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第二章 学生魔王
3・来訪者
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1・
事件があってから三日間は、関係者は誰も僕に近づいて来なかった。国の職員すら。
休日明けの放課後、ようやく一人が話しかけてきた。
あの事件の時、三つの班が共同作戦を行っていた。その一つの班長の彼。
教えてくれたところによると、あの事件は、当たり前ながら国が後を引き継ぐ事になった。元々学生では手に負えないものだったのを、彼らが自信過剰と判断ミスで突っ込んでしまった。
これからは無理しないと、彼は僕に誓った。僕に誓っても本当はなにかある訳じゃないんだけど、彼らに取り僕はレベルが違い過ぎるものと思われていて、感謝ついでの憧れがそうさせた。
実際、敵を倒したのは僕だ。あの暗闇でなにが行われていたか彼らは気付いていないとしても、結果論で判明していること。
僕が関与しても散在な結果になってしまったのに、それでも僕が助けに行ったのが嬉しかったようだ。
一瞬、彼と友達になれるかなと思ったのに、彼は最後にツーショットで写真撮っただけで有り難がって帰っていった。あまりにも距離があり過ぎる。
ライジェル様ぐらいに出身が強烈でなければ、生き神様扱いだ。
それは淋しい、と思いつつ歩いて帰宅した。
僕が何者であろうが気にせず懐いてくれている子供たちに歓迎され、物凄く嬉しくなった。
やはり僕もここの仕事手伝う! と意気込んだのもつかの間、職員さんから父さんが呼んでいるという通達があった。
予備の制服が届いたよ、という普通の連絡なんだけど、それだけで終わらない予感。
取りに行かないという選択肢はない。
観念して職員室に行き、父さん含め職員さんたちに挨拶し、制服を受け取る。
そのまましらばっくれて出て行こうとしたけど、父さんは椅子を一つ指し示した。
そこに座り、まず進路について悩んで土手を転がり落ち、制服をバラバラにしたことを謝罪した。
「本当は一生ずっと説教したいぐらいだが、そういうことにして終わらせよう。話は、進路のことだ」
父さんの目が灼熱の炎で燃えているので、進路の話があってくれて命拾いしたことは確実だ。
だけども、この事件の後ろめたさがあるところを突かれまくり、譲歩という形で受験することになった。
記念受験で良いというものの、父さんは僕に取り窮屈なクリスタから、どうあっても脱出させたいと願っている。
もう二度と会えなくとも、僕は自分のやりたいことをするために宇宙に出るべきと考えている。
でも今の僕の望みは、この保育園と孤児院を手伝うことだ。
それを本気だと説明しても、絶対に同情としか取ってくれない父さん。なにがそうさせているのか、僕でも全然分からない。
父さんはどっちも頑なな話し合いののち、ため息をついて頭を掻いた。
「あのなあ。今まで詳しく説明して来なかったが、ここの経営はそんなに大変じゃないんだ。国からの補助金もあるし、アレンデール様から毎月寄付金を頂いている」
「えっ……」
父さんは元々神殿で働いていたのだから、龍神様と繋がりがあっても全くおかしくはない。
けれど何か、心に引っかかった。それは贖罪だと、ジワリと感じた。
「だから、お前は自由で良いんだ。金のことなんて気にするな。弟妹のことも気にするな」
「……でも僕」
「うんと言え」
「……うん」
仕方がない結果になった。
2・
時間が経過し、僕の髪の毛が王様らしく伸びたところで受験シーズンとなった。
単位も順調に取り、卒業確実にしてから、バンハムーバ本国、母星で行われる受験に挑むことになった。
母に捨てられた時ぶりに、クリスタ中央宇宙港に向かった。
国の職員と父さんの意見の折衷案で、バンハムーバ本国の大学に行きそのまま国家公務員になるならいい、という流れだ。
自分的にはそれでも良いといえば良い。ただ、今は受験では手を抜いて落ちることを目標としている。
あくまで狙いは保父さんだ。
そう決心しながら、同じように本国に受験に行くのだろう学生たちと同じように、本国行きの定期便に乗り込んだ。
隅の自由席が良かったものの、窓辺はすでに埋まっているのと、これから子供連れがやって来て愉しげに窓に齧り付きそうだったので遠慮した。
通路脇の壁の横で風通しが良い席に座り、特にする事も無いので放浪者の母と共に過ごした二年間を思い出してみた。
母が何人かは知らない。だが百パーセント僕を生むことになるなどと思わず、ポドールイの思惑に利用されたようだ。
少しの愛情は嘘ではないようなので責めるようなことはない。でも時にとてつもなく非情になるポドールイのやり方には、僕は賛成しかねる。
もっと人として素直に生きたいと思う。
そうしようと強く願っていると、斜め横に人影が出現した。
接近に気づけなかったので驚き見ると、そこには僕と同じ年齢ほどの少女が立っていた。
会ったことはないけれど、会ったことがあると思える存在。赤みがかった短い黒髪にクールな印象の赤茶色の目を持つ、顔立ちの整った細身の美少女。
きっと一生を共にする存在。運命の出会いに胸が高鳴る。
僕が目をそらせないでいると、彼女はとうとう言った。
「兄さん。隣に座っていい?」
「良いとも」
僕は若干震えながら隣の席の鞄を退けて、足元に置いた。
ある程度の事情は読み取れるが、詳しくは分からない。だから素直に聞いた。
「父が同じなの。兄さんがいなければ、私が王になってたわ。だからありがとう」
無表情で、感情の起伏が貧しく淡々と喋る。僕より年下なのに、典型的な成熟したポドールイ人のようだ。
「名前は? 僕はノア」
「私はアリアナ。これからずっと、兄さんの護衛をするから」
彼女は、船に持ち込む時に封印された剣の鞘から手を離さず、一つだけ持っている鞄を床に捨てようとした。
僕が受け取り、僕の膝の上に置いた。
それ以上の説明がなくても分かる。アリアナは幼少期から剣の腕前を磨いている達人。実戦経験が多く、激しい人生だったろうことが、手の甲にある大きな傷痕だけ見ても判断がつく。
「これは私が前に出過ぎたからなの。母さんに、酷く叱られたわ」
手の傷痕を見るアリアナの目は温かい。父が居らずとも温かい家庭があったようだ。
「叔父さんたちと、その仲間たちがいたから、とても楽しかった」
「ああ、ごめん。一方的に話させてばかりで」
「いいの。ポドールイ人同士の会話はとても気楽だから」
それは、激しく同意する。何も分かっていない人たちを相手に話すときは、常に嘘をつく覚悟をしなきゃならない。
でもポドールイ人相手の場合、もう既に分かっている部分を共有しながら嘘偽り無く会話できる。
まさに気の置けない関係。
まだ会って数分の妹だけど、存在してここに居てくれることに心から感謝した。
それから僕らは、長い話をした。お互いの家庭環境、家族や友人のこと。
アリアナは宇宙を主に仕事場とする商会の用心棒役の母と共に、叔父の船で広大な宇宙を旅して育ったという。
僕はそれを聞いて素直に、凄くいいなあと発言した。それから、意味に気付いた。
僕は宇宙を旅したアリアナがうらやましい。それは僕が、本当は旅をしたいと望んでいるからだ。
血は繋がってないとはいえ、さすがに父親には見破られていたかと、少し悔しく思えた。
悔しく思いながらも、だったら受験には全力で望まないとなと、覚悟を決めた。
事件があってから三日間は、関係者は誰も僕に近づいて来なかった。国の職員すら。
休日明けの放課後、ようやく一人が話しかけてきた。
あの事件の時、三つの班が共同作戦を行っていた。その一つの班長の彼。
教えてくれたところによると、あの事件は、当たり前ながら国が後を引き継ぐ事になった。元々学生では手に負えないものだったのを、彼らが自信過剰と判断ミスで突っ込んでしまった。
これからは無理しないと、彼は僕に誓った。僕に誓っても本当はなにかある訳じゃないんだけど、彼らに取り僕はレベルが違い過ぎるものと思われていて、感謝ついでの憧れがそうさせた。
実際、敵を倒したのは僕だ。あの暗闇でなにが行われていたか彼らは気付いていないとしても、結果論で判明していること。
僕が関与しても散在な結果になってしまったのに、それでも僕が助けに行ったのが嬉しかったようだ。
一瞬、彼と友達になれるかなと思ったのに、彼は最後にツーショットで写真撮っただけで有り難がって帰っていった。あまりにも距離があり過ぎる。
ライジェル様ぐらいに出身が強烈でなければ、生き神様扱いだ。
それは淋しい、と思いつつ歩いて帰宅した。
僕が何者であろうが気にせず懐いてくれている子供たちに歓迎され、物凄く嬉しくなった。
やはり僕もここの仕事手伝う! と意気込んだのもつかの間、職員さんから父さんが呼んでいるという通達があった。
予備の制服が届いたよ、という普通の連絡なんだけど、それだけで終わらない予感。
取りに行かないという選択肢はない。
観念して職員室に行き、父さん含め職員さんたちに挨拶し、制服を受け取る。
そのまましらばっくれて出て行こうとしたけど、父さんは椅子を一つ指し示した。
そこに座り、まず進路について悩んで土手を転がり落ち、制服をバラバラにしたことを謝罪した。
「本当は一生ずっと説教したいぐらいだが、そういうことにして終わらせよう。話は、進路のことだ」
父さんの目が灼熱の炎で燃えているので、進路の話があってくれて命拾いしたことは確実だ。
だけども、この事件の後ろめたさがあるところを突かれまくり、譲歩という形で受験することになった。
記念受験で良いというものの、父さんは僕に取り窮屈なクリスタから、どうあっても脱出させたいと願っている。
もう二度と会えなくとも、僕は自分のやりたいことをするために宇宙に出るべきと考えている。
でも今の僕の望みは、この保育園と孤児院を手伝うことだ。
それを本気だと説明しても、絶対に同情としか取ってくれない父さん。なにがそうさせているのか、僕でも全然分からない。
父さんはどっちも頑なな話し合いののち、ため息をついて頭を掻いた。
「あのなあ。今まで詳しく説明して来なかったが、ここの経営はそんなに大変じゃないんだ。国からの補助金もあるし、アレンデール様から毎月寄付金を頂いている」
「えっ……」
父さんは元々神殿で働いていたのだから、龍神様と繋がりがあっても全くおかしくはない。
けれど何か、心に引っかかった。それは贖罪だと、ジワリと感じた。
「だから、お前は自由で良いんだ。金のことなんて気にするな。弟妹のことも気にするな」
「……でも僕」
「うんと言え」
「……うん」
仕方がない結果になった。
2・
時間が経過し、僕の髪の毛が王様らしく伸びたところで受験シーズンとなった。
単位も順調に取り、卒業確実にしてから、バンハムーバ本国、母星で行われる受験に挑むことになった。
母に捨てられた時ぶりに、クリスタ中央宇宙港に向かった。
国の職員と父さんの意見の折衷案で、バンハムーバ本国の大学に行きそのまま国家公務員になるならいい、という流れだ。
自分的にはそれでも良いといえば良い。ただ、今は受験では手を抜いて落ちることを目標としている。
あくまで狙いは保父さんだ。
そう決心しながら、同じように本国に受験に行くのだろう学生たちと同じように、本国行きの定期便に乗り込んだ。
隅の自由席が良かったものの、窓辺はすでに埋まっているのと、これから子供連れがやって来て愉しげに窓に齧り付きそうだったので遠慮した。
通路脇の壁の横で風通しが良い席に座り、特にする事も無いので放浪者の母と共に過ごした二年間を思い出してみた。
母が何人かは知らない。だが百パーセント僕を生むことになるなどと思わず、ポドールイの思惑に利用されたようだ。
少しの愛情は嘘ではないようなので責めるようなことはない。でも時にとてつもなく非情になるポドールイのやり方には、僕は賛成しかねる。
もっと人として素直に生きたいと思う。
そうしようと強く願っていると、斜め横に人影が出現した。
接近に気づけなかったので驚き見ると、そこには僕と同じ年齢ほどの少女が立っていた。
会ったことはないけれど、会ったことがあると思える存在。赤みがかった短い黒髪にクールな印象の赤茶色の目を持つ、顔立ちの整った細身の美少女。
きっと一生を共にする存在。運命の出会いに胸が高鳴る。
僕が目をそらせないでいると、彼女はとうとう言った。
「兄さん。隣に座っていい?」
「良いとも」
僕は若干震えながら隣の席の鞄を退けて、足元に置いた。
ある程度の事情は読み取れるが、詳しくは分からない。だから素直に聞いた。
「父が同じなの。兄さんがいなければ、私が王になってたわ。だからありがとう」
無表情で、感情の起伏が貧しく淡々と喋る。僕より年下なのに、典型的な成熟したポドールイ人のようだ。
「名前は? 僕はノア」
「私はアリアナ。これからずっと、兄さんの護衛をするから」
彼女は、船に持ち込む時に封印された剣の鞘から手を離さず、一つだけ持っている鞄を床に捨てようとした。
僕が受け取り、僕の膝の上に置いた。
それ以上の説明がなくても分かる。アリアナは幼少期から剣の腕前を磨いている達人。実戦経験が多く、激しい人生だったろうことが、手の甲にある大きな傷痕だけ見ても判断がつく。
「これは私が前に出過ぎたからなの。母さんに、酷く叱られたわ」
手の傷痕を見るアリアナの目は温かい。父が居らずとも温かい家庭があったようだ。
「叔父さんたちと、その仲間たちがいたから、とても楽しかった」
「ああ、ごめん。一方的に話させてばかりで」
「いいの。ポドールイ人同士の会話はとても気楽だから」
それは、激しく同意する。何も分かっていない人たちを相手に話すときは、常に嘘をつく覚悟をしなきゃならない。
でもポドールイ人相手の場合、もう既に分かっている部分を共有しながら嘘偽り無く会話できる。
まさに気の置けない関係。
まだ会って数分の妹だけど、存在してここに居てくれることに心から感謝した。
それから僕らは、長い話をした。お互いの家庭環境、家族や友人のこと。
アリアナは宇宙を主に仕事場とする商会の用心棒役の母と共に、叔父の船で広大な宇宙を旅して育ったという。
僕はそれを聞いて素直に、凄くいいなあと発言した。それから、意味に気付いた。
僕は宇宙を旅したアリアナがうらやましい。それは僕が、本当は旅をしたいと望んでいるからだ。
血は繋がってないとはいえ、さすがに父親には見破られていたかと、少し悔しく思えた。
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