えもいわれぬ青春

佐佐木

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ファンデ

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「肌キレイだね~」
「そう?」
「何もしていないって言ったらブッ飛ばすぐらいには」
「何もしてないねぇ」
「よ~し歯ぁ食いしばれ」
「いや落ち着け落ち着け」
「クッソ~、こちとらどんだけ念入りなケアしても油物食べた次の日には荒地と化すってのに」
「こればっかりは親に感謝としか」
「んで荒れたの隠すために厚塗りして、また荒れての繰り返しだしも~」
「それ言ったら私も色々隠したり変えたりしたいところはあるけれども」
「あんたがそれ言い出したら終わりなんですけど」
「まあまあ、人には人の理想がありますから」
「隠すもんなぞありゃせんだろうに」
「そんなことないよ」


「顔とか気持ちとか、隠すのが上手なのも考えもんだよねぇ」


「じゃあ何隠してんのよ」
「昨日冷蔵庫にあったプリン全部食べたこと」
「テメェ」
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