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第35話
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巨大な狼のような怪物が崩れ落ちる。
「思ったよりもしぶとかったな」
水堂がぐりぐりと腕を回す。
「お疲れ様です。 取りあえず、調べた感じ硬いですが焼けば一応は喰えるみたいですね」
「ちょ、ちょっと。 本当にこれを食べるの?」
祐平が魔導書の能力によって可食部の見極めを行い、櫻井が本当に食べるのかとやや引き攣った顔で疑問を口にしていた。
「えぇ、流石に何も食えてないとこの先しんどいですからね。 食った後は交替で仮眠を取るようにしましょう」
そろそろ半日どころか一日が経過しようとしていた。
水はどうにかなっているがいい加減に食事と睡眠を摂らないと不味い。
前者はともかく、後者は注意力に大きな影響を与え、散漫になると生死に直結するので可能な限りコンディションは整えておきたかった。
「普通に焼いてもいいのか?」
「やり過ぎるとすぐに炭化するから火力に注意してくださいね。 見た目以上に食えるところ少ないので慎重にお願いします」
「おぅ。 ――にしても十メートルぐらいあるのに食えるところ少ないのか……」
「内蔵の一部に毒あるらしいんで、下手にかぶりつくと死にますよ」
「マジかよ。 臓器は避けるって事は腿とかか?」
「後は筋肉とかですね」
会話をしながら水堂が悪魔を呼び出して死骸を慎重に切り分ける。
「そういえば気になったんだけどこの怪物は一体何なの? 魔導書で呼び出した悪魔とは完全に別物よね?」
「確かに。 襲って来るから普通に返り討ちにしてたけど、悪魔とは完全に別物だよな。 しかも悪魔と違って殺しても消えないって事はカテゴリー的には生き物って事になるのか?」
手持ち無沙汰の櫻井が口にした疑問に水堂も首を捻る。
そして何か知っているかと言わんばかりに祐平へと視線を向けた。
「いや、二人とも俺を知恵袋か何かと勘違いしてません?」
「でも調べたんだろ?」
「いや、調べましたけど……。 まぁいいや、えーとですね。 こいつ等は水堂さんの言う通り、一応は生き物って括りになるみたいです」
「ほー、ならどういう理屈で湧いて来るんだ?」
「ここで独自の生態系を築いているとかかしら?」
祐平は言葉を選ぶように少し考え――ややあって答えを口にした。
「結構、小難しい上、スケールの大きな話になるんですけどいいですかね?」
「随分と勿体つけるな。 いいから言ってみろ」
「お二人は集合無意識って知ってます?」
「……まぁ、単語だけなら」
「私もね。 具体的な所を聞かれるとちょっと困るわね」
「簡単に言うと人間の意識は底の底で繋がっていて、記憶やらイメージやらが溜まっている領域があるって話ですね」
古くからある神話などに類似や共通点が存在する事はそれが原因ではないかと言われている。
「ざっくり言うとそんな感じなんですが、実際は世界が蓄積した記憶や知識らしいんですよ」
「なにか違いでもあるのか?」
「えぇっと、人や生き物が死ねばその記憶やらの情報は世界に持って行かれて保管されるんですよ。 で、人間はその溜まった知識を無意識から汲み上げて使っている訳です。 要は人が無意識で繋がっている訳ではなく、世界と全ての生き物が繋がっているんですよ」
「イメージとしてはインターネットみたいな感じかしら?」
「あぁ、割と分かり易い例えですね。 先に結論を言ってしまうとこの化け物や悪魔はネットミームって奴に近い存在です」
ネットミームとはインターネットを媒介にして人から人へと伝わり、独り歩きしていく存在だ。
普遍的な存在であるにも関わらず起源を知るものが少なく、気が付けばそこに在る何か。
「水堂さんは悪魔ってどんなのかって聞かれると漠然としたイメージが湧きませんか?」
「……色々と浮かんでくるな。 黒いとか蝙蝠みてーな羽とか人を騙すとか……」
「後は契約を守るとかかしら?」
「そのイメージって何処から来ました?」
祐平の質問に二人は応えられずに沈黙する。
「ですよね。 俺も分からないです。 要は怪物も悪魔も大勢の人間がイメージとして持っているもので、ここにいる連中はそのイメージが形を持った存在みたいです」
「つまりは大勢の人間の妄想の塊っつー事か?」
「簡単に言うとそうみたいですね。 悪魔は架空の存在としての認識が強く、怪物も同様ではあるんですけど正体が動物ではないかって説が少なからずあるので架空でありながら実体があるみたいです」
「とんでもない話ね。 つまり悪魔は一定以上の人間が実体がないと認識しているから殺せば消える幽霊みたいな存在って事?」
「一応、ルールみたいな物があるみたいで、そういった存在はエネルギー体って形で干渉してくるみたいです。 特に悪魔に関してはまだ何かあるみたいですが、聞こうとしたら第四位階で質問しろとか言い出したので止めました」
流石に第二位階で触れられる知識までしか祐平は知りたいとは思わなかった。
知識に対する好奇心はあったが、寿命という取り返しのつかない支払いを行わなければならないので、とてもではないが割に合わないのだ。
「まとめると悪魔や怪物はその集合無意識が生み出した存在って事?」
「そうですね。 どうもこの場所はそういった存在が実体化しやすいみたいです」
「つまり問題はこの場所自体って事か」
「はい、こんな連中がポンポン湧いて来たら世界なんてとっくに滅んでますよ」
「おいおい、その理屈で言うとここは別世界みたいに聞こえるぞ?」
祐平は応えない。 その反応に水堂はやや顔を引きつらせる。
「……まさかとは思うがここが異世界ってのか?」
「いや、情報だけで照らし合わせるならその線が濃厚なんですが、聞いたら答えが返ってきませんでした。 もしかしたら俺達の居た世界とは別物なのかもしれませんが、何かあるのかもしれませんね」
知っている事を話しきった祐平が沈黙し、与えられた情報を呑み込み切れない水堂も同様に黙る。
「……確かにスケールの大きな話だったわね」
櫻井の困惑した声が小さく響いた。
「取りあえず考えても仕方がない事だけは分かった。 そうこうしている間に肉は削ぎ落し終えたから焼いてみるか」
水堂は骨を削って作った串に適度に切り分けた肉を配り、魔導書で生みだした火で炙る。
三人はしばらくの間、炎を見つめ続けた。
「――そろそろ良さそうだな」
水堂の言葉に頷き、顔を見合わせてから一斉に齧りついた。
もぐもぐと咀嚼してから呑み込む。 食べても問題はなさそうだが――
「塩か胡椒が欲しいな」
――味の面では少し物足りなかった。
「思ったよりもしぶとかったな」
水堂がぐりぐりと腕を回す。
「お疲れ様です。 取りあえず、調べた感じ硬いですが焼けば一応は喰えるみたいですね」
「ちょ、ちょっと。 本当にこれを食べるの?」
祐平が魔導書の能力によって可食部の見極めを行い、櫻井が本当に食べるのかとやや引き攣った顔で疑問を口にしていた。
「えぇ、流石に何も食えてないとこの先しんどいですからね。 食った後は交替で仮眠を取るようにしましょう」
そろそろ半日どころか一日が経過しようとしていた。
水はどうにかなっているがいい加減に食事と睡眠を摂らないと不味い。
前者はともかく、後者は注意力に大きな影響を与え、散漫になると生死に直結するので可能な限りコンディションは整えておきたかった。
「普通に焼いてもいいのか?」
「やり過ぎるとすぐに炭化するから火力に注意してくださいね。 見た目以上に食えるところ少ないので慎重にお願いします」
「おぅ。 ――にしても十メートルぐらいあるのに食えるところ少ないのか……」
「内蔵の一部に毒あるらしいんで、下手にかぶりつくと死にますよ」
「マジかよ。 臓器は避けるって事は腿とかか?」
「後は筋肉とかですね」
会話をしながら水堂が悪魔を呼び出して死骸を慎重に切り分ける。
「そういえば気になったんだけどこの怪物は一体何なの? 魔導書で呼び出した悪魔とは完全に別物よね?」
「確かに。 襲って来るから普通に返り討ちにしてたけど、悪魔とは完全に別物だよな。 しかも悪魔と違って殺しても消えないって事はカテゴリー的には生き物って事になるのか?」
手持ち無沙汰の櫻井が口にした疑問に水堂も首を捻る。
そして何か知っているかと言わんばかりに祐平へと視線を向けた。
「いや、二人とも俺を知恵袋か何かと勘違いしてません?」
「でも調べたんだろ?」
「いや、調べましたけど……。 まぁいいや、えーとですね。 こいつ等は水堂さんの言う通り、一応は生き物って括りになるみたいです」
「ほー、ならどういう理屈で湧いて来るんだ?」
「ここで独自の生態系を築いているとかかしら?」
祐平は言葉を選ぶように少し考え――ややあって答えを口にした。
「結構、小難しい上、スケールの大きな話になるんですけどいいですかね?」
「随分と勿体つけるな。 いいから言ってみろ」
「お二人は集合無意識って知ってます?」
「……まぁ、単語だけなら」
「私もね。 具体的な所を聞かれるとちょっと困るわね」
「簡単に言うと人間の意識は底の底で繋がっていて、記憶やらイメージやらが溜まっている領域があるって話ですね」
古くからある神話などに類似や共通点が存在する事はそれが原因ではないかと言われている。
「ざっくり言うとそんな感じなんですが、実際は世界が蓄積した記憶や知識らしいんですよ」
「なにか違いでもあるのか?」
「えぇっと、人や生き物が死ねばその記憶やらの情報は世界に持って行かれて保管されるんですよ。 で、人間はその溜まった知識を無意識から汲み上げて使っている訳です。 要は人が無意識で繋がっている訳ではなく、世界と全ての生き物が繋がっているんですよ」
「イメージとしてはインターネットみたいな感じかしら?」
「あぁ、割と分かり易い例えですね。 先に結論を言ってしまうとこの化け物や悪魔はネットミームって奴に近い存在です」
ネットミームとはインターネットを媒介にして人から人へと伝わり、独り歩きしていく存在だ。
普遍的な存在であるにも関わらず起源を知るものが少なく、気が付けばそこに在る何か。
「水堂さんは悪魔ってどんなのかって聞かれると漠然としたイメージが湧きませんか?」
「……色々と浮かんでくるな。 黒いとか蝙蝠みてーな羽とか人を騙すとか……」
「後は契約を守るとかかしら?」
「そのイメージって何処から来ました?」
祐平の質問に二人は応えられずに沈黙する。
「ですよね。 俺も分からないです。 要は怪物も悪魔も大勢の人間がイメージとして持っているもので、ここにいる連中はそのイメージが形を持った存在みたいです」
「つまりは大勢の人間の妄想の塊っつー事か?」
「簡単に言うとそうみたいですね。 悪魔は架空の存在としての認識が強く、怪物も同様ではあるんですけど正体が動物ではないかって説が少なからずあるので架空でありながら実体があるみたいです」
「とんでもない話ね。 つまり悪魔は一定以上の人間が実体がないと認識しているから殺せば消える幽霊みたいな存在って事?」
「一応、ルールみたいな物があるみたいで、そういった存在はエネルギー体って形で干渉してくるみたいです。 特に悪魔に関してはまだ何かあるみたいですが、聞こうとしたら第四位階で質問しろとか言い出したので止めました」
流石に第二位階で触れられる知識までしか祐平は知りたいとは思わなかった。
知識に対する好奇心はあったが、寿命という取り返しのつかない支払いを行わなければならないので、とてもではないが割に合わないのだ。
「まとめると悪魔や怪物はその集合無意識が生み出した存在って事?」
「そうですね。 どうもこの場所はそういった存在が実体化しやすいみたいです」
「つまり問題はこの場所自体って事か」
「はい、こんな連中がポンポン湧いて来たら世界なんてとっくに滅んでますよ」
「おいおい、その理屈で言うとここは別世界みたいに聞こえるぞ?」
祐平は応えない。 その反応に水堂はやや顔を引きつらせる。
「……まさかとは思うがここが異世界ってのか?」
「いや、情報だけで照らし合わせるならその線が濃厚なんですが、聞いたら答えが返ってきませんでした。 もしかしたら俺達の居た世界とは別物なのかもしれませんが、何かあるのかもしれませんね」
知っている事を話しきった祐平が沈黙し、与えられた情報を呑み込み切れない水堂も同様に黙る。
「……確かにスケールの大きな話だったわね」
櫻井の困惑した声が小さく響いた。
「取りあえず考えても仕方がない事だけは分かった。 そうこうしている間に肉は削ぎ落し終えたから焼いてみるか」
水堂は骨を削って作った串に適度に切り分けた肉を配り、魔導書で生みだした火で炙る。
三人はしばらくの間、炎を見つめ続けた。
「――そろそろ良さそうだな」
水堂の言葉に頷き、顔を見合わせてから一斉に齧りついた。
もぐもぐと咀嚼してから呑み込む。 食べても問題はなさそうだが――
「塩か胡椒が欲しいな」
――味の面では少し物足りなかった。
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