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第二章 カルゼア大森林とエルフたち
2 精霊王とエルフの秘密
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1・
「違う」
俺の口から自然と言葉が漏れ出た。
「エルフたちのせいじゃない……んです。記憶はないんですが、それは強く感じます。だから、彼らは無実です。無罪です」
タンジェリンとタロートは、今まで俺に向けた事がない目をしている。俺への対応をどうするかという、こっちを探る目だ。
タンジェリンが、難しそうな表情で口を開く。
「トーマ様は大変お優しい存在です。亡くなられる直前の先代精霊王様も、同じ事を遺言にされました。けれども真実かどうかは分かりません。貴方様は殺されてもエルフ王族の者をかばったと、そう考える精霊は未だに大勢おります」
「……」
記憶がないから、はっきりと反論できない。でも絶対に、当時のエルフたちは悪くないと感じる。
俺がそれを説明するのを遮るように、タンジェリンが強めの口調で語り始めた。
「我ら精霊は、人間やエルフと魔術的な契約を結んで運命共同体となります。その段階には三種類有り、友人関係の第一段階、主従関係の第二段階、奴隷関係の第三段階があります。第一段階は文字通り、友人として寄り添う者の契約です。都合が良ければ頼みを聞いてあげる、という対等な立場です」
俺、先を聞きたくなくなってきた。
「第二段階の主従関係は主に、エルフや人間たちの方に金や立場や戦闘力、名声などの分がある時に結びます。精霊から押しかけて契約してもらう事が多いようです。これは基本的に精霊が命令を聞くものですが、拒否権が存在します」
耳を塞ぎたいけれど、聞かなきゃいけないという複雑な気持ちもある。
「第三段階の契約は、本人の意思とは関係なく、精霊の真の名に呪いをかけて命を縛るものです。精霊は、主人の命令に一切背く事ができません。先代精霊王様は、エルフ王族の……当時の王子と第三段階の奴隷契約をしてしまいました。貴方様の命は、その王子により奪われたのです」
「違う。本当に違うんだ。その、覚えてないけれど、俺はただ、友人を助けたかったんだ。だからその延長上で……契約したのだと思う」
「ええ、先代精霊王様も、そう仰っていました。先代精霊王様の寿命は本来、あと数千年はあられた筈ですのに、貴方様は大森林を守護する者としての任務を放棄して、友情に命を賭けてしまったのです。つまり貴方様は……我らを見捨てて私情に走ったのです」
「……」
友情で命を散らした良い話では、全くない。問題は、前の精霊王が……大森林を守護する為にだけ存在する俺が、任務を放棄して部外者を助けてしまった方にある。
俺が先に裏切ったから、転生した俺を出迎えたみんなは、あんな風だったんだ。自分たちを見捨てた王なんかもういらないと思ってもおかしくないだろうに、否定してもまた生まれてしまう存在。消せないし逃げられない。
俺だったら、会いに来なかったかも知れない。
目に涙が溜まり、力が抜けて木の机に突っ伏した。
本格的に泣きだすと、タロートが抱き締めに来てくれた。
「裏切ってしまって、ごめんなさい。俺、もう裏切りません」
「もういいですよ。過ぎた事です」
タロートは俺の背を軽めに叩きつつ、優しく言ってくれる。でも正直、もっと教えてもらいたい。自分で思い出せないし、ネット検索して一人でその事実に出会いたくない。
そのうちに涙を拭って、顔を上げた。
「タンジェリンさん、当時に何があったのですか? 知っているだけで良いので、教えていただけませんか」
「……当時、このカルゼア大森林の北部に位置するエルフたちの王国に、東に隣接する人間の国が武力行使で攻め入りました。エルフたちは精霊王様によりカルゼア大森林から収穫されるものの一般利用を認められており、人間たちの立ち入れない奥地にも許可さえあれば赴ける特権がありました。その利益を、奪いたかったんでしょうね」
「……」
また、特権を与えた俺が悪いのかと驚いた。
「もちろん、エルフたちは抗いました。精霊たちも多くが手を貸したので、戦い自体はすぐに終結して、強欲な人間の国は崩壊しました。そして友好関係を望む新たな人間の国が誕生したのですが……戦いの折、貴方様の友人の王子が傷付き倒れました。衰弱して死を目前としていたのに、その者は生き残り、貴方様が代わりに亡くなったのです。これは推定ですが、貴方様は王子にご自身の命を与えたのでしょう」
もし今、友人が……タンジェリンやタロートが倒れ、死ぬ寸前だったとして、俺が自分を犠牲にすれば助けられるとしたら……。
助けるかどうか、本気で悩む。ギリギリまで悩み抜いて、結果を選択するだろう。
もう裏切らないって言ったけど、果たしてその誓いを絶対に守れるか……今は自信がない。
「自分らしい判断だとは思います」
俺は、正直に言った。
「だけど、次はもうしないようにします。それは任務放棄になるし、エルフたちにも、千年後の今まで続く怨恨を残してしまいました。両者にとり、悪いことしか起こっていません。もう二度と、問題は起こしません」
こうできれば良いという誓いと願いを込めた。
二人はこの誓いを聞いた者としてだろうか、正式な場で行うような一礼を、それぞれがしてくれた。
その姿を見て、少し心が落ち着いた。
「え……と、そうだ。あの、第三段階の契約で使う真の名って、俺の場合は日本人だった佐伯斗真の名前なんでしょうか? そうだとしたら、偽名を考えた方が良いでしょうか?」
そう言うと、タンジェリンが即座に答えてくれた。
「いいえ、違います。さえきとうまの名は呼び名であり、精霊王様の真の名ではありません。真の名は精霊王様の魂が生み出された太古の昔に創造神ウィネリアから与えられ、貴方様の記憶の中に存在いたします。他の精霊や人間たちでは、知りようがありません。ただ……」
タンジェリンはまた、鋭い目付きをした。
「千年前に真の名を知り契約した王子が、寿命で亡くなる時にそれを遺した可能性があります。エルフたちも下手に精霊王様と我らに刃向かうつもりはないでしょうから、そうやすやすと使用しないでしょうが、警戒は必要です。決して一人で、彼らの国に赴かないようにして下さい。お願いいたします」
タンジェリンは心から頼んでいるんだろう。床に片ひざをついて、俺に向けて頭を垂れた。
「止して下さい。そんなにされなくても、一人では行きませんよ。タンジェリンさんとタロートさんと、他にも同行してもらいますからね」
「聞き入れて下さり、感謝いたします」
俺が礼を言うべきなのに、タンジェリンが言ってしまった。まだ精霊王なんていうお偉い立場に慣れないから、違和感がある。でもきっと、すぐに慣れる。その記憶を……魂を受け継いでいるから。
「じゃあその……仕事ですが、取りあえず先に人間たちの国と主に取り引きのある品を調査しましょう……って、したいと思います。都合が良ければ、そちらにも付き添って下さいね」
「了解いたしました」
二人はここでようやく、笑顔を見せてくれた。ホッとした。
しかし世界樹の世話係である二人とは、どこまで行動を共にできるだろうか? タロートさんにいたっては引退しているらしいし、いつまでも連れ回すのは忍びない気がする……。
2・
少しだけ俺自身の事情を理解して、前ほどはしゃげなくなった。
しかし、知らない事を知るのは楽しい。
今まで会った事がなかった世話係の人々に会いに行き、収穫量が少なくなったらしい大森林産の品々について質問した。
もちろん立場があるからだろうが俺に親切な人たちばかりで、話をする事自体が楽しいし、話題も知らない事ばかりで楽しい。
そのうち、俺が色々と調査しているのを知って、実際の品々をお土産にして遠方から城に会いに来てくれる精霊たちまで出現し始めた。
世界樹から生まれ出る精霊の半数ほどは大森林から一度も出ない程に、外界と隔絶された場所であるものの、彼らにも好奇心があるし、なにより人の役に立ちたいようだ。とてもありがたい手助けになった。
調査を始めて一週間が経過した頃。精霊とは本来、平和を好み穏やかに暮らしを営む一族であるという認識が、俺の中に確立された。
そして自分たちも幾度も出かけて調査したおかげで、収穫量が少なくなった品々の調査は終わった。
俺たちが導き出した結論、その原因は、なんと精霊王が長期に渡って不在だったから、というものだ。
あまり生えなくなった薬草の群生地に俺が行ってみると、翌日から芽が出まくった。
百年咲かないと言われて五百年咲いてなかった花が、俺が見に行くと咲いた。
ここ三百年ほど卵を産まなくなり絶滅の危機に瀕した鳥が、俺に出会うと卵を産んだ。
出渋っている樹液の採取場に行ってみたら、美味しそうで濃厚な感じで流れ出てくれた。
世界で唯一大森林で採掘できる鉱物であるミスリルが採れていた山に行ってみると、やはり翌日位から生えてきたという。
全ての品が、最初から強い魔力を有する類の高級品だ。つまり、大森林を流れる魔力の強さに影響を受けやすい性質のようだ。
全部をひっくるめて考えると、もう原因は俺しかあり得ない。こっちが術を使った訳でもないのに、気配だけでも反応したっぽい。
今までちょっとだけ、ユーリシエスが俺の魂を日本人に生まれさせる必要なんてなく、普通に生まれるのを待っていても良かったんじゃないかと思っていた。
しかし精霊王の千年の不在は、大森林に多大な影響を及ぼし始めていたようだ。だから一秒でも早く俺を生まれさせたユーリシエスの判断は正しかったと認めたし、感謝した。
今はまだ、こっそりとだけど。
「違う」
俺の口から自然と言葉が漏れ出た。
「エルフたちのせいじゃない……んです。記憶はないんですが、それは強く感じます。だから、彼らは無実です。無罪です」
タンジェリンとタロートは、今まで俺に向けた事がない目をしている。俺への対応をどうするかという、こっちを探る目だ。
タンジェリンが、難しそうな表情で口を開く。
「トーマ様は大変お優しい存在です。亡くなられる直前の先代精霊王様も、同じ事を遺言にされました。けれども真実かどうかは分かりません。貴方様は殺されてもエルフ王族の者をかばったと、そう考える精霊は未だに大勢おります」
「……」
記憶がないから、はっきりと反論できない。でも絶対に、当時のエルフたちは悪くないと感じる。
俺がそれを説明するのを遮るように、タンジェリンが強めの口調で語り始めた。
「我ら精霊は、人間やエルフと魔術的な契約を結んで運命共同体となります。その段階には三種類有り、友人関係の第一段階、主従関係の第二段階、奴隷関係の第三段階があります。第一段階は文字通り、友人として寄り添う者の契約です。都合が良ければ頼みを聞いてあげる、という対等な立場です」
俺、先を聞きたくなくなってきた。
「第二段階の主従関係は主に、エルフや人間たちの方に金や立場や戦闘力、名声などの分がある時に結びます。精霊から押しかけて契約してもらう事が多いようです。これは基本的に精霊が命令を聞くものですが、拒否権が存在します」
耳を塞ぎたいけれど、聞かなきゃいけないという複雑な気持ちもある。
「第三段階の契約は、本人の意思とは関係なく、精霊の真の名に呪いをかけて命を縛るものです。精霊は、主人の命令に一切背く事ができません。先代精霊王様は、エルフ王族の……当時の王子と第三段階の奴隷契約をしてしまいました。貴方様の命は、その王子により奪われたのです」
「違う。本当に違うんだ。その、覚えてないけれど、俺はただ、友人を助けたかったんだ。だからその延長上で……契約したのだと思う」
「ええ、先代精霊王様も、そう仰っていました。先代精霊王様の寿命は本来、あと数千年はあられた筈ですのに、貴方様は大森林を守護する者としての任務を放棄して、友情に命を賭けてしまったのです。つまり貴方様は……我らを見捨てて私情に走ったのです」
「……」
友情で命を散らした良い話では、全くない。問題は、前の精霊王が……大森林を守護する為にだけ存在する俺が、任務を放棄して部外者を助けてしまった方にある。
俺が先に裏切ったから、転生した俺を出迎えたみんなは、あんな風だったんだ。自分たちを見捨てた王なんかもういらないと思ってもおかしくないだろうに、否定してもまた生まれてしまう存在。消せないし逃げられない。
俺だったら、会いに来なかったかも知れない。
目に涙が溜まり、力が抜けて木の机に突っ伏した。
本格的に泣きだすと、タロートが抱き締めに来てくれた。
「裏切ってしまって、ごめんなさい。俺、もう裏切りません」
「もういいですよ。過ぎた事です」
タロートは俺の背を軽めに叩きつつ、優しく言ってくれる。でも正直、もっと教えてもらいたい。自分で思い出せないし、ネット検索して一人でその事実に出会いたくない。
そのうちに涙を拭って、顔を上げた。
「タンジェリンさん、当時に何があったのですか? 知っているだけで良いので、教えていただけませんか」
「……当時、このカルゼア大森林の北部に位置するエルフたちの王国に、東に隣接する人間の国が武力行使で攻め入りました。エルフたちは精霊王様によりカルゼア大森林から収穫されるものの一般利用を認められており、人間たちの立ち入れない奥地にも許可さえあれば赴ける特権がありました。その利益を、奪いたかったんでしょうね」
「……」
また、特権を与えた俺が悪いのかと驚いた。
「もちろん、エルフたちは抗いました。精霊たちも多くが手を貸したので、戦い自体はすぐに終結して、強欲な人間の国は崩壊しました。そして友好関係を望む新たな人間の国が誕生したのですが……戦いの折、貴方様の友人の王子が傷付き倒れました。衰弱して死を目前としていたのに、その者は生き残り、貴方様が代わりに亡くなったのです。これは推定ですが、貴方様は王子にご自身の命を与えたのでしょう」
もし今、友人が……タンジェリンやタロートが倒れ、死ぬ寸前だったとして、俺が自分を犠牲にすれば助けられるとしたら……。
助けるかどうか、本気で悩む。ギリギリまで悩み抜いて、結果を選択するだろう。
もう裏切らないって言ったけど、果たしてその誓いを絶対に守れるか……今は自信がない。
「自分らしい判断だとは思います」
俺は、正直に言った。
「だけど、次はもうしないようにします。それは任務放棄になるし、エルフたちにも、千年後の今まで続く怨恨を残してしまいました。両者にとり、悪いことしか起こっていません。もう二度と、問題は起こしません」
こうできれば良いという誓いと願いを込めた。
二人はこの誓いを聞いた者としてだろうか、正式な場で行うような一礼を、それぞれがしてくれた。
その姿を見て、少し心が落ち着いた。
「え……と、そうだ。あの、第三段階の契約で使う真の名って、俺の場合は日本人だった佐伯斗真の名前なんでしょうか? そうだとしたら、偽名を考えた方が良いでしょうか?」
そう言うと、タンジェリンが即座に答えてくれた。
「いいえ、違います。さえきとうまの名は呼び名であり、精霊王様の真の名ではありません。真の名は精霊王様の魂が生み出された太古の昔に創造神ウィネリアから与えられ、貴方様の記憶の中に存在いたします。他の精霊や人間たちでは、知りようがありません。ただ……」
タンジェリンはまた、鋭い目付きをした。
「千年前に真の名を知り契約した王子が、寿命で亡くなる時にそれを遺した可能性があります。エルフたちも下手に精霊王様と我らに刃向かうつもりはないでしょうから、そうやすやすと使用しないでしょうが、警戒は必要です。決して一人で、彼らの国に赴かないようにして下さい。お願いいたします」
タンジェリンは心から頼んでいるんだろう。床に片ひざをついて、俺に向けて頭を垂れた。
「止して下さい。そんなにされなくても、一人では行きませんよ。タンジェリンさんとタロートさんと、他にも同行してもらいますからね」
「聞き入れて下さり、感謝いたします」
俺が礼を言うべきなのに、タンジェリンが言ってしまった。まだ精霊王なんていうお偉い立場に慣れないから、違和感がある。でもきっと、すぐに慣れる。その記憶を……魂を受け継いでいるから。
「じゃあその……仕事ですが、取りあえず先に人間たちの国と主に取り引きのある品を調査しましょう……って、したいと思います。都合が良ければ、そちらにも付き添って下さいね」
「了解いたしました」
二人はここでようやく、笑顔を見せてくれた。ホッとした。
しかし世界樹の世話係である二人とは、どこまで行動を共にできるだろうか? タロートさんにいたっては引退しているらしいし、いつまでも連れ回すのは忍びない気がする……。
2・
少しだけ俺自身の事情を理解して、前ほどはしゃげなくなった。
しかし、知らない事を知るのは楽しい。
今まで会った事がなかった世話係の人々に会いに行き、収穫量が少なくなったらしい大森林産の品々について質問した。
もちろん立場があるからだろうが俺に親切な人たちばかりで、話をする事自体が楽しいし、話題も知らない事ばかりで楽しい。
そのうち、俺が色々と調査しているのを知って、実際の品々をお土産にして遠方から城に会いに来てくれる精霊たちまで出現し始めた。
世界樹から生まれ出る精霊の半数ほどは大森林から一度も出ない程に、外界と隔絶された場所であるものの、彼らにも好奇心があるし、なにより人の役に立ちたいようだ。とてもありがたい手助けになった。
調査を始めて一週間が経過した頃。精霊とは本来、平和を好み穏やかに暮らしを営む一族であるという認識が、俺の中に確立された。
そして自分たちも幾度も出かけて調査したおかげで、収穫量が少なくなった品々の調査は終わった。
俺たちが導き出した結論、その原因は、なんと精霊王が長期に渡って不在だったから、というものだ。
あまり生えなくなった薬草の群生地に俺が行ってみると、翌日から芽が出まくった。
百年咲かないと言われて五百年咲いてなかった花が、俺が見に行くと咲いた。
ここ三百年ほど卵を産まなくなり絶滅の危機に瀕した鳥が、俺に出会うと卵を産んだ。
出渋っている樹液の採取場に行ってみたら、美味しそうで濃厚な感じで流れ出てくれた。
世界で唯一大森林で採掘できる鉱物であるミスリルが採れていた山に行ってみると、やはり翌日位から生えてきたという。
全ての品が、最初から強い魔力を有する類の高級品だ。つまり、大森林を流れる魔力の強さに影響を受けやすい性質のようだ。
全部をひっくるめて考えると、もう原因は俺しかあり得ない。こっちが術を使った訳でもないのに、気配だけでも反応したっぽい。
今までちょっとだけ、ユーリシエスが俺の魂を日本人に生まれさせる必要なんてなく、普通に生まれるのを待っていても良かったんじゃないかと思っていた。
しかし精霊王の千年の不在は、大森林に多大な影響を及ぼし始めていたようだ。だから一秒でも早く俺を生まれさせたユーリシエスの判断は正しかったと認めたし、感謝した。
今はまだ、こっそりとだけど。
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