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第32話 【閑話】邪神と言う名の人外
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「瞳様、ご自身のステータスを見られた方が良いですわ」
「瞳、凄い事になっている…」
「目を合わせた瞬間から解るよ…もうあたいが何人居ても敵わないな」
「…」
どうも、まだマリンが輪に入っていない気がする。
まぁ離れていかないから、仲間だとは思っている…よな。
「解った、それじゃ見てみるよ『鑑定』」
黒木 瞳
LV 1(神レベル)
HP 4億3千
MP 6億4千
ジョブ:下級邪神(亜種)※亜種の為1部、聖光属性の力を使える。
スキル:全知全能 下(魔法、奇跡を含み、殆どの事は出来るが下級の為、神の中では劣る) 邪神眼(下級神の為神には通じない)
世界(小:下級とはいえ神の為、自分だけの世界を持つアイテム収納も統合された)偽りの不老不死(害されなければ死なない)
眷属:黒薔薇 黒牡丹 霧崎京子と名乗る化け物
従属する神:邪神エグゾーダス 邪神コーネリア
※2柱の神から見て従属神扱い。
神器:
真魔聖剣サングラン:不破 太古の邪神サングラスが宿っている為、人間世界において斬れない物は無い。 ミスリルやオリハルコンでもバターの様に斬れる。 所持者のレベル次第で破壊力を増し、極めれば星ですら破壊可能。
ウリュアの鎧:不破 邪神ウリュアが宿っている為人間界において破壊できる物は存在しない。その加護で敵対心を持って近づけば、一瞬にして絶命する。所持者のレベル次第で神の攻撃にも耐えられ極めれば太陽に放り込まれても無傷が保証される。
※邪神とはいえ神なので『人間の鑑定、および、攻撃、魔法』は一切通じない。
レベルが上がって無いのにこれだ…これは黒薔薇達が渡すから、大量の人石を食べ続けたからかも知れない。
こんな存在居ても良いのか?
良くは解らないが…最早、魔王や勇者がどうにか出来る相手じゃない気がする。
「どうでしたか? かなり凄い事に…」
「見てみるか?」
見た瞬間に四人の顔色が変わった。
「「「「…」」」」
「どうかした?」
「どうかしたのじゃありませんわ…レベルが1なのに下級邪神…本来は『神』は人間に関わらないはずなのですわ…最早この世界で怖い存在などありませんわ…魔王でも城ごと瞬殺出来ますわね」
「最早…負ける姿は想像できない」
「すごいなぁ~神様かぁ…瞳様ってあたいも呼ぶべきか?」
「ああっ、神様なら…神様なら…このマリンの姿を元に元に戻して下さい…」
今の姿を捨てるなら…意味が無い。
「マリン、自由に選んで良いぞ? 俺はお前の今の姿を気にいっている。人を殺す姿も邪神の仲間なら当たり前の姿だ…だが元の姿になるという事は『人間』になる事だ。 お前のやった事は『人間』なら死罪だろう? 元の姿に戻りたいなら…戻してやるが、その場合は…殺す…元の姿に戻した瞬間に殺す…自由に選べ」
「私は…」
「どちらでも好きな方を選んで良いんだぞ? だが、これが最後のチャンスだ…元の姿に戻って死ぬか、そのままの姿で一生俺に仕えるか選んで良いぞ」
此処で死を選ぶなら、このまま死なせてやれば良い。
だが、全ての恨みを人間に向けさせたのだから…果たしてそれを選ぶかな…
「私は人間が憎い…私の仲間を殺した人間が…死んで恨みが晴らせない位なら…このままの姿で殺し続けます」
「そうか…なら二度と容姿については言うなよ」
どうやら憎しみの洗脳も上手くいったようだ。
「瞳、凄い事になっている…」
「目を合わせた瞬間から解るよ…もうあたいが何人居ても敵わないな」
「…」
どうも、まだマリンが輪に入っていない気がする。
まぁ離れていかないから、仲間だとは思っている…よな。
「解った、それじゃ見てみるよ『鑑定』」
黒木 瞳
LV 1(神レベル)
HP 4億3千
MP 6億4千
ジョブ:下級邪神(亜種)※亜種の為1部、聖光属性の力を使える。
スキル:全知全能 下(魔法、奇跡を含み、殆どの事は出来るが下級の為、神の中では劣る) 邪神眼(下級神の為神には通じない)
世界(小:下級とはいえ神の為、自分だけの世界を持つアイテム収納も統合された)偽りの不老不死(害されなければ死なない)
眷属:黒薔薇 黒牡丹 霧崎京子と名乗る化け物
従属する神:邪神エグゾーダス 邪神コーネリア
※2柱の神から見て従属神扱い。
神器:
真魔聖剣サングラン:不破 太古の邪神サングラスが宿っている為、人間世界において斬れない物は無い。 ミスリルやオリハルコンでもバターの様に斬れる。 所持者のレベル次第で破壊力を増し、極めれば星ですら破壊可能。
ウリュアの鎧:不破 邪神ウリュアが宿っている為人間界において破壊できる物は存在しない。その加護で敵対心を持って近づけば、一瞬にして絶命する。所持者のレベル次第で神の攻撃にも耐えられ極めれば太陽に放り込まれても無傷が保証される。
※邪神とはいえ神なので『人間の鑑定、および、攻撃、魔法』は一切通じない。
レベルが上がって無いのにこれだ…これは黒薔薇達が渡すから、大量の人石を食べ続けたからかも知れない。
こんな存在居ても良いのか?
良くは解らないが…最早、魔王や勇者がどうにか出来る相手じゃない気がする。
「どうでしたか? かなり凄い事に…」
「見てみるか?」
見た瞬間に四人の顔色が変わった。
「「「「…」」」」
「どうかした?」
「どうかしたのじゃありませんわ…レベルが1なのに下級邪神…本来は『神』は人間に関わらないはずなのですわ…最早この世界で怖い存在などありませんわ…魔王でも城ごと瞬殺出来ますわね」
「最早…負ける姿は想像できない」
「すごいなぁ~神様かぁ…瞳様ってあたいも呼ぶべきか?」
「ああっ、神様なら…神様なら…このマリンの姿を元に元に戻して下さい…」
今の姿を捨てるなら…意味が無い。
「マリン、自由に選んで良いぞ? 俺はお前の今の姿を気にいっている。人を殺す姿も邪神の仲間なら当たり前の姿だ…だが元の姿になるという事は『人間』になる事だ。 お前のやった事は『人間』なら死罪だろう? 元の姿に戻りたいなら…戻してやるが、その場合は…殺す…元の姿に戻した瞬間に殺す…自由に選べ」
「私は…」
「どちらでも好きな方を選んで良いんだぞ? だが、これが最後のチャンスだ…元の姿に戻って死ぬか、そのままの姿で一生俺に仕えるか選んで良いぞ」
此処で死を選ぶなら、このまま死なせてやれば良い。
だが、全ての恨みを人間に向けさせたのだから…果たしてそれを選ぶかな…
「私は人間が憎い…私の仲間を殺した人間が…死んで恨みが晴らせない位なら…このままの姿で殺し続けます」
「そうか…なら二度と容姿については言うなよ」
どうやら憎しみの洗脳も上手くいったようだ。
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