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第336話
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正直、連戦に次ぐ連戦で機体のコンディションはかなり悪い。
アノマリーは実弾は撃ち尽くし、エネルギー弾に関しても撃ちすぎて一部エラーを吐いている状態だ。
何とか動いているがこの調子で使い続けていると動作不良を起こしそうで怖い。
アトルムとクルックスも合計で五十発もない。
他の面子も似たような物で、碌に補給も整備もできない状態であのボスを仕留めきれるだろうか?
あまり自信はなかった。 生き残ったプレイヤー達が総攻撃をかけている様であちこちから集まっているのが見えるが、敵も戦力を結集している様でレーダー表示に敵である反応を示している機体も同様に集まっていた。 両陣営の戦力が集まった事で巨大な肉塊の周囲は時間の経過と共に戦闘が激しくなりつつあった。
「うへ、派手な事になってるナ」
「同感です。 正直、あんまり混ざりたくない戦場ですね」
寄って来たポンポンにそう返しながらどう攻めるかと考える。
「どう思う?」
「攻め方に関してはもう正攻法で行くしかないと思いますね。 小細工の入り込む余地がない」
デカいイカの胴体の中心に反応炉が存在し、内部から放つ謎のエネルギーで水を肉塊に変換するという物理法則を超越した変異を行っているのだ。 反応炉の破壊が勝利条件である以上、あの肉塊を掘り起こして破壊以外の勝ち筋が見えない。
――まさかとは思うが、対生物用の細菌兵器とかがあって事前にどこかの設備で作れとか言わないだろうな?
一瞬、そんな事を考えたが、このゲームに生物兵器の需要なんてある訳がないので仮にショップのラインナップに並んでいたとしても買っている奴が居るとは考え難い。
普通の運営なら論ずるまでもない話だが、このゲームの運営ならやりかねないと思えてしまうあたりが怖い話だった。
――どちらにせよ、設備が使い物にならない以上は無い物ねだりでしかない。
万が一、負けた場合は調べておこう。 そんな事を考えながら巨大な肉塊に視線を戻す。
全力で飛んでいるのだが、巨大すぎる所為で距離感が全く掴めない。
数十キロメートルクラスのエネミーなので距離があるにも関わらずかなり近くに見える。
攻撃手段に関しては特に変化はなさそうだった。
サイコキネシス。 空間を捩じる局所攻撃と衝撃波のような物を放出する範囲攻撃。
問題は表面に張り付いている無数の顔一つにつき、一撃放てるという事だ。
異様さに目が行きがちだが、砲台と認識すればそこまで違和感はない。
ただ、問題はその砲台が時間経過で増殖していっている事だ。
つまりはこうしている間にも敵の火力は増し続けている。 正直、やってられないと思ってしまう。
水の内に蒸発させるべきだったかとも思ったが熱核兵器ですら碌に効果がなかったのだ。
現実的ではない。 いくら考えても正攻法以外の解が出ないので、やるしかなかった。
「って事はあのグロい肉塊を掘らなきゃならないのか……」
「掘る事自体はそこまで難しくはないんですけど、あの攻撃と敵トルーパーを掻い潜るって考えるとしんどいですね」
「お二人さん。 そろそろ到着よ。 準備しなさいな」
ツェツィーリエに言われて意識を肉塊に移すと確かにそろそろ攻撃が届く距離に入りそうだった。
同時に敵の攻撃にも晒される事を意味するが。 視線を落とすと凄まじい有様だった。
トルーパー、エネミー、千切れた肉片が大地を埋め尽くさんばかりに溢れている。
「さて、ここまで付いて来てくれた皆、お疲れ様」
不意にツェツィーリエが全員に声をかける。
「恐らくだけどこの長かったイベントもこれで最後よ。 目標は敵の反応炉。 これを破壊すれば私達の勝ちで、全滅すればまた復刻。 そうならないように勝ちに行きましょう。 小細工は不要、センサーリンクで位置は分かっていると思う。 刺し違えてでも仕留めるわよ!」
ツェツィーリエの言葉に『豹変』のメンバーは口々に戦意を漲らせ、やってやると拳を振り上げた。
到着までに簡単な作戦は立ててあり、共有も済ませている。
上手くすれば思った以上にあっさり片が付くだろう。
シックスセンスが敵の攻撃の兆候を捉えた。
射程内に入ったのでターゲットに設定されたのだろう。 待ってましたとばかりに空間の歪みがヨシナリ達の周囲に発生するが、これは問題ない。
この攻撃は発現点を動かす事ができず、一度ターゲットを設定し終えたのなら発動は止められない。
つまり、攻撃範囲から逃れてしまえば何の問題もない。 加速して範囲を強引に突破。
躱されたのなら次は砲だ。 こちらも一通り見たので、対処法は分かっている。
「グロウモスさん!」
「り、了解」
打てば響くといったタイミングでグロウモスは狙撃銃で次々と肉塊の額を撃ち抜いて黙らせる。 それにより攻撃を阻害され、敵のエネルギーの収束が霧散。
攻撃範囲に穴ができる。 ツェツィーリエが先頭に立ち、他がその背後に着く。
発射。 傍から見れば異様な光景だっただろう。
何故なら空中で列を成すように飛行しているのだから。 視えていない者達も攻撃が砲のように広範囲に及ぶものだと理解はしている。 そんな中、一列に並ぶという事は自殺行為に近い。
――が、彼らは無傷。
その光景は異様としか言いようがない。 不可視の攻撃が通り過ぎる。
「散開! 一機でもいい! 辿り着きなさい!」
躱した者達にはそんな余裕はない。 ツェツィーリエの叫びに全機が散開。
自分達を攻撃範囲に入れる顔だけを撃ち抜いて穴を開け、懐に飛び込んで散らばる。
後は出たとこ勝負だ。 敵が肉塊だけなら互いを守り合って穴掘りと行きたいところだが、散開しなければならない理由があった。
――敵性トルーパーだ。
反応炉への接近を察知した敵機が次々と集まって来る。
ヨシナリはそんな中、機体を変形させて急加速。 位置は分かっているので、そこを真っすぐに射抜くだけだが――
「来たか」
レーダー表示に反応。 異様に速いスピードでこちらに迫って来る機体。
ラーガストのパクリ機体だ。 同等のエネルギーウイングを使っているが欠片も使いこなせていないので脅威度は本物に比べると大きく落ちる。 それでもB上位からAに引っかかる程度の総合力はあった。
――総合力は。
「どうせガワだけ真似て使いこなせねぇんだろうが!」
ヨシナリはそう呟いて敵機への対処を開始した。
アノマリーは実弾は撃ち尽くし、エネルギー弾に関しても撃ちすぎて一部エラーを吐いている状態だ。
何とか動いているがこの調子で使い続けていると動作不良を起こしそうで怖い。
アトルムとクルックスも合計で五十発もない。
他の面子も似たような物で、碌に補給も整備もできない状態であのボスを仕留めきれるだろうか?
あまり自信はなかった。 生き残ったプレイヤー達が総攻撃をかけている様であちこちから集まっているのが見えるが、敵も戦力を結集している様でレーダー表示に敵である反応を示している機体も同様に集まっていた。 両陣営の戦力が集まった事で巨大な肉塊の周囲は時間の経過と共に戦闘が激しくなりつつあった。
「うへ、派手な事になってるナ」
「同感です。 正直、あんまり混ざりたくない戦場ですね」
寄って来たポンポンにそう返しながらどう攻めるかと考える。
「どう思う?」
「攻め方に関してはもう正攻法で行くしかないと思いますね。 小細工の入り込む余地がない」
デカいイカの胴体の中心に反応炉が存在し、内部から放つ謎のエネルギーで水を肉塊に変換するという物理法則を超越した変異を行っているのだ。 反応炉の破壊が勝利条件である以上、あの肉塊を掘り起こして破壊以外の勝ち筋が見えない。
――まさかとは思うが、対生物用の細菌兵器とかがあって事前にどこかの設備で作れとか言わないだろうな?
一瞬、そんな事を考えたが、このゲームに生物兵器の需要なんてある訳がないので仮にショップのラインナップに並んでいたとしても買っている奴が居るとは考え難い。
普通の運営なら論ずるまでもない話だが、このゲームの運営ならやりかねないと思えてしまうあたりが怖い話だった。
――どちらにせよ、設備が使い物にならない以上は無い物ねだりでしかない。
万が一、負けた場合は調べておこう。 そんな事を考えながら巨大な肉塊に視線を戻す。
全力で飛んでいるのだが、巨大すぎる所為で距離感が全く掴めない。
数十キロメートルクラスのエネミーなので距離があるにも関わらずかなり近くに見える。
攻撃手段に関しては特に変化はなさそうだった。
サイコキネシス。 空間を捩じる局所攻撃と衝撃波のような物を放出する範囲攻撃。
問題は表面に張り付いている無数の顔一つにつき、一撃放てるという事だ。
異様さに目が行きがちだが、砲台と認識すればそこまで違和感はない。
ただ、問題はその砲台が時間経過で増殖していっている事だ。
つまりはこうしている間にも敵の火力は増し続けている。 正直、やってられないと思ってしまう。
水の内に蒸発させるべきだったかとも思ったが熱核兵器ですら碌に効果がなかったのだ。
現実的ではない。 いくら考えても正攻法以外の解が出ないので、やるしかなかった。
「って事はあのグロい肉塊を掘らなきゃならないのか……」
「掘る事自体はそこまで難しくはないんですけど、あの攻撃と敵トルーパーを掻い潜るって考えるとしんどいですね」
「お二人さん。 そろそろ到着よ。 準備しなさいな」
ツェツィーリエに言われて意識を肉塊に移すと確かにそろそろ攻撃が届く距離に入りそうだった。
同時に敵の攻撃にも晒される事を意味するが。 視線を落とすと凄まじい有様だった。
トルーパー、エネミー、千切れた肉片が大地を埋め尽くさんばかりに溢れている。
「さて、ここまで付いて来てくれた皆、お疲れ様」
不意にツェツィーリエが全員に声をかける。
「恐らくだけどこの長かったイベントもこれで最後よ。 目標は敵の反応炉。 これを破壊すれば私達の勝ちで、全滅すればまた復刻。 そうならないように勝ちに行きましょう。 小細工は不要、センサーリンクで位置は分かっていると思う。 刺し違えてでも仕留めるわよ!」
ツェツィーリエの言葉に『豹変』のメンバーは口々に戦意を漲らせ、やってやると拳を振り上げた。
到着までに簡単な作戦は立ててあり、共有も済ませている。
上手くすれば思った以上にあっさり片が付くだろう。
シックスセンスが敵の攻撃の兆候を捉えた。
射程内に入ったのでターゲットに設定されたのだろう。 待ってましたとばかりに空間の歪みがヨシナリ達の周囲に発生するが、これは問題ない。
この攻撃は発現点を動かす事ができず、一度ターゲットを設定し終えたのなら発動は止められない。
つまり、攻撃範囲から逃れてしまえば何の問題もない。 加速して範囲を強引に突破。
躱されたのなら次は砲だ。 こちらも一通り見たので、対処法は分かっている。
「グロウモスさん!」
「り、了解」
打てば響くといったタイミングでグロウモスは狙撃銃で次々と肉塊の額を撃ち抜いて黙らせる。 それにより攻撃を阻害され、敵のエネルギーの収束が霧散。
攻撃範囲に穴ができる。 ツェツィーリエが先頭に立ち、他がその背後に着く。
発射。 傍から見れば異様な光景だっただろう。
何故なら空中で列を成すように飛行しているのだから。 視えていない者達も攻撃が砲のように広範囲に及ぶものだと理解はしている。 そんな中、一列に並ぶという事は自殺行為に近い。
――が、彼らは無傷。
その光景は異様としか言いようがない。 不可視の攻撃が通り過ぎる。
「散開! 一機でもいい! 辿り着きなさい!」
躱した者達にはそんな余裕はない。 ツェツィーリエの叫びに全機が散開。
自分達を攻撃範囲に入れる顔だけを撃ち抜いて穴を開け、懐に飛び込んで散らばる。
後は出たとこ勝負だ。 敵が肉塊だけなら互いを守り合って穴掘りと行きたいところだが、散開しなければならない理由があった。
――敵性トルーパーだ。
反応炉への接近を察知した敵機が次々と集まって来る。
ヨシナリはそんな中、機体を変形させて急加速。 位置は分かっているので、そこを真っすぐに射抜くだけだが――
「来たか」
レーダー表示に反応。 異様に速いスピードでこちらに迫って来る機体。
ラーガストのパクリ機体だ。 同等のエネルギーウイングを使っているが欠片も使いこなせていないので脅威度は本物に比べると大きく落ちる。 それでもB上位からAに引っかかる程度の総合力はあった。
――総合力は。
「どうせガワだけ真似て使いこなせねぇんだろうが!」
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