるためにトモナガさんにかまってちゃんなLINEを送りまくったけど、既読すらつかなくて寂しい。孤独感を紛らわすために毛布に包まってスマホをいじって時間をやり過ごしていたら、秋雄さんから電話がかかって来た。
秋雄さんから電話なんて珍しい……っていうか初めてなんじゃない?!
思い当たる用件がないからビビッてしまう。不吉な予感すらする。
「秋雄さん!?どうしたの!?」ってあわてて電話に出ると、切羽詰まった俺とは真逆の気の抜けた声が聞こえて来る。
「うわ、ゴメン。間違えて押しちゃったわ」
「え……な~んだ……はぁ……もう~……」
「ん、なに?びっくりさせちゃった?」
「したよー!だって電話とか初めてじゃん?」
「そうだっけ?」
アハハって笑ってる秋雄さんが憎らしい。電話かかってきただけでこんなに慌てちゃう俺がいけないんだけどさ……。スマホを耳に当てたまま仰向けになって大きく深呼吸してバクバクしてる心臓を落ち着かせる。しばらくすると秋雄さんの低く優しい素の声にドキドキしてくる。声を聞いているだけなのに抱きしめられているような気がして安心する。
「秋雄さん今なにしてるの?」
「仕事一段落させたし、もう寝るかーって思ってサービスエリアに車停めてます」
「ご飯食べたの?」
「はい。コンビニの弁当食いました」
「野菜も食べたー?」
「あ、一応バンバンジーサラダみたいなのも食いました」
「そっか。偉い偉い」
褒めたらちょっと嬉しそうに「んふふ」と鼻にかかった声で笑っていた。コンビニのサラダって栄養なさそうだけどね。
「それで結構疲れてたみたいで……その、疲れマラってあるじゃないですか。気づいたら勃起してたから抜いてスッキリしよーと思って……」
「へ~、そうなんだ~……」
落ち込んでいた気分が一気に吹っ飛ぶ。いそいそとテーブルの上にあったティッシュを枕元に持ってくる。
「スッキリした?気持ちよかった?」
「うーん、あんまり」
「え、どしたの?」
「いっぱい気持ち良くなりました♡」って報告を期待していたので浮かない声色にドキッとする。あんなに淫乱な秋雄さんが気持ち良くないなんて、なんかあったのかな?と勘ぐってしまう。うつ病の人って性欲無くなるらしいし、精神的に参ってるのだろうか……?
「えー、その、オナニーじゃあ物足りねぇな~って。前までAV見てあぁされたいとかこうしたいって思って興奮してたんですけどね……」
「俺とのエッチ知ってオナニーじゃ満足できなくなっちゃった?」
「やっぱ……ね?♡そうなっちゃいますよね……♡」
「ね?♡」だって。可愛いな、もう。
顔が見えないからこんな甘えモードになってるのかな。
電話よりビデオ通話の方が興奮するけど、こういう状況なら声だけでも悪くない。
秋雄さんは写真やビデオが苦手らしい。
「それにオナニーした後ってなんかこう、虚しいというか……何してるんだろうってなりません?それで気を紛らすためにゆうくんとのLINE見返してたら……」
「間違って押しちゃったんだ?」
ここで話が繋がる。被せ気味に質問すると「はい、すみませんでした」と謝られた。謝る必要なんてない。可愛すぎるよ、秋雄さん……!めっちゃキュンキュンしてスマホを胸に抱きしめジタバタ身悶えする。
「可愛いことするね、秋雄さん。その話聞いたら俺も抜きたくなっちゃった」
抜く気満々でティッシュ用意してたくせに、気まぐれで施しを与えるような尊大な口調で言い放つ。
「あ、本当ですか♡なんか嬉しいです♡」
「離れてても俺の性欲処理用オナホってことには変わりないから、どんな風にそのチンポ大きくしてシコシコしたのかちゃーんと報告してよね♡」
両親はリビングでテレビを観ているから、聞こえないとは思うけど、一応声をひそめて上から目線に下品な言葉を浴びせる。秋雄さんはこんな人権がないセリフに怒るどころかフーフーと息を荒くして興奮し始めた。
「はい♡♡オナホと認めてくださってありがとうございます♡ゆうくんのおちんぽ様に勃起していただけるようにがんばります……♡欲情していただけるように……はぁ……♡が、がんばりますね♡」
「ふふふ、嬉しそー♡」
「はい♡嬉しくてまたチンポ勃起して来ちゃいました♡ゆうくんを勃起させなきゃいけないのに、勝手に発情して申し訳ありません……は、はぁあ……ん…♡つ、次会った時だらしないチンポ躾けてくださいね……♡いっぱいいじめて、せ、性奴隷のくせに生意気だって……分からせてください……♡」
秋雄さんは完全にスイッチが入ったのか色っぽい吐息を吐きながらものすごい淫語を言いまくっている。言わされてるんじゃなくて、言いたくて自分から言っているところが好きだ。いつもはかっこいいおじさんなのに、本性は根っからの淫語大好きド変態マゾだってAVみたいでクラクラしちゃう。ドロドロに溶けきった淫乱としか表現のしようがない顔を思い出し、ゆるゆるとチンコを扱く。
じんわりした快感に口数が少なくなりかけるが、期間限定のご主人様としてもっともっといじめてあげなきゃ♡意地悪く唇が歪むのがわかる。
「ふーん、チンポだけなんだぁ~」
みっともないおねだりを褒めず、あえて失望して吐き捨てるように言うと、慌てて「マ、マンコも疼いてます♡ちゃんと説明しなくて申し訳ありませんでした……♡うぅ……♡」と謝罪された。
「俺のご機嫌とろうと思って嘘言ってんじゃないの?ん?」
「ち、違いますよぉ♡ゆうくんのメスだから♡♡AVのハメるシーンで…バックからガンガン突かれてるシーンで…ケツ……ジンジンしてきてすごいナカに欲しいんですけど……洗浄してないしローション切らしてるから、あんま意識しちゃうと……つ、辛くて……すんません……」
「あ~、そうだったんだね……」
語尾がどんどん小さくなっていく。お腹の中綺麗にするのは手間も時間もかかるし、女の子みたいに勝手に濡れないからしたい時にできない場合もある。ちょっと可哀想なことをしてしまった……。
珍しく辛いと弱音を吐いているし、マジで辛いんだろう。叩いたり縛ったりしても喜ぶし、散々潮吹かされても耐えてたのに。
「じゃ、全然いじってないんだ?」
「ゴムハメて指一本だけ第一関節ぐらいまでは挿れました」
「痛くなかった?大丈夫?」
「ローションの代わりにツバと我慢汁つけたんで痛くはなかったです」
痛くはなかったけど、気持ち良くはないと言うような口ぶりだ。
秋雄さんは元々不潔なことが嫌いなので、ゴムをつけても洗ってないアナルをいじるのは嫌なのだろう。
「えー、入り口のところ好きだったじゃん?」
「う~ん、前は浅いところの方が好きだったんですけどね」
「前立腺の方好きになっちゃったんだ?開発の効果出てきたね♡いやらしい体になってんじゃん♡」
「ゆうくんが便所マンコにもイイところ教えてくれたお陰ですよ……♡べ、別に♡そんなに優しく扱わなくてもいいのに♡便所だから気にしないでガツガツ生ハメしてもいいのに……♡」
本心、というか妄想であって実際にやったとしても気持ち良くはないだろう。そんな妄想を実現させるために、辛い思いをした過去を払拭するために、セックスの楽しみを教えてあげたい……って言うのは大げさだな。
自分のチンコでイカせたいって男なら誰しも思うだろう。その下準備だ。
「自分で便所マンコって言うくせに注文多いなぁ、手マンされてぐりぐり~っ♡てされてもイケなくてボロボロ泣いてチンポでイカせてもらったくせにさぁ?俺のチンポでイ火なかったら俺がヘタクソみたいじゃん?」
「あ、あ♡そうですね♡勝手なこと言って申し訳ありません♡中古マンコのくせに手間かかってすみません♡」
思い出したのか声が一段と上擦る。どうしても中古という言葉には慣れない。
チンコを扱いていた手が止まってしまう。
「はぁ……♡思い出したらまた疼いてきました……♡ど、どうしよう♡ま、マンコにチンポ欲しいです……!ざ、ザーメンも♡マンコにも、口にも欲しいです♡う゛、うぅう……♡」
そんな思いを知る由もない秋雄さんは色っぽい吐息まじりに助けを求めるような、チンコをねだるようなセリフを吐く。それからもどかしそうにモゾモゾと衣擦れの音が聞こえてくる。
「そんなに興奮しちゃ眠れないよねー。おマンコじゃなくてチンポと乳首で1回イこっか?そしたらスッキリするんじゃない?」
「はぁ……♡そ、そうすることにします……♡♡」
「秋雄さんが情けなくマンコにチンポ欲しい~って媚びるから、チンポこうなっちゃった♡ほら、聞こえる?」
ぐちょ、ぐちゃ、と下品な水音が出るよう、たっぷり我慢汁を纏わせたチンコをゆっくりと扱く。その様子をスマホを近づけ秋雄さんに聞こえるようにした。
「あは♡すご……♡めっちゃエロい音……♡」
うっとりした声の後にゴクンと生唾を飲み込む音がした。きっと顔をとろーんととろけさせ、厚い唇を物欲しげに舐めているのだろう。チンコを突き出すといつもそうする。
しゃぶられたり手コキされるのを想像して欲望のまま激しめに握りしめるようにして刺激を与える。
トモナガさんに皮オナや力を入れすぎる自慰はやめろと注意されてるんだけどね。
興奮でこめかみからじっとりとした汗が流れていった。
「ご主人様と一緒にイクんだよ……わ、わかったな……♡」
「はい♡が、頑張ります♡ふぅッ、う、う″ぅん……♡乳首とチンポでアクメさせていただきます、うう♡はぁー……♡」
「ちゃんとシコシコしてピュッピュするんだよ♡ん
ぅ♡」
「んう゛ッ♡ち、乳首両方シコシコしたいけど♡ち、チンポもシコシコしたいから、はぁああ、あ゛ン♡さ、寂しい♡寂しいです♡」
「あはは、マンコの次はおっぱい寂しいんだ?クリトリス並みのモノ2つもついてるとおかしくなっちゃうね?」
「はい゛っ♡ンン゛♡はぁ~……♡♡お、おかしくなっちゃいます♡」
「男のくせに、さ、んんッ……!やっぱアタマおかしいね……マンコとかクリトリスとかさぁ……ふぅ、んん……言われちゃってさ、バカにされちゃって喜んでさぁ……!」
込み上げてくる射精感に肩で息をしながら、大河の腹立たしいセリフを口にする。しかし秋雄さんは怒るも悲しむもせずうわ言のように「すみません」と「おかしくなっちゃう」を繰り返した。
秋雄さんはおかしくなんかない。ただちょっといじめられるのが好きなだけの、普通のおじさんだ。多分、きっと、ね。
「乳首両方シコシコしたいならすればいいじゃん♡」
「あン、ン♡そ、そしたらチンポシコシコできなくなる♡あ、あ、できなくなっちゃいます♡♡」
「ザーメンぶちまけたいからチンポシコりたいんでしょ?キンタマパンパンにしてウズウズしてるんでしょ?乳首で射精すればいいじゃん♡」
秋雄さんは乳首でイってると言うものの、射精はせずドライでイッてるというか脳イキに近いように見える。だから何回も気持ちよくなれると思うんだけど、やっぱわかりやすく射精してるところが見たい。
今されても見えないんだけどさ。
「え、そんなんできませんよぉ♡」
「したことないの?」
「昔、1回……」
元カレにイカされたのかな。もうこれ以上答えたくないって感じだ。心中を想像しちょっと、いや、結構胸が痛む。
「じゃあできるよね?てか出来ないとかカンケーなくない?日頃いじめてもらってるお礼に芸の1つや2つしようって気はないワケ?」
「ひぃ♡はぁああ♡ず、ずみまぜん♡♡いつもいじめていただいてるのに♡ゆうくんに感謝を込めて♡乳首で、はぁ♡ふぅ、射精します♡う゛ん゛、いっ♡」
途中で明らかに声色が変わる。チンコから手を離し両乳首をいじり始めたのだろう。
「俺と同じタイミングで乳首でイクんだよ?♡わかった?」
返事の代わりに「ぐぅうう……♡」と唸る。軽くカリカリ♡と乳頭を擦られるだけでピクピクしちゃうのに、きっとつまみ上げてゴリゴリ刺激してるはずだ。
「どうやって乳首いじってんのか説明してよ」
「はひ♡親指と人差し指で引っ張って♡♡んんー♡乳首押しつぶすみたいに♡♡してます♡♡♡」
「あはは、やっぱり♡そんなことばっかしてたら乳首おっきくなっちゃうね♡」
羞恥を煽るセリフだったが、予想外の言葉が返ってくる。
「ふ♡んん♡お、大きい方が、す、しゅ、好きですか?」
「うーん……好きな人のおっぱいならどっちでもイイって感じ?」
「ゆうくんが好きなら♡あぁああ♡おっきくしますよ……?♡あ、んん♡」
それはどうかな、と思う。
好きな人ならどんな乳首や乳輪でも可愛がってあげたいし、プレイを重ねたせいで多少大きくなっても気にしない。でも俺の好みごときで簡単に体を変えるって言うのは……。
……秋雄さんは多分、やれって言ったらやるんだろうな。
肥大化させて、俺と別れて、別の男に小さい方が好きと言われたら手術して戻すのかな。自分好みの髪型や服装をリクエストするのとワケが違う。
一重瞼の彼女に「二重の方が好きだから整形してきて」って言う男がいたらクソ野郎じゃん。
って、ちょっと考えすぎか。ただ盛り上がって出た言葉かもしれない。
秋雄さんのことになるとつい考えすぎてしまう。
「いいよ、そのままで……。何も考えないで、いっぱい気持ちよくなって……」
「はい♡ありがとうございます♡あああッ♡あ♡あ♡」
いつもは獣のように喘ぐ秋雄さんだがオナニーだからか、喘ぎ声はいつもより控えめだった。イクことに集中しているのか淫語も少なくなり「ひぃ」とか「あぁ」とかしか言わなくなった。泣いてるのかな?って思うような声を聞きながら、息を殺してティッシュの中に射精した。
秋雄さんがイッたのはそれからしばらく後だった。
「うぅ、はぁ……♡で、出そ♡ちゃんと乳首で射精、で、できそう……あ、あ、あー~………♡♡♡」
「ほら♡頑張って♡乳首でイケよ♡♡♡イクイク~って言いながら射精して?♡」
「イク♡イキます♡♡乳首で、アッ、ああ!♡で、出てる♡すご♡♡あぁ♡」
「ん♡すごいね♡偉い偉い♡いっぱい出しな♡ビューッビューッてザーメン出してスッキリしなよ♡」
「あぁ、まだ出る……触ってないのに♡はぁー……♡うううん……」
本当に乳首だけで射精したので驚く。秋雄さんも喘ぎながら驚いていた。
あー、実際に見たかったなぁ……秋雄さんの乳首射精、略してチク射。
「す、すみません……勝手にイッて……」
全力疾走した後みたいに息が荒い。秋雄さんはオナニーに夢中で俺がとっくにイッたのに気づいていなかった。
「ちゃんと一緒にイケたよ、ほぼ同時だったよ。さすがだね、秋雄さん。ご主人様の言うこと聞ける優秀チンポだからマンコだって俺好みになるはずだよ」
言い出しっぺだから優しい嘘をつく必要もある。秋雄さんはハァハァと息を整えながら「ありがとうございます……」と誇らしげだった。
「す、すみません……勝手にイッて……」
「スッキリした?」
「はい……しました……♡♡2回めなのにすっごい出ました……♡はは……糸引いてる…♡」
「ホント元気だよね~ホントすっごーい」
「だってゆうくん今日なんかいつもと違うじゃないですか」
「え?何が?」
「ずーっと囁かれてて耳ヤバかったです……♡マンコの代わりに耳犯されてるみたいで、めっちゃ良かったです。ゾワゾワしました……♡♡」
「あ~。両親いるからさ、デカい声でマンコとかチンポとか言ったらマズイでしょ」
「えーっ!あー……そうですよね、すみません」
さっきまでのもどかしさやつらさはなく、ピロートークの時のように甘ったるく穏やかな雰囲気が流れ一緒のベッドに入ってるような気分になる。性欲と虚しさは消化されたっぽい。俺も安心してズボンとパンツを履き直し毛布に包まる。無意識に抱きしめられてる風にしてしまう。
それからどんなAV見てたか教えろとか、どんな体勢でオナニーでしてるかとか、パンツの色は?とセクハラしまくって、早く会いたいねって言い合って通話を終えた。
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