21 / 67
第21話 楽しい夜の冒険のしおり SIDE3人
しおりを挟む
リヒトが居ないから自分の持ち物の管理は自分でしなくてはならなくなったのよね。
仕方なく自分の収納袋に久々に手を突っ込んだら、またしても小冊子が出てきたわ。
小冊子には『楽しい夜の冒険のしおり 女の子ver』そう書かれていた。
内心、また仕事が増えたらと恐怖を覚えながら開いてみたら…私達にとっては天国みたいな話ばかりが書かれていたのよ。
リヒトって何者なのかしら…出来すぎよね。
書いてある内容は殆ど娯楽についてだったのだけど、その中には
『3.夜の生活、性的な事で困ったら』そういう項目があったの。
注意:三職は、勇者カイト以外との男女交際は避ける事。
特に貴族や身分のある方との婚姻を望むならカイトとの恋愛も避ける事
そんなのは解っていわよ。
私達3職は聖なる存在。
だから避妊紋も刻めないから気をつけなくちゃならない。
まして子供でも出来たら戦えなくなるし、パーティとして凄い醜聞になるわ。
だから、カイトとの仲も最後の一線は超えてないわ。
尤もリヒトから話を聞いた後じゃもうカイトの相手は出来ないわ。
だってアーサー様クラスとの美少年との恋愛が待っているんだもん。
カイトなんて相手に出来ないわ。
カイトの側室よりイケメン美少年の将来ある旦那様。
当たり前よね。
さすがのリヒトもこれは解決できないわよね。
そう思っていたら…
『もし、アバンチュールを味わいたければロマンスクラブにいく事』
って書いてあるのよ。
何かしら、ロマンスクラブって…
説明文があったわ。
ロマンスクラブとは…
昔の女王が作ったとされる超高級男娼館で、口が堅く外に一切の醜聞が出ることは無い。お酒から性的な事迄全て扱っており、最高の美少年が揃っている。
少年は避妊紋を刻み性病検査を行われているから安心。
※三職の使用は認められているが、費用は聖教国が払うので筒抜けになるから、行く回数は考えて使用する事。
と書いてあり、場所の住所まで書いてあったのよ。
◆◆◆
「ねぇリヒトのくれた冊子にこんなのが書いてあったのよ」
「フリージアこれ凄くない、私行ってみたいな」
「そうだよ、行くだけ行ってみても良いと思う。問題になりそうならお酒だけで止めておけば良いんだよ」
ミルカもリダも行きたいようだ。
勿論、私も同じだわ。
「私もそう思ったわ、ええ行きましょう」
カイトは最近よく夜遊びに行っている。
香水の臭いをさせて帰ってくるから、咎められる謂れは無いわね。
この街にもロマンスクラブがあると解り私達は行ってみたのよ。
「ようこそ!聖女フリージア様、賢者ミルカ様、剣聖リダ様 淑女の社交場ロマンスクラブにようこそ!」
「此処は一体、どういうシステムなの」
「取り敢えず、どんな所か見にきたんです」
「凄く豪華ですね」
「此処は貴族夫人やセレブの淑女が楽しむ為の施設です。システムは…」
説明内容はリヒトの冊子に書いてある事と変わりなかったわ。
しかも、此処の支払いは三職なので全て聖教国リキスタンが支払ってくれるんだって。
リヒトのいう通りだわ。
前にリヒトが『少しは慎もうよ、大きな街についたら何か考えるから』と言っていたわね。
てっきりカイトが羨ましくて、小言で言っていたのかと思っていたのだけど違ったのね。
「凄いわね」
「貴族屋敷見たい」
「本当にゴージャスだな」
まるで貴族の屋敷の様にゴージャスだわ。
「此処は淑女の社交場、男性もそれなりのランクの者しかおりません。まずはお酒と会話をお楽しみください…その後はお望みのままです」
「「「お望みのまま(ゴクリ)」」」
「はいお望みのままでございます」
執事の様な男がニヤリと笑った。
私達は…言われるままに席についたのだけど…
なに、この美少年のラインナップ。
まるで王子様や貴族みたいに綺麗な人達ばかり。
「あの人、エルフなのかな? 私より肌が白くて綺麗」
「ミルカ、余りキョロキョロしないで」
「だけどフリージア、凄い美少年ばかりだ。ミルカが見惚れるのも解るよ」
此処に居るのは、とんでもない美少年ばかり、種族もエルフにダークエルフまで網羅していて、普通では考えられない程の美少年しか居ないわ。
「お好きなタイプの方はいらっしゃいましたか?」
「「「え~と」」」
三人で顔を赤くしながらそれぞれが好みの男性を選びましたわ。
こういう時好みが被らないのは良いわね。
「シャンパンでよいですか?」
「「「お任せします」」」
どう見ても、高級なシャンパンというお酒に一流のシェフの作ったおつまみが出されていきました。
こう言うのは慣れていませんが高級なのは解ります。
「それじゃ、美しい聖女様、賢者様、剣聖様に、かんぱぁ~い」
「「「「「乾杯」」」」」
「美しいフリージア様に指名いただけるなんて俺凄く嬉しいです」
「まぁ、お上手ですね」
「そんな事はありません…聖女フリージア様は皆の憧れですから、僅かな時間とは言え一緒に居られるのが凄く俺嬉しいです」
「賢者ミルカ様って凄く可愛いですね」
「子供扱いですか、不愉快…なっ」
「違いますよ、こうしてほら抱きしめたい位可愛いという意味です。僕の好きなタイプは頭が良くて小柄なタイプなんです。ミルカ様みたいなタイプが本当に好きなんです」
「本当?」
「はい」
「凄く鍛えられた体ですね」
「ああっよく男みたいいって言われるよ」
「そうですか?俺から見たら鍛えられた体の女性って凄く魅力的なんだけど」
「そうは言っても男みたいな体…なななな」
「そんな事ないですよ、思わず抱きしめたくなる位に素敵ですよ」
「そんな…まぁ良いけど」
美味しいお酒に料理…
それに傍にいる美少年たち。
信じられない。
夢の様な世界がそこにはありましたわ。
言いたくはありませんが、彼等の美貌の前ではカイトなんて只の田舎者にしか思えないわ。
『洗練された本当の美少年』まるで物語の王子様。
綺麗で美しく、良い匂いがする最高の美少年。
その方たちが愛を囁いてくる…夢のような世界。
私達は高級なお酒を楽しみながら美少年との会話を楽しみました。
そこからは何を話していたのかもわかりません。
ただただ、気持ち良く、美少年との会話を楽しみました。
「俺、聖女様みたいな方と恋をするのが夢だったんです。せめて一晩だけでも俺にフリージア様を独占させてくれませんか?」
どうしよう…そう思って二人を見ましたが、二人はもう決意した様です。
こんな美少年の願い、私は振りほどく事は出来ません。
『此処でなら問題無いのよね』
私は小さく首を縦に振りました。
◆◆◆
「もう朝なの?」
気がつくと朝になっていましたわ。
横のベッドには彼が裸で横たわっています。
結局私は昨日一線を越えて、乱れてしまいました。
体が蕩けるような体験。
こんな体験はカイトには絶対無理でしょうね。
彼は目を覚ました後も私を包む様に抱きしめてくれて、初めて女としての幸せを感じた様な気がします。
本当に夢の様な時間でした。
◆◆◆
「凄かったわね」
「こんな凄いの初めてだよ…もう私カイトは無理かも」
「そうだな、全然違うよね...カイトは勇者だから戦うのには必要かも知れないけど、戦闘以外じゃ要らないな」
「まぁ、それは置いておいて今日はどうする? また今夜こない」
「「勿論行く」」
多分、この爽快感からは抜け出す事は出来ないでしょう。
仕方なく自分の収納袋に久々に手を突っ込んだら、またしても小冊子が出てきたわ。
小冊子には『楽しい夜の冒険のしおり 女の子ver』そう書かれていた。
内心、また仕事が増えたらと恐怖を覚えながら開いてみたら…私達にとっては天国みたいな話ばかりが書かれていたのよ。
リヒトって何者なのかしら…出来すぎよね。
書いてある内容は殆ど娯楽についてだったのだけど、その中には
『3.夜の生活、性的な事で困ったら』そういう項目があったの。
注意:三職は、勇者カイト以外との男女交際は避ける事。
特に貴族や身分のある方との婚姻を望むならカイトとの恋愛も避ける事
そんなのは解っていわよ。
私達3職は聖なる存在。
だから避妊紋も刻めないから気をつけなくちゃならない。
まして子供でも出来たら戦えなくなるし、パーティとして凄い醜聞になるわ。
だから、カイトとの仲も最後の一線は超えてないわ。
尤もリヒトから話を聞いた後じゃもうカイトの相手は出来ないわ。
だってアーサー様クラスとの美少年との恋愛が待っているんだもん。
カイトなんて相手に出来ないわ。
カイトの側室よりイケメン美少年の将来ある旦那様。
当たり前よね。
さすがのリヒトもこれは解決できないわよね。
そう思っていたら…
『もし、アバンチュールを味わいたければロマンスクラブにいく事』
って書いてあるのよ。
何かしら、ロマンスクラブって…
説明文があったわ。
ロマンスクラブとは…
昔の女王が作ったとされる超高級男娼館で、口が堅く外に一切の醜聞が出ることは無い。お酒から性的な事迄全て扱っており、最高の美少年が揃っている。
少年は避妊紋を刻み性病検査を行われているから安心。
※三職の使用は認められているが、費用は聖教国が払うので筒抜けになるから、行く回数は考えて使用する事。
と書いてあり、場所の住所まで書いてあったのよ。
◆◆◆
「ねぇリヒトのくれた冊子にこんなのが書いてあったのよ」
「フリージアこれ凄くない、私行ってみたいな」
「そうだよ、行くだけ行ってみても良いと思う。問題になりそうならお酒だけで止めておけば良いんだよ」
ミルカもリダも行きたいようだ。
勿論、私も同じだわ。
「私もそう思ったわ、ええ行きましょう」
カイトは最近よく夜遊びに行っている。
香水の臭いをさせて帰ってくるから、咎められる謂れは無いわね。
この街にもロマンスクラブがあると解り私達は行ってみたのよ。
「ようこそ!聖女フリージア様、賢者ミルカ様、剣聖リダ様 淑女の社交場ロマンスクラブにようこそ!」
「此処は一体、どういうシステムなの」
「取り敢えず、どんな所か見にきたんです」
「凄く豪華ですね」
「此処は貴族夫人やセレブの淑女が楽しむ為の施設です。システムは…」
説明内容はリヒトの冊子に書いてある事と変わりなかったわ。
しかも、此処の支払いは三職なので全て聖教国リキスタンが支払ってくれるんだって。
リヒトのいう通りだわ。
前にリヒトが『少しは慎もうよ、大きな街についたら何か考えるから』と言っていたわね。
てっきりカイトが羨ましくて、小言で言っていたのかと思っていたのだけど違ったのね。
「凄いわね」
「貴族屋敷見たい」
「本当にゴージャスだな」
まるで貴族の屋敷の様にゴージャスだわ。
「此処は淑女の社交場、男性もそれなりのランクの者しかおりません。まずはお酒と会話をお楽しみください…その後はお望みのままです」
「「「お望みのまま(ゴクリ)」」」
「はいお望みのままでございます」
執事の様な男がニヤリと笑った。
私達は…言われるままに席についたのだけど…
なに、この美少年のラインナップ。
まるで王子様や貴族みたいに綺麗な人達ばかり。
「あの人、エルフなのかな? 私より肌が白くて綺麗」
「ミルカ、余りキョロキョロしないで」
「だけどフリージア、凄い美少年ばかりだ。ミルカが見惚れるのも解るよ」
此処に居るのは、とんでもない美少年ばかり、種族もエルフにダークエルフまで網羅していて、普通では考えられない程の美少年しか居ないわ。
「お好きなタイプの方はいらっしゃいましたか?」
「「「え~と」」」
三人で顔を赤くしながらそれぞれが好みの男性を選びましたわ。
こういう時好みが被らないのは良いわね。
「シャンパンでよいですか?」
「「「お任せします」」」
どう見ても、高級なシャンパンというお酒に一流のシェフの作ったおつまみが出されていきました。
こう言うのは慣れていませんが高級なのは解ります。
「それじゃ、美しい聖女様、賢者様、剣聖様に、かんぱぁ~い」
「「「「「乾杯」」」」」
「美しいフリージア様に指名いただけるなんて俺凄く嬉しいです」
「まぁ、お上手ですね」
「そんな事はありません…聖女フリージア様は皆の憧れですから、僅かな時間とは言え一緒に居られるのが凄く俺嬉しいです」
「賢者ミルカ様って凄く可愛いですね」
「子供扱いですか、不愉快…なっ」
「違いますよ、こうしてほら抱きしめたい位可愛いという意味です。僕の好きなタイプは頭が良くて小柄なタイプなんです。ミルカ様みたいなタイプが本当に好きなんです」
「本当?」
「はい」
「凄く鍛えられた体ですね」
「ああっよく男みたいいって言われるよ」
「そうですか?俺から見たら鍛えられた体の女性って凄く魅力的なんだけど」
「そうは言っても男みたいな体…なななな」
「そんな事ないですよ、思わず抱きしめたくなる位に素敵ですよ」
「そんな…まぁ良いけど」
美味しいお酒に料理…
それに傍にいる美少年たち。
信じられない。
夢の様な世界がそこにはありましたわ。
言いたくはありませんが、彼等の美貌の前ではカイトなんて只の田舎者にしか思えないわ。
『洗練された本当の美少年』まるで物語の王子様。
綺麗で美しく、良い匂いがする最高の美少年。
その方たちが愛を囁いてくる…夢のような世界。
私達は高級なお酒を楽しみながら美少年との会話を楽しみました。
そこからは何を話していたのかもわかりません。
ただただ、気持ち良く、美少年との会話を楽しみました。
「俺、聖女様みたいな方と恋をするのが夢だったんです。せめて一晩だけでも俺にフリージア様を独占させてくれませんか?」
どうしよう…そう思って二人を見ましたが、二人はもう決意した様です。
こんな美少年の願い、私は振りほどく事は出来ません。
『此処でなら問題無いのよね』
私は小さく首を縦に振りました。
◆◆◆
「もう朝なの?」
気がつくと朝になっていましたわ。
横のベッドには彼が裸で横たわっています。
結局私は昨日一線を越えて、乱れてしまいました。
体が蕩けるような体験。
こんな体験はカイトには絶対無理でしょうね。
彼は目を覚ました後も私を包む様に抱きしめてくれて、初めて女としての幸せを感じた様な気がします。
本当に夢の様な時間でした。
◆◆◆
「凄かったわね」
「こんな凄いの初めてだよ…もう私カイトは無理かも」
「そうだな、全然違うよね...カイトは勇者だから戦うのには必要かも知れないけど、戦闘以外じゃ要らないな」
「まぁ、それは置いておいて今日はどうする? また今夜こない」
「「勿論行く」」
多分、この爽快感からは抜け出す事は出来ないでしょう。
34
お気に入りに追加
859
あなたにおすすめの小説
勇者パーティーを追放された俺は辺境の地で魔王に拾われて後継者として育てられる~魔王から教わった美学でメロメロにしてスローライフを満喫する~
一ノ瀬 彩音
ファンタジー
主人公は、勇者パーティーを追放されて辺境の地へと追放される。
そこで出会った魔族の少女と仲良くなり、彼女と共にスローライフを送ることになる。
しかし、ある日突然現れた魔王によって、俺は後継者として育てられることになる。
そして、俺の元には次々と美少女達が集まってくるのだった……。
僕の秘密を知った自称勇者が聖剣を寄越せと言ってきたので渡してみた
黒木メイ
ファンタジー
世界に一人しかいないと言われている『勇者』。
その『勇者』は今、ワグナー王国にいるらしい。
曖昧なのには理由があった。
『勇者』だと思わしき少年、レンが頑なに「僕は勇者じゃない」と言っているからだ。
どんなに周りが勇者だと持て囃してもレンは認めようとしない。
※小説家になろうにも随時転載中。
レンはただ、ある目的のついでに人々を助けただけだと言う。
それでも皆はレンが勇者だと思っていた。
突如日本という国から彼らが転移してくるまでは。
はたして、レンは本当に勇者ではないのか……。
ざまぁあり・友情あり・謎ありな作品です。
※小説家になろう、カクヨム、ネオページにも掲載。
スキル間違いの『双剣士』~一族の恥だと追放されたが、追放先でスキルが覚醒。気が付いたら最強双剣士に~
きょろ
ファンタジー
この世界では5歳になる全ての者に『スキル』が与えられる――。
洗礼の儀によってスキル『片手剣』を手にしたグリム・レオハートは、王国で最も有名な名家の長男。
レオハート家は代々、女神様より剣の才能を与えられる事が多い剣聖一族であり、グリムの父は王国最強と謳われる程の剣聖であった。
しかし、そんなレオハート家の長男にも関わらずグリムは全く剣の才能が伸びなかった。
スキルを手にしてから早5年――。
「貴様は一族の恥だ。最早息子でも何でもない」
突如そう父に告げられたグリムは、家族からも王国からも追放され、人が寄り付かない辺境の森へと飛ばされてしまった。
森のモンスターに襲われ絶対絶命の危機に陥ったグリム。ふと辺りを見ると、そこには過去に辺境の森に飛ばされたであろう者達の骨が沢山散らばっていた。
それを見つけたグリムは全てを諦め、最後に潔く己の墓を建てたのだった。
「どうせならこの森で1番派手にしようか――」
そこから更に8年――。
18歳になったグリムは何故か辺境の森で最強の『双剣士』となっていた。
「やべ、また力込め過ぎた……。双剣じゃやっぱ強すぎるな。こりゃ1本は飾りで十分だ」
最強となったグリムの所へ、ある日1体の珍しいモンスターが現れた。
そして、このモンスターとの出会いがグレイの運命を大きく動かす事となる――。
どうも、命中率0%の最弱村人です 〜隠しダンジョンを周回してたらレベル∞になったので、種族進化して『半神』目指そうと思います〜
サイダーボウイ
ファンタジー
この世界では15歳になって成人を迎えると『天恵の儀式』でジョブを授かる。
〈村人〉のジョブを授かったティムは、勇者一行が訪れるのを待つ村で妹とともに仲良く暮らしていた。
だがちょっとした出来事をきっかけにティムは村から追放を言い渡され、モンスターが棲息する森へと放り出されてしまう。
〈村人〉の固有スキルは【命中率0%】というデメリットしかない最弱スキルのため、ティムはスライムすらまともに倒せない。
危うく死にかけたティムは森の中をさまよっているうちにある隠しダンジョンを発見する。
『【煌世主の意志】を感知しました。EXスキル【オートスキップ】が覚醒します』
いきなり現れたウィンドウに驚きつつもティムは試しに【オートスキップ】を使ってみることに。
すると、いつの間にか自分のレベルが∞になって……。
これは、やがて【種族の支配者(キング・オブ・オーバーロード)】と呼ばれる男が、最弱の村人から最強種族の『半神』へと至り、世界を救ってしまうお話である。
【リクエスト作品】邪神のしもべ 異世界での守護神に邪神を選びました…だって俺には凄く気高く綺麗に見えたから!
石のやっさん
ファンタジー
主人公の黒木瞳(男)は小さい頃に事故に遭い精神障害をおこす。
その障害は『美醜逆転』ではなく『美恐逆転』という物。
一般人から見て恐怖するものや、悍ましいものが美しく見え、美しいものが醜く見えるという物だった。
幼い頃には通院をしていたが、結局それは治らず…今では周りに言わずに、1人で抱えて生活していた。
そんな辛い日々の中教室が光り輝き、クラス全員が異世界転移に巻き込まれた。
白い空間に声が流れる。
『我が名はティオス…別世界に置いて創造神と呼ばれる存在である。お前達は、異世界ブリエールの者の召喚呪文によって呼ばれた者である』
話を聞けば、異世界に召喚された俺達に神々が祝福をくれると言う。
幾つもの神を見ていくなか、黒木は、誰もが近寄りさえしない女神に目がいった。
金髪の美しくまるで誰も彼女の魅力には敵わない。
そう言い切れるほど美しい存在…
彼女こそが邪神エグソーダス。
災いと不幸をもたらす女神だった。
今回の作品は『邪神』『美醜逆転』その二つのリクエストから書き始めました。
俺が死んでから始まる物語
石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていたポーター(荷物運び)のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもないことは自分でも解っていた。
だが、それでもセレスはパーティに残りたかったので土下座までしてリヒトに情けなくもしがみついた。
余りにしつこいセレスに頭に来たリヒトはつい剣の柄でセレスを殴った…そして、セレスは亡くなった。
そこからこの話は始まる。
セレスには誰にも言った事が無い『秘密』があり、その秘密のせいで、死ぬことは怖く無かった…死から始まるファンタジー此処に開幕
俺の好きな人は勇者の母で俺の姉さん! パーティ追放から始まる新しい生活
石のやっさん
ファンタジー
主人公のリヒトは勇者パーティを追放されるが別に気にも留めていなかった。
ハーレムパーティ状態だったので元から時期が来たら自分から出て行く予定だったし、三人の幼馴染は確かに可愛いが、リヒトにとって恋愛対象にどうしても見られなかったからだ。
だから、ただ見せつけられても困るだけだった。
何故ならリヒトの好きなタイプの女性は…大人の女性だったから。
この作品の主人公は転生者ですが、精神的に大人なだけでチートは知識も含んでありません。
勿論ヒロインもチートはありません。
他のライトノベルや漫画じゃ主人公にはなれない、背景に居るような主人公やヒロインが、楽しく暮すような話です。
1~2話は何時もの使いまわし。
亀更新になるかも知れません。
他の作品を書く段階で、考えてついたヒロインをメインに純愛で書いていこうと思います。
異世界転移「スキル無!」~授かったユニークスキルは「なし」ではなく触れたモノを「無」に帰す最強スキルだったようです~
夢・風魔
ファンタジー
林間学校の最中に召喚(誘拐?)された鈴村翔は「スキルが無い役立たずはいらない」と金髪縦ロール女に言われ、その場に取り残された。
しかしそのスキル鑑定は間違っていた。スキルが無いのではなく、転移特典で授かったのは『無』というスキルだったのだ。
とにかく生き残るために行動を起こした翔は、モンスターに襲われていた双子のエルフ姉妹を助ける。
エルフの里へと案内された翔は、林間学校で用意したキャンプ用品一式を使って彼らの食生活を改革することに。
スキル『無』で時々無双。双子の美少女エルフや木に宿る幼女精霊に囲まれ、翔の異世界生活冒険譚は始まった。
*小説家になろう・カクヨムでも投稿しております(完結済み
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる