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本編
夢と希望と眉間にヒット
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「こんにちは~!遊びにきたよ。」
「きたよー!こんにちは!」
にこにこした、ピティエとプレイヤードが、寮にやってくる。
最近のピティエは、装いに気を使って、どこか1箇所には必ず明るい色を入れてくる。紺色の髪なので、合わせた服は青系統が多いが、ポイントとして上着に淡い黄色のチーフを入れてきたり、束ねる髪に、朱色の小さな飾り髪紐を付けてきたり。おしゃれを楽しんでいる。
サングラスが、瞳を隠して、面長で小さく整った顔にミステリアスな雰囲気を感じさせて、ちょっと王宮の侍女さん達に好評だ。
本人は、まだ年相応の恋愛をするほど、心が育っていないらしく、「カッコいいって侍女さん達が言ってたよ。」なんて竜樹から聞いても、ポワッと顔を赤らめて、アミューズ達にすがりつくだけだ。何だか子供達と一緒だと、ホッとするらしい。
プレイヤードは、変わらず溌剌とした様子で、いつも楽しそう。寮では、同じ年頃の子供達がいるから、プレイヤード1人が活発な訳じゃないので、のびのびしている。
車椅子のエフォールもやってきて、2人と小ちゃい子組達と、いつもの押し花作業。もう慣れて、材料の置いた場所さえ教えてもらえば、のんびりお話しながらも、ささっとできる。
「ラジオの試験番組への申し込みもしたし、明日には、録音用の機材を借りられるって。アミューズも一緒にだから、この寮に来て、空いてる部屋で録音させてもらわない?」
プレイヤードが提案すれば。
「う、うん。そうだね。音楽は、前に求婚大作戦のとき、テレビでギフトの御方様と花の歌を歌った、ロペラにお願いできたんだ。明日か明後日くらいに録音する?」
ピティエも応える。
「竜樹様とアミューズが良いって言ったら、そうしよう!」
「じゃあ、今日の帰りに、決まったらロペラに予定を伝えておくね。」
今日はお泊まりせずに、家で英気を養おう!おー!
「ピティエ様もプレイヤード様も、試験のラジオ番組作り、がんばってくださいね。お二人、アミューズも入れて、3人の番組できたら、私きっとラジオ買って聞きます!」
エフォールが、ニコッと励ます。
「そんな事に、なったら良いなぁ~。」
「ねー。エフォール君は、どうしたいなぁとかあるの?」
ピティエとプレイヤードが聞けば、自信満々にエフォールは応えるのだ。
「私は、家の兄様のお手伝いもしながら、編み物の材料や、編んだ小物のお店がやりたいんです!あと、新しい編み図も作って売ってみたいし、フリーマーケットでお友達になった、フェリスィテとドールハウスも作りたいねって、話してます!まだ途中だけど、将来はこんなお店にしたいな、っていう、見本の小さなお家を、ちょっとずつ作ってて、フェリスィテと見せ合ったりして。」
ふふ、と嬉しそうに。
「ヘェ~すごい!やりたい事、いっぱいあるんだね!」
「楽しそうだね!やりたい事あるのって、素敵な事だね!私たちも、がんばろ。」
照れて、エフォールは、編んだ分身のくまちゃんに、えへへ、と顔を埋めた。
「ーーーから、ーーーお待ちくださーー!」
外から、誰かが大声を出してやってくる。
「なん、だろ?」
「きょう、おーぶ、どうしたんだろ?」
不審人物に厳しいめんどり、オーブが反応しないとは、今やって来つつある人物は、不審ではないのだろうか。
「ココ、ココココ!コッココ!」
あ、やっぱ不審な人物か。
どか、どか、どか、どん!
ちいちゃい子組とピティエ、プレイヤード、エフォール、それから皆の仕事を見守っていた、ラフィネ母さん。皆、戸惑って、一つ所に集まって、こちらに近づいてくる足音を警戒した。
どん、どん!カッ
真ん中に、しなっ、とくびれを強調させた、いかにも高そうなエンパイアドレスを着込んだ、やんごとなさそうな蜂蜜色の髪、瞳の女性。
その周りに、いかつい騎士達。
そしてその後ろを、上品だが、動きやすそうなワンピースを着た、褐色の髪に赤い瞳が情熱的な、はっと目を引くティーンの女の子。そのまた後ろに、貴族らしくおとなしめだが着飾った、やはり10代の女の子達。
最後に、たまに寮の子供達の世話をしてくれる、王宮のお助け侍従さんが、お待ちください、お待ちください!と叫んで。めんどりセキュリティのオーブが、騎士さん達に、ココーッ!と何度も飛びかかっていた。
「•••あーっ!!くつ!!」
「くつはいたままは、ダメなんだよ!」
「たつきとうさんに、おこられるんだから!」
ちいちゃい子組の、サン、セリュー、ロンが、めっ、と一団を叱った。
慌てて褐色髪赤目の女の子は、靴を脱ぎ手に持つ。が、他の者は、そのままで。
「•••私、人前では、はしたなくて靴など脱げないわ。」
蜂蜜色の髪の女性が、ふふんと笑って、土足で、どか、どか、とフローリングの床を鳴らして、子供達の所へ近づいた。
ラフィネが、ささっと前に出て、子供達を守る。
蜂蜜髪の女性は、それを、ふむ?と怪訝な顔で見下ろす。
「やんごとないご身分の方と存じます。ですが、ここは、ギフトの御方様と子供達の寮。御方様が御留守の折、どなたであっても、かの方が許したお方でなければ、子供達に会わせる訳にはいきません。どうかご寛恕くださり、お引き取り下さい!」
ふーん。と手にした扇で口元を覆い。
「そなたが、〝子供達のお母さん〟か。そこそこ整ってはいるが、それほど見目麗しい訳ではないのだな。ならば問題も少なかろう。私が今から子供達の母となろうよ。今までご苦労、下がってよいぞ。」
にしゃり、と笑ったのに、サン達はカチンと来た。
「おばさん、おかあさんじゃない!」
「かえれー!」
「たつきとうさんに、おこってもらうから!」
「お、おばさ•••!」
カッ、と蜂蜜の瞳をカッぴらいて、子供達に驚愕の視線を向ける。
ラフィネは、ハラハラと子供達を抑える。
本当にやんごとない方だろう。
でなければ騎士達が、この王宮の中の寮まで、付いて来れる訳がない。
「お許し下さい!子供のことでございます!」
「•••ま、まあ許そう。これから私が教育すれば良いのだからな。」
「いいえ。人んちに無断で土足で入ってくるような失礼な人に、子供達は任せられません。」
ショボショボ目の、皆のお父さん。
竜樹が、はあはあしながら、交流室の入り口に立っていた。
その後ろには、タカラと、護衛のマルサと、また違うお助け侍従ズが2人ほど、やはりはあはあして、付き従っていた。カメラのミランも。
「何だ、お前は。随分、地味な男だな。卑しい者に、私に直接話をする許可は与えていないぞ。さがれ、さがれ!」
蜂蜜髪の女性は、ムッとして竜樹を邪険にした。が、ムフ、とマルサが口を押さえて笑った所で、んん?と怪訝な顔をする。
あれは、マルサ王弟では?と、微かに記憶のカケラが過ぎる。
「たつきとうさん!あのおばさん、くつぬがないよ!ダメなんだよ!」
「わけわかんないこと、いうんだ!」
「おかあさんじゃないもん!」
わらわらわら、と子供達が竜樹の腹に突進すると、宥めるように竜樹は3人の背中を叩いてやり。
「じゃあ、話もできないようなんで、帰っていただきますかね。どなたかは存じませんが、縁がなかったという事で。お帰りは、あちらで、どうぞ?」
手を指し示すは、不審団体が入ってきた寮の入り口。
「ま、まあ待て。もしや、其方が、ギフトの•••?」
たらり、冷や汗が。
ブフ、とマルサの口は噴き出しかけた。
ミランが、にはー、とカメラで撮影しつつ、口だけ笑った。
「どうぞ、お帰りを。独り言ですけど、俺、ギフトの人です。確かこの国の王様が、ギフトの人を取り合ったり、無理に面会しようとしたり、してはいけないと国同士で決めてるって言ってたな~、って思い出したりして。」
「いや、まあ、その、しかし、この私が来てやったのだから•••!ぶへ。」
ココーッ!!
オーブの蹴った足が、蜂蜜髪の眉間に、バシッとヒットした。
「きたよー!こんにちは!」
にこにこした、ピティエとプレイヤードが、寮にやってくる。
最近のピティエは、装いに気を使って、どこか1箇所には必ず明るい色を入れてくる。紺色の髪なので、合わせた服は青系統が多いが、ポイントとして上着に淡い黄色のチーフを入れてきたり、束ねる髪に、朱色の小さな飾り髪紐を付けてきたり。おしゃれを楽しんでいる。
サングラスが、瞳を隠して、面長で小さく整った顔にミステリアスな雰囲気を感じさせて、ちょっと王宮の侍女さん達に好評だ。
本人は、まだ年相応の恋愛をするほど、心が育っていないらしく、「カッコいいって侍女さん達が言ってたよ。」なんて竜樹から聞いても、ポワッと顔を赤らめて、アミューズ達にすがりつくだけだ。何だか子供達と一緒だと、ホッとするらしい。
プレイヤードは、変わらず溌剌とした様子で、いつも楽しそう。寮では、同じ年頃の子供達がいるから、プレイヤード1人が活発な訳じゃないので、のびのびしている。
車椅子のエフォールもやってきて、2人と小ちゃい子組達と、いつもの押し花作業。もう慣れて、材料の置いた場所さえ教えてもらえば、のんびりお話しながらも、ささっとできる。
「ラジオの試験番組への申し込みもしたし、明日には、録音用の機材を借りられるって。アミューズも一緒にだから、この寮に来て、空いてる部屋で録音させてもらわない?」
プレイヤードが提案すれば。
「う、うん。そうだね。音楽は、前に求婚大作戦のとき、テレビでギフトの御方様と花の歌を歌った、ロペラにお願いできたんだ。明日か明後日くらいに録音する?」
ピティエも応える。
「竜樹様とアミューズが良いって言ったら、そうしよう!」
「じゃあ、今日の帰りに、決まったらロペラに予定を伝えておくね。」
今日はお泊まりせずに、家で英気を養おう!おー!
「ピティエ様もプレイヤード様も、試験のラジオ番組作り、がんばってくださいね。お二人、アミューズも入れて、3人の番組できたら、私きっとラジオ買って聞きます!」
エフォールが、ニコッと励ます。
「そんな事に、なったら良いなぁ~。」
「ねー。エフォール君は、どうしたいなぁとかあるの?」
ピティエとプレイヤードが聞けば、自信満々にエフォールは応えるのだ。
「私は、家の兄様のお手伝いもしながら、編み物の材料や、編んだ小物のお店がやりたいんです!あと、新しい編み図も作って売ってみたいし、フリーマーケットでお友達になった、フェリスィテとドールハウスも作りたいねって、話してます!まだ途中だけど、将来はこんなお店にしたいな、っていう、見本の小さなお家を、ちょっとずつ作ってて、フェリスィテと見せ合ったりして。」
ふふ、と嬉しそうに。
「ヘェ~すごい!やりたい事、いっぱいあるんだね!」
「楽しそうだね!やりたい事あるのって、素敵な事だね!私たちも、がんばろ。」
照れて、エフォールは、編んだ分身のくまちゃんに、えへへ、と顔を埋めた。
「ーーーから、ーーーお待ちくださーー!」
外から、誰かが大声を出してやってくる。
「なん、だろ?」
「きょう、おーぶ、どうしたんだろ?」
不審人物に厳しいめんどり、オーブが反応しないとは、今やって来つつある人物は、不審ではないのだろうか。
「ココ、ココココ!コッココ!」
あ、やっぱ不審な人物か。
どか、どか、どか、どん!
ちいちゃい子組とピティエ、プレイヤード、エフォール、それから皆の仕事を見守っていた、ラフィネ母さん。皆、戸惑って、一つ所に集まって、こちらに近づいてくる足音を警戒した。
どん、どん!カッ
真ん中に、しなっ、とくびれを強調させた、いかにも高そうなエンパイアドレスを着込んだ、やんごとなさそうな蜂蜜色の髪、瞳の女性。
その周りに、いかつい騎士達。
そしてその後ろを、上品だが、動きやすそうなワンピースを着た、褐色の髪に赤い瞳が情熱的な、はっと目を引くティーンの女の子。そのまた後ろに、貴族らしくおとなしめだが着飾った、やはり10代の女の子達。
最後に、たまに寮の子供達の世話をしてくれる、王宮のお助け侍従さんが、お待ちください、お待ちください!と叫んで。めんどりセキュリティのオーブが、騎士さん達に、ココーッ!と何度も飛びかかっていた。
「•••あーっ!!くつ!!」
「くつはいたままは、ダメなんだよ!」
「たつきとうさんに、おこられるんだから!」
ちいちゃい子組の、サン、セリュー、ロンが、めっ、と一団を叱った。
慌てて褐色髪赤目の女の子は、靴を脱ぎ手に持つ。が、他の者は、そのままで。
「•••私、人前では、はしたなくて靴など脱げないわ。」
蜂蜜色の髪の女性が、ふふんと笑って、土足で、どか、どか、とフローリングの床を鳴らして、子供達の所へ近づいた。
ラフィネが、ささっと前に出て、子供達を守る。
蜂蜜髪の女性は、それを、ふむ?と怪訝な顔で見下ろす。
「やんごとないご身分の方と存じます。ですが、ここは、ギフトの御方様と子供達の寮。御方様が御留守の折、どなたであっても、かの方が許したお方でなければ、子供達に会わせる訳にはいきません。どうかご寛恕くださり、お引き取り下さい!」
ふーん。と手にした扇で口元を覆い。
「そなたが、〝子供達のお母さん〟か。そこそこ整ってはいるが、それほど見目麗しい訳ではないのだな。ならば問題も少なかろう。私が今から子供達の母となろうよ。今までご苦労、下がってよいぞ。」
にしゃり、と笑ったのに、サン達はカチンと来た。
「おばさん、おかあさんじゃない!」
「かえれー!」
「たつきとうさんに、おこってもらうから!」
「お、おばさ•••!」
カッ、と蜂蜜の瞳をカッぴらいて、子供達に驚愕の視線を向ける。
ラフィネは、ハラハラと子供達を抑える。
本当にやんごとない方だろう。
でなければ騎士達が、この王宮の中の寮まで、付いて来れる訳がない。
「お許し下さい!子供のことでございます!」
「•••ま、まあ許そう。これから私が教育すれば良いのだからな。」
「いいえ。人んちに無断で土足で入ってくるような失礼な人に、子供達は任せられません。」
ショボショボ目の、皆のお父さん。
竜樹が、はあはあしながら、交流室の入り口に立っていた。
その後ろには、タカラと、護衛のマルサと、また違うお助け侍従ズが2人ほど、やはりはあはあして、付き従っていた。カメラのミランも。
「何だ、お前は。随分、地味な男だな。卑しい者に、私に直接話をする許可は与えていないぞ。さがれ、さがれ!」
蜂蜜髪の女性は、ムッとして竜樹を邪険にした。が、ムフ、とマルサが口を押さえて笑った所で、んん?と怪訝な顔をする。
あれは、マルサ王弟では?と、微かに記憶のカケラが過ぎる。
「たつきとうさん!あのおばさん、くつぬがないよ!ダメなんだよ!」
「わけわかんないこと、いうんだ!」
「おかあさんじゃないもん!」
わらわらわら、と子供達が竜樹の腹に突進すると、宥めるように竜樹は3人の背中を叩いてやり。
「じゃあ、話もできないようなんで、帰っていただきますかね。どなたかは存じませんが、縁がなかったという事で。お帰りは、あちらで、どうぞ?」
手を指し示すは、不審団体が入ってきた寮の入り口。
「ま、まあ待て。もしや、其方が、ギフトの•••?」
たらり、冷や汗が。
ブフ、とマルサの口は噴き出しかけた。
ミランが、にはー、とカメラで撮影しつつ、口だけ笑った。
「どうぞ、お帰りを。独り言ですけど、俺、ギフトの人です。確かこの国の王様が、ギフトの人を取り合ったり、無理に面会しようとしたり、してはいけないと国同士で決めてるって言ってたな~、って思い出したりして。」
「いや、まあ、その、しかし、この私が来てやったのだから•••!ぶへ。」
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