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Season3 美少女と僕

夜中にストーカーと僕

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翌日に二人は教会の出口前で待ち合せして、行く事になった
「おはよーアーちゃん」
「お、おはようてか朝から元気だね」
「だって(ボソボソ(アーちゃん一緒に出かけられるから))」
「ごめん、聴き取れなかったもう「いいの、それより早く行こじ」」
「あぁ分かった」
(何を言いかけたのだろう)
(はぁ、聞かれなくてよかったよぉ聞かれていたら恥ずかしすぎて顔から日が出るところだった)
二人は森につき荷物を小屋にいれると同時にハンマーを、もちだした
「そのハンマーで何をするの」
「これでU型の支えを止めるんだよ」
「そうなんだ」
(ハンマー打ってるアーちゃんかっこいいだろうな)
(とりあえず、丸太の革を剥いで6等分にして、Uの形に整えればいいか)
「アイラ危ないからちょと下がってて)
「うん」
(アーちゃん私の心配をするなんて優しいな)



    「アァブス」
(よし、木の皮を剥げたな)
「アァブス、アァブス、アァブス、アァブス
アァブス、アァブス」
(6等分にもしたからあとは想像で取る部分を切断しよう)
  
「アァブス、アァブス、アァブス、アァブス
アァブス、アァブス」
(これで6等分になったな)
「ねぇねぇ、ハンマーで打つのはいいけど杭はどうするの」
「それは余った木材の切れ端で型をつくって、鉄を溶かして入れるよ」
「鉄はどこから用意するの」
「大丈夫、それはほら鉄ぐすあるから」
「なになに、フライパン、ハサミ、包丁、缶、鉄鏡・・・何処から仕入れたの」
「も、もらったんだよシスターに(流石に盗んだとは言えないよな)」
ジィー
(嘘てっバレてるだと)
「ぬ、盗んだんだよ、悪かった返してくる」
「な、なんで私を呼ばなかったのお手伝いしたのに」
うん、返してこいてっえぇ、自分がな、何言ってるかわかってるのか」
「うん」
(引くわ)
「引かなくてもいいじゃん」
「分かったよ、今度はお願いするから」
「約束だよ」
「分かった」
(盗む約束てっなんだよ)


  (木に杭と釘の形を思い浮かべながら)

     「アァブス」

「こんなんでもできるだ」  
「ねぇ、型を作ったのはいいけど、これじゃ型に入らないよ」 
「!・・・どうしよう」
(ブールシートでもあれば、鉄製品を上に置いてアァブスを使って細かく蒸発させると鉄粉になるから、それを型にいれて、溶かしたら杭になるけどどうしよう・・・)
「何かの上でこのフライパンとかを砂みたいにして溶かしたら?」
「それを考えていたんだけど、何かの上でやるものがなくてね」
「それなら、フライパンとかをバラバラにしてからアーちゃんの鞄にあるスケッチブックの上に置いて、細かくすればいいんじゃないの」
「それだ、ありがとういてくれて助かったよアイラちゃん」
(してもなんで鞄にスケッチブック入ってんの知ってんだ)
(助言された通りに鉄製製品を)

    「アァブス」
と唱えるとそこには手の平サイズの鉄片でいっぱいになっていた。
「じゃ僕はスケッチブックを取りに行くよ」
「行ってらしゃい」
(アイラのお陰で予想よりも早く進んでるな・・・てかなんであいつとは普通に喋れる様になってるんだろ、まだ顔を合わせて話すことはできないが他の人に比べたら気楽に話せるな。転生前の人生にもこれくらい気軽に話せる人はいなかったなにな)
(アーちゃん早く戻ろないかな、そろそろお昼ご飯にしたいし今日は)        「お待たせ撮ってきたよ」
「お帰り」
「早速やるか」
そう言うとアミンは鉄片をスケッチブックの上に置き
「アァブス」「アァブス」「アァブス」
と何十回も唱えるのであった
「はぁなんとか全部砂鉄にできたな」
「おつかれ、お茶飲む?」
「ありがとう、お茶持ってきてくれたんだ」「うん」とうなずきながらアリアは水筒の蓋にお茶を入れて渡してきた 
「はいお茶」
「ありがとう」
ゴクゴクゴクゴクゴクゴクぷはぁ
「息がえる」
「(笑)そんなに急に飲まなくてもまだまだいっぱいお替りあるからね」
「ありがとう、休憩もできたし、作業を再開するかあれ全部にあのU型の支え取り付けたら昼餉にしよ」
「いいねそれ私も手伝うよ」
「いいの、じゃあ型に入ってる杭と釘を叩いて出してくれない」
「いいよ」(また頼られた(笑))
「お願いね」
とやり取りをしながら
アミンは型に砂鉄を敷き詰め「アァブス」を唱え溶けて固まった杭や釘をアイラが取り出すことを一時間位続けた。
「これくらいあればいいかな、ありがとうアイラちゃん」
「沢山作ったね、あとはこれを打ち付けるだけでしょでも一人で打てるの」
「・・・お願いします」
「いいよ、これかも遠慮なく行ってね
で具体的には何をすればいいの」
「そうだね、じゃU型の支えを柱の上に置いて杭を打つからその時に支えを支えといてくれるかな」
「いいよ」
「柱の上に置くのは一緒にやろ、重くて持ち上げることできないから」
二人は支えの両端を持って
「「いっせーのせ」」
「気をつけておいてね」
「うん」
ドン
「なんとか置けたな両端を持って支えてでくれるその間に杭を打つから」
「わかった」
「じゃ打つね」
キン キン キン キン キン
そうすると杭の半分位は柱に入って行ったのであった
「もう、手を離して大丈夫だよ」
「うん、手が痺れるぅ」
「ごめん」
と言いながらまた
キン キン キン キン キン
と言う音を森に響かせながら杭は柱に沈むのだった
「なんとか1つできたな、あと5回お願いできるかな」
「うんいいよ」
と言う会話をしてから、杭を打ち付ける作業を5回やるのだった。
「全部打ちつけたし、昼餉にしようぜ」
「やったぁねねご飯小屋で食べよ」
「それいいね、じゃ小屋に行こ」
小屋に入って、パンを取り出した
「じゃ食べようかいただきます」
「うん、スープ持ってきたからそれも食べよ」
「どういうふうに手に入れたの」
「朝に出たスープをこっそり水筒に入れたんだよ」
「じゃ朝スープ飲まなかったの」
「半分入れてから飲んだよ」
「気持ちはありがたいけど、わざわざ自分の朝餉減らしてまで・・・」
「アーちゃんと一緒に昼ごはん美味しく食べたいから」
「・・・」(転生する前にこんな事を言われたこと無いな、二人きりでご飯を食べた事も片手で数えるしかないな・・・嬉しいかも)
と思いながら少年の顔に一滴の涙が流れるのであった
「アーちゃんなんで泣いてるの」
「な、泣いてないよ、目にゴミが入ったんだよ」
「大丈夫?お医者さん呼んでこようか」
「大丈夫だし、大袈裟すぎるよ」
「でも万が一の事があったら」
「ないから安心しろ、あぁスープ頂いていいかな」(誰かに心配されたことてっ・・・・・・・・初めてかも)
「いいよ」
ポタポタ
とコップにスープが入れて渡されたのであった
「はい」
「ありがとう」
それからは美味しく食事を食べたのであった
「美味しかったね」
「うん、スープありがとう」
「いいよ、そんなんそれよりこれから何するの」
「そうだね、発電機や蓄電器はもう作ってあるから水車を作って水車き軸を付けて仕上げに発電機や蓄電器をつなげればいいだけだな、あとは小屋まで電力を引っ張ってソッケトとランプ作ればいいだけ」
「発電機?蓄電器?とりあえずいっぱいつけるのね、私に手伝えることはある?」
「うーん、この瓶に細い穴を開けといてくれる?」
「うん」
「じゃ俺は作ってくるね」
「気をつけてね」
と言うやり取りを一時間前にしたことを思い出したながら、水車の仕上げに入っていた
「とりあえず、板を沢山制作してそれを釘等を使って水車の形になったから、試運転したいな、とりあえずこれに丸太をはめて支えに乗せるか」
と言いながら水車を転がすのであった
ゴロゴロゴロゴロ
(よし、なんとか設置位置に持っていけたなあとはこれを支えに設置すればいいだけだな、丸太の先端にしがみついたらなんとか行けるかな)と考えながら、水車にさしてある丸太をよじ登ったのであった
丸太の先端に付いた瞬間

ドン



とでかい音がなった
(とりあえず、丸太が浮かないようにU型の支えの上に板を打ちつけるか)
バン、バン、バン

(なとか止めることができたな、丸太が回っていたから落ちるかと思った)
その頃アイラは
(なに、今の音・・・アーちゃん方から聞えたけどとりあえず確認しなきゃな)
「アーちゃん大丈夫」
「うん、なんともないけど」
と言いながら、残り5本に板を打ちつけるのであった
「なんの音立った」
「別に」(バレたら怒られるだろうな)
「本当・・・てか水車完成したの?」
「いや、あとは穴を掘って蓄電器と発電機を取り付けて、家まで線を引っ張ってランプをつけたら終わりだよ」
「まだまだあるね」
「いや、そうでもないよまずは穴を掘ればいいから「アァブス」ねそこに蓄電器と発電機を設置して」
ガサガサ
「ほら設置できたな、あとは持ってきた銅鏡を線にして発電機から蓄電器そして家に引っ張れば」
と説明しながら
銅鏡をアァブスを使い線にして、カバーの代わりに板で挟むのだった
「す、すごいね
うん?」
「どうした」
「なんで板で挟むの」
「あぁ、電気に触れたら死ぬかもしれないし、壊れるからな板とかを使うとその心配我ない」
「そんな、危ない物を使って大丈夫なの」
「とくにはね」と言うやり取りをしながら小屋まで線を引っ張るのであったら
「あとはスイッチも作ったからこれを小屋の壁に打ち付けて」
バンバン
「そして、ソッケトは石に型を作って」 
「アァブス」そして、型に金属を入れて「アァブス」型を蒸発させるために「アァブス」
「これを線と繋げる為に「アァブス」」
「アイラちゃん、行ってくれた物は作ってくれた?」
「うん、これをどうするの」 
「作るから見てな」
「うん」
「まずはソッケトに会う型をつくって、この瓶につなげます、そして線をこれにつけて穴にとうして両端に竹の切れ端をつけた物がこちらです」
「なんか、ゴツゴツしてるね、これをソッケトにつけるだけその前にアイラそこにあるスイッチの向きを下にして」
「これのこと」
「そうそう」
「下にすればいいのね」 ポチ
「そして、このランプをソッケトに入れて回して」
クルクルクルクルクル
「そして、この火を消します」
「なんで、火を消したら見えなくなるよ」
「もう、いらないんだよ」フゥー
としたら小屋は暗闇に閉ざされた
「アイラちゃんスイッチを上にして」
「わ、わかった」
ポチ
そうすると
ピカ
と自作のランプが光りだした
「なぁ、ロウソクいらねぇだろ」
と言いながらアイラの顔を見ると泣いていた
「凄い、凄い、凄いよアーちゃん」
「(笑)次はもっと難しいのを作るけどどうする」
「私も手伝っていい?」
「お願いします」
「うん・・・」
「・・・あぁ」 
「どうしたの」
「時間」
「あぁ、早く帰らないとシスターに怒られる」 
「もう、手遅れだなんなら飯の時間を終わってるな」 
「そんなぁー」
「一緒に怒られに行こ」 
「私、怒られるの嫌いなんだよね」
「俺もだ」
そう言いながお互い笑うのだった
「じゃシスターに叱られにいくか、あとスイッチ下げといて」
「うん」 ポチ
「アーちゃん行こ」
「うん」
と二人は小屋をでて
叱られる為に教会にいくのだった
(多分こんな時間だし何かしら罰与えられるな苦笑)
(帰ったら、お仕置きされそうで怖いな苦笑)
と二人は思いながら二人は教会の玄関の扉を開くのだった
ギィィ
「貴方たち…
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