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第5話 関係が解らない
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良く考えてみるとリヒトはかなり贅沢をしていたが、3人は贅沢している様子は無かった様な気がする。
装備は三職だから一流品…これは国や支援団体が寄越すから当たり前だ。
記憶を辿ってみると…可笑しいな?
普段着は粗末な物しか着ていない気がする
俺自身が洗濯もしているが、粗末な物しか洗った記憶が無い。
しかも、下着も随分と古いままの様な気がする。
自分が余りにも待遇が悪いから気がつかなかったが…充分彼女達も待遇が悪いな。
自分が不幸にいると…周りの不幸に気がつかない。
恐らく、リヒトは勇者だから外面を良くするために、宿屋や食べ物は良い物を与えていた。
だが、眼のつかない物は…粗末な物のままだ。
良くこれで嫌われなかったものだ…
まぁ良い…俺は冒険者ギルドに戻り、金貨2枚を追加で降ろした。
この世界…服はオーダーメイド、それ以外は古着だ。
古着屋にも高級店があり、高級店では洗濯した物が綺麗にアイロンをかけて売られている。
流石に下着は新品が必要だな。
俺は古着屋に行くと1人に2着ずつ似合いそうな服を選んだ。
下着も新品で売っていたので購入…とは言っても貴族用の店にでも行かなければ前世の様な下着は無い、子供が履く様な白い下着とジュニア用の胸当て位だ…高級下着は貴族や王族、もしくは娼館に居るような高級娼婦しかこの世界の人間は履いていない。
「おばさん、この服とこのサイズの下着を各サイズ5着位下さい」
ストレージに突っ込むんだからこの位は別に問題は無いだろうな。
「…」
あっそうだ…寝巻も買っていくか?
「ついでに女性用の寝巻も3つ…これで良いや、下さい」
「勇者リヒト様が、女性用の服や下着を買うんですか?」
「なにか可笑しいか?」
「いえ…随分家庭的になったなと思いましてな」
確かにリヒトじゃしそうも無いな…
「まぁ、偶にはそういう事をしたい時もあるものさ」
「そういうもんですかな?」
「そういうもんだ」
◆◆◆
「ただいま」
「おかえり、リヒトどうだ、少しは気分が晴れたか?」
「顔色が幾分か良くなっていますわね…心配しましたわ」
「本当に心配したんだよ…もう大丈夫なのかな?」
リヒトって良いな…
こんなに心配して貰えるんだから。
「ああっ、かなり気分は良くなったよ、ありがとうな!」
「それなら良かった、あれは事故だ、気にするなとは言わないが忘れた方が良い」
「そうですわ、確かにリヒトも悪いですがセレスも悪いのですわ」
「うんうん、理人が一方的に悪いわけじゃ無いよ」
俺という存在を殺してしまったのに…誰も責めない。
ハァ~忘れよう。
今の俺はリヒトだ、もうセレスじゃない。
「心配掛けてゴメン、それで、これ良かったら受け取ってくれる」
「「「えっ」」」
「いや、今着ている服も草臥れているし、下着だって古いだろう?俺が選んだ物だから、似合うかどうか解らないけど、良かったら着てくれると嬉しい…」
やばっ、女にプレゼントなんてあげた事がなかったら少し顔が赤くなった。
「この服、私の為に買ってくれたのか? ありがとう…何で買ってくれたか解らないがリヒトからのプレゼントだ、大切に着させて貰うよ…本当にありがとう!」
「態々、リヒトがこれ買ってきてくれましたの…服なんて貰うの初めてですわ、一生大切にしますわね」
「えへへっ、これ私に似合うかな? うんうん、大切にするよ」
確かに古着としては高級品だが、平民が普通にきる服なのにこれなのか?
なんだ、顔まで赤くして、こんな顔俺は見たことが無い。
同じ幼馴染なのに…此処迄に差があるのか。
これで此処迄喜んで貰えるなら…これあげたらどうなるんだ。
「それだけじゃ無いんだ、もう一つプレゼントがある」
「まだ…あるのか? リヒト」
「服を貰えただけで私は幸せですわ」
「無理しないで良いよリヒト」
無理…何言っているんだ?
此奴、まぁ今は俺だけど、凄い金額ピンハネしているぞ。
「この長い冒険が終われば、俺は三人を側室として娶るんだ…いわば婚約者だろう…」
「嘘、ちゃんと私をそういう目で見ていてくれたんだ、リヒト、私、私はっ『そう言う目で見れない』そう言われて不安だったんだ『男みたいにしか思えない』そう言われて何度、泣いたか解らない『女らしくない』『オーガみたいだ』…そう言われてどれ程傷ついたか…だけど、違ったんだね…あれは幼馴染のじゃれあいみたいな物だったんだな…信じてあげられなくてゴメン…婚約者…そう思っていてくれたんだ、嬉しいよ…本当に嬉しい…ありがとう」
え~と…なんだこれ、明らかに貶していたようにしか思えない。
エルザはポニーテールで背が高く、少し浅黒いが、健康的で凄く可愛い女の子だ、前世でいうなら陸上少女に近く手足もスラってしている、多少筋肉質なのは剣聖だから仕方ないだろう…
「嬉しいですわ、私『目がキツイ』『狐目で怖い』いつもリヒトにそう言われて悲しかったのですわ…だけどあれリヒトにとってはじゃれあいでしたのね、婚約者なんてはっきり言って貰えるなんて思っていませんでしたわ、いつも『俺を睨みつけるな』『顔が怖い』」『俺に恨みでもあるのか』そう言われて本当に死にたい位でしたわ…だけど、違ったのですわね…嬉しいですわ、リヒト…本当に嬉しいですわ」
クラリスは確かに冷たそうだけど…かなりの美人だ。
確かにやや目が吊り上がっていてキツそうだけど…そこがクラリスの良い所だと思うのだが…リヒトには違ったようだ。
クール系悪役令嬢、可愛いと言うよりは綺麗、眼が少し三白眼だが凄く綺麗だと思う。
「あの『チビ』とか『ガキ』って良く怒られたから僕、凄く心配していたんだよ、他の二人と違って…あっゴメン」
「リタは別に口調を無理する事ないよ」
「ありがとう…僕ね、他の二人に比べて、その子供っぽいでしょう?『ガキと遊ぶ趣味は無い』とか言われて髪の毛引っ張られたり僕1人はぶられて悲しかったけど…ううっ、ううん、ちゃんと見ていてくれたんだ、婚約者だなんて僕嬉しいよ…ありがとう、ありがとう、リヒト」
リタは童顔で背が低くいけど、それが本来は魅力だと思う。
笑顔が可愛い女の子、そんな感じだ。
だけど、可笑しい。
俺が見たキスマークはなんだったんだ?
もっとも、勇者パーティは一線は超えられない…
妊娠でもしようものならその後の旅に響くからな。
もっとこう、仲が良いハーレムみたいな物をイメージしていたのだが違うのか?
「話続けるぞ…それでな、一応、俺なりに気持ちを込めてプレゼントを買ってきたんだ、貰ってくれ」
「服だけでも嬉しいのにプレゼント? この箱は、嘘ちゃんとした宝石屋の物じゃ無いのか?」
「凄いですわ、本当にこれを私にくれますの? リヒト…本当にありがとうですわ」
「あの、僕これ一生大切にするね…ありがとうリヒト」
「こんなの大した物じゃないよ…また買ってやるよ」
「「「嘘っ…リヒト」」」
なんで涙ぐむんだ。
「こんな事で何で泣くんだよ」
「だって、だって嬉しいんだから仕方ないじゃないか」
「嬉しくて、嬉しくて仕方ないのですわ」
「僕…僕、こんな物まで貰えるなんて凄く幸せ…ありがとう」
俺は実際に除け者だったから、何が何だか解らない。
様子を見ながら関係を計っていくしかないな…
装備は三職だから一流品…これは国や支援団体が寄越すから当たり前だ。
記憶を辿ってみると…可笑しいな?
普段着は粗末な物しか着ていない気がする
俺自身が洗濯もしているが、粗末な物しか洗った記憶が無い。
しかも、下着も随分と古いままの様な気がする。
自分が余りにも待遇が悪いから気がつかなかったが…充分彼女達も待遇が悪いな。
自分が不幸にいると…周りの不幸に気がつかない。
恐らく、リヒトは勇者だから外面を良くするために、宿屋や食べ物は良い物を与えていた。
だが、眼のつかない物は…粗末な物のままだ。
良くこれで嫌われなかったものだ…
まぁ良い…俺は冒険者ギルドに戻り、金貨2枚を追加で降ろした。
この世界…服はオーダーメイド、それ以外は古着だ。
古着屋にも高級店があり、高級店では洗濯した物が綺麗にアイロンをかけて売られている。
流石に下着は新品が必要だな。
俺は古着屋に行くと1人に2着ずつ似合いそうな服を選んだ。
下着も新品で売っていたので購入…とは言っても貴族用の店にでも行かなければ前世の様な下着は無い、子供が履く様な白い下着とジュニア用の胸当て位だ…高級下着は貴族や王族、もしくは娼館に居るような高級娼婦しかこの世界の人間は履いていない。
「おばさん、この服とこのサイズの下着を各サイズ5着位下さい」
ストレージに突っ込むんだからこの位は別に問題は無いだろうな。
「…」
あっそうだ…寝巻も買っていくか?
「ついでに女性用の寝巻も3つ…これで良いや、下さい」
「勇者リヒト様が、女性用の服や下着を買うんですか?」
「なにか可笑しいか?」
「いえ…随分家庭的になったなと思いましてな」
確かにリヒトじゃしそうも無いな…
「まぁ、偶にはそういう事をしたい時もあるものさ」
「そういうもんですかな?」
「そういうもんだ」
◆◆◆
「ただいま」
「おかえり、リヒトどうだ、少しは気分が晴れたか?」
「顔色が幾分か良くなっていますわね…心配しましたわ」
「本当に心配したんだよ…もう大丈夫なのかな?」
リヒトって良いな…
こんなに心配して貰えるんだから。
「ああっ、かなり気分は良くなったよ、ありがとうな!」
「それなら良かった、あれは事故だ、気にするなとは言わないが忘れた方が良い」
「そうですわ、確かにリヒトも悪いですがセレスも悪いのですわ」
「うんうん、理人が一方的に悪いわけじゃ無いよ」
俺という存在を殺してしまったのに…誰も責めない。
ハァ~忘れよう。
今の俺はリヒトだ、もうセレスじゃない。
「心配掛けてゴメン、それで、これ良かったら受け取ってくれる」
「「「えっ」」」
「いや、今着ている服も草臥れているし、下着だって古いだろう?俺が選んだ物だから、似合うかどうか解らないけど、良かったら着てくれると嬉しい…」
やばっ、女にプレゼントなんてあげた事がなかったら少し顔が赤くなった。
「この服、私の為に買ってくれたのか? ありがとう…何で買ってくれたか解らないがリヒトからのプレゼントだ、大切に着させて貰うよ…本当にありがとう!」
「態々、リヒトがこれ買ってきてくれましたの…服なんて貰うの初めてですわ、一生大切にしますわね」
「えへへっ、これ私に似合うかな? うんうん、大切にするよ」
確かに古着としては高級品だが、平民が普通にきる服なのにこれなのか?
なんだ、顔まで赤くして、こんな顔俺は見たことが無い。
同じ幼馴染なのに…此処迄に差があるのか。
これで此処迄喜んで貰えるなら…これあげたらどうなるんだ。
「それだけじゃ無いんだ、もう一つプレゼントがある」
「まだ…あるのか? リヒト」
「服を貰えただけで私は幸せですわ」
「無理しないで良いよリヒト」
無理…何言っているんだ?
此奴、まぁ今は俺だけど、凄い金額ピンハネしているぞ。
「この長い冒険が終われば、俺は三人を側室として娶るんだ…いわば婚約者だろう…」
「嘘、ちゃんと私をそういう目で見ていてくれたんだ、リヒト、私、私はっ『そう言う目で見れない』そう言われて不安だったんだ『男みたいにしか思えない』そう言われて何度、泣いたか解らない『女らしくない』『オーガみたいだ』…そう言われてどれ程傷ついたか…だけど、違ったんだね…あれは幼馴染のじゃれあいみたいな物だったんだな…信じてあげられなくてゴメン…婚約者…そう思っていてくれたんだ、嬉しいよ…本当に嬉しい…ありがとう」
え~と…なんだこれ、明らかに貶していたようにしか思えない。
エルザはポニーテールで背が高く、少し浅黒いが、健康的で凄く可愛い女の子だ、前世でいうなら陸上少女に近く手足もスラってしている、多少筋肉質なのは剣聖だから仕方ないだろう…
「嬉しいですわ、私『目がキツイ』『狐目で怖い』いつもリヒトにそう言われて悲しかったのですわ…だけどあれリヒトにとってはじゃれあいでしたのね、婚約者なんてはっきり言って貰えるなんて思っていませんでしたわ、いつも『俺を睨みつけるな』『顔が怖い』」『俺に恨みでもあるのか』そう言われて本当に死にたい位でしたわ…だけど、違ったのですわね…嬉しいですわ、リヒト…本当に嬉しいですわ」
クラリスは確かに冷たそうだけど…かなりの美人だ。
確かにやや目が吊り上がっていてキツそうだけど…そこがクラリスの良い所だと思うのだが…リヒトには違ったようだ。
クール系悪役令嬢、可愛いと言うよりは綺麗、眼が少し三白眼だが凄く綺麗だと思う。
「あの『チビ』とか『ガキ』って良く怒られたから僕、凄く心配していたんだよ、他の二人と違って…あっゴメン」
「リタは別に口調を無理する事ないよ」
「ありがとう…僕ね、他の二人に比べて、その子供っぽいでしょう?『ガキと遊ぶ趣味は無い』とか言われて髪の毛引っ張られたり僕1人はぶられて悲しかったけど…ううっ、ううん、ちゃんと見ていてくれたんだ、婚約者だなんて僕嬉しいよ…ありがとう、ありがとう、リヒト」
リタは童顔で背が低くいけど、それが本来は魅力だと思う。
笑顔が可愛い女の子、そんな感じだ。
だけど、可笑しい。
俺が見たキスマークはなんだったんだ?
もっとも、勇者パーティは一線は超えられない…
妊娠でもしようものならその後の旅に響くからな。
もっとこう、仲が良いハーレムみたいな物をイメージしていたのだが違うのか?
「話続けるぞ…それでな、一応、俺なりに気持ちを込めてプレゼントを買ってきたんだ、貰ってくれ」
「服だけでも嬉しいのにプレゼント? この箱は、嘘ちゃんとした宝石屋の物じゃ無いのか?」
「凄いですわ、本当にこれを私にくれますの? リヒト…本当にありがとうですわ」
「あの、僕これ一生大切にするね…ありがとうリヒト」
「こんなの大した物じゃないよ…また買ってやるよ」
「「「嘘っ…リヒト」」」
なんで涙ぐむんだ。
「こんな事で何で泣くんだよ」
「だって、だって嬉しいんだから仕方ないじゃないか」
「嬉しくて、嬉しくて仕方ないのですわ」
「僕…僕、こんな物まで貰えるなんて凄く幸せ…ありがとう」
俺は実際に除け者だったから、何が何だか解らない。
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