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第二章 甘い生活
第44話 王女の69
しおりを挟む「理人さん、おはようございます! 今日は素晴らしい朝ですね!」
ニコニコしながらマリン王女が俺についてくる。
理由は解っている…これから俺はマリン王女と犯らないとならない。
いや『持ち物』じゃ可哀そうだから『友達』にしただけなのに…そうしたら…
「そうだな、流石にこの面子で処女は可哀そうだから、今日は貸してあげるよ」
「うんうん、そうだよねマリンお姉ちゃんだけ処女じゃ可哀そうだもんね」
「まぁ、何故こうなったか解らないけど! 姫様頑張って」
「あの、理人様、私は時間制限あったのに酷いわ…」
そんな話があって『今日はマリンの日』になってしまった。
ちなみに明日は交渉の末マリアンヌが半日勝ち取った。
ハァ~
男だからSEXは嫌いじゃ無いよ。
だけどさぁ~ 偶には他の事もしたいよな。
レベルアップもしたいし、冒険もしたい。
ううん、それだけじゃなく買い物やデートもしたい。
これはこれで良いよ…きっと『ハーレム野郎』って言われて羨ましいと思うよな。
だが、全部それだったら、嬉しいのか?
感動は随分薄れるよ…マジで。
マリン王女は確かに美人だよ…だけど、性的対象に今一思えないんだよな…
なんだか『王女様バリアー』というのかそんなのがある様な気がする。
マリアンヌ女王は…無い。
あれは凄い…あんなにエロイ人…うんうんエロゲーの女王様だ。
だが、マリン王女はなぜだろうか?
そういう事をしてはいけないような気がする。
「あの…お相手はして下さらないのですか?」
どうにか個室に入りシャワーは別々に浴びたものの…どうしてもその気にならない。
「王女様と、そのしても良いのか…どうも体が」
「あら…私より偉い女王である、お母さまとはしたじゃないですか…やはり、理人さんは追い出した女なんて嫌いですよね…」
ヤバいな。
今にも泣きそうなウルウルした目でこちらを見つめて来る。
だが…どうしよう?
どうも、調子が狂う。
「いや、どうしても王女様っていうと…そのマリアンヌ女王の時は向こうから…そのされたので…」
「そうですか…」
困ったな。
「そうだ、マリアンヌ女王は王家の秘術や秘宝を使っていたのですが…マリン王女はなにか出来ませんか?」
「ええっ…良いのですか? あれは確かに昔は男性に好まれたと聞きましたが、近年使ったら…自殺者が出るという物騒な物ですよ!」
「だったら、試しに…やって下さい」
「ええっ、良いの? 流石は理人さん凄いですね…それじゃ準備させますわね」
そう言うとマリン王女は廊下に出ていった。
一体、何をするんだろう…
◆◆◆
「理人さん、準備が出来ました、行きましょう!」
え~と何これ…
王家の秘宝ってアダルトグッズな訳…
マリン王女の恰好は…
スケスケのミニスカピンクのセーラー服、しかも下着まで透けているから股の毛まで見える。
それにハイヒール。
まるでコスプレサロン嬢かファッションヘルス嬢に見える。
「凄い…ゴクリッ」
「凄いですね、理人さん…本当の男なんですね! この衣装を見た、最後の男性は絶望の余り城から飛び降りて自殺したらしいですよ」
凄く勿体ない。
前の世界なら、皆ガン見している。
「それじゃ行きましょう」
しかし、再現が凄いな。
マリン王女の胸元には『マリン』という名札まで付いている。
そのまま、マリン王女について行くと狭い部屋に入った。
部屋は薄暗く、小さなベッドがあり、そこにはタオルが敷いてあった。
「それじゃ、理人さん…裸になってそこに仰向けになって下さい」
「ああっ」
これ絶対に昔の異世界人の影響だよな。
横には鏡があり、照明はピンク。
小さな棚にはローションがある。
そして、何故か日本語の貼り紙で『本番OK』って書いてある。
本来は『本番禁止』だけど…この世界はSEXは美徳だから違うのか。
「理人さんは女性の股に口はつけられますか?」
「まぁ…出来るけど」
「凄いですね…それじゃ…」
そう言うとマリンは俺の顔の方にお尻を向け跨ってきた。
「それじゃ行きますよ…あ~む」
これ69じゃないか…
これ、どう見ても、前の世界の箱ヘルじゃないか?
王家に風俗プレイ教えたのは…多分大昔にきた異世界人(日本人)なんだろうな…
確かに、俺は普通の男だから、こう言うのに興味はあるよ。
だけど、流石に風俗は雑誌やネットでは知っているけど、経験はない。
「もう充分ですね…」
そう言うとマリンは俺に跨り腰を振り出した。
マリンの可愛らしい容姿と着替えるコスチュームのせいで、俺は夜中までマリン相手にやり続けていた。
凄いな王家…
マリアンヌだけじゃ無くてマリンも…これかよ
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