王子様を放送します

竹 美津

文字の大きさ
上 下
383 / 512
本編

枯れないように、注いでね

しおりを挟む


「こんばんは、クレール様、バーニーさん。それから、そうね。お話する前に、そちらの小さなお客様達を紹介して下さいな。」

寮の前で待っていた女の子達とラフィネ母さんだが、5人の子供達とモルトゥに視線を移すと、ニッコリ紹介をねだった。
笑いもせず、やっと来たー、とばかりに竜樹を囲む女の子達に、えーと、とほほ、となっていた竜樹だが、ハッとしてそうそう、新しい仲間を紹介しなくちゃ、と気を取り直した。

「こちらは、大きい順に、ネフレ、プーリュ、スァラン、ドレ、ジゥ、だよ。ジェム達もいる?」
「いるよ!竜樹とーさ!」
いるー!!とわらわら、女の子の後ろから成り行きを見守っていたーー成人向け商品については前から絵姿とかあるし、花街に行くよりマシだし、何て事ないと思ってるけど、女の子達やラフィネ母さんにはさからわないほうが、いいぜ。というキビシイ現実男の子目線、賢明な判断のーージェム達もヒョコ、と顔を覗かせて。フロンを治療してくる、とは聞いていたが、突然増えた新しい子供達5人に目を丸くした。

「ジェム。今夜からこの5人と、デュランもだけど、新聞寮に一緒に暮らす事になるからね。お釣りの計算や接客をちゃんと教えてあげてから、新聞販売所でも働けるようにしてあげようと思ってるんだ。そうしたら、ジェム達も、今のキツキツスケジュールじゃなくお仕事できて、今よりもっと子供新聞作りや、勉強もできるんじゃないかな?って思う。今だと、もし誰かが風邪でもひいて具合が悪くなったとしたら、お助け侍従侍女さんに助けてもらわなきゃいけなかったものね。ジェム達みたいに困ってた子達だよ。どうか、寮の先輩として、優しく色々教えてあげてね。ラフィネさんも、女の子達も、新しい仲間によろしくしてあげてね。」

はーい!と良いお返事が皆から返ってきて、5人は、よろしくお願いします!とペコリ、パラパラ、ちょっぴり緊張して頭を下げた。
「俺、ジェム。この新聞寮の子の、一応リーダーだよ。もうご飯食べた?」
「た、食べたよ!竜樹様に、すいとん、って作ってもらって、皆で食べたんだ。」
一番歳上のネフレが、ジェムに応えると、ニパッ!とジェム達が笑った。
「すいとんおいしいよね!」
「おいしい~。」
「俺、すき!」

ウンウン、美味しかった。
ネフレ達が頷くと、パラパラ寄ってきて、こちゃこちゃくっつく。
「食べたなら、良かった!俺達、親がいなくて、街で貰い仕事して暮らしてたんだ。竜樹とーさに拾ってもらった。ネフレ達も親がいないのか?」
「ウン。そうだよ。こっちにいる、モルトゥのとこでお世話になってたんだけど、竜樹様が、モルトゥが鞭で叩くのを、ダメ!ってして、神様もモルトゥをよろしくね、ってしたもんだから、ええと。何でか分からないけど。急にだけど、今日からこちらでお世話になる事になったんだ。」
「ふーん。」
「神様が言うんじゃあ、なっとくだな!」
「竜樹様じゃなくて、今日から竜樹父さんだよ。」
「そっちのおじさんがデュランに鞭したのかよ!ダメじゃん!」
ムムム、とジェム達の顔が険しくなる。なにせ、あのデュランの酷い背中を見たばかりなのだ。そして街にいる時、自分達も心無い大人達に蹴られたりした記憶がある。そういう奴かよ、と警戒もする。

「ごめんねしたんだよ。ないてあやまったんだよ。だから、ゆるしてやったんだよ。」
ニリヤが、眉を顰めて偉そうにウンウンしつつ言い、腕組みをしながらオランネージュとネクターも、ウンウン、許してやった、とする。
「デュランにあんなに鞭するなんて、本当はちょっとかんたんに許しすぎるかな!って私は思ったんだけど、神様が、モルトゥに、よしよし、ってしたんだよ。きっと、何か、りゆうがあったんだな。だからって鞭はダメだけど、これから子供達のために働くってゆうし、竜樹様が子分にしたし、罪ほろぼしするってゆうから、まぁ、しょうがない、許してやってね、皆。」
アルディ王子が、腰に手を当てて尻尾をブンブン、お耳をひこひこしながら、フス!と鼻息、モルトゥをチラッと見て、説明した。

「アルディ様がそう言うなら、それでまあいっかー。」
「このおじちゃんも、りょうにすむの?」

住むの?
と一斉に視線が竜樹に集まった。
「住みます。俺のお役に立ってもらうんだー。情報屋なんだって。皆みたいに、困ってる子供を見つけるのが上手だから、それをお願いしようと思って。しばらくは寮で、人に優しくする事を覚えてもらおうと思ってるよ。鞭でいうこときかせなくても、皆ちゃんとお仕事もして、良い子達なんだからね、って、付き合い方を学んでもらう。そういえば、オーブは?」
「いるよー。オーブ、今日俺たちと寝たいみたい。」
ひょい、と控えめに顔を覗かせたロシェ。コココ、と親切なめんどり、神鳥オーブはロシェの頭の上に、ふっくら乗って、頭あったか、瞼を半分閉じて鳴いていた。

「オーブ。ちょっとだけ、モルトゥさんに、鞭打ちされるとどんなに嫌な気持ちになるか、夢を見させてやってくれない?」
竜樹が頼む。
ココ?ココケコケ~?
と首を傾げて、まじまじとモルトゥを見るオーブだったが。う~ん。いやいや。ふるふる、と否と首を振った。
んん?翻訳スマホの出番である。

モルトゥは今までも押し潰されてきた男である。自分がやってきた事を知るのは良い事だけど、今に加えて押し潰されて、それが、罰で仕方ない、とするのは。モルトゥと同じやり方を、竜樹達もする事に、ならないか?

コココケコココ!
『モルトゥ、痛くされるのが、当然の罰だって思ってる。痛いのが嫌だから、いうこときく。それって、しちゃダメなこと。なのに、痛みで制御するのを、オーブがやっちゃ、ダメだなー。やりたくもないし。』

それを聞いた時のモルトゥは、悲痛な声を上げた。
「俺は鞭打ってたんだぞ!子供に!抵抗できないやつらに!罰も与えてもらえないのかよ!それって、それって、なん、なんなんだよ!」
ヒン!と涙ぐむ。

コケ、コケココ?ココココ!
コケ、コケコ、コッコッ!
『モルトゥ、君に必要なのは、心をふっくらほこほこにさせる、優しく温かい、そして厳しいお父さんの愛情だよ。それが君に足りなかったもの。どんな生き物も、温かな水をあげなければ枯れてしまう。モルトゥは、枯れかけていたんだ。枯れた心で子供達に接すれば、擦れてボロボロになって、苛々して、何かの拍子に手が出ちゃう。さりげなく混ざる差別や偏見に、心が押し潰されてたら、それに対抗する栄養をもらわないと、誰だってどんどん枯れてっちゃう。毎日、誰かから、ほんのちょっとの愛情をもらうのが、ふっくらほこほこに生きていくのが、人がお互い、幸せに過ごすのに必要な事。ちゃんとそこにある、愛情をもらうにもコツがいる。』
「コツ?」
3王子とアルディ王子、ジェムが、むむ?と首を傾げる。エルフのロテュス王子は、うんうん、と頷いて、竜樹をほっこりした目で見上げて。

ココココ、コケココ。
コケ、コココ!
『差別や偏見、だけじゃなかった。でも、やっぱり、それはあった。嫌だよ、ダメだよ、モルトゥはちゃんとやってるよ、って認めてもらわなきゃ、心が枯れちゃう。差別や偏見はいらないよ、でも、ささやかな愛は受け取るよ、って上手に出来れば、皆、苦労しないね。皆、上手くできなくて、もがいてるんだ。モルトゥだけじゃない。その方法を、学び逃してきた。それを、竜樹が教えてくれるでしょ。何があっても、君に愛情を注いでいた人がいたね?その人はもういないけど、確かに何のお咎めもなしじゃ、良くない。ダメな事は、ダメ。だからね。』

コココ!
『その人が、モルトゥが子供達に鞭打ってどんなに悲しかったか、教えてあげる。』

ひう、とモルトゥは息を呑んだ。
ロシェはモルトゥに近づいて、とオーブに言われて、とことこ寄っていく。モルトゥの腕を引いて、腰を曲げて頭の上のオーブに、顔を近づけさせると。
エクレとシエル元王女にしたように、乱暴にではなく。

そっ、と。オーブは、震えるモルトゥの額に、片足の指3本、足先を、ぽん、と押した。

ガクン!と膝を折ったモルトゥは、灰色の夢見る目をして、そこで。
客観的に見る事ができた。
子供達を鞭打つ、希望を失い、世の中に絶望し、それを、子供達にも良かれと押し付け、押し潰されて誤ったモルトゥの後ろで、悲しげな瞳で見守り、ハラハラとする、もういない父の魂。
その大きな大きな愛情と悲しみを、感じた。

ポロ。
つう、ポロポロ。
呆然と涙を流すモルトゥ。
ロシェは手を引いてやる。とぼとぼと、引かれて夢中に、ゆらり、歩く。

「まぁ、寮に入ろうぜ。竜樹とーさも、女の子達と話があるんだろ。ここでずっと立ち話も、なんだぜ!」
ジェムが、うん、うん、とモルトゥの顔を見て何か納得をし、その場を纏める。
「そうね。ネフレ、プーリュ、スァラン、ドレ、ジゥ。よろしくね。私がラフィネ、皆のお母さんになるわ。寮に入って、もう夜だけど、麦茶でも一口飲みましょう。急にここに来る事になって、びっくりだし、疲れもあるでしょう。ゆっくりしてね。ジェム達、頼むわね。ロシェも、モルトゥさんをお願いね。」

私達は、お話しますからね。
ニコリ!
竜樹の、ロテュス王子と繋いでいる手とはまた反対の、ねむねむデュランを抱いた手に、腕をゆっくり、するりと掛けて。
ラフィネ母さんは、穏やかに緩めた瞳で、モルトゥと子供達を見ると、竜樹と視線を合わせて、ふふっと笑った。
何だかんだ言って、頼りになる竜樹をあてにしているのだ。だから、待ってた。

「ウン!」
「うん、わかった!」
「いこ、いこ!」
ジェム達もだが、女の子達も、ふっと緩んで、互いに手を取り合って寮に入った。


「パイ!ぱいよ!」

「あれ、ラマン?」
交流室には、そこそこ地方教会の子供達がいて、寛いでいた。竜樹に会いに来た女の子達にくっついて、会いたい子らが来たらしい。トランプや、人生すごろくして遊んでた模様。

ぽっこりお腹の赤ちゃん、ラマンも、竜樹を見て、よちよち寄ってきた。
「ぱいよ~!」
「ウンウン。パイだったねぇ~。」
ラマンと同じ、アンクル地方の教会のお助けエルフお姉さん、サンティエが、ニコニコとラマンに頷いて、竜樹にもニッコリ笑いかける。

「??パイなの?ラマン?サンティエさん、パイって?」
ああ、それはね。
「昼間、成人向け商品の会議をテレビでやったでしょう。ラマンったら、お昼寝から目が覚めちゃって、寝付けなくて、テレビ見ちゃったのです。それで、水着のお姉さん見て、おっぱいよ~、ってね。ねー、ラマン。おっぱい、おっきかったねー!」

ええ、ええええ。

タハ、と笑う竜樹に。
「ウン。パイ。」
むにゅ。と肩を寄せて、細くきゅっとするラマンである。
「??ラマン、それどういうこと?」
「水着のお姉さんが、お胸を、そんなふうに、きゅっと寄せてたんだよね~。」
サンティエよ。そんな無邪気に受け入れオッケーで良いのか。

「ん!ん!」
ラマンは、お胸を両腕で、きゅっと寄せたポーズと、ふりふりオムツで、でっかいお尻で、画面からは下にパンして見えてなかっただろうに、偶然にかゴロリと。女豹のポーズを、とった!

「ぱ~い!」
ニコッ!
褒めて!って感じの満面のニッコリである。

ブハッ!アッハッハ!!
かわいいかよ。崩れ落ちて手を打って笑った。



「竜樹父さん。私達、将来、成人向け商品にでなきゃいけないの?」

一口の麦茶。円座になって、寛いで、手を繋いだラフィネと竜樹とロテュス王子の周りで、女の子会議である。
クレールじいちゃんはニッコリと、濡れた髪のお風呂上がりなニリヤをお膝にして。温かい麦茶を飲みながら、バーニー君と談笑、荷運び達の運送業商会の話をしている。
オランネージュとネクターとアルディ王子もお風呂を出て、夜着に着替えて、新しい仲間と、それから男の子達とトランプ遊びの真っ最中だ。

「皆が成人向け商品に、出なきゃいけない訳なんか、絶対にないよ!むしろ、出ないで欲しい。あれは、やっぱり、精神も女性としての尊厳も、ゴッソリ削るから!」
焦って言い募る竜樹に、ホッとした空気が流れる。

「それでも良い、覚悟した何か事情のある大人の人にだけ、それも安全にやってほしくて、皆を巻き込みたくなくて、俺は成人向け商品の話をしたんだ。皆、大人になって、孤児院から出て、お金に困る事もあると思う。そんな時、女性は、その身を狙われやすい。だから、そんな時は、ネックレス、忘れないで。たんぽぽの印、ここが実家、竜樹父さんと、ラフィネ母さんに、相談に来て。いつだって、いつだって、待ってるんだから。」
伝えたい事。それが伝わるなら、何度でも言おう。

「ウン!分かった!」
「実家だもんね!」
「かれしに、花街に売られたり、成人向け商品に売られたりしないように、ちゃんと相談するー。」
安心してニコニコの女の子達だが、一部イヤに具体的である。

「竜樹父さんの世界の女の子たちも、成人向け商品に出てたんだね。すごくすごい?花街もあった?どんなお仕事してたの?」
「私たち、どんな大人になればいいの?」
「お仕事あんまりないもんね、おんなのこ。」
「結婚して、子供産んで、そだてる。」
「私、キャバレーの衣装作りの仕事したいんだぁ。」
「ラフィネ母さんが、女の子たちのおしごと、増えるといいね、って。お金がないから、困る事が多いって。」

私たち、これから、どうしたらいいの?



女の子達が希望のない世界なんて、ダメだろ。
そうだ、竜樹。やる事はいっぱいある。元の世界で、事務やパートのお姉さんおばさま達と話していた経験を、今、ここに生かさずして。
何とする!

「皆。俺のいた世界で、女の子達がどんな仕事をしていたか、どんな夢をもっていたか、そしてどんな困難があって、それと戦っていたか。」

それを、お話しましょう。

ラフィネは、女の子たちは。
スッ、と入ってくる真摯な気持ちを、胸に嬉しく、そしてワクワクと受け入れた。
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

異世界転生雑学無双譚 〜転生したのにスキルとか貰えなかったのですが〜

芍薬甘草湯
ファンタジー
エドガーはマルディア王国王都の五爵家の三男坊。幼い頃から神童天才と評されていたが七歳で前世の知識に目覚め、図書館に引き篭もる事に。 そして時は流れて十二歳になったエドガー。祝福の儀にてスキルを得られなかったエドガーは流刑者の村へ追放となるのだった。 【カクヨムにも投稿してます】

異世界でチート能力貰えるそうなので、のんびり牧場生活(+α)でも楽しみます

ユーリ
ファンタジー
仕事帰り。毎日のように続く多忙ぶりにフラフラしていたら突然訪れる衝撃。 何が起こったのか分からないうちに意識を失くし、聞き覚えのない声に起こされた。 生命を司るという女神に、自分が死んだことを聞かされ、別の世界での過ごし方を聞かれ、それに答える そして気がつけば、広大な牧場を経営していた ※不定期更新。1話ずつ完成したら更新して行きます。 7/5誤字脱字確認中。気づいた箇所あればお知らせください。 5/11 お気に入り登録100人!ありがとうございます! 8/1 お気に入り登録200人!ありがとうございます!

異世界で家族と新たな生活?!〜ドラゴンの無敵執事も加わり、ニューライフを楽しみます〜

藤*鳳
ファンタジー
 楽しく親子4人で生活していたある日、交通事故にあい命を落とした...はずなんだけど...?? 神様の御好意により新たな世界で新たな人生を歩むことに!!! 冒険あり、魔法あり、魔物や獣人、エルフ、ドワーフなどの多種多様な人達がいる世界で親子4人とその親子を護り生活する世界最強のドラゴン達とのお話です。

祝・定年退職!? 10歳からの異世界生活

空の雲
ファンタジー
中田 祐一郎(なかたゆういちろう)60歳。長年勤めた会社を退職。 最後の勤めを終え、通い慣れた電車で帰宅途中、突然の衝撃をうける。 ――気付けば、幼い子供の姿で見覚えのない森の中に…… どうすればいいのか困惑する中、冒険者バルトジャンと出会う。 顔はいかついが気のいいバルトジャンは、行き場のない子供――中田祐一郎(ユーチ)の保護を申し出る。 魔法や魔物の存在する、この世界の知識がないユーチは、迷いながらもその言葉に甘えることにした。 こうして始まったユーチの異世界生活は、愛用の腕時計から、なぜか地球の道具が取り出せたり、彼の使う魔法が他人とちょっと違っていたりと、出会った人たちを驚かせつつ、ゆっくり動き出す―― ※2月25日、書籍部分がレンタルになりました。

【完結】神スキル拡大解釈で底辺パーティから成り上がります!

まにゅまにゅ
ファンタジー
平均レベルの低い底辺パーティ『龍炎光牙《りゅうえんこうが》』はオーク一匹倒すのにも命懸けで注目もされていないどこにでもでもいる冒険者たちのチームだった。 そんなある日ようやく資金も貯まり、神殿でお金を払って恩恵《ギフト》を授かるとその恩恵《ギフト》スキルは『拡大解釈』というもの。 その効果は魔法やスキルの内容を拡大解釈し、別の効果を引き起こせる、という神スキルだった。その拡大解釈により色んなものを回復《ヒール》で治したり強化《ブースト》で獲得経験値を増やしたりととんでもない効果を発揮する! 底辺パーティ『龍炎光牙』の大躍進が始まる! 第16回ファンタジー大賞奨励賞受賞作です。

こちらの世界でも図太く生きていきます

柚子ライム
ファンタジー
銀座を歩いていたら異世界に!? 若返って異世界デビュー。 がんばって生きていこうと思います。 のんびり更新になる予定。 気長にお付き合いいただけると幸いです。 ★加筆修正中★ なろう様にも掲載しています。

異世界でのんびり暮らしてみることにしました

松石 愛弓
ファンタジー
アラサーの社畜OL 湊 瑠香(みなと るか)は、過労で倒れている時に、露店で買った怪しげな花に導かれ異世界に。忙しく辛かった過去を忘れ、異世界でのんびり楽しく暮らしてみることに。優しい人々や可愛い生物との出会い、不思議な植物、コメディ風に突っ込んだり突っ込まれたり。徐々にコメディ路線になっていく予定です。お話の展開など納得のいかないところがあるかもしれませんが、書くことが未熟者の作者ゆえ見逃していただけると助かります。他サイトにも投稿しています。

異世界で双子の勇者の保護者になりました

ななくさ ゆう
ファンタジー
【ちびっ子育成冒険ファンタジー! 未来の勇者兄妹はとってもかわいい!】 就活生の朱鳥翔斗(ショート)は、幼子をかばってトラックにひかれ半死半生の状態になる。 ショートが蘇生する条件は、異世界で未来の勇者を育てあげること。 異世界に転移し、奴隷商人から未来の勇者兄妹を助け出すショート。 だが、未来の勇者アレルとフロルはまだ5歳の幼児だった!! とってもかわいい双子のちびっ子兄妹を育成しながら、異世界で冒険者として活動を始めるショート。 はたして、彼は無事双子を勇者に育て上げることができるのか!? ちびっ子育成冒険ファンタジー小説開幕!!  ◇◆◇◆◇◆◇◆◇ 1話2000~3000文字前後になるように意識して執筆しています(例外あり)  ◇◆◇◆◇◆◇◆◇ カクヨムとノベリズムにも投稿しています

処理中です...