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第40話 イケメンマッチョに美しすぎるボディビルダー
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しかし『世界』には本当に何も無いな。
奥に屋敷みたいな物はあるが、あそこは黒薔薇と黒牡丹が暮らしているから入らない方が良いだろう。
乙女…そういう意味でも勿論入っては不味いが…それ以外だと…
あそこには大量の死体が入っているし、血も貯蓄されて居る。
別に今の俺にとって怖くも無いが、頭の中で『本来の人間』の姿に置き換えると…あそこは恐怖の館だ。
サプライズに何かプレゼントしたい…そう考えたが『此処にある物は全部自由にして良い』そう言っているから、今更意味は無いな。
サプライズか…どうすれば良いんだ。
まぁ、今日の夜までになんらかの行動を起こせば良いだろう。
◆◆◆
「瞳!酷いよ…なんで助けてくれなかったの…死ぬかと思ったんだから…」
多分じゃれあいの範囲…だよな?
世界から戻った俺の前にはボロボロになった京子が居た。
「仲間だからこれでおしまいで良いですわ!」
「どうせ…また生えてくるから問題ない」
だからってこれは無いな。
「それじゃ瞳様、私達は世界に戻りますわ」
「戻る…」
「お京大丈夫か?!」
「そういう位なら助けてよ…これが大丈夫に見える?」
「キマイラだから平気だよな…」
「命って言う意味なら大丈夫だけどさぁ…痛覚は軽減できるだけで、あるから…痛いんだよ!」
これで死なないんだから凄いよな。
今の京子は両手が無く、体中が傷だらけだ。
「なんだかゴメン…」
「まぁ揶揄いすぎちゃったから仕方ないけど?! 瞳もあの二人は怒らせない方が良いよ! あれは…そう悪魔…あはははっ、ごめん、それより怖い『拷問人形だった』うんそうだよね…よいしょハァハァ」
京子も充分化け物だよな…一瞬で手が生え、傷が全部無くなった。
「流石のあたいも手足生やしたら、疲れたからゴメン!暫く世界で眠っているね…それじゃ」
「そう…ゆっくり休んで」
「うん…そうする」
しかし、仲間が3人も居るのに…暫く1人か…
まぁ良いや。
◆◆◆
しかし、邪神って便利だな。
スライムに、キラーラビット…ほぼマスコットキャラだ。
流石に大きさが違いすぎるせいか人には見えなかったが…これはこれで可愛い。
スライムはプルプルしていて目が大きく…まるでゲームのキャラクターだ。
懐かれているのは解るし、意思疎通は可能だが…ほぼ犬や猫みたいな感じで、言葉のやりとりまでは出来なかった。
まぁ普通に考えて小動物位の存在まで『女の子』に見えたら異常だよな。
ちなみにキラーラビットは口を×にしたウサミミキャラによく似ている。
こんなメルヘン生物を狩るなんて俺には到底できない。
元の世界の普通の人間に直したら懐いてくる犬猫を残酷に殺すようなもの…そんなの鬼畜の所業だ。
「邪神様が顕現しているなんて…どうかされたのですか?」
「この世界に神々がくるなんて、どうかしたのですか?」
「邪神様にしては随分カワイイね」
暫く歩くと、またトップレスの美女に会うようになった。
「俺は魔物側の勇者で、人間側の勇者達を倒して邪神になったんだ!だからまだ『邪神』になって間もないんだ…勇者パーティと王国は滅ぼしたから安心して良いよ」
「凄い! 勇者を倒してくれたなんて、ありがとうございます」
「うんうん本当に凄いね! 邪神様」
偶々会ったのが女性だっただけで後から男性も現れた。
「おっ邪神様じゃないか? こんな所で会えるなんて、集落に来てくださいよ…もてなすからさぁ」
マッチョなイケメン…それがこの種族の男性の姿だ。
実に羨ましい。
それに対して女性は筋肉質な女性ばかり。
鎧を脱いだ女性騎士。
どこぞの格闘少女漫画の主人公。
細いがしっかりと筋肉が付いた手足。
スタイルが良いのに腹筋は割れている。
いうなれば『綺麗すぎる女性ボディビルダー』『女子プロレスの可愛い選手』それが近い。
これが俺の目に映るオーガの姿だ。
流石にもう慣れたがトップレスに腰布1枚。
その下には下着を身につけて無いから屈んだら丸見え。
だが…流石にもう慣れた。
それに、今迄と違い普通に男女が居るから…前ほど興奮はしない。
流石に連続してみていれば、美女、美少女の裸にも少しは慣れた。
とはいえ、悲しいかな男の性で、どうしても目で追ってしまう。
「邪神様、私の胸はそんなに魅力的でしょうか?」
やばい、見過ぎていた…
「いや…つい…」
「そんな、小さいの魅力なんてないよね、あたしのはどう?なかなかでかいだろう?」
「なにいっているの? 私の方が形が良くて綺麗だよねっねっ邪神様…そうだよね?」
「いや、皆、立派な胸で」
「いいや…邪神様、しっかり触ってみてよ…私の胸の方が良い胸だよね? ほらしっかり触ってよ」
そう言うと雌オーガが俺の手を取ると自分の胸に押し付けた。
「いい加減にしなさいよ! そんな貧相な胸…邪神様だって困るわよ! やっぱり私みたいなしっかりした胸じゃないと…ねっ邪神様」
ううっ、もうどうして良いか解らない。
さっきから雌のオーガが俺の手を取ると胸に押し付けてくる。
オークやゴブリンなら兎も角オーガがこんなにビッチだとは思わなかった。
「いや、雌オーガのちっこい胸なんて揉んでも楽しく無いだろう? 俺の揉ませてやるよ! 邪神様」
「いや、もう良いから」
幾ら筋肉質とはいえ女性だから、ちゃんとプニプニ柔らかった。
だが、オーガは自分の筋肉に自信があるようで『触らす』のに抵抗が無いようだ。
オーガとしては胸を触らせているのではなく、自慢の胸筋を触らしていた。
それだけだ。
オーガ達に付いて行くとオークと同じような集落で暮らしていた。
大きく違うのは男女で暮らしている。
普通に家族で暮らしていて、人間となんら変わらない。
そう…俺から見たら、此処は正に、昔の人間の生活その物に見える。
「さぁ着きましたよ。此処が族長の家です…今話をしてきますね」
オーガの集落は『性的な物』は正常だから安心できる。
「ああっ、お願いするよ」
こうして俺はオーガの族長に会う事になった。
奥に屋敷みたいな物はあるが、あそこは黒薔薇と黒牡丹が暮らしているから入らない方が良いだろう。
乙女…そういう意味でも勿論入っては不味いが…それ以外だと…
あそこには大量の死体が入っているし、血も貯蓄されて居る。
別に今の俺にとって怖くも無いが、頭の中で『本来の人間』の姿に置き換えると…あそこは恐怖の館だ。
サプライズに何かプレゼントしたい…そう考えたが『此処にある物は全部自由にして良い』そう言っているから、今更意味は無いな。
サプライズか…どうすれば良いんだ。
まぁ、今日の夜までになんらかの行動を起こせば良いだろう。
◆◆◆
「瞳!酷いよ…なんで助けてくれなかったの…死ぬかと思ったんだから…」
多分じゃれあいの範囲…だよな?
世界から戻った俺の前にはボロボロになった京子が居た。
「仲間だからこれでおしまいで良いですわ!」
「どうせ…また生えてくるから問題ない」
だからってこれは無いな。
「それじゃ瞳様、私達は世界に戻りますわ」
「戻る…」
「お京大丈夫か?!」
「そういう位なら助けてよ…これが大丈夫に見える?」
「キマイラだから平気だよな…」
「命って言う意味なら大丈夫だけどさぁ…痛覚は軽減できるだけで、あるから…痛いんだよ!」
これで死なないんだから凄いよな。
今の京子は両手が無く、体中が傷だらけだ。
「なんだかゴメン…」
「まぁ揶揄いすぎちゃったから仕方ないけど?! 瞳もあの二人は怒らせない方が良いよ! あれは…そう悪魔…あはははっ、ごめん、それより怖い『拷問人形だった』うんそうだよね…よいしょハァハァ」
京子も充分化け物だよな…一瞬で手が生え、傷が全部無くなった。
「流石のあたいも手足生やしたら、疲れたからゴメン!暫く世界で眠っているね…それじゃ」
「そう…ゆっくり休んで」
「うん…そうする」
しかし、仲間が3人も居るのに…暫く1人か…
まぁ良いや。
◆◆◆
しかし、邪神って便利だな。
スライムに、キラーラビット…ほぼマスコットキャラだ。
流石に大きさが違いすぎるせいか人には見えなかったが…これはこれで可愛い。
スライムはプルプルしていて目が大きく…まるでゲームのキャラクターだ。
懐かれているのは解るし、意思疎通は可能だが…ほぼ犬や猫みたいな感じで、言葉のやりとりまでは出来なかった。
まぁ普通に考えて小動物位の存在まで『女の子』に見えたら異常だよな。
ちなみにキラーラビットは口を×にしたウサミミキャラによく似ている。
こんなメルヘン生物を狩るなんて俺には到底できない。
元の世界の普通の人間に直したら懐いてくる犬猫を残酷に殺すようなもの…そんなの鬼畜の所業だ。
「邪神様が顕現しているなんて…どうかされたのですか?」
「この世界に神々がくるなんて、どうかしたのですか?」
「邪神様にしては随分カワイイね」
暫く歩くと、またトップレスの美女に会うようになった。
「俺は魔物側の勇者で、人間側の勇者達を倒して邪神になったんだ!だからまだ『邪神』になって間もないんだ…勇者パーティと王国は滅ぼしたから安心して良いよ」
「凄い! 勇者を倒してくれたなんて、ありがとうございます」
「うんうん本当に凄いね! 邪神様」
偶々会ったのが女性だっただけで後から男性も現れた。
「おっ邪神様じゃないか? こんな所で会えるなんて、集落に来てくださいよ…もてなすからさぁ」
マッチョなイケメン…それがこの種族の男性の姿だ。
実に羨ましい。
それに対して女性は筋肉質な女性ばかり。
鎧を脱いだ女性騎士。
どこぞの格闘少女漫画の主人公。
細いがしっかりと筋肉が付いた手足。
スタイルが良いのに腹筋は割れている。
いうなれば『綺麗すぎる女性ボディビルダー』『女子プロレスの可愛い選手』それが近い。
これが俺の目に映るオーガの姿だ。
流石にもう慣れたがトップレスに腰布1枚。
その下には下着を身につけて無いから屈んだら丸見え。
だが…流石にもう慣れた。
それに、今迄と違い普通に男女が居るから…前ほど興奮はしない。
流石に連続してみていれば、美女、美少女の裸にも少しは慣れた。
とはいえ、悲しいかな男の性で、どうしても目で追ってしまう。
「邪神様、私の胸はそんなに魅力的でしょうか?」
やばい、見過ぎていた…
「いや…つい…」
「そんな、小さいの魅力なんてないよね、あたしのはどう?なかなかでかいだろう?」
「なにいっているの? 私の方が形が良くて綺麗だよねっねっ邪神様…そうだよね?」
「いや、皆、立派な胸で」
「いいや…邪神様、しっかり触ってみてよ…私の胸の方が良い胸だよね? ほらしっかり触ってよ」
そう言うと雌オーガが俺の手を取ると自分の胸に押し付けた。
「いい加減にしなさいよ! そんな貧相な胸…邪神様だって困るわよ! やっぱり私みたいなしっかりした胸じゃないと…ねっ邪神様」
ううっ、もうどうして良いか解らない。
さっきから雌のオーガが俺の手を取ると胸に押し付けてくる。
オークやゴブリンなら兎も角オーガがこんなにビッチだとは思わなかった。
「いや、雌オーガのちっこい胸なんて揉んでも楽しく無いだろう? 俺の揉ませてやるよ! 邪神様」
「いや、もう良いから」
幾ら筋肉質とはいえ女性だから、ちゃんとプニプニ柔らかった。
だが、オーガは自分の筋肉に自信があるようで『触らす』のに抵抗が無いようだ。
オーガとしては胸を触らせているのではなく、自慢の胸筋を触らしていた。
それだけだ。
オーガ達に付いて行くとオークと同じような集落で暮らしていた。
大きく違うのは男女で暮らしている。
普通に家族で暮らしていて、人間となんら変わらない。
そう…俺から見たら、此処は正に、昔の人間の生活その物に見える。
「さぁ着きましたよ。此処が族長の家です…今話をしてきますね」
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