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第53話 リヒトとの生活 フリージアSIDE
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「リヒト、おはよう! チュッ」
「リヒトくん、おはよう! チュッ、リヒトくんは本当に可愛いから、もう一回チュッ」
「レイラぁぁぁ、どさくさに紛れて、1回余分にしているじゃない! だったら…私もチュッ、リヒトはカッコ良いからもっとチュッ」
「おはよう」
私は本当に馬鹿だったわ。
こんな身近に最高の男が居たのに…なんて遠回りをしてしまったのだろう。
余りにお世話になりっぱなしだから、何かしてあげようと思っていたのよ。
そうしたら、リヒトのして欲しい事が…
『キスで起こして欲しい』
だったのよ、凄くない?
これは『愛あるSEX』処じゃないわ。
最早これは『愛ある生活』だわ。
生まれてから今迄私は何をしていたのかな…
「それじゃ、これからご飯作っちゃうから休んでいていいからね」
普通は、こう言うのって女がする事だと思うんだけど…
リヒトは、ご飯も作ってくれるの…
流石に悪いから、レイラと一緒に『手伝おうか』って言ったんだけど…
『良いから、良いから座っていてよ。美味しそうに笑顔でご飯食べている姿を俺が見たいから、しているだけだから』
だって、そう言って鼻を笑顔で掻くのよ。
私は、なんて無駄な時間を過ごしてきたのかしら?
そしてなんて酷い事をしていたのかしら…
リヒトは、ずうっと『私の好きな物を愛情込めて作ってくれていたのに』いつの間にかお礼も言わなくなっていたわ。
ただ私が『美味しい』そう言うだけでリヒトは嬉しそうに笑う。
そんな一言も言ってあげなかった。
その一言を言うだけで、こんな優しい笑顔が見れたのに。
本当に馬鹿だわ。
小さい頃にお母さんや村のおばさん達は良く言っていたわね。
『この村の子は見る目が無いねぇ~ リヒトくんの良さが解らないんだから…私が10歳若かったら放って置かないのに』
だけど、私達はカイトに夢中だった。
『あっ馬鹿が居る!』
今の私が当時の私を見たら、きっとそう言うわよ。
だって、傍にダイヤが落ちているのに横のただの石を拾う馬鹿な女にしか見えないもん。
お母さんやおばさん達のいう事は正しかった。
カイトなんかより遥かにリヒトの方が良い男だったのよね。
「今日のご飯はスクランブルエッグとパンケーキにホロホロ鳥のクリームシチューだよ! さぁ食べよう」
「うわぁ、凄く美味そうだね」
「リヒト、ありがとう」
リヒトの料理は本当に美味い。
小さい頃から食べ慣れているのもあるけど、私やレイラがどんな物が好きかちゃんと考えて作るから、美味しいに決まっているわ。此処にも愛情を感じるわね。
「「「いただきます」」」
三人で一緒に朝食を食べ終わると手早くリヒトが食器を洗い、私達の昼食のお弁当を作ってくれるの、優しいよね。
そして掃除をし、洗濯迄してからリヒトは狩りに出かけるわ。
そうなのよ。
リヒトが全部してしまうの。
余りにも悪いから『手伝いたい』そう言ったのよ。
そう言ったら…
『一緒に居るだけで幸せだから気にしないで』
そう言ってニコニコされて、本当に何もさせてくれないのよ。
こんなの『愛』が無くちゃ出来ないし言えないわよ。
本当に私は馬鹿だったわ。
私のお母さんは良く『お父さんが何も手伝わない』と怒っていたけど…リヒトは逆に何でもしてくれる。
リヒトの両親は小さい頃に亡くなった。
だからなのかな…
『こんなにも愛情深い人』だなんて知らなかった。
いや『見て無かった』んだわ。
「それじゃ行ってくるね」
「「行ってらっしゃい」」
笑顔でリヒトを送り出すと…私とレイラも少し休んで出かける。
一応私は『救世』をしなくちゃいけないから冒険者ギルドに行って 辻ヒーラーをしているの。
ただ無料は良く無いから銅貨2枚(約2千円)の格安で簡単な治療をしているわ。
尤も、王国からかなり離れた場所だから、この辺りじゃ、強い魔物は出ないから怪我人も少ないわね。
『今日も暇だわ』
殆どテーブルでレイラと話をして1日の仕事が終わる。
先に家に帰って休んでいると…暫くするとリヒトが帰って来る。
「「おかえりなさい」」
「ただいま~ これ二人にお土産」
「プレゼント?ありがとう…これネックレスだ、本当に綺麗」
「レイラが赤で私が青なのね…リヒト本当にありがとう」
「別に大した物じゃないから、あと砂糖菓子買ってきたからお茶にしよう」
だけど、この包みはどう見てもしっかりした宝石商の物にしか見えないよ。
「「うん」」
リヒトは何時もプレゼントを買ってくる。
それが花だったり、宝石だったりいつも違うんだけど、必ず似合う物を買ってきてくれる。
本当に『愛されているのが実感できちゃうわ』
夕飯は外食に行くか、豪華な物を惜しみなく作ってくれるの。
それが終わったら…三人の濃厚な時間が始まるのよ。
『愛しているよ…』
リヒトって本当に私達の事が好きなのね。
いつも『愛している』『好きだ』って耳元で囁いてくるのよ、これでレイラも私も顔が真っ赤になるし、体も火照ってくるの。
凄いわよね…愛よ、愛…
そこからは、本当に濃厚な愛の営みが始まるんだけど、リヒトはこれも凄いのよ!あんな事やこんな事、今迄誰もしなかった事をしてくるの...いつも私やレイラは凄い快感を味わい…何回も絶頂を繰り返して...気を失ってしまう程凄いのよ。
『好きな人が喜ぶ顔が見たいし、自分がしたい事をしているだけだよ』
『好きな人に汚い所なんて無いよ』
『好きだ、愛している』
リヒトは全力で『愛してくる』だから私達もそれに答えようと『より淫ら』にそれに答えるように『愛す』の。
これが、本当の…愛の営み。
これに比べたら、今迄のは、きっと只の『性処理』
リヒトとのSEXは性欲だけじゃなく心まで満たされるんだから。
そして終わった後は、大切そうに私とレイラを抱きしめながら、リヒトは色々なお話を寝る迄してくれる。
その話も凄く楽しいし、話の中でどれ程、愛しているかを語ってくるの。
『SEXその物よりも終わった後のこの時間が好きなんだ…大好きな人を抱きしめているこの時間が凄くね』
そんな事も言っていたわ。
もうどうして良いか解らなくなるの。
こんな愛され方きっと誰もされていない気がする。
こんな愛され方したら…もう『リヒト以外要らなくなる』わ。
もう私はきっとリヒト無しでは生きていけない。
「リヒトくん、おはよう! チュッ、リヒトくんは本当に可愛いから、もう一回チュッ」
「レイラぁぁぁ、どさくさに紛れて、1回余分にしているじゃない! だったら…私もチュッ、リヒトはカッコ良いからもっとチュッ」
「おはよう」
私は本当に馬鹿だったわ。
こんな身近に最高の男が居たのに…なんて遠回りをしてしまったのだろう。
余りにお世話になりっぱなしだから、何かしてあげようと思っていたのよ。
そうしたら、リヒトのして欲しい事が…
『キスで起こして欲しい』
だったのよ、凄くない?
これは『愛あるSEX』処じゃないわ。
最早これは『愛ある生活』だわ。
生まれてから今迄私は何をしていたのかな…
「それじゃ、これからご飯作っちゃうから休んでいていいからね」
普通は、こう言うのって女がする事だと思うんだけど…
リヒトは、ご飯も作ってくれるの…
流石に悪いから、レイラと一緒に『手伝おうか』って言ったんだけど…
『良いから、良いから座っていてよ。美味しそうに笑顔でご飯食べている姿を俺が見たいから、しているだけだから』
だって、そう言って鼻を笑顔で掻くのよ。
私は、なんて無駄な時間を過ごしてきたのかしら?
そしてなんて酷い事をしていたのかしら…
リヒトは、ずうっと『私の好きな物を愛情込めて作ってくれていたのに』いつの間にかお礼も言わなくなっていたわ。
ただ私が『美味しい』そう言うだけでリヒトは嬉しそうに笑う。
そんな一言も言ってあげなかった。
その一言を言うだけで、こんな優しい笑顔が見れたのに。
本当に馬鹿だわ。
小さい頃にお母さんや村のおばさん達は良く言っていたわね。
『この村の子は見る目が無いねぇ~ リヒトくんの良さが解らないんだから…私が10歳若かったら放って置かないのに』
だけど、私達はカイトに夢中だった。
『あっ馬鹿が居る!』
今の私が当時の私を見たら、きっとそう言うわよ。
だって、傍にダイヤが落ちているのに横のただの石を拾う馬鹿な女にしか見えないもん。
お母さんやおばさん達のいう事は正しかった。
カイトなんかより遥かにリヒトの方が良い男だったのよね。
「今日のご飯はスクランブルエッグとパンケーキにホロホロ鳥のクリームシチューだよ! さぁ食べよう」
「うわぁ、凄く美味そうだね」
「リヒト、ありがとう」
リヒトの料理は本当に美味い。
小さい頃から食べ慣れているのもあるけど、私やレイラがどんな物が好きかちゃんと考えて作るから、美味しいに決まっているわ。此処にも愛情を感じるわね。
「「「いただきます」」」
三人で一緒に朝食を食べ終わると手早くリヒトが食器を洗い、私達の昼食のお弁当を作ってくれるの、優しいよね。
そして掃除をし、洗濯迄してからリヒトは狩りに出かけるわ。
そうなのよ。
リヒトが全部してしまうの。
余りにも悪いから『手伝いたい』そう言ったのよ。
そう言ったら…
『一緒に居るだけで幸せだから気にしないで』
そう言ってニコニコされて、本当に何もさせてくれないのよ。
こんなの『愛』が無くちゃ出来ないし言えないわよ。
本当に私は馬鹿だったわ。
私のお母さんは良く『お父さんが何も手伝わない』と怒っていたけど…リヒトは逆に何でもしてくれる。
リヒトの両親は小さい頃に亡くなった。
だからなのかな…
『こんなにも愛情深い人』だなんて知らなかった。
いや『見て無かった』んだわ。
「それじゃ行ってくるね」
「「行ってらっしゃい」」
笑顔でリヒトを送り出すと…私とレイラも少し休んで出かける。
一応私は『救世』をしなくちゃいけないから冒険者ギルドに行って 辻ヒーラーをしているの。
ただ無料は良く無いから銅貨2枚(約2千円)の格安で簡単な治療をしているわ。
尤も、王国からかなり離れた場所だから、この辺りじゃ、強い魔物は出ないから怪我人も少ないわね。
『今日も暇だわ』
殆どテーブルでレイラと話をして1日の仕事が終わる。
先に家に帰って休んでいると…暫くするとリヒトが帰って来る。
「「おかえりなさい」」
「ただいま~ これ二人にお土産」
「プレゼント?ありがとう…これネックレスだ、本当に綺麗」
「レイラが赤で私が青なのね…リヒト本当にありがとう」
「別に大した物じゃないから、あと砂糖菓子買ってきたからお茶にしよう」
だけど、この包みはどう見てもしっかりした宝石商の物にしか見えないよ。
「「うん」」
リヒトは何時もプレゼントを買ってくる。
それが花だったり、宝石だったりいつも違うんだけど、必ず似合う物を買ってきてくれる。
本当に『愛されているのが実感できちゃうわ』
夕飯は外食に行くか、豪華な物を惜しみなく作ってくれるの。
それが終わったら…三人の濃厚な時間が始まるのよ。
『愛しているよ…』
リヒトって本当に私達の事が好きなのね。
いつも『愛している』『好きだ』って耳元で囁いてくるのよ、これでレイラも私も顔が真っ赤になるし、体も火照ってくるの。
凄いわよね…愛よ、愛…
そこからは、本当に濃厚な愛の営みが始まるんだけど、リヒトはこれも凄いのよ!あんな事やこんな事、今迄誰もしなかった事をしてくるの...いつも私やレイラは凄い快感を味わい…何回も絶頂を繰り返して...気を失ってしまう程凄いのよ。
『好きな人が喜ぶ顔が見たいし、自分がしたい事をしているだけだよ』
『好きな人に汚い所なんて無いよ』
『好きだ、愛している』
リヒトは全力で『愛してくる』だから私達もそれに答えようと『より淫ら』にそれに答えるように『愛す』の。
これが、本当の…愛の営み。
これに比べたら、今迄のは、きっと只の『性処理』
リヒトとのSEXは性欲だけじゃなく心まで満たされるんだから。
そして終わった後は、大切そうに私とレイラを抱きしめながら、リヒトは色々なお話を寝る迄してくれる。
その話も凄く楽しいし、話の中でどれ程、愛しているかを語ってくるの。
『SEXその物よりも終わった後のこの時間が好きなんだ…大好きな人を抱きしめているこの時間が凄くね』
そんな事も言っていたわ。
もうどうして良いか解らなくなるの。
こんな愛され方きっと誰もされていない気がする。
こんな愛され方したら…もう『リヒト以外要らなくなる』わ。
もう私はきっとリヒト無しでは生きていけない。
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