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第1章 MAXコーヒーが繋いだ奇跡
第12話 魔法使いは極めれば賢者になれると聞いた気がする。でも胡散臭い黄昏の賢者にならすぐなれるよ。
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「大丈夫?」
お花摘みから戻った友紀さんの様子がおかしかったので心配だ。
食べ過ぎた?飲み過ぎた?いや、そういうのとは違う。
表情が暗い。何かあったのだろうか。
「あ、いえ。大丈夫です。」
そう言った友紀さんは強がってるように見えた。男の勘だ。
ただ、踏み込んで良いのかわからない。これが10年来の友人なら聞けたのだろうけど。
「何かあったら、遠慮なく言ってください。一番好きなレイヤーさんであるゆきりんさんのためなら死ぬ以外の事ならなんでもしますから。」
ってうぇぇぇぇい。ちょっとマテ。
「え?え?ははは、はきゅ~ん」
それ大丈夫ですかね、2005年くらいに一大旋風巻き起こしましたが。
萌演歌持ってますが。A○も。
いつかと○美出てきそうだよ、ネタの数凄いし偏ってるな。
あの伝説の上野野外音楽堂はおまわりさんこなくて良かったよね。
なんの事か知りたい人は「お兄ちゃん入れて ○ろ美、上野野外音楽堂」で検索するよろし。
って俺の隠れた地下アイドルライブの事情はどうでも良い。
友紀さんテンパりましたよ、沈んでるよりは良いけど。
友紀さんの表情が、「ザー…ボンッ」て感じで変わりましたよ。
あれ、良く考えたら一番好きなとかなんでもするとか…俺のせいか。
そういう意味で言ったわけではないが…じゃあどういう意味だと言われても困るけどさ。
みんなもあるでしょ、アニメやゲームの中の人が誰でもそのキャラが好きだというアレですよ。レイヤーとしての彼女ですよ。って誰に言い訳してるんだ。
こういう時は三十六計逃げるにしかず。
「俺もお花摘んできます。」
いそいそとトイレに向かう。今なら何もないところで転ぶ自信あるよ。
「あー、自分でも何を言ってるんだか。中高生の初々しいカップルかっての。」
そう言って気付いた。この感情はそれに近いのではないかと。
異性として意識してる。まともに会話したのなんてまだ数時間前なのに。
鏡に映る自分の顔が赤い。酒は飲んでない。つまりはそういう事なのだろう。
意識するの早すぎない?世の中にはビビビと来たといって結婚まで早い人も存在はするけども。
童貞か、みんな童貞が悪いのか。
ちょっと会話出来たらみんな彼女か。
いや、飛躍しすぎた。でもそうか。10年近くそういう相手いないし、積極的になれなかったけど。
でもだからこそ先走ったり強引にいったりしてはいけない。過去の過ちはもう御免だ。
少なくとも嫌われてはいないはず。まずは文通から…って昭和初期かよっ
鏡の前で一人妖怪百面相をしていたところに電話がかかってきた。
個室三つあるしちょっとくらい良いかな?
相手の名前を確認して通話ボタンを押した。
「もしもし?」
「しもしも?」
昭和のギャグで返された。声でわかるがこういう事する人は少ない。
「どうしました?真理恵さん。旦那さんが構ってくれないとかいう電話じゃないですよね。」
「あ、いやそういうわけではないけど。ちょっと聞きたいことがあって。」
そう言って切り出した真理恵さんの声は至って真面目に感じた。
「あ、はい。」
いつものノリならスリーサイズ以外なら答えますよと返したところであるが、そういう雰囲気ではなさそうだった。
「今日、一人で撮影行ってる時に名刺貰った人、覚えてる?」
ん?どういう事だろう。
「ゆきりんさんの事ですか?昨年の冬○ミでおとなしい方の進藤たんコスしてるの見て、凄いな~懐かしいな~俺この娘好きだったな~この人再現半端ないな~って思ったのがきっかけで気になって。」
「その時に名刺もらったんですけど、あ、その名刺のキャラは東鳩のマ○チだったんですけど、これもまた凄くて…でもマ○チの時の表情は凄い明るい感じがしていて、輝いてるなって思いましたよ。」
「そ、そう。どこで息継ぎしてるのってくらい捲し立てるからツッコめなかったけど、陶酔というかコアなファン魂みたいなのを持ってるのはわかったわよ。」
少し呆れた感じで返された。確かに信者みたいな怒涛の褒めラッシュだったと思う。
でも、五木さん達に誘われたからという理由だけで今回コスはしていない。
昨年のゆきりんさんのおとな進藤たんに出会ったから始めたと言っても過言ではない。
もしかしたら一緒に一枚の写真に入れるかもなんて下心はあったかも知れないけど。
「まこPさん、貴方、彼女の事どう思ってるの?」
ん?これはどういう質問だ?
「笑顔を見たいと思ってます。」
は?多分携帯の向こうでも「は?」となってるに違いない。
「マ○チの時と進藤たんで違和感を感じたんですよね。表情にフィルター掛かってるというか。コスの再現度は尊敬に値するんですけど。」
「うまく言えないけど、1枚仮面を被ってるような?せっかく知り合えたし、またマ○チの時みたいな生き生きしたコスを見たいと思ってます。」
「そう、ごちそうさま。貴方はそのままで良いと思うよ。また近いうちにイベントかスタジオか誘うと思うけど、もしよかったら参加してね。進修館とか。」
そう言って真理恵さんは電話を切った。
なんだったんだろう。
トイレから戻ると友紀さんの表情は戻っていた。
「そろそろ出ましょうか。遅くなってしまいますし。」
「そうですね。長居してもお店に迷惑ですし。」
会計を済ませて車に戻ろうとする。
「あの、自分の分くらいは払います。」
「いいんです。いろいろな表情を見せてくれたお礼です。」
ん?なんか言ったか俺。
「ぷしゅー」
いやほんと、面白い。本当に色々表情が変わって…
「あははっ」
つい笑ってしまう。
「もー!もーっ!」
ぽかぽかと友紀さんが背中を叩いてきた。
なんか自然な友紀さんを見た気がする。これが本当の姿なのかもしれない。
真理恵さんの電話で言った時の事は気のせいだったのかな?
車に乗る前に友紀さんが荷物から何か出したいというので取り出した。
そして少ししゃがんでと頼まれた。
友紀さんは慣れた手つきで俺の頭に手をやり、持っていたネットを被せた。
そのままはみ出ていた髪の毛をネットの中に収めて…
シルバーのウィッグを俺に被せた。
「うん、やっぱりエ○リーのウィッグは良いね。」
あ…
「あ、私ついタメ口を…」
「別に良いですよ。30にもなってそういうのあまり気にしなくなりましたし。」
「そうですか。それなら真人さんも敬語は基本なしで…お願いします。というか私も30ですしおすし。」
「えーーー!マジで?タメ?え?24くらいかと思って…た。」
敬語なしは徐々になれていきましょう。ぎこちないので。
「マジです。30になっちゃいました。魔法使いになっちゃいました。魔女になっちゃいま…あ」
なんかぶっちゃけちゃいましたよ友紀さん。
なぁにぃ、やっちまったなーって顔してる。
ここは場を収めなくては…
「だ、大丈夫。俺も魔法使いだから。」
ってなにカミングアウトォーーー
俺達バカなの?ねぇ、バカなの?
会話して数時間の関係なのに魔法使いバラすなんてバカなの?うましかなの?誰得なの?
しばらく無言の二人。どっちも恥ずかしくて穴があったら入りたい気分だろう。
「そのウィッグとても似合ってますよ。シルバーだと日本人離れして見えがちだけど、真人さんにはとても似合ってます。」
唐突に話戻しましたよ友紀さん、確かに収集つかなくなりそうだったけれど。
「そう?普段使いしたことないからわからないけど、というか友紀さんは今日最初からウィッグですよね。」
敬語なしは中々難しそう、しばらくは敬語とタメ口とが混ざるなと思った。
聞けばやはり女性レイヤーはコスの帰りは帽子だったりウィッグだったりで跡を隠す人が多いらしい。
キャラクター用ではなく自然な色や髪型であれば、知らない人が見れば地毛にしか見えないとのこと。
エ○リーや秋葉原にあるコス○ードのウィッグは質が良い。作者も使ってました。
「あ、いい加減寒いよね。乗って。家の場所はなんとなくわかるし。」
俺は振り返り運転席へ行こうとすると背中をつまむ彼女の手が伸びていた。
「……まだ、帰りたく…ない。」
お花摘みから戻った友紀さんの様子がおかしかったので心配だ。
食べ過ぎた?飲み過ぎた?いや、そういうのとは違う。
表情が暗い。何かあったのだろうか。
「あ、いえ。大丈夫です。」
そう言った友紀さんは強がってるように見えた。男の勘だ。
ただ、踏み込んで良いのかわからない。これが10年来の友人なら聞けたのだろうけど。
「何かあったら、遠慮なく言ってください。一番好きなレイヤーさんであるゆきりんさんのためなら死ぬ以外の事ならなんでもしますから。」
ってうぇぇぇぇい。ちょっとマテ。
「え?え?ははは、はきゅ~ん」
それ大丈夫ですかね、2005年くらいに一大旋風巻き起こしましたが。
萌演歌持ってますが。A○も。
いつかと○美出てきそうだよ、ネタの数凄いし偏ってるな。
あの伝説の上野野外音楽堂はおまわりさんこなくて良かったよね。
なんの事か知りたい人は「お兄ちゃん入れて ○ろ美、上野野外音楽堂」で検索するよろし。
って俺の隠れた地下アイドルライブの事情はどうでも良い。
友紀さんテンパりましたよ、沈んでるよりは良いけど。
友紀さんの表情が、「ザー…ボンッ」て感じで変わりましたよ。
あれ、良く考えたら一番好きなとかなんでもするとか…俺のせいか。
そういう意味で言ったわけではないが…じゃあどういう意味だと言われても困るけどさ。
みんなもあるでしょ、アニメやゲームの中の人が誰でもそのキャラが好きだというアレですよ。レイヤーとしての彼女ですよ。って誰に言い訳してるんだ。
こういう時は三十六計逃げるにしかず。
「俺もお花摘んできます。」
いそいそとトイレに向かう。今なら何もないところで転ぶ自信あるよ。
「あー、自分でも何を言ってるんだか。中高生の初々しいカップルかっての。」
そう言って気付いた。この感情はそれに近いのではないかと。
異性として意識してる。まともに会話したのなんてまだ数時間前なのに。
鏡に映る自分の顔が赤い。酒は飲んでない。つまりはそういう事なのだろう。
意識するの早すぎない?世の中にはビビビと来たといって結婚まで早い人も存在はするけども。
童貞か、みんな童貞が悪いのか。
ちょっと会話出来たらみんな彼女か。
いや、飛躍しすぎた。でもそうか。10年近くそういう相手いないし、積極的になれなかったけど。
でもだからこそ先走ったり強引にいったりしてはいけない。過去の過ちはもう御免だ。
少なくとも嫌われてはいないはず。まずは文通から…って昭和初期かよっ
鏡の前で一人妖怪百面相をしていたところに電話がかかってきた。
個室三つあるしちょっとくらい良いかな?
相手の名前を確認して通話ボタンを押した。
「もしもし?」
「しもしも?」
昭和のギャグで返された。声でわかるがこういう事する人は少ない。
「どうしました?真理恵さん。旦那さんが構ってくれないとかいう電話じゃないですよね。」
「あ、いやそういうわけではないけど。ちょっと聞きたいことがあって。」
そう言って切り出した真理恵さんの声は至って真面目に感じた。
「あ、はい。」
いつものノリならスリーサイズ以外なら答えますよと返したところであるが、そういう雰囲気ではなさそうだった。
「今日、一人で撮影行ってる時に名刺貰った人、覚えてる?」
ん?どういう事だろう。
「ゆきりんさんの事ですか?昨年の冬○ミでおとなしい方の進藤たんコスしてるの見て、凄いな~懐かしいな~俺この娘好きだったな~この人再現半端ないな~って思ったのがきっかけで気になって。」
「その時に名刺もらったんですけど、あ、その名刺のキャラは東鳩のマ○チだったんですけど、これもまた凄くて…でもマ○チの時の表情は凄い明るい感じがしていて、輝いてるなって思いましたよ。」
「そ、そう。どこで息継ぎしてるのってくらい捲し立てるからツッコめなかったけど、陶酔というかコアなファン魂みたいなのを持ってるのはわかったわよ。」
少し呆れた感じで返された。確かに信者みたいな怒涛の褒めラッシュだったと思う。
でも、五木さん達に誘われたからという理由だけで今回コスはしていない。
昨年のゆきりんさんのおとな進藤たんに出会ったから始めたと言っても過言ではない。
もしかしたら一緒に一枚の写真に入れるかもなんて下心はあったかも知れないけど。
「まこPさん、貴方、彼女の事どう思ってるの?」
ん?これはどういう質問だ?
「笑顔を見たいと思ってます。」
は?多分携帯の向こうでも「は?」となってるに違いない。
「マ○チの時と進藤たんで違和感を感じたんですよね。表情にフィルター掛かってるというか。コスの再現度は尊敬に値するんですけど。」
「うまく言えないけど、1枚仮面を被ってるような?せっかく知り合えたし、またマ○チの時みたいな生き生きしたコスを見たいと思ってます。」
「そう、ごちそうさま。貴方はそのままで良いと思うよ。また近いうちにイベントかスタジオか誘うと思うけど、もしよかったら参加してね。進修館とか。」
そう言って真理恵さんは電話を切った。
なんだったんだろう。
トイレから戻ると友紀さんの表情は戻っていた。
「そろそろ出ましょうか。遅くなってしまいますし。」
「そうですね。長居してもお店に迷惑ですし。」
会計を済ませて車に戻ろうとする。
「あの、自分の分くらいは払います。」
「いいんです。いろいろな表情を見せてくれたお礼です。」
ん?なんか言ったか俺。
「ぷしゅー」
いやほんと、面白い。本当に色々表情が変わって…
「あははっ」
つい笑ってしまう。
「もー!もーっ!」
ぽかぽかと友紀さんが背中を叩いてきた。
なんか自然な友紀さんを見た気がする。これが本当の姿なのかもしれない。
真理恵さんの電話で言った時の事は気のせいだったのかな?
車に乗る前に友紀さんが荷物から何か出したいというので取り出した。
そして少ししゃがんでと頼まれた。
友紀さんは慣れた手つきで俺の頭に手をやり、持っていたネットを被せた。
そのままはみ出ていた髪の毛をネットの中に収めて…
シルバーのウィッグを俺に被せた。
「うん、やっぱりエ○リーのウィッグは良いね。」
あ…
「あ、私ついタメ口を…」
「別に良いですよ。30にもなってそういうのあまり気にしなくなりましたし。」
「そうですか。それなら真人さんも敬語は基本なしで…お願いします。というか私も30ですしおすし。」
「えーーー!マジで?タメ?え?24くらいかと思って…た。」
敬語なしは徐々になれていきましょう。ぎこちないので。
「マジです。30になっちゃいました。魔法使いになっちゃいました。魔女になっちゃいま…あ」
なんかぶっちゃけちゃいましたよ友紀さん。
なぁにぃ、やっちまったなーって顔してる。
ここは場を収めなくては…
「だ、大丈夫。俺も魔法使いだから。」
ってなにカミングアウトォーーー
俺達バカなの?ねぇ、バカなの?
会話して数時間の関係なのに魔法使いバラすなんてバカなの?うましかなの?誰得なの?
しばらく無言の二人。どっちも恥ずかしくて穴があったら入りたい気分だろう。
「そのウィッグとても似合ってますよ。シルバーだと日本人離れして見えがちだけど、真人さんにはとても似合ってます。」
唐突に話戻しましたよ友紀さん、確かに収集つかなくなりそうだったけれど。
「そう?普段使いしたことないからわからないけど、というか友紀さんは今日最初からウィッグですよね。」
敬語なしは中々難しそう、しばらくは敬語とタメ口とが混ざるなと思った。
聞けばやはり女性レイヤーはコスの帰りは帽子だったりウィッグだったりで跡を隠す人が多いらしい。
キャラクター用ではなく自然な色や髪型であれば、知らない人が見れば地毛にしか見えないとのこと。
エ○リーや秋葉原にあるコス○ードのウィッグは質が良い。作者も使ってました。
「あ、いい加減寒いよね。乗って。家の場所はなんとなくわかるし。」
俺は振り返り運転席へ行こうとすると背中をつまむ彼女の手が伸びていた。
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