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Season1 死神の鎌先

死者の天秤

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俺は清水に押され、新幹線に轢かれたのであった…

(この人いつまで寝てるのかな、かれこれ3時間は寝てるし、そろそろ起こさなきゃな)
「いつまで寝てるのですか」
「うん、いってぇてぇ…眩しなぁ、てっ…ここどこだ、てか俺死んだはずなんだけど」
「おぉ、やっと起きたなかぁ 
たしかに貴方は死んでますよ」
「そうか、てっ、貴方誰ですか」
目の前に眩し位の光をはなってる少女が立っていた、身長は150センチくらいで髪は腰までくるくらいのロングで白い服を着ている  
(女性かぁなんか怖いなぁ)
「今失礼な事考えましたよね、よくぞ、聞いてくれました。私は天使ガビエルです」
(天使ガビエル…堕いれ忘れてねぇかぁ?
てか天使てっことはここは死後の世界てっ事でいいのか、天国だといいな、地獄はゴメンだ、死ぬ前の人生も9割地獄だったしな)「天使てっ事はここは天国ですか」
「ちょと、また失礼な事考えたでしょまぁいいわ、ここは天国じゃないですよ」
「じゃ地」
「地獄でもないです、ここは死者の裁判の場です」
「裁判の場?」 
「そうです、死者の行いをみて、どこに送るか決めるところです、てっ言っても貴方を何処に送るかは決めてますけど」
「何処におくるんですか」
「転生させます」
「転生てっ本当にあるんですか、なんでまたぁ」
「転生は普通にありますよ、それ以外には天国や地獄もありますね。おっと少し話が脱線しましたね理由は簡単ですよ、貴方女性恐怖症ですね
おそらく原因は子供の頃からいじめや父親の愛人による家族の崩壊、母親に担任の先生の影響でしょうか」
(あってる…)
「はい、そうです」
「じゃ、貴方には女性の素晴らしさをわからなきゃいけないですね、それでは転生させますね」 
「いな、なんでそれではなんだよ」
「そう言う決まりなので、時代は石器時代、古代、中世、世紀末のどれがいいですか」
「なんで近代と現代がないんだよ」
「私、近代とか現代嫌いなんですよね」
「俺は好きなの」
「私は中世が好きなので中世に転生させますね、それでは頑張ってください」 
「おいちょと、人の話を聞け(くそ、これだから女は嫌なんだよ、わがまますぎるだろ)」
そうすると幸男の体は光っていき、そして天使ガビエルの前から消えたのであった…
「さぁてっと、彼には面白い人生を送らせましょうか、その方が見応えありますし」
と天使ガビエルは笑みを浮べながら、手にもってる血液のようなワインを飲むのであった。
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