2 / 8
2
しおりを挟む
僕は少女をおんぶしながら歩く。
「ああっ、伊藤さま。あんまり速く歩かないでください。振動でオシッコが漏れてしまいます。まあ、お漏らしプレーも悪くないですけどね」
お漏らしプレー・・・初めて聞いた。でもドMならそういうプレー好きそうだ。オシッコを漏らして喜ぶ少女の姿が浮かんだ。
「あの私、歩美っていいます。前島歩美です。競歩の歩に美人の美で歩美です。雌豚って呼んでください」
なんでやねん!心の中で突っ込む。関西弁で突っ込んだのは生まれて初めてだ。
「いや。歩美ちゃんって呼ばせてもらうよ」
「いやです。歩美って呼び捨てで呼んでください。そう呼んでくれないならおもらしします」
「わかったよ。歩美。これでいいだろ」
「はい。ああっ、オシッコしたいです」
「我慢しろ」
「はい。私、我慢プレーも好きなので我慢します」
歩美は嬉しそうに言う。この子の将来が心配だ。
僕は歩美をおんぶしながら歩く続ける。
こんなところを知り合いに見られたらと思うと不安になり、早足になりそうになる。でも早足で歩けば歩美がおもらしをしてしまうかもしれない。
くそっ。なんで僕がこんな思いをしなければならないんだ。
「伊藤さま。お怒りですか。怒ってもいいですよ。遠慮なく怒ってください。私が思わずおもらししてしまうくらい怒ってください」
「怒らないよ」
「おもらししたら怒ってくれますか?」
「怒らない。歩美を放置して逃げる」
「放置プレーですか?それもいいですね。さすが伊藤さまです。少しずつドSの血が目覚め始めていますね」
「僕の両親は普通の両親だけど」
「妹さんも普通ですか?」
「どうして妹がいることを知ってる?」
「それは秘密です。あっ、マンコは秘密にしてるわけではないので見たかったら言ってくださいね。すぐお見せしますから」
「・・・」
神社が見えてきた。
ここまで運良く知り合いには会わなかった。神社につくまで誰にも会いませんように。その祈りが通じたようだ。誰にも会わずに神社に辿り着いた。
無人の神社。緑の木々に囲まれた狭い敷地には短い参道があり、小さな社があり、狐の像があった。誰もいない。ここに人が来ることはほとんどない。一応公衆トイレがある。
僕は歩美を下ろす。
「さあ、はやくトイレに行ってきな」
「・・・」
「どうした?」
「もう限界です」
「はっ?」
「もう限界です。オシッコ漏れます」
「我慢しろ」
「我慢プレー・・・楽しかったです。はうううううううっ」
歩美は開放されたような表情を浮かべる。
彼女のスカートの中から伸びる脚を伝って熱気のある液体が流れてきた。
漏らした・・・本当に漏らした。愕然として彼女の脚を伝って流れてくる液体を見ていた。
「漏らしてしまいました」歩美は笑っている。「パンツの中が生温かいです」
絶句する僕。本当に漏らすなんて・・・
「ああっ、伊藤さま。あんまり速く歩かないでください。振動でオシッコが漏れてしまいます。まあ、お漏らしプレーも悪くないですけどね」
お漏らしプレー・・・初めて聞いた。でもドMならそういうプレー好きそうだ。オシッコを漏らして喜ぶ少女の姿が浮かんだ。
「あの私、歩美っていいます。前島歩美です。競歩の歩に美人の美で歩美です。雌豚って呼んでください」
なんでやねん!心の中で突っ込む。関西弁で突っ込んだのは生まれて初めてだ。
「いや。歩美ちゃんって呼ばせてもらうよ」
「いやです。歩美って呼び捨てで呼んでください。そう呼んでくれないならおもらしします」
「わかったよ。歩美。これでいいだろ」
「はい。ああっ、オシッコしたいです」
「我慢しろ」
「はい。私、我慢プレーも好きなので我慢します」
歩美は嬉しそうに言う。この子の将来が心配だ。
僕は歩美をおんぶしながら歩く続ける。
こんなところを知り合いに見られたらと思うと不安になり、早足になりそうになる。でも早足で歩けば歩美がおもらしをしてしまうかもしれない。
くそっ。なんで僕がこんな思いをしなければならないんだ。
「伊藤さま。お怒りですか。怒ってもいいですよ。遠慮なく怒ってください。私が思わずおもらししてしまうくらい怒ってください」
「怒らないよ」
「おもらししたら怒ってくれますか?」
「怒らない。歩美を放置して逃げる」
「放置プレーですか?それもいいですね。さすが伊藤さまです。少しずつドSの血が目覚め始めていますね」
「僕の両親は普通の両親だけど」
「妹さんも普通ですか?」
「どうして妹がいることを知ってる?」
「それは秘密です。あっ、マンコは秘密にしてるわけではないので見たかったら言ってくださいね。すぐお見せしますから」
「・・・」
神社が見えてきた。
ここまで運良く知り合いには会わなかった。神社につくまで誰にも会いませんように。その祈りが通じたようだ。誰にも会わずに神社に辿り着いた。
無人の神社。緑の木々に囲まれた狭い敷地には短い参道があり、小さな社があり、狐の像があった。誰もいない。ここに人が来ることはほとんどない。一応公衆トイレがある。
僕は歩美を下ろす。
「さあ、はやくトイレに行ってきな」
「・・・」
「どうした?」
「もう限界です」
「はっ?」
「もう限界です。オシッコ漏れます」
「我慢しろ」
「我慢プレー・・・楽しかったです。はうううううううっ」
歩美は開放されたような表情を浮かべる。
彼女のスカートの中から伸びる脚を伝って熱気のある液体が流れてきた。
漏らした・・・本当に漏らした。愕然として彼女の脚を伝って流れてくる液体を見ていた。
「漏らしてしまいました」歩美は笑っている。「パンツの中が生温かいです」
絶句する僕。本当に漏らすなんて・・・
0
お気に入りに追加
99
あなたにおすすめの小説
先生!放課後の隣の教室から女子の喘ぎ声が聴こえました…
ヘロディア
恋愛
居残りを余儀なくされた高校生の主人公。
しかし、隣の部屋からかすかに女子の喘ぎ声が聴こえてくるのであった。
気になって覗いてみた主人公は、衝撃的な光景を目の当たりにする…
寝室から喘ぎ声が聞こえてきて震える私・・・ベッドの上で激しく絡む浮気女に復讐したい
白崎アイド
大衆娯楽
カチャッ。
私は静かに玄関のドアを開けて、足音を立てずに夫が寝ている寝室に向かって入っていく。
「あの人、私が
お嬢様、お仕置の時間です。
moa
恋愛
私は御門 凛(みかど りん)、御門財閥の長女として産まれた。
両親は跡継ぎの息子が欲しかったようで女として産まれた私のことをよく思っていなかった。
私の世話は執事とメイド達がしてくれていた。
私が2歳になったとき、弟の御門 新(みかど あらた)が産まれた。
両親は念願の息子が産まれたことで私を執事とメイド達に渡し、新を連れて家を出ていってしまった。
新しい屋敷を建ててそこで暮らしているそうだが、必要な費用を送ってくれている以外は何も教えてくれてくれなかった。
私が小さい頃から執事としてずっと一緒にいる氷川 海(ひかわ かい)が身の回りの世話や勉強など色々してくれていた。
海は普段は優しくなんでもこなしてしまう完璧な執事。
しかし厳しいときは厳しくて怒らせるとすごく怖い。
海は執事としてずっと一緒にいると思っていたのにある日、私の中で何か特別な感情がある事に気付く。
しかし、愛を知らずに育ってきた私が愛と知るのは、まだ先の話。
隣の人妻としているいけないこと
ヘロディア
恋愛
主人公は、隣人である人妻と浮気している。単なる隣人に過ぎなかったのが、いつからか惹かれ、見事に関係を築いてしまったのだ。
そして、人妻と付き合うスリル、その妖艶な容姿を自分のものにした優越感を得て、彼が自惚れるには十分だった。
しかし、そんな日々もいつかは終わる。ある日、ホテルで彼女と二人きりで行為を進める中、主人公は彼女の着物にGPSを発見する。
彼女の夫がしかけたものと思われ…
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる