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第25話 戦いの始まり
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折角『偽装』をしたのに、これじゃ意味が無いな。
邪眼を解放してただ睨んだ。
「うわぁぁぁぁーーっ、苦しいぃぃぃぃーー」
「なんだこれは、頭が痛い、痛い…ああっ目が目がぁぁぁ…目が…」
片端から目を合わせただけで、無残に死んでいく。
ある者は目から鼻から血を流し、ある者は体液をまき散らし…恐らく精神が弱い者が片端から死んでいくのだろう。
ただ、中にはそれに耐える存在もいる。
「貴様、異世界人だからって調子に乗るな!」
「人としてやって良い事と悪い事があるだろう! 牢屋に送ってやる」
馬鹿だな…こっちはとっくに殺し合いのつもりなのに、牢屋だと…笑える。
「お前等の王は俺を殺そうとした、故に俺はこれからお前達を皆殺しにする…いやもう殺し始めているか…」
「えっ…」
俺は近くにいる人間を片端から殺していく。
その死体を京子、黒薔薇や黒牡丹は異空間に放り込んでいった。
多分、アイテム収納に入れている気がする。
俺のアイテム収納は小さな城並みに大きい。
既にお腹一杯だから『食料』として貯蔵しているのかも知れない。
しかし…簡単に死んでいくな。
少し、魔法の練習でもするか…
「ファイヤーボール」
「うわぁぁぁぁぁーーーっ」
「熱い熱いぁぁぁぁーーーー助けて、助けあああああーーっ」
何か補正があるのかも知れないが、目の前の人間が数人灰になった。
浅羽と全然違うが、恐らくはレベルの差だな。
「瞳様、黒焦げは食べられませんので、出来るだけ他の殺し方にして欲しいですわ」
「美味しくない…」
「あとの楽しみが無くなるからな、他のにして欲しいな」
俺一人で余裕に感じているのか…どう見ても戦いに参加していないな。
「お前、化け物に通じていたの…ああっああああああっ」
ブチブチッ…黒牡丹が後ろに回り、力ずくで首をもぎ取った。
「化け物じゃない…人形…私は可愛い人形」
黒牡丹を怒らせた人間は、まるで自分達がおもちゃの人形みたいに、手足や首をもぎ取られていく。
「何故、異世界人が…俺達を魔族と一緒に襲うんだよ…可笑しいだろうがぁぁぁーーー」
「同じ事言わせるな…王が俺を殺そうとしたからだ」
「王はその様な事をしない…」
「いや、したよ…俺を追い出そうとした! 勝手に異世界に呼び出した挙句、この世界を知らない俺に何も教えず追い出した。普通に考えて異国の地で放り出されたら死ぬんじゃないかな? それに俺は優しいから『この借りはすぐに返すからな…お前等全員敵だ』と伝えている。俺にとっては、全員が敵なのだから殺すのは当たり前だろう?」
これは屁理屈だ。
寧ろ優しくされないで良かった。
好待遇でなくて良かった。
もし待遇が良ければ『どうして良いか困る』
だが、追放までしてくれたから…即お返しが出来る。
「それは、お前が勇者達を…ぐわっあああっ」
「問答無用…俺は敵だ…お前達をただ殺すだけだ。 これは戦争なんだから、殺す気で来い」
「この城の人間は全員、残酷に殺してさしあげますわ」
「姉さま、姉さま…食料がこんなに…」
「あはははっ、そろそろ私も本気を出さないとね」
黒薔薇は爪を長く伸ばしている。
黒牡丹はただニコニコしている様に見える。
そして京子は、綺麗な蛇皮のビキニの妖艶な美女に変身した。
「ひぃーーっ化け物がーーーっ」
「なんと言う悍しい姿の化け物なんだーーっ」
「あの小ぶりな少女の恐ろしい姿…あれ程の醜い姿は…」
「黙れーーーっ! 俺の大切な仲間にそんな事言う奴は…この世の地獄を見せて殺してやる!」
何故か俺の頭の中に一つの魔法の名前が浮かんだ。
『クイックデス』
「我は汝らに等しく死を与える※※※…クイックデス」
「うがっ」
「うぐッ」
「うあががががぁぁぁぁーー」
声を聞いた人間は苦しみだし、胸を押さえて死んでいった。
どんな差があるのか一瞬で死ぬ者も居れば死ぬまで数秒掛かる者も居た。
一瞬にして50人以上は死んだ気がする。
今現在、周りには人間は居ない。
沢山の衛兵の死骸にメイドの死骸も混じっていた。
三人はいそいそと異空間にその死体を放り込んでいった。
邪眼を解放してただ睨んだ。
「うわぁぁぁぁーーっ、苦しいぃぃぃぃーー」
「なんだこれは、頭が痛い、痛い…ああっ目が目がぁぁぁ…目が…」
片端から目を合わせただけで、無残に死んでいく。
ある者は目から鼻から血を流し、ある者は体液をまき散らし…恐らく精神が弱い者が片端から死んでいくのだろう。
ただ、中にはそれに耐える存在もいる。
「貴様、異世界人だからって調子に乗るな!」
「人としてやって良い事と悪い事があるだろう! 牢屋に送ってやる」
馬鹿だな…こっちはとっくに殺し合いのつもりなのに、牢屋だと…笑える。
「お前等の王は俺を殺そうとした、故に俺はこれからお前達を皆殺しにする…いやもう殺し始めているか…」
「えっ…」
俺は近くにいる人間を片端から殺していく。
その死体を京子、黒薔薇や黒牡丹は異空間に放り込んでいった。
多分、アイテム収納に入れている気がする。
俺のアイテム収納は小さな城並みに大きい。
既にお腹一杯だから『食料』として貯蔵しているのかも知れない。
しかし…簡単に死んでいくな。
少し、魔法の練習でもするか…
「ファイヤーボール」
「うわぁぁぁぁぁーーーっ」
「熱い熱いぁぁぁぁーーーー助けて、助けあああああーーっ」
何か補正があるのかも知れないが、目の前の人間が数人灰になった。
浅羽と全然違うが、恐らくはレベルの差だな。
「瞳様、黒焦げは食べられませんので、出来るだけ他の殺し方にして欲しいですわ」
「美味しくない…」
「あとの楽しみが無くなるからな、他のにして欲しいな」
俺一人で余裕に感じているのか…どう見ても戦いに参加していないな。
「お前、化け物に通じていたの…ああっああああああっ」
ブチブチッ…黒牡丹が後ろに回り、力ずくで首をもぎ取った。
「化け物じゃない…人形…私は可愛い人形」
黒牡丹を怒らせた人間は、まるで自分達がおもちゃの人形みたいに、手足や首をもぎ取られていく。
「何故、異世界人が…俺達を魔族と一緒に襲うんだよ…可笑しいだろうがぁぁぁーーー」
「同じ事言わせるな…王が俺を殺そうとしたからだ」
「王はその様な事をしない…」
「いや、したよ…俺を追い出そうとした! 勝手に異世界に呼び出した挙句、この世界を知らない俺に何も教えず追い出した。普通に考えて異国の地で放り出されたら死ぬんじゃないかな? それに俺は優しいから『この借りはすぐに返すからな…お前等全員敵だ』と伝えている。俺にとっては、全員が敵なのだから殺すのは当たり前だろう?」
これは屁理屈だ。
寧ろ優しくされないで良かった。
好待遇でなくて良かった。
もし待遇が良ければ『どうして良いか困る』
だが、追放までしてくれたから…即お返しが出来る。
「それは、お前が勇者達を…ぐわっあああっ」
「問答無用…俺は敵だ…お前達をただ殺すだけだ。 これは戦争なんだから、殺す気で来い」
「この城の人間は全員、残酷に殺してさしあげますわ」
「姉さま、姉さま…食料がこんなに…」
「あはははっ、そろそろ私も本気を出さないとね」
黒薔薇は爪を長く伸ばしている。
黒牡丹はただニコニコしている様に見える。
そして京子は、綺麗な蛇皮のビキニの妖艶な美女に変身した。
「ひぃーーっ化け物がーーーっ」
「なんと言う悍しい姿の化け物なんだーーっ」
「あの小ぶりな少女の恐ろしい姿…あれ程の醜い姿は…」
「黙れーーーっ! 俺の大切な仲間にそんな事言う奴は…この世の地獄を見せて殺してやる!」
何故か俺の頭の中に一つの魔法の名前が浮かんだ。
『クイックデス』
「我は汝らに等しく死を与える※※※…クイックデス」
「うがっ」
「うぐッ」
「うあががががぁぁぁぁーー」
声を聞いた人間は苦しみだし、胸を押さえて死んでいった。
どんな差があるのか一瞬で死ぬ者も居れば死ぬまで数秒掛かる者も居た。
一瞬にして50人以上は死んだ気がする。
今現在、周りには人間は居ない。
沢山の衛兵の死骸にメイドの死骸も混じっていた。
三人はいそいそと異空間にその死体を放り込んでいった。
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