9 / 19
母子に戻った日(極み)
しおりを挟む
良く考えなければいけない。
僕は冷静になった。
後二人、殺してやろうと思っていたが...殺してしまったら僕はどうなるんだ。
恐らく、この家は親戚に乗っ取られるか、国に取り上げられてしまう。
そうなったら、今より立場が悪くなるか孤児になるかしかない。
そう、どちらか一人を残さなければいけない..
どちらを残すか考えた末にスジャーナを残す事にした。
残した、理由の一つは単純に此奴が女だからだ...
僕は早熟なのか既に精通が始まっている、そして前世の記憶があるせいか疼く。
そろそろ、肉体関係の相手が欲しい。
だが、メイドに手を出したくはない..こいつ等は、きつい事を言いながら結局は僕が一人で生きれるように手を貸してくれていた節がある..ルドルと同じだ...自分の立場の中で手助けをしてくれていたんだ。
僕は薄汚い悪人だ..間違いなくそうだ...だが親切な者を傷つける程のゴミじゃない。
そう考えたら..もう一人しかいないスジャーナだ。
こいつは、性格はともかく顔と体は良い女だ。
この世界ではもう20代後半や30代は女と見なされなくなる...実に勿体ない。
僕から言わせればようやく「女らしさ」が出る頃に要らないなんて勿体ないと思う。
顔と体が良ければ...簡単だ性格を壊して自分好みにすれば良い...それだけだ...
子供を亡くして落ち込んでいる女なんて格好な獲物だろう...逃す意味が無い。
まずは..従順な子供として気に入られる事からだ...
僕は出来損ないの子として捨てられたが..この女にとっては腹を痛めた子でもある...絶対に少しは愛情があるはずだ..そこから攻めてやる。
ヘンドリックがいるなら..無駄だろうが、死んでしまった今なら、そして悲しんでいるいまなら付け込めるはずだ。
「スジャーナ様、失礼します」
「はい、すぐに出て行きます..ですが、この薬湯を飲んで頂けませんか?」
出来るだけの笑顔と優しさを出して近づく...当然拒否される。
だが、この時点で既にこの作戦は成功したと感じた。
同じ拒否でも全然違う..ムチを振るっていたあの女とは思えない程、弱々しい。
これなら落とすのは簡単だ。
「スジャーナ様 失礼します..今日はおかゆと薬湯を持ってきました、少しで良いんです食べて下さい」
どんなに嫌われようと頭からおかゆをかけられようが通う。
そして、どんな時も笑顔で微笑む事を忘れない。
これで良い..それだけで落とせる筈だ。
まさか、この女も周りの人間も僕が口説こうとしている、何て思って無いだろう。
捨てられても健気に母親に尽くす子供にしか見えない筈だ。
実際に使用人やメイドも僕を不憫な子だと見ている。
特に頭からおかゆを掛けられた後は、扉を睨んでいたメイドが居た。
「何故、そこまでするのですか?」
ある日メイドに尋ねられた..勿論本当の事は言わない。
「解らないけど..捨てられても子供だからかな..何されても近くに居たいそう思うんだよ..特にああも弱々しい姿を見ちゃうとね..」
そう答えたら、泣きそうになりやんの...
「いつかその思いが奥様にも伝わると良いですね..」
使用人やメイドにこの「健気な子」作戦は通用している。
この健気な子作戦は意外にもアベルにも通用していた。
ある日、アベルに呼ばれて執務室にいった。
「俺はお前に感謝しなければいけないのかもな」
「何の事でしょうか?」
「スジャーナの事だ...色々と気に掛けてくれているのだろう!」
《此奴も落ち込んでいるんだろうな...全然違うな》
「使用人が主人に気を遣うのは当たり前の事です」
「それは違うな...ルドルだって他のメイドだってあそこまではしない」
「答えはありますが、今の私がそれを口にする訳にはいきません」
「許すから答えろ」
「親子ですからね....」
「何だ、その答えはちゃんと答えろ」
《これで解らないのか..大丈夫か此奴》
「僕はもう家族ではない...それは解っています。 正直、鞭で打たれて、殴られて、馬鹿にされた時は死んじまえ..そう何度も思いました」
「そうか...我々の不幸が楽しいのか、お前からしたらそうだろうな...嫌いなヘンドリックが居なくなってさぞ楽しかろうな!」
「最初、ヘンドリックが死んだと思った時嬉しかったのは事実です」
「そりゃ憎まれて当たり前だ、俺だって同じ立場なら憎むだろう..確かにそれだけの事をした..だったら出て行くか?..その方がお互いの為だ..当座の生活費位はくれてやる」
「出て行きません」
「我々が憎いんだろう?」
「ええ、ですが...それでも愛しているんです..スジャーナ様もヘンドリック様も勿論、貴方も」
「.....」
「血のつながりって怖いですよ..あんなに嫌いだったヘンドリックが死んだのに嬉しさより悲しさが出るんですから....居なくなったと知ったら探さずにはいられなかった」
《そう言えば..セロがヘンドリックの腕を見つけた場所は魔物が出る場所だ..そこまで探してたんだ...此奴は》
「.......」
「親子ってズルい...どんなに嫌っても、憎んでも、悲しいそうな姿を見てしまうと、それ以上にどうにかしてあげたい...そう思ってしまう...ムチで叩かれ、殴られて、殺されかけても...嫌いな気持ちに心からはなれない」
「そうか」
「正直、自分の心が解りません...」
「そうか、下がってよいぞ...スジャーナの事頼んだぞ」
「はい」
<アベルの気持ち>
親子か..そう言えばセロは俺に少し似てるな...憎いけど愛してるか..俺には言えない。
俺は貴族だ、才能の無い者は見捨てるしかない...今でも間違った判断で無い..そう思う。
だが、セロに幸せになって貰いたい..そんな気持ちも何処かにあるのかも知れない。
血の繋がり、親子か、確かに怖いな...本当に恐ろしい。
《良心が痛いだろう? 今はまだこれだけにしてやる》
「スジャーナ様 今日もおかゆと薬湯をお持ちしました...そして今日はスジャーナ様が好きなアプルもありますよ」
《今日はいつもと違うな...》
《ようやく食べてくれるのか..良かった》
..........
うん、全部完食している、薬湯も飲んでいる。
これで次の段階だ。
僕は一度、スジャーナを立ち直らせる事にした。
褒めて、褒めて褒めちぎった。
スジャーナはすっかり、明るさを取り戻した。
そして夫婦生活に戻れるように促した。
これで良い..これが多分、スジャーナの女としての最後のチャンスだ。
だが、失敗するのは解っている...クククッ此奴が落ちるのが楽しみだ。
知っているか? 漢方薬には副作用がある物がある。
その副作用の中には妊婦が飲んだら..確実に堕胎する物がある。
そして定期的に飲み続けると子供が出来ない体になる物もある。
何で知っているかって?
前の世界でゴムを使うのが嫌だから..僕は生派なわけ...
だけど、妊娠したら責任が発生するでしょう?
だから、この薬を飲ましてたんだよ彼女気取りのセフレに...
将来、子供が出来ない体になるって?
別に良いじゃん? ただのセフレなんだからさ..将来何て気にしてやる必要ないよ。
それに、表向きは普通の滋養強壮の漢方薬だからばれないし安心だ。
だがこの世界には怖い事に魔法がある、鑑定がある。
もし、この魔法が優秀で副作用まで読み取れたら...失敗だ。
だが、そこまでは読み取れないだろう..僕はそっちに賭けた。
話は戻るけど...スジャーナに飲ましてたのはその薬に近い物。
似た薬草探すのに苦労したよ。
だから、どんなに頑張ってもダメな訳。
これで、貴族の女としては最底辺でしょう!
子供が作れないんだから。
だけど、僕が手に入れるなら最高だ。
「顔が良くてスタイルが良くて妊娠しない女」
後はもうひと踏ん張り..親子の愛情を男女の愛情に挿げ替えるだけだ。
これでアベルが死ねば..子供が作れないスジャーナが残る訳だ。
次の子が産まれないなら..もう僕は安泰だ。
これで、お財布代わりになってくれて、性欲を処理してくれる女が手に入った。
復讐? .....しているじゃん? 貴族の女として最底辺の子供を産めない体になった挙句、不貞をしてその相手は、実の息子。更に言うならそいつは最愛の息子を殺した男。
僕はまだ子供だし...保護者必要だ。
どうせ選ぶならアベルじゃなく、色々な意味で使えるスジャーナを選ぶでしょう?
これからが楽しみだ。
僕は冷静になった。
後二人、殺してやろうと思っていたが...殺してしまったら僕はどうなるんだ。
恐らく、この家は親戚に乗っ取られるか、国に取り上げられてしまう。
そうなったら、今より立場が悪くなるか孤児になるかしかない。
そう、どちらか一人を残さなければいけない..
どちらを残すか考えた末にスジャーナを残す事にした。
残した、理由の一つは単純に此奴が女だからだ...
僕は早熟なのか既に精通が始まっている、そして前世の記憶があるせいか疼く。
そろそろ、肉体関係の相手が欲しい。
だが、メイドに手を出したくはない..こいつ等は、きつい事を言いながら結局は僕が一人で生きれるように手を貸してくれていた節がある..ルドルと同じだ...自分の立場の中で手助けをしてくれていたんだ。
僕は薄汚い悪人だ..間違いなくそうだ...だが親切な者を傷つける程のゴミじゃない。
そう考えたら..もう一人しかいないスジャーナだ。
こいつは、性格はともかく顔と体は良い女だ。
この世界ではもう20代後半や30代は女と見なされなくなる...実に勿体ない。
僕から言わせればようやく「女らしさ」が出る頃に要らないなんて勿体ないと思う。
顔と体が良ければ...簡単だ性格を壊して自分好みにすれば良い...それだけだ...
子供を亡くして落ち込んでいる女なんて格好な獲物だろう...逃す意味が無い。
まずは..従順な子供として気に入られる事からだ...
僕は出来損ないの子として捨てられたが..この女にとっては腹を痛めた子でもある...絶対に少しは愛情があるはずだ..そこから攻めてやる。
ヘンドリックがいるなら..無駄だろうが、死んでしまった今なら、そして悲しんでいるいまなら付け込めるはずだ。
「スジャーナ様、失礼します」
「はい、すぐに出て行きます..ですが、この薬湯を飲んで頂けませんか?」
出来るだけの笑顔と優しさを出して近づく...当然拒否される。
だが、この時点で既にこの作戦は成功したと感じた。
同じ拒否でも全然違う..ムチを振るっていたあの女とは思えない程、弱々しい。
これなら落とすのは簡単だ。
「スジャーナ様 失礼します..今日はおかゆと薬湯を持ってきました、少しで良いんです食べて下さい」
どんなに嫌われようと頭からおかゆをかけられようが通う。
そして、どんな時も笑顔で微笑む事を忘れない。
これで良い..それだけで落とせる筈だ。
まさか、この女も周りの人間も僕が口説こうとしている、何て思って無いだろう。
捨てられても健気に母親に尽くす子供にしか見えない筈だ。
実際に使用人やメイドも僕を不憫な子だと見ている。
特に頭からおかゆを掛けられた後は、扉を睨んでいたメイドが居た。
「何故、そこまでするのですか?」
ある日メイドに尋ねられた..勿論本当の事は言わない。
「解らないけど..捨てられても子供だからかな..何されても近くに居たいそう思うんだよ..特にああも弱々しい姿を見ちゃうとね..」
そう答えたら、泣きそうになりやんの...
「いつかその思いが奥様にも伝わると良いですね..」
使用人やメイドにこの「健気な子」作戦は通用している。
この健気な子作戦は意外にもアベルにも通用していた。
ある日、アベルに呼ばれて執務室にいった。
「俺はお前に感謝しなければいけないのかもな」
「何の事でしょうか?」
「スジャーナの事だ...色々と気に掛けてくれているのだろう!」
《此奴も落ち込んでいるんだろうな...全然違うな》
「使用人が主人に気を遣うのは当たり前の事です」
「それは違うな...ルドルだって他のメイドだってあそこまではしない」
「答えはありますが、今の私がそれを口にする訳にはいきません」
「許すから答えろ」
「親子ですからね....」
「何だ、その答えはちゃんと答えろ」
《これで解らないのか..大丈夫か此奴》
「僕はもう家族ではない...それは解っています。 正直、鞭で打たれて、殴られて、馬鹿にされた時は死んじまえ..そう何度も思いました」
「そうか...我々の不幸が楽しいのか、お前からしたらそうだろうな...嫌いなヘンドリックが居なくなってさぞ楽しかろうな!」
「最初、ヘンドリックが死んだと思った時嬉しかったのは事実です」
「そりゃ憎まれて当たり前だ、俺だって同じ立場なら憎むだろう..確かにそれだけの事をした..だったら出て行くか?..その方がお互いの為だ..当座の生活費位はくれてやる」
「出て行きません」
「我々が憎いんだろう?」
「ええ、ですが...それでも愛しているんです..スジャーナ様もヘンドリック様も勿論、貴方も」
「.....」
「血のつながりって怖いですよ..あんなに嫌いだったヘンドリックが死んだのに嬉しさより悲しさが出るんですから....居なくなったと知ったら探さずにはいられなかった」
《そう言えば..セロがヘンドリックの腕を見つけた場所は魔物が出る場所だ..そこまで探してたんだ...此奴は》
「.......」
「親子ってズルい...どんなに嫌っても、憎んでも、悲しいそうな姿を見てしまうと、それ以上にどうにかしてあげたい...そう思ってしまう...ムチで叩かれ、殴られて、殺されかけても...嫌いな気持ちに心からはなれない」
「そうか」
「正直、自分の心が解りません...」
「そうか、下がってよいぞ...スジャーナの事頼んだぞ」
「はい」
<アベルの気持ち>
親子か..そう言えばセロは俺に少し似てるな...憎いけど愛してるか..俺には言えない。
俺は貴族だ、才能の無い者は見捨てるしかない...今でも間違った判断で無い..そう思う。
だが、セロに幸せになって貰いたい..そんな気持ちも何処かにあるのかも知れない。
血の繋がり、親子か、確かに怖いな...本当に恐ろしい。
《良心が痛いだろう? 今はまだこれだけにしてやる》
「スジャーナ様 今日もおかゆと薬湯をお持ちしました...そして今日はスジャーナ様が好きなアプルもありますよ」
《今日はいつもと違うな...》
《ようやく食べてくれるのか..良かった》
..........
うん、全部完食している、薬湯も飲んでいる。
これで次の段階だ。
僕は一度、スジャーナを立ち直らせる事にした。
褒めて、褒めて褒めちぎった。
スジャーナはすっかり、明るさを取り戻した。
そして夫婦生活に戻れるように促した。
これで良い..これが多分、スジャーナの女としての最後のチャンスだ。
だが、失敗するのは解っている...クククッ此奴が落ちるのが楽しみだ。
知っているか? 漢方薬には副作用がある物がある。
その副作用の中には妊婦が飲んだら..確実に堕胎する物がある。
そして定期的に飲み続けると子供が出来ない体になる物もある。
何で知っているかって?
前の世界でゴムを使うのが嫌だから..僕は生派なわけ...
だけど、妊娠したら責任が発生するでしょう?
だから、この薬を飲ましてたんだよ彼女気取りのセフレに...
将来、子供が出来ない体になるって?
別に良いじゃん? ただのセフレなんだからさ..将来何て気にしてやる必要ないよ。
それに、表向きは普通の滋養強壮の漢方薬だからばれないし安心だ。
だがこの世界には怖い事に魔法がある、鑑定がある。
もし、この魔法が優秀で副作用まで読み取れたら...失敗だ。
だが、そこまでは読み取れないだろう..僕はそっちに賭けた。
話は戻るけど...スジャーナに飲ましてたのはその薬に近い物。
似た薬草探すのに苦労したよ。
だから、どんなに頑張ってもダメな訳。
これで、貴族の女としては最底辺でしょう!
子供が作れないんだから。
だけど、僕が手に入れるなら最高だ。
「顔が良くてスタイルが良くて妊娠しない女」
後はもうひと踏ん張り..親子の愛情を男女の愛情に挿げ替えるだけだ。
これでアベルが死ねば..子供が作れないスジャーナが残る訳だ。
次の子が産まれないなら..もう僕は安泰だ。
これで、お財布代わりになってくれて、性欲を処理してくれる女が手に入った。
復讐? .....しているじゃん? 貴族の女として最底辺の子供を産めない体になった挙句、不貞をしてその相手は、実の息子。更に言うならそいつは最愛の息子を殺した男。
僕はまだ子供だし...保護者必要だ。
どうせ選ぶならアベルじゃなく、色々な意味で使えるスジャーナを選ぶでしょう?
これからが楽しみだ。
0
お気に入りに追加
47
あなたにおすすめの小説
【石のやっさん旧作】『心は』●●勇者…さぁ勇者褒美をとらす! 欲しい物をなんでも言うが良い! 「はい、では●●●で!」
石のやっさん
ファンタジー
主人公の理人(りひと)はこの世界に転生し、勇者に選として、戦い続けてきた。
理人は誰にも言っていなかったが、転生前は42歳の会社員の為、精神年齢が高く、周りの女性が子供に思えて仕方なかった。
キャピキャピする、聖女や賢者も最早、子供にしか見えず、紳士な彼からしたら恋愛対象じゃない。
そんな彼が魔王を倒した後の物語…
久々の短編です。
俺は先輩に恋人を寝取られ、心が壊れる寸前。でも……。二人が自分たちの間違いを後で思っても間に合わない。俺は美少女で素敵な同級生と幸せになる。
のんびりとゆっくり
恋愛
俺は島森海定(しまもりうみさだ)。高校一年生。
俺は先輩に恋人を寝取られた。
ラブラブな二人。
小学校六年生から続いた恋が終わり、俺は心が壊れていく。
そして、雪が激しさを増す中、公園のベンチに座り、このまま雪に埋もれてもいいという気持ちになっていると……。
前世の記憶が俺の中に流れ込んできた。
前世でも俺は先輩に恋人を寝取られ、心が壊れる寸前になっていた。
その後、少しずつ立ち直っていき、高校二年生を迎える。
春の始業式の日、俺は素敵な女性に出会った。
俺は彼女のことが好きになる。
しかし、彼女とはつり合わないのでは、という意識が強く、想いを伝えることはできない。
つらくて苦しくて悲しい気持ちが俺の心の中であふれていく。
今世ではこのようなことは繰り返したくない。
今世に意識が戻ってくると、俺は強くそう思った。
既に前世と同じように、恋人を先輩に寝取られてしまっている。
しかし、その後は、前世とは違う人生にしていきたい。
俺はこれからの人生を幸せな人生にするべく、自分磨きを一生懸命行い始めた。
一方で、俺を寝取った先輩と、その相手で俺の恋人だった女性の仲は、少しずつ壊れていく。そして、今世での高校二年生の春の始業式の日、俺は今世でも素敵な女性に出会った。
その女性が好きになった俺は、想いを伝えて恋人どうしになり。結婚して幸せになりたい。
俺の新しい人生が始まろうとしている。
この作品は、「カクヨム」様でも投稿を行っております。
「カクヨム」様では。「俺は先輩に恋人を寝取られて心が壊れる寸前になる。でもその後、素敵な女性と同じクラスになった。間違っていたと、寝取った先輩とその相手が思っても間に合わない。俺は美少女で素敵な同級生と幸せになっていく。」という題名で投稿を行っております。
冤罪をかけられ、彼女まで寝取られた俺。潔白が証明され、皆は後悔しても戻れない事を知ったらしい
一本橋
恋愛
痴漢という犯罪者のレッテルを張られた鈴木正俊は、周りの信用を失った。
しかし、その実態は私人逮捕による冤罪だった。
家族をはじめ、友人やクラスメイトまでもが見限り、ひとり孤独へとなってしまう。
そんな正俊を慰めようと現れた彼女だったが、そこへ私人逮捕の首謀者である“山本”の姿が。
そこで、唯一の頼みだった彼女にさえも裏切られていたことを知ることになる。
……絶望し、身を投げようとする正俊だったが、そこに学校一の美少女と呼ばれている幼馴染みが現れて──
彼女の浮気相手からNTRビデオレターが送られてきたから全力で反撃しますが、今さら許してくれと言われてももう遅い
うぱー
恋愛
彼女の浮気相手からハメ撮りを送られてきたことにより、浮気されていた事実を知る。
浮気相手はサークルの女性にモテまくりの先輩だった。
裏切られていた悲しみと憎しみを糧に社会的制裁を徹底的に加えて復讐することを誓う。
■一行あらすじ
浮気相手と彼女を地獄に落とすために頑張る話です(●´艸`)ィヒヒ
聖女の妻にずっと裏切られていた勇者がその全てを壊すまで
oufa
ファンタジー
強大な魔物を倒し、その国は束の間の平和を取り戻した。勇者パーティー解散後に勇者ヴァレントと聖女レベリオは結婚し夫婦となった。
人々の安寧のため、討伐後も国に仕える二人。だがある日、ふとした事でヴァレントは妻に不信感を抱く。
徐々に明らかになる妻の裏の顔。真実に辿り着いた時にヴァレントが出す答えとは――
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる