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第278話
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ヨシナリは三機の猛攻を凌ぎながら突破口を探していた。
本来なら弱いところを探してそこから崩すのがセオリーなのだが、ポンポンはヨシナリの思惑を良く理解しているのか徹底して隙を作らない立ち回りを意識している。
常に互いが互いをカバーできるポジショニングを徹底しているので中々崩せない。
その為の遠隔狙撃だったのだが、あまり効果は出ていなかった。
撃破したい順番としてはポンポン、ニャーコ、おたまの順だが、ポンポンを狙おうとした時の反応がかなり鋭い。 二人は意地でもポンポンを守るつもりのようだ。
反応から間違いなくセンサー系を同期しているのでポンポンがやられると自分達の視界が塞がる事で総崩れになると理解している。 だからこそ彼女達はポンポンを必死に守るだろう。
トルーパーにはセンサーをリンクさせる機能がある。 普段は全く使われない機能ではあるが、シックスセンスのような規格外のセンサーシステムがあれば話は別だ。
それにより恩恵を受けた機体はこの視界不良の中、敵の位置を見通す事が可能となる。
欠点としては距離が短い、つまりはリンク元の近くに居る必要がある事だ。
ニャーコとおたまがポンポンを中心に動いている理由の一つではある。 効果範囲はヨシナリも何度か検証したので頭には入っている。 大体、周囲三百メートル前後。
これは三百メートル以内に居れば恩恵を完全に得られる訳ではなく、三百メートル以内に居れば最低限の支援は得られるという事だ。 要は離れれば離れるほどに精度が落ちる。
ヨシナリの見解では情報量が多すぎ所為だとは思っているが、最低限の恩恵――敵の位置を把握するには百からギリギリで百五十程度は近くに居る必要がある。
その為、ベリアルはヨシナリの真下。 凍った湖の上でツェツィーリエと派手に戦っていた。
両者ともシックスセンスによる支援を受ける必要があるのでヨシナリとポンポンから離れられないのだ。 ただ、ふわわは感覚で何となると恐ろしい事を言って姿を消し、グロウモスはそのフォローに入った。 ヨシナリは正直、無理ではないかとも思っていたが、信じられない事にしっかりと敵の一部を足止めしていたのだ。
――あの人に関してはさっぱり分からねぇ……。
最後のマルメルに関しては割と重要な仕事を任せているので動けない。
「1、2、6、8」
ニャーコのエネルギーブレードを紙一重で躱し、畳みかけてくるおたまに遠隔操作の狙撃で牽制。
四発の弾丸がおたまと後方でヨシナリを狙っていたポンポンへと飛ぶ。
「やるじゃねーか! ヨシナリぃ!」
「はは、そりゃどうも」
「でも、なにかおかしいゾ? お前、何かやってるだろ?」
「さぁ? 何の話ですかね?」
平静を装ってそう返すが、内心ではヤバいと思っていた。
ポンポンの言う通り、仕込みはしている。 だが、それがバレると非常に困った事になるので、まだ気付かれる訳には行かない。
――そろそろ仕掛け時か。
三人の動きは充分に見た。
ニャーコは前の模擬戦でも当たっている上、ミッションで何度か一緒に戦った経験もあるので行動は何となく読める。 得意レンジは近から中距離で、やや近距離に偏っているインファイターだ。
エネルギーウイングを利用した思い切りの良い突進で間合いを潰しに来る戦い方は中々に脅威だ。
ただ、普段からふわわの動きを見ているヨシナリからすればそこまでではないというのが本音だった。 そしておたまというプレイヤー。
初見――正確にはサーバー対抗戦で姿は見たのだが、まともに絡むのは初めてだったので意識して観察していた。 オーソドックスな中距離戦機と言うのが率直な感想で、似たような戦い方をするポンポンに比べればいくらか格が落ちる。
――何をするにしてもどこか崩さないとこのままじゃ負けるな。
狙うならガードの硬いポンポンよりも比較的、脇が甘いニャーコかおたまのどちらかか。
それに急がないと――ポンポンのエネルギーライフルを躱す為に急上昇。
即座にニャーコが突っ込んで来るので拳銃で牽制しつつ接近を防ぎ、おたまのエネルギー式の突撃銃による連射は変形してからの加速で振り切る。 射撃に切れ目が出来たと同時に人型に変形。
そのままアノマリーを実弾モードで応射。 割り込むようにおたまの前に出たニャーコがエネルギーシールドで防ぐ。 急降下、ポンポンの射撃が空を切る。
ニャーコが突進。 これはどうにもならない。
「3、4、5」
狙撃銃による遠隔射撃。 ニャーコがたたらを踏むように動きを止め、そこを逃さずにアノマリーを撃ち込むが今度はおたまがシールドで防ぐ。
「よし、攻撃を手を緩めるな! 躱す事に集中させろ! ほらほら~、ヨシナリぃ、もっと頑張れ♡ 頑張れ♡」
ヨシナリは応えない。 正確には応える余裕がなくなって来た。
逆にポンポンは煽る余裕すらあるのは凄まじく不公平感があって不快だったが、努めて冷静に目の前の攻撃を捌き続ける。 こちらは隙を晒したら即座に撃墜、そして敵のミスは最大でも一機喪失程度。
――なんて割に合わないんだ。
防ぐだけで攻撃に思考のリソースを割けないのだ。
加えて時間をかければかけるだけ不利になる。 何故ならそろそろポンポンがヨシナリの仕掛けに気付きそうだった。 根拠は明らかに遠隔操作の狙撃銃の方を見ていたからだ。
「ふふ、分かっちゃったゾ! ヨシナリぃお前、マルメルに狙撃銃の遠隔操作をやらせてるだろ?」
――あぁ、畜生。 バレた。
「おかしいと思ってたんだよナ。 お前が扱っているにしては射線は固定だし、タイミングも微妙に遅い。 ここまでそこそこの数をぶっ放してるのに一発も当たってないし、発射の指示だけ出してお前は操作に関与していないだろ?」
「はは、どうでしょうね?」
そう返しながら脳裏に時間切れというフレーズが浮かぶ。
ポンポンの言う通りだった。 地形と環境的にマルメルは無理に前に出てもやられるだけなのは目に見えている。 吹雪と強い風によって機動力が落ちたソルジャータイプは的でしかない。
ならマルメルという貴重な戦力を最大限に活用する方法は何か?
ヨシナリが思いついたのは狙撃銃の遠隔操作だ。
基本的にリンクしている銃に発射命令を出すだけの簡単な仕事なので難しくはない。
本来なら弱いところを探してそこから崩すのがセオリーなのだが、ポンポンはヨシナリの思惑を良く理解しているのか徹底して隙を作らない立ち回りを意識している。
常に互いが互いをカバーできるポジショニングを徹底しているので中々崩せない。
その為の遠隔狙撃だったのだが、あまり効果は出ていなかった。
撃破したい順番としてはポンポン、ニャーコ、おたまの順だが、ポンポンを狙おうとした時の反応がかなり鋭い。 二人は意地でもポンポンを守るつもりのようだ。
反応から間違いなくセンサー系を同期しているのでポンポンがやられると自分達の視界が塞がる事で総崩れになると理解している。 だからこそ彼女達はポンポンを必死に守るだろう。
トルーパーにはセンサーをリンクさせる機能がある。 普段は全く使われない機能ではあるが、シックスセンスのような規格外のセンサーシステムがあれば話は別だ。
それにより恩恵を受けた機体はこの視界不良の中、敵の位置を見通す事が可能となる。
欠点としては距離が短い、つまりはリンク元の近くに居る必要がある事だ。
ニャーコとおたまがポンポンを中心に動いている理由の一つではある。 効果範囲はヨシナリも何度か検証したので頭には入っている。 大体、周囲三百メートル前後。
これは三百メートル以内に居れば恩恵を完全に得られる訳ではなく、三百メートル以内に居れば最低限の支援は得られるという事だ。 要は離れれば離れるほどに精度が落ちる。
ヨシナリの見解では情報量が多すぎ所為だとは思っているが、最低限の恩恵――敵の位置を把握するには百からギリギリで百五十程度は近くに居る必要がある。
その為、ベリアルはヨシナリの真下。 凍った湖の上でツェツィーリエと派手に戦っていた。
両者ともシックスセンスによる支援を受ける必要があるのでヨシナリとポンポンから離れられないのだ。 ただ、ふわわは感覚で何となると恐ろしい事を言って姿を消し、グロウモスはそのフォローに入った。 ヨシナリは正直、無理ではないかとも思っていたが、信じられない事にしっかりと敵の一部を足止めしていたのだ。
――あの人に関してはさっぱり分からねぇ……。
最後のマルメルに関しては割と重要な仕事を任せているので動けない。
「1、2、6、8」
ニャーコのエネルギーブレードを紙一重で躱し、畳みかけてくるおたまに遠隔操作の狙撃で牽制。
四発の弾丸がおたまと後方でヨシナリを狙っていたポンポンへと飛ぶ。
「やるじゃねーか! ヨシナリぃ!」
「はは、そりゃどうも」
「でも、なにかおかしいゾ? お前、何かやってるだろ?」
「さぁ? 何の話ですかね?」
平静を装ってそう返すが、内心ではヤバいと思っていた。
ポンポンの言う通り、仕込みはしている。 だが、それがバレると非常に困った事になるので、まだ気付かれる訳には行かない。
――そろそろ仕掛け時か。
三人の動きは充分に見た。
ニャーコは前の模擬戦でも当たっている上、ミッションで何度か一緒に戦った経験もあるので行動は何となく読める。 得意レンジは近から中距離で、やや近距離に偏っているインファイターだ。
エネルギーウイングを利用した思い切りの良い突進で間合いを潰しに来る戦い方は中々に脅威だ。
ただ、普段からふわわの動きを見ているヨシナリからすればそこまでではないというのが本音だった。 そしておたまというプレイヤー。
初見――正確にはサーバー対抗戦で姿は見たのだが、まともに絡むのは初めてだったので意識して観察していた。 オーソドックスな中距離戦機と言うのが率直な感想で、似たような戦い方をするポンポンに比べればいくらか格が落ちる。
――何をするにしてもどこか崩さないとこのままじゃ負けるな。
狙うならガードの硬いポンポンよりも比較的、脇が甘いニャーコかおたまのどちらかか。
それに急がないと――ポンポンのエネルギーライフルを躱す為に急上昇。
即座にニャーコが突っ込んで来るので拳銃で牽制しつつ接近を防ぎ、おたまのエネルギー式の突撃銃による連射は変形してからの加速で振り切る。 射撃に切れ目が出来たと同時に人型に変形。
そのままアノマリーを実弾モードで応射。 割り込むようにおたまの前に出たニャーコがエネルギーシールドで防ぐ。 急降下、ポンポンの射撃が空を切る。
ニャーコが突進。 これはどうにもならない。
「3、4、5」
狙撃銃による遠隔射撃。 ニャーコがたたらを踏むように動きを止め、そこを逃さずにアノマリーを撃ち込むが今度はおたまがシールドで防ぐ。
「よし、攻撃を手を緩めるな! 躱す事に集中させろ! ほらほら~、ヨシナリぃ、もっと頑張れ♡ 頑張れ♡」
ヨシナリは応えない。 正確には応える余裕がなくなって来た。
逆にポンポンは煽る余裕すらあるのは凄まじく不公平感があって不快だったが、努めて冷静に目の前の攻撃を捌き続ける。 こちらは隙を晒したら即座に撃墜、そして敵のミスは最大でも一機喪失程度。
――なんて割に合わないんだ。
防ぐだけで攻撃に思考のリソースを割けないのだ。
加えて時間をかければかけるだけ不利になる。 何故ならそろそろポンポンがヨシナリの仕掛けに気付きそうだった。 根拠は明らかに遠隔操作の狙撃銃の方を見ていたからだ。
「ふふ、分かっちゃったゾ! ヨシナリぃお前、マルメルに狙撃銃の遠隔操作をやらせてるだろ?」
――あぁ、畜生。 バレた。
「おかしいと思ってたんだよナ。 お前が扱っているにしては射線は固定だし、タイミングも微妙に遅い。 ここまでそこそこの数をぶっ放してるのに一発も当たってないし、発射の指示だけ出してお前は操作に関与していないだろ?」
「はは、どうでしょうね?」
そう返しながら脳裏に時間切れというフレーズが浮かぶ。
ポンポンの言う通りだった。 地形と環境的にマルメルは無理に前に出てもやられるだけなのは目に見えている。 吹雪と強い風によって機動力が落ちたソルジャータイプは的でしかない。
ならマルメルという貴重な戦力を最大限に活用する方法は何か?
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