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アプリで知り合ったイケおじのモロ感乳首を責めまくる話
6 2回目の……
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これといって特徴のない若者らしいファッションに身を包み、駅前の広場の壁にもたれて秋雄さんを待つ。
やっぱりちょっとドキドキして、壁に触れた背中が熱くなってくる。
スマホを見ているフリをしているが、頭の中は秋雄さんのいやらしい姿でいっぱいだった。鮮明に思い出すと勃っちゃいそうだから心にブレーキをかける。
気を取直してスマホのインカメで服や髪型をチェックする。
ファッションって難しい。大河はデートでGUCCIの帽子を被っていったら「そういうのダサい」ってフラれたし、光太郎は財布がわりに透明なポリ袋使ってたら「可愛い」ってキャーキャー言われてた。
今日の俺は上下ユニクロで、スキニーと黒いTシャツを着ている。
トモナガさんは全身ブランド品で身を固めていて、家も車もすごい。そんなトモナガさんと並んで歩いても恥ずかしくない男になりたくて、興味ないハイブランドに手を出したけど、背伸びしている感が満載ですぐにやめた。
ファッションは黒歴史でしかないけど「普段のゆうが一番かわいいよ」って言ってもらえて胸が熱くなった感覚は忘れられない。一生。
でも今日は普段の俺じゃダメだ。可愛くてマゾで淫乱な秋雄さんを満足させるサドにならなければいけない。AV見て語彙も増やしたし、安心してエッチできるようにまた色々道具を持ってきた。シンプルなデザインのバッグにはアダルトグッズが詰まっている。
「お待たせ、ゆう。早いね」
名前を呼ばれ顔を上げると秋雄さんが早足でやって来る。
今日はえんじ色のポロシャツに太めのジーンズといった格好だ。6月のじっとりとした不快な暑さに汗をかいていて脇の所が濡れて色濃くシミを作っている。下になにも着てないから両方の乳首がポツッと浮き出ていた♡
無防備で無自覚のエロさにキュンとしてしまう。ついニヤけそうになるのを堪え笑顔を浮かべる。
「俺も今来たとところ。秋雄さん、今日仕事休みだったの?」
「うん。昼過ぎに帰って来てちょっと寝てた」
「いっつもそれくらいの時間に帰ってくるの?てか何の仕事してるの?」
「長距離のトラックの運転手。大抵家に着くのは昼頃かな」
「だからイイ体してんだぁ。ねぇ。運転手さんってやっぱ土日休めない……よね?」
「うーん、休めないことはないけど。基本休みは不規則で平日が多いな」
「だよねぇ」
土日休みじゃないとなると、会えるのは平日で学校が終わってからか……。そっかぁ……。
トモナガさんとみたいに1日中一緒にいてまったりゆっくりするってのは初めから期待してなかったし、望んでもなかったけどちょっと残念な気分になる。
そんな会話をしていると、俺はあることに気がついた。
「うーん、秋雄さん、なんか前よりかっこよくなってる」
秋雄さんは「またまたぁ」と笑って本気にしてなかったけど、お世辞でも嘘でもない。
初めて会った時より頬がシャープになって目元もなんとなーくスッキリしている。
「えー、ちょっと痩せた?」
「痩せてはないと思うけど……あー、そうか。あの時は緊張してたからちょっと飲んで来たんだよ。今日は飲んでないからあんま浮腫んでないのかも」
「そ、そっかぁ」
「やめた方がいいよ、ソレ。アル中なの?」と言いかけたがやめる。
妻と子供の命日に初めて会う男とセックスする緊張を誤魔化すため酒を飲んでいた秋雄さんの心情を思い、胸がズーンと重くなる。
でも今日は飲んで来てないって言うし、せっかくまた会えたんだから楽しまなきゃな!と自分に言い聞かせて気を取り直す。
「腹減ったからなんか食べに行こう」と甘えてひっつく。汗の臭いはしなくてタバコと制汗剤の香りがした。汗っかきだからちゃんと対策しているらしい。
「くっつかないほうがいいよ、臭いから俺」とニコニコしながらも身を引き離そうとする秋雄さんを無視してしっとりとした腕にしがみついて離れない。
それを見ていた制服姿の女子高生たちが「ホモじゃん」「ヤバ」と噂している。噂にしては声がデカい。秋雄さんの耳にも確実に届いていただろうけど、表情を変えることはなくただニコニコしている。ますます甘えたくなってそのまま歩き出した。
やっぱりちょっとドキドキして、壁に触れた背中が熱くなってくる。
スマホを見ているフリをしているが、頭の中は秋雄さんのいやらしい姿でいっぱいだった。鮮明に思い出すと勃っちゃいそうだから心にブレーキをかける。
気を取直してスマホのインカメで服や髪型をチェックする。
ファッションって難しい。大河はデートでGUCCIの帽子を被っていったら「そういうのダサい」ってフラれたし、光太郎は財布がわりに透明なポリ袋使ってたら「可愛い」ってキャーキャー言われてた。
今日の俺は上下ユニクロで、スキニーと黒いTシャツを着ている。
トモナガさんは全身ブランド品で身を固めていて、家も車もすごい。そんなトモナガさんと並んで歩いても恥ずかしくない男になりたくて、興味ないハイブランドに手を出したけど、背伸びしている感が満載ですぐにやめた。
ファッションは黒歴史でしかないけど「普段のゆうが一番かわいいよ」って言ってもらえて胸が熱くなった感覚は忘れられない。一生。
でも今日は普段の俺じゃダメだ。可愛くてマゾで淫乱な秋雄さんを満足させるサドにならなければいけない。AV見て語彙も増やしたし、安心してエッチできるようにまた色々道具を持ってきた。シンプルなデザインのバッグにはアダルトグッズが詰まっている。
「お待たせ、ゆう。早いね」
名前を呼ばれ顔を上げると秋雄さんが早足でやって来る。
今日はえんじ色のポロシャツに太めのジーンズといった格好だ。6月のじっとりとした不快な暑さに汗をかいていて脇の所が濡れて色濃くシミを作っている。下になにも着てないから両方の乳首がポツッと浮き出ていた♡
無防備で無自覚のエロさにキュンとしてしまう。ついニヤけそうになるのを堪え笑顔を浮かべる。
「俺も今来たとところ。秋雄さん、今日仕事休みだったの?」
「うん。昼過ぎに帰って来てちょっと寝てた」
「いっつもそれくらいの時間に帰ってくるの?てか何の仕事してるの?」
「長距離のトラックの運転手。大抵家に着くのは昼頃かな」
「だからイイ体してんだぁ。ねぇ。運転手さんってやっぱ土日休めない……よね?」
「うーん、休めないことはないけど。基本休みは不規則で平日が多いな」
「だよねぇ」
土日休みじゃないとなると、会えるのは平日で学校が終わってからか……。そっかぁ……。
トモナガさんとみたいに1日中一緒にいてまったりゆっくりするってのは初めから期待してなかったし、望んでもなかったけどちょっと残念な気分になる。
そんな会話をしていると、俺はあることに気がついた。
「うーん、秋雄さん、なんか前よりかっこよくなってる」
秋雄さんは「またまたぁ」と笑って本気にしてなかったけど、お世辞でも嘘でもない。
初めて会った時より頬がシャープになって目元もなんとなーくスッキリしている。
「えー、ちょっと痩せた?」
「痩せてはないと思うけど……あー、そうか。あの時は緊張してたからちょっと飲んで来たんだよ。今日は飲んでないからあんま浮腫んでないのかも」
「そ、そっかぁ」
「やめた方がいいよ、ソレ。アル中なの?」と言いかけたがやめる。
妻と子供の命日に初めて会う男とセックスする緊張を誤魔化すため酒を飲んでいた秋雄さんの心情を思い、胸がズーンと重くなる。
でも今日は飲んで来てないって言うし、せっかくまた会えたんだから楽しまなきゃな!と自分に言い聞かせて気を取り直す。
「腹減ったからなんか食べに行こう」と甘えてひっつく。汗の臭いはしなくてタバコと制汗剤の香りがした。汗っかきだからちゃんと対策しているらしい。
「くっつかないほうがいいよ、臭いから俺」とニコニコしながらも身を引き離そうとする秋雄さんを無視してしっとりとした腕にしがみついて離れない。
それを見ていた制服姿の女子高生たちが「ホモじゃん」「ヤバ」と噂している。噂にしては声がデカい。秋雄さんの耳にも確実に届いていただろうけど、表情を変えることはなくただニコニコしている。ますます甘えたくなってそのまま歩き出した。
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