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本編
神様案件、待ってるね
しおりを挟むほち。
スマホの通話が切れたのを確認して、竜樹は、ふうぅ、と息を吐いた。
周りでは、子供達が、おはなし、おはなしぃ!と、くすくすキャッキャ、笑って、竜樹の肩に背に手を当てて、パシパシ叩いてぴょんぴょこ。
カメラのミランと、お助け侍従のタカラ、何でも実現バーニー君が、ほのかに微笑み、新しい情報にほっぺをむに、とふくよかにさせて、各々じぃ、ぱちぱち、と瞬き竜樹を見る。
ファヴール教皇や修道士達、ポムドゥテール一家、タイラス一家は、神様案件と知って、ただ静かに。
ラフィネ母さんやお助けエルフ達、子供達のお世話部隊は、竜樹のお仕事、いつものこと。と平常運転だ。王弟のマルサ達、護衛は、邪魔をせず変わらず、話を聞きながらも護衛対象に目を配る。
変わった事があれば王に報告をせねばならないタカラは、そのうち、口をぱくぱくさせ、何を言ったらいいか。先輩侍従兼のミランが、先んじて言葉にする。
「竜樹様。•••すまほで、情報を調べてご家族と連絡できるだけじゃ、ないんですね。聞いていて、何だか訳がわからなかったのですけど、情報を受け取るだけじゃない。こちらの情報を?見せる?お互いに?どうやってですか?」
一度はチリ魔法院長に見せた事があったかもしれない。いいね、もらってみたい!なんて彼は言っていたけれど、おいおいね、おいおい、なんて流して、竜樹はこの世界に、それなりに選んで、もっぱら片側通行で情報を流してきた。
病気関連で、調べ物をした時など、本当に誰か詳しい人に意見を聞いてみたい、と思ったりしたけれど、堪えてきたのだ。
こちらに来たばかりの竜樹にとって、自分の中でも精一杯で、それをするには、まだまだ機は熟さず、だったし。
そして、自分が、お互いの世界に、情報を無闇に拡散する事に恐れがあって。
こちらの時代を、情報のやり取り過多でスピードアップさせる事にも、躊躇って。
何せこちらは、今、テレビで、ラジオで、郵便なのだ。そのやり方の良さを、たっぷり享受して、ゆっくりでいい。そんな風に竜樹は思う。
転移魔法陣は、あちらより余程進んでいるけれど、どのみち、全く同じやり方で進んでいく方が不健全だから。
でも。
今、一雫。考えるキッカケが訪れた。
竜樹は無言で、有名なSNSから、幾つかのページを選んで、ヒョイ、とタカラ、ミラン、バーニー君3人に見せた。バーニー君が、すかさず大画面に映して皆で見る。
動画なんかもあって、田舎の生活を楽しく、工夫して送る様子や、踊る様子。本物の葉っぱを綺麗にデザインして、ラミネート加工したものなどの趣味の記事が美しい。投稿イラストは様々に魅力的で、簡単なやってみた記事もなるほどである。猫や犬の笑える可愛い様子。小説投稿サイトは、こんなのがあるよ~、って、あらましだけ。でも、こんなに物語が沢山あるんだ。Q&Aや、webの皆で作る辞書なんかも、ゆっくりと。
クラウドファンディングは、まだ早すぎるかな、どうかな、詐欺に使われてしまいそう、と良く考えてから見せる事にして。
「音楽やアニメや実写の映画、踊りなんかは、時々見せてるよね。これ皆、誰かにみてねー、って個人や商会がやってるんだよ。でね、俺も、その気になれば、こちらの情報を、こんな風に、元いた世界の、顔も知らない、会った事もない沢山の人達に見せる事ができる。返事も、もらえる。双方向で、情報を送りあって、できること。どんな可能性がある?そして、悪影響は、あったりする?あちらの世界は、楽園じゃない。今は選んで、楽しい、良い情報を見せてるけど、そんなのばっかりじゃない。犯罪も、恐ろしい、平和を損なう情報もある。こちらが、そうであるように。そして、大勢と触れ合う事は、気も遣うし、心が疲れもするよね?時間もかかる。俺がそれを、全部する?どこまで?どんな形で?世界を交わらせていい?•••そんな話を、まずは大きく、手助けしてくれるっていう後輩の片平くんと、その彼女の浜辺さんとしてたんだ。」
ほわぁぁぁ?!
子供達は、画面に見入って、一部は考え込み、そして大体は、ふえ?とはてなだったが。
バーニー君は、もう良い大人なので、人が集まり、良き事も悪き事もある世の中を知っているので、ウンウンと頷き。
「だから、まずは神様にお伺いする訳ですね。竜樹様が、それだけ、こちらの世界も、あちらも、大事に思っていてくれてる。•••ってこと、ですよね。」
そう言って、ニン、と口角を上げた。
ミランも以前、自分がギフトの竜樹の齎す影響を、雨垂れの一雫、そして広がる自分達が波紋と例えた事を思い出して。
「そうですよね。あちらと、双方向でもっと頻繁になったら、お互い波紋が大きく、広がってしまう。良い事もかも知れないけど、悪い事も。国だってお互い友誼を交わし合うのに、決まりが必要なんですもの、野放図では、差し障りがありますよね。」
と納得した。
タカラは忙しく、うんうんとバーニー君を見、ミランを見、そして竜樹を見て頷く。
竜樹は、やりたいやりたいじゃない、懸念と躊躇いを分かってくれた大人3人に、ニコニコ、とした。
「おはなし、むつかしいの?」
ニリヤが、お口をムン?として、首を傾げて竜樹を見上げる。
竜樹は、頸のくるんとなった毛を撫で撫でこ、としながら、顔を見合わせて。
「良く考えて、神様にも聞いてからじゃ、ダメ?」
ニリヤは、う~ん。といっぱしに腕を組んでふむふむ考え。
うん。
とうさまも、おくにのこと、よくかんがえてるなー。みんなと、かいぎ、してる。
ししょうも、みんなのために、よくかんがえる?いつも、いいこと、ゆってくれる。
うんうん!ししょう、わるいこと、いわないな!
かみさま、ダメいう?
きいてみる?
ふむ!
「よくかんがえたら、いいおはなし、できるかも?かみさまにも、きいてからに、しよっか!」
とふんふん、つるりの絶妙なカーブ、小さな顎を、こくこくした。
オランネージュやファング王太子は、お国の事みたいか•••確かに、決まりあるな、と納得したし。ネクターとアルディ王子は、悪い事、言われることも、あるよね、って、手を繋いで、ん!と顔を見合わせた。
「神様に聞こう!良いことかどうか、分かんないもんな!竜樹とーさが迷うくらいだから、むずかしいことだ!」
と世慣れたジェムが、色々とやな感じあるかもを思い至って、仲間の子供達に言えば、皆。
「はーい!」
「えー。そっかぁ。」
「だね、だね!」
「わかった。すこし、がまんする。」
「そうよね!神様にきいたら、たしかだもの。」
と、概ね神様に委ねるを是とした。
「じゃあ、神様に•••。」
と竜樹が、メッセージグループ神々の庭で聞こうかな、と改めてスマホに目を遣る。途端に。
ぶるるらる。
だよね。神様は見てるよね。
ランセ
『やあ、呼んだかい?
世界の交わりについて、慎重に考えてくれていて、助かるよ。竜樹。』
竜樹
「いえいえ、怖がりなだけで。
ランセ神様は、俺がスマホで、あちらの世界と情報のやりとりを、お互いにもっと出来る、って事、きっとご存知でしたよね。」
ランセ
『まあね。
君を情報のフィルターとする、って話を、最初の頃、したっけね。
だから、スマホは、君が生きてる間だけ繋げるんだ、って。
君の善性と、良き怖がりを、私たち神は、見てきたよ。
人は間違うけれど、その過ちを、気付いてやり直し出来るかどうかも含めて、やってごらん、って思っていた。
まあ、やり始める前に、聞いてくれるなら、こちらも調整が出来て、ありがたいね。』
竜樹
「では、あちらの世界とこちらの世界の情報が交わる事は、ダメではない、のですかね?」
ランセ
『そうだね、うーん。
元々、あちらの世界にも、こちらの世界から渡ってしまって帰れない人は、いたんだ。
竜樹がこちらに来たようにね。
その者達も、表に出る事はなかったけれど、あちらに影響を与えてきた。
どこか通じる所、あるだろう?
幸運支払いだって、世界の交わりといえなくもないし。
問題は、行きっきりじゃなくて、双方向になって、繋がりの糸がある程度の太さで、意識的に維持されること。
それによる影響を、あちらの神とも、話をちょっとしてみたい。
今までお互いに影響し合ってやってきたから、多分、良いよ、って言うと思うけど。
まあ、それなりに、条件はあるかもしれない。』
竜樹
「では、お話し合いの結果を、お待ちしています。」
ランセ
『うん、待ってて。
後輩くんの彼女が言っていたように、あちら側にもフィルターたる人物を1人、つければどうかな、って私は思うんだけどね。
二重にフィルターがあれば、お互い気付き合えるだろう?
その選定も含めて、提案してみよう。
初めは、お互いの手のひらに、乗る範囲で。
きっとそれなら、上手くいくんじゃないかな。
そこから先に、自然と広がるのだからね。』
竜樹
「はい、よろしくお願いします。
ランセ神様。」
ランセ
『うんうん。
ではね。まずは歌の競演会、頑張って。楽しみに見てる。』
竜樹
「はい、がんばります!」
ポチリ、とメッセージを書き、読み終わり。ふ、と顔を上げた竜樹に。
「かみさま、なんて?」
ニリヤが、沢山の文字を読みきれなくて、スマホを覗き込みながらも、はてな?する。
「向こうの神様に、仲良しに繋がって良いですかー、って、聞いてみるって。待っててねー、って。」
応えに、子供達、皆で、うぅ~、と半分頷く。
「そうだよな、あっちにも、神様いたら、勝手できないよな。」
「話して、みないと!」
「おれたちみたいに、はなしあい!」
「かみたま、きいちぇみる。」
「なかよし、つながる。たのしみ、だねぇ~。」
ニココ!とニリヤが笑ったので。
そうだ、怖がってばかりだけれど。誰かと繋がる、影響し合う、広がる、って、楽しみでも、あるんだよな。
そう思えて。
怖がりの竜樹は、気持ちの底をじわっ、と明るくさせた。
ファヴール教皇が、そそそ、と近寄っていて。胸の前で手を組み祈りながら、スマホを覗き込み。神気に感動しているのは、まあ、いつもの事で。
さあ、待ちの案件の間も、やるべき事をやらなければ。
どんけつ相撲のクッションと、周りの布団を片付けて。そろそろ夕飯なのじゃないか?お助け侍従さんが、ご飯を運んでくる。
お利口に自分の教会孤児院に、転移魔法陣で帰る子供達。寮のジェム達は、手を洗いに行き、ご飯当番は三角巾をして、配置につく。
ワイルドウルフ国のファング王太子とご学友達は、小ちゃい子組や、ご飯当番じゃない寮の子、周りに教わりながら、順番に並ぶのを学び。
修道士達含む、明日の歌の競演会での呪い解き関係2家族は、ほのぼのと会話しながら後に続く。
きのことベーコンのクリームスパゲッティ。葉物の柑橘サラダ。あっさりトマトスープ。そしてほうじ茶。
デザートにカボチャのミニパイがつく。誰も知らぬが、ハロウィンを少しだけ意識である。
いただきま~す、をして、お口をクリームだらけにしている子供達に。
「スパゲッティの上手な食べ方、知ってる人~。」
竜樹が一口分ピタッと巻き取り、フォークをお口の高さに上げて見せて、くふ、と皆に聞く。
「じょうず、モグ?」
お皿からお口まで、麺が一続きになってる子もいる。カチャカチャ、わあわぁと食器とフォークの擦れる音、賑やかな子供の声が響く。
「お皿の端っこから、麺を2、3本。フォークで斜めにひっかけて、くるくるくる~、だよ。ちゃーんと一口分になるんだから。真ん中に真っ直ぐ立てたら、上手くいかないの。やってごらん?」
「やってみう、モグ。」
「うまくいかないよ?たっぷりだ!」
「できたー!」
「ぼく、おおきなおくちで、たべちゃう!」
それぞれにやってみて、上手くいったりいかなかったり。
小ちゃい子組の、サンのほっぺについたキノコを取ってやりながら、竜樹は。
「スパゲッティといえば、麺の端っこ同士を咥えたワンちゃんが、モグモグモグ~の、チュッ!ってするやつが有名かなぁ。」
などと、つい言ってしまったので。
んん?となったサンが、お口にした麺の長く垂れた端っこを、手でびろーんと引っ張って、竜樹とーさに、「ん。」と。
ん、て。
ん、て言われても。
タハッとなりながら、ありがとねー気持ちだけねー、とベタベタのお手てを拭いつつ、ほっぺにチュッとしてやる竜樹なのであった。しょっぺえクリーム味である。
麺はフォークで絡めて食べさせてやった。うん、迂闊な事は言えないあるある。
そんなこんなな夕食が、終わりになる頃。
トタタタ、と早歩きの足音で、ドバン!入り口に、お助け侍従さんが飛び込んできた。
はあ、はあ、と息弾ませて、ハッと竜樹を目に止める。
「•••コクン。どーしたの?」
コクコク、とほうじ茶を飲みながら、子供達の1人が不思議そう。
「あの、あのですね!竜樹様に、その、お助け願いたく!」
「ぅはい!」
侍従さんは、すまなそうな顔をしながら。
「明日の競演会の歌い手達が、音楽の事で揉めてるんです!乱闘まではいきませんけど、その、貴族の出場者もおりますしね、ただ、歌い手達の夕食の時間なのにそれどころじゃなくって、私たち、とっても、困ってるんです!」
どうしましょう、明日、大丈夫でしょうか、竜樹様。私たちが止めても、言い合いが加速するばかりで!
困りきって手を揉み揉みする。
「そ、•••それは、大丈夫じゃ、ないね!」
明日の歌、呪いの解呪。
諍いの中、暗雲を感じる。
ーーーーーー
いきなりの元の世界がらみのお話が湧き出て、失礼しました。
お話はしばらくニリヤ王子達の世界、歌の競演会含む、秋の感謝祭話へと続きます。
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