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アプリで知り合ったイケおじのモロ感乳首を責めまくる話
5 年上の彼女
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部活をしていない俺は、友達の光太郎と大河が部活の日はとっとと帰って家で寝てるかトモナガさんの所に行くかで、部活がない日は教室で駄弁ったり遊びにいったりする。それが放課後の過ごし方だった。
2人ともバスケ部に所属している。今日は部活が休みでいつもなら教室に残って彼女のこととか下ネタとか話してるんだけど……。
「んじゃ、帰るわ」
カバンに教科書などを詰め、帰り支度をさっさと済ませて2人に別れを告げる。
「え、なに祐治。帰っちゃうの?」
「どうせヤりに行くんだろ。年上の彼女と」
「あー、そーゆーこと」
不思議そうにした光太郎だが、大河の言葉に大げさにため息をついた。
この年上の彼女というのはトモナガさんのことだ。
アプリでトモナガさんと会って童貞を捨てた頃、2人に最近様子がおかしい、女ができただろうと詰め寄られ隠し通せないと悟った俺は「すごい年上の彼女が出来た。彼女の方が年齢差を気にしているから、成人しても続いていたらお前らにも紹介する」と適当な嘘をついたのだ。
「隠しててごめん。でも彼女の意思を尊重したくて……」と申し訳なさそうな顔をすると、2人は「こっちこそごめん」「デリカシーなかった」と謝罪した。
2人とも見た目はちょっとチャラそうだけど、俺と違って誠実で優しい。本気で申し訳なさそうな顔してるから俺の心が痛んだ。
今日会うのはトモナガさんじゃなくて秋雄さんなんだけどね。
また1つ秘密が増えてしまう。
2人とも彼女はいるが童貞で、彼女も処女だという。誰もが憧れるような美男美女のカップルだけど俺には面白みがないカップルに見えた。
仲間内で一番先に童貞を卒業した事実と増えた秘密にひっそりと優越感を感じてしまう。
「まっ、そういうこと」と得意げになって笑うと大河が芝居掛かった口調で喚き出す。
「ゆうくんは俺らをほっといてカノジョとセックスするワケだ!わー、いやらしい!」
「バカ、声でけぇって」
軽く小突いて……いや、結構強く殴って大河を黙らせるがもう遅く、まだ残っていた女子が「えー、いおりんのエッチー」「ヤラシー」と騒ぎだし、教室の隅でヒソヒソ話をしていたオタクたちがジロジロと不躾な目で見てくる。
俺はやかましい女子もブスな隠キャもいおりんというバカみたいなあだ名も好きじゃない。
トモナガさんの嫌いなモノはバカとブサイクだ。俺はトモナガさんに可愛がってもらえる人でいたい。
みんなを適当にいなして教室を後にする。
2人ともバスケ部に所属している。今日は部活が休みでいつもなら教室に残って彼女のこととか下ネタとか話してるんだけど……。
「んじゃ、帰るわ」
カバンに教科書などを詰め、帰り支度をさっさと済ませて2人に別れを告げる。
「え、なに祐治。帰っちゃうの?」
「どうせヤりに行くんだろ。年上の彼女と」
「あー、そーゆーこと」
不思議そうにした光太郎だが、大河の言葉に大げさにため息をついた。
この年上の彼女というのはトモナガさんのことだ。
アプリでトモナガさんと会って童貞を捨てた頃、2人に最近様子がおかしい、女ができただろうと詰め寄られ隠し通せないと悟った俺は「すごい年上の彼女が出来た。彼女の方が年齢差を気にしているから、成人しても続いていたらお前らにも紹介する」と適当な嘘をついたのだ。
「隠しててごめん。でも彼女の意思を尊重したくて……」と申し訳なさそうな顔をすると、2人は「こっちこそごめん」「デリカシーなかった」と謝罪した。
2人とも見た目はちょっとチャラそうだけど、俺と違って誠実で優しい。本気で申し訳なさそうな顔してるから俺の心が痛んだ。
今日会うのはトモナガさんじゃなくて秋雄さんなんだけどね。
また1つ秘密が増えてしまう。
2人とも彼女はいるが童貞で、彼女も処女だという。誰もが憧れるような美男美女のカップルだけど俺には面白みがないカップルに見えた。
仲間内で一番先に童貞を卒業した事実と増えた秘密にひっそりと優越感を感じてしまう。
「まっ、そういうこと」と得意げになって笑うと大河が芝居掛かった口調で喚き出す。
「ゆうくんは俺らをほっといてカノジョとセックスするワケだ!わー、いやらしい!」
「バカ、声でけぇって」
軽く小突いて……いや、結構強く殴って大河を黙らせるがもう遅く、まだ残っていた女子が「えー、いおりんのエッチー」「ヤラシー」と騒ぎだし、教室の隅でヒソヒソ話をしていたオタクたちがジロジロと不躾な目で見てくる。
俺はやかましい女子もブスな隠キャもいおりんというバカみたいなあだ名も好きじゃない。
トモナガさんの嫌いなモノはバカとブサイクだ。俺はトモナガさんに可愛がってもらえる人でいたい。
みんなを適当にいなして教室を後にする。
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