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本編
14日 オーブが待ってた
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竜樹は、ファッションショーを観た後、3王子の写真撮影サービスに区切りがつくのを待って、一緒に寮まで帰ってきた。
因みにオール先王様と、スフェール王太后様は、写真撮影にノリノリで。
訪れた古い知り合い達とも歓談して、大変楽しそうであった。何とも臣下に近い王族達である。勿論、護衛や魔法、魔道具での守りは万全に。
「ふぁっしょんしょー、たのしかった!でも、つかれた~。」
ニリヤが竜樹に、半目で、ぶら~と、ぶら下がり始めたので。お疲れちゃんね、と抱き上げると、首にトロンとかじりついて、ふす、と鼻から息を吐いた。もう、大分重いニリヤである。
「ゆかた、私、気に入ったな。すずしかったし、布が気持ちよかった。きれいだし。また着たいな。」
ネクターがニコニコ、竜樹のシャツの端っこを握って言う。
「私も!寮には、私たちの分も、ジェム達とお揃いのじんべいあるんだよね。すっごくラク。早く着たい。」
オランネージュも、気に入ったようである。
「ウンウン。今日で浴衣と甚平が発表されたから、もう秘密にしなくて良いんだよね。俺も今日は、帰ったら甚平着るよ~。」
じんべいは、寮の子にも、シンプルな柄だけれども作ったので、風呂上がりに着ているかな。
星と月で明るい夏の夜を、てくてく王宮内の庭園を越えて、歩いてゆく。植物がある所は、その呼吸のゆえか、ちょっと涼しい。
魂達が、寄ってきて、ピカリ。
おぼんの里帰りの魂達も、くるくるふわり、会場で踊っていたから、もしかしたら、ファッションショーを楽しんでもらえたのかもしれない。
寮に帰ってくれば、玄関の灯り、入り口あたりに。ポツンと丸い、白と茶色のかたまりが、ふくっと蹲っている。鶏小屋を脱走したらしい、可愛いめんどり、神鳥オーブである。
「ココ、コココ!」
バッサー、バタタタ!
とん、ふくふく。
「あたま、あったか。」
ニリヤの頭の上に乗ったオーブは、ふくっと丸くなって、降りる気配もないので。
「オーブ、今日は寮の部屋に入りたいのかな?」
コココ!
コックリ、と頭を振っているので、多分そうだ。
「オーブ、いっしょね。」
ゆるゆるに眠くなっているニリヤが、頭の上のオーブを、撫で、撫で。
靴を脱いで、上がって、交流室でジェム達と合流。
「おかえりなさーい!」「オーブいるじゃん。」「ファッションショー、テレビ見たよぉ!すごくきれいだったぁ!」
とたとた、竜樹と3王子を囲んで、皆、藍の線、シンプルなシマシマじんべいなのが嬉しそう。一番小さな、赤ちゃんツバメも、お揃い柄の、前で合わせるちっちゃなじんべいを着て、ご機嫌で、あぶあぶきゃっ、と、シャンテさんに抱っこされていた。相変わらずおててをあぐあぐして。
ラフィネ母さんは、嬉しそうな表情で、おかえりなさい!と微笑んだ。紺と白のお花柄、粋なじんべいを着て。
あ、生足。白いな。膝が桃色で。
竜樹は、じ、と見つめて、しまい。
「あの、ちょっと若作りだったかしら?涼しくてとても良いんだけれど、じんべい?初めて着るから、ちょっと、これで良いか分からなくて。」
裾をもじもじ、と触るラフィネに。
ハッ、と我に返って、竜樹は、アハ、アハハ、照れ笑いし。
「良いんです良いんです。すごく良くお似合いです!」
「そうかしら?良かった!」
ホッとして、2人笑い合う。
ジェムが、それを見て、にひ、と笑った。
「私たちも着たわよ、じんべい!」
「どう?どうかしら?素敵でしょ!」
ぐい、と前に出て、ポーズをとる、紅色花柄じんべいのエクレとシエルの元王女達に、「あ~可愛いねぇ、素敵だねぇ!流石、何でも着こなすねぇ。」と声をかけつつ。
「ただいま~。」
家に帰ってきた、と緩む気持ちである。
だら~、と寝転がっているチリ魔法院長とバーニー君は、そのままの体勢でフリフリ~とこちらに手を振っている。うん、凄く休んでるな。
コココ?コッコケコ!
バサササ!つん、つん!
もう布団が敷かれた交流室の端っこに座り込んで、まずは一杯と、お茶を貰う竜樹の懐を、ニリヤの頭から降りたオーブは、つんつんした。
「はい、はい。何か話したい事があるのね?」
スマホを出して、オーブ語を翻訳する。
ココココ!コッコケコ!
『虐げられし者の、匂いがする。』
いきなり不穏である。
「虐げられし者?」
「しいたげって、なに?」
「いじめられてる、って事だよ。」
「いじめ、良くない。」
「誰がなの~?オーブ!」
子供達も、オーブを囲んで、不思議そうに。
コココ、コッココ、コケ!
『その者は、密かに、汚されている。』
「よごれてるの?まるあらい、する?」
眠くて目をコシコシ擦るニリヤの言葉は、ほんわりだけれど。竜樹の顔は、ビッと引き締まった。目はショボショボだが。
汚されている、って、まさか?
男でも女でも、大人でも子供でも。それは悪い事だよね。もやもやと悪い想像に、寝ていたチリとバーニー君も、すう、と半身を起こす。
コココ、ココココ、ココケッコ!
『助けるか、竜樹、助けるだろう?』
オーブが、だよね?コケ?と首を傾げるので。
「助けるよ、オーブ。俺は何すれば良いの?」
真剣に竜樹も応える。
コココ。ココケコ、コココ!
『用意する。栄養たっぷりの、ふかふかの、森の土が、必要だ。』
「もりのつち?」
『それから、明日は、ジェム達は、新聞売り休んで、手伝って。』
「うん、分かった。竜樹とーさん、良いよね?」
「良いよ。」
悪い事、の想像が、ついてるかもしれないジェムも、真剣に頷いて竜樹に休みの許可をとる。
明日は、侍従侍女さんチームに、新聞売り子のお助け依頼を出そう。
『小さなスコップや、ふるいも必要。明日は、森の土をふるって、大きな石や、枝の切れっ端なんかを、取り除くよ。綺麗な土にするの。』
「うん、きれいする。」
『そうしたら、水を足して、こねて、土だんごにする。』
土だんごに、する???
『密かに汚されているなら、はっきりと汚して、「まるあらい」すれば良い。そうだろ?』
ココ~ッ。笑ったみたいな鳴き声のオーブだ。
「やっぱり、まるあらいだ!ししょうがおたすけ、したら、まるあらいなんだよ!」
ニリヤが、コクコクと嬉しそう。
うん、汚されている、の悪い想像が、行方不明になったな?
『土だんごを、バシッと、ぶつけてやれ!虐げられし者にも、虐げている者にもだ!』
わーい!泥合戦!
じゃないんだよ、オーブ。
「ハルサ王様と、マルグリット王妃様が、いらっしゃいます。」
侍従さんが、お知らせくれた。
因みにオール先王様と、スフェール王太后様は、写真撮影にノリノリで。
訪れた古い知り合い達とも歓談して、大変楽しそうであった。何とも臣下に近い王族達である。勿論、護衛や魔法、魔道具での守りは万全に。
「ふぁっしょんしょー、たのしかった!でも、つかれた~。」
ニリヤが竜樹に、半目で、ぶら~と、ぶら下がり始めたので。お疲れちゃんね、と抱き上げると、首にトロンとかじりついて、ふす、と鼻から息を吐いた。もう、大分重いニリヤである。
「ゆかた、私、気に入ったな。すずしかったし、布が気持ちよかった。きれいだし。また着たいな。」
ネクターがニコニコ、竜樹のシャツの端っこを握って言う。
「私も!寮には、私たちの分も、ジェム達とお揃いのじんべいあるんだよね。すっごくラク。早く着たい。」
オランネージュも、気に入ったようである。
「ウンウン。今日で浴衣と甚平が発表されたから、もう秘密にしなくて良いんだよね。俺も今日は、帰ったら甚平着るよ~。」
じんべいは、寮の子にも、シンプルな柄だけれども作ったので、風呂上がりに着ているかな。
星と月で明るい夏の夜を、てくてく王宮内の庭園を越えて、歩いてゆく。植物がある所は、その呼吸のゆえか、ちょっと涼しい。
魂達が、寄ってきて、ピカリ。
おぼんの里帰りの魂達も、くるくるふわり、会場で踊っていたから、もしかしたら、ファッションショーを楽しんでもらえたのかもしれない。
寮に帰ってくれば、玄関の灯り、入り口あたりに。ポツンと丸い、白と茶色のかたまりが、ふくっと蹲っている。鶏小屋を脱走したらしい、可愛いめんどり、神鳥オーブである。
「ココ、コココ!」
バッサー、バタタタ!
とん、ふくふく。
「あたま、あったか。」
ニリヤの頭の上に乗ったオーブは、ふくっと丸くなって、降りる気配もないので。
「オーブ、今日は寮の部屋に入りたいのかな?」
コココ!
コックリ、と頭を振っているので、多分そうだ。
「オーブ、いっしょね。」
ゆるゆるに眠くなっているニリヤが、頭の上のオーブを、撫で、撫で。
靴を脱いで、上がって、交流室でジェム達と合流。
「おかえりなさーい!」「オーブいるじゃん。」「ファッションショー、テレビ見たよぉ!すごくきれいだったぁ!」
とたとた、竜樹と3王子を囲んで、皆、藍の線、シンプルなシマシマじんべいなのが嬉しそう。一番小さな、赤ちゃんツバメも、お揃い柄の、前で合わせるちっちゃなじんべいを着て、ご機嫌で、あぶあぶきゃっ、と、シャンテさんに抱っこされていた。相変わらずおててをあぐあぐして。
ラフィネ母さんは、嬉しそうな表情で、おかえりなさい!と微笑んだ。紺と白のお花柄、粋なじんべいを着て。
あ、生足。白いな。膝が桃色で。
竜樹は、じ、と見つめて、しまい。
「あの、ちょっと若作りだったかしら?涼しくてとても良いんだけれど、じんべい?初めて着るから、ちょっと、これで良いか分からなくて。」
裾をもじもじ、と触るラフィネに。
ハッ、と我に返って、竜樹は、アハ、アハハ、照れ笑いし。
「良いんです良いんです。すごく良くお似合いです!」
「そうかしら?良かった!」
ホッとして、2人笑い合う。
ジェムが、それを見て、にひ、と笑った。
「私たちも着たわよ、じんべい!」
「どう?どうかしら?素敵でしょ!」
ぐい、と前に出て、ポーズをとる、紅色花柄じんべいのエクレとシエルの元王女達に、「あ~可愛いねぇ、素敵だねぇ!流石、何でも着こなすねぇ。」と声をかけつつ。
「ただいま~。」
家に帰ってきた、と緩む気持ちである。
だら~、と寝転がっているチリ魔法院長とバーニー君は、そのままの体勢でフリフリ~とこちらに手を振っている。うん、凄く休んでるな。
コココ?コッコケコ!
バサササ!つん、つん!
もう布団が敷かれた交流室の端っこに座り込んで、まずは一杯と、お茶を貰う竜樹の懐を、ニリヤの頭から降りたオーブは、つんつんした。
「はい、はい。何か話したい事があるのね?」
スマホを出して、オーブ語を翻訳する。
ココココ!コッコケコ!
『虐げられし者の、匂いがする。』
いきなり不穏である。
「虐げられし者?」
「しいたげって、なに?」
「いじめられてる、って事だよ。」
「いじめ、良くない。」
「誰がなの~?オーブ!」
子供達も、オーブを囲んで、不思議そうに。
コココ、コッココ、コケ!
『その者は、密かに、汚されている。』
「よごれてるの?まるあらい、する?」
眠くて目をコシコシ擦るニリヤの言葉は、ほんわりだけれど。竜樹の顔は、ビッと引き締まった。目はショボショボだが。
汚されている、って、まさか?
男でも女でも、大人でも子供でも。それは悪い事だよね。もやもやと悪い想像に、寝ていたチリとバーニー君も、すう、と半身を起こす。
コココ、ココココ、ココケッコ!
『助けるか、竜樹、助けるだろう?』
オーブが、だよね?コケ?と首を傾げるので。
「助けるよ、オーブ。俺は何すれば良いの?」
真剣に竜樹も応える。
コココ。ココケコ、コココ!
『用意する。栄養たっぷりの、ふかふかの、森の土が、必要だ。』
「もりのつち?」
『それから、明日は、ジェム達は、新聞売り休んで、手伝って。』
「うん、分かった。竜樹とーさん、良いよね?」
「良いよ。」
悪い事、の想像が、ついてるかもしれないジェムも、真剣に頷いて竜樹に休みの許可をとる。
明日は、侍従侍女さんチームに、新聞売り子のお助け依頼を出そう。
『小さなスコップや、ふるいも必要。明日は、森の土をふるって、大きな石や、枝の切れっ端なんかを、取り除くよ。綺麗な土にするの。』
「うん、きれいする。」
『そうしたら、水を足して、こねて、土だんごにする。』
土だんごに、する???
『密かに汚されているなら、はっきりと汚して、「まるあらい」すれば良い。そうだろ?』
ココ~ッ。笑ったみたいな鳴き声のオーブだ。
「やっぱり、まるあらいだ!ししょうがおたすけ、したら、まるあらいなんだよ!」
ニリヤが、コクコクと嬉しそう。
うん、汚されている、の悪い想像が、行方不明になったな?
『土だんごを、バシッと、ぶつけてやれ!虐げられし者にも、虐げている者にもだ!』
わーい!泥合戦!
じゃないんだよ、オーブ。
「ハルサ王様と、マルグリット王妃様が、いらっしゃいます。」
侍従さんが、お知らせくれた。
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