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第17話 お城にて
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「お連れの方はどなたでしょうか?」
王城の衛兵に声を掛けられた。
普通に考えて当たり前だな
「街で知り合って同じ転移者だって、意気投合してパーティを組む予定になったんです。この場合はどうすれば良いのでしょうか?」
「ちょっと待て…なかなか無い事だから、今上に聞いてみる」
そう言われて詰所みたいな場所で待たされる事になった。
「そう言えば、お京って一体どう言う経緯で召喚されたの?」
よく考えて見たら、この国が召喚した可能性が高い。
そう考えたら不味いのでは無いか?
「あたいを召喚した国はこの国じゃないよ。小さな国で魔族領の近くにあった…確かポトフとか言う名前の国だった気がする…尤も小国だったから、あたいも含んで魔物の大群に簡単に滅ぼされちゃったんだよ…死んだ筈のあたいは何故か、変な研究機関で、こんな体に作り替えられていた…そういう訳だよ」
「そうなんだ…国は滅んでいたんだ。だけど、その研究機関は…」
「あたいや仲間を使って色々と研究していたみたいだよ…あの頃は本当の地獄だった、体を切断されたり…酷い時は脳味噌を露出された状態で変な液体を注がれたり、大量の酸が溜まったプールに投げ込まれたり…皆、その途中で死んでいったよ…あたいは思うんだ。本当に残酷なのは人間だってね…」
どう考えても拷問にしか思えない。
だが、そんな物騒な研究機関があったら…怖いな。
「それで、その研究機関は…」
「『全員美味しく食べたよ』今迄の恨みも兼ねて残酷に殺して…『助けて~』とか『赦してくれ~』とか叫んでいたけど…似た様に改造された仲間の仇で、更にあたいに拷問を与え続けたんだから…仕返ししない訳無いよね? 本当に馬鹿じゃないのかな?特に所長の腕や足を生きたまま食べた時は最高だったよ、泣きながら『嫌だぁぁぁぁ』
『助けてくれぇぇぇぇーー』『何でもするからーーーっ』と叫んで居たのを食べるのは最高だったよ…引いたかな?」
もう覚悟は決めている。
「引かない。ただ捕食相手とは言え、喋る相手を食べたり、殺したりするのってどうなのかな…そう思っただけだ」
もし豚や牛や鳥が『食べないでくれ』と叫んでいたら、俺は食えるのだろうか?
「最初は抵抗があったけど…今じゃライフワークだよ…生きる為に食べるそれだけさぁ」
「確かにそうだな…あっ来た」
「今、話したところ、その人物が何処かの所属になって居なければ受け入れも可能だそうだ。名前と解れば、所属をする国を教えてくれませんか」
「あたいは霧崎京子、国はポトフという名前だった気がします。召喚されてすぐに滅んじゃって逃げ出したから…正確なのかは解りません」
暫く衛兵の人は悩んでいたが…
「それなら多分、ポルトだな。魔族領の近くの小国で滅んだと聞く。なら大丈夫だ。 君のパートナーとして登録可能な筈だよ。同じ扱いとはいかないがこの城で暮す許可を貰えると思う…貴重な異世界人だからね」
「そうですか…急な話なのにありがとうございます」
「ありがとうな」
しかし、さっきから何故か…京子の事を衛兵が見ているが…不味い何かバレたのか?
「すいません、さっきから彼女の顔を見ている様ですが…何か可笑しい事でもありますか!」
「悪い、俺にも娘が居るんだが…その頬の傷が痛々しくてな…悪気は無かったんだ。許して欲しい」
可笑しい…俺には傷が見えてない。
だが、普通の人にはどうやら傷が見えているみたいだ。
後で聞いて見よう。
「気にしていませんから」
俺が答える前に京子が答えて、話が終わった。
◆◆◆
「あはははっ、いひいひっ、どうしたんだい? そんな顔して」
京子は今、俺のベッドで腹を抱えて笑っている。
解っていて言っているのが解る。
「そりゃ、女の子と一緒の部屋になれば、顔も赤くなるだろう」
「いやぁ、本当に可愛いね…初心だね、顔を真っ赤にして」
転移者だから京子だって変わらない筈だよな。
「そんな事言うなら…お京だって変わらないだろう?」
「そうかな、あたいは人間じゃないからね…怪物。だけど雌だし、こんなあたいの醜い姿を綺麗だと言うのなら…そっちの相手もしてあげようか?」
「なっ…そんな経験あるのか?」
「無いよ? だけどSEXというなら人間に負けない自信はあるよ?」
「なに言っているんだか…」
「そう…それじゃ、変身」
「なななっ」
「うふふん!どうかな? この姿で気にいってくれるなら、1週間やりっぱなしでも相手してあげる…この姿、美人に見えるんだよね? これ以上この姿で言うと瞳を襲いそうだから『変わる』ね」
不味い…今の姿はまさしく…エロイグラビア…いやAVギャルにしか見えない。
胸が大きくお尻もデカく顔もなんだか綺麗だが、何処となくいやらしい。
「凄い…」
「うふふっこれはどうかしら? これはこれでセクシーに見えるんじゃない? 瞳なら…」
今度もタイプは違うけど…エロイ。
さっきよりは若干スレンダーだが、エロくてイヤらしい。
「だけど…そんなに経験があるのか」
「無いよ…一応は処女だよ…と言うかこの醜い化け物を抱こうなんて男は居ないよ。ちなみに人間の霧崎京子に擬態している時は性欲は余り無いからね…一応は可愛いのかも知れないけど顔に傷があるから、多分そんなにモテないし『男を抱きたい』とは余り思わないから」
「どう言う事?」
「さっきの二つは化け物に変わったんだよ…最初のは『オーククイーン』オークの雌の上位種だから性欲が半端ないよ? 本物には及ばないけど…多分、犯りっぱなしで1か月でも出来そうな気がするね…そして次に変身したのは『サキュバスクイーン』オーククイーン程じゃ無いけど、その分テクニックは凄いよ? 溜め過ぎは良く無いから溜まったら言って、幾らでも抜いてあげるから」
「…はははそうだね」
直接言われると恥ずい…そうだ。
「そう言えば『霧崎京子』の姿そのままの時に顔の傷が俺には見えないんだけど、なんでだろう?」
「それは解らないよ…あたいは、まぁそこそこ可愛いけど、確かに顔には大きな傷があるよ…というか擬態しても本来の霧崎京子の姿だから傷が消せない。だけど…瞳から見て、姿が豚の化け物の筈のオーククィーンに、蝙蝠の羽を生やした『本来の姿』の蝙蝠の顔の状態のサキュバスクイーンの姿が美女に見えるのだから…その辺りが関係しているんじゃないかな?」
確かに『全く別の存在』に見えるこの目なら…あり得るな。
だけど…霧崎京子が変身した姿なら…まさか魔物や魔族が…綺麗に見えたりしないよな。
正直…不安だ。
王城の衛兵に声を掛けられた。
普通に考えて当たり前だな
「街で知り合って同じ転移者だって、意気投合してパーティを組む予定になったんです。この場合はどうすれば良いのでしょうか?」
「ちょっと待て…なかなか無い事だから、今上に聞いてみる」
そう言われて詰所みたいな場所で待たされる事になった。
「そう言えば、お京って一体どう言う経緯で召喚されたの?」
よく考えて見たら、この国が召喚した可能性が高い。
そう考えたら不味いのでは無いか?
「あたいを召喚した国はこの国じゃないよ。小さな国で魔族領の近くにあった…確かポトフとか言う名前の国だった気がする…尤も小国だったから、あたいも含んで魔物の大群に簡単に滅ぼされちゃったんだよ…死んだ筈のあたいは何故か、変な研究機関で、こんな体に作り替えられていた…そういう訳だよ」
「そうなんだ…国は滅んでいたんだ。だけど、その研究機関は…」
「あたいや仲間を使って色々と研究していたみたいだよ…あの頃は本当の地獄だった、体を切断されたり…酷い時は脳味噌を露出された状態で変な液体を注がれたり、大量の酸が溜まったプールに投げ込まれたり…皆、その途中で死んでいったよ…あたいは思うんだ。本当に残酷なのは人間だってね…」
どう考えても拷問にしか思えない。
だが、そんな物騒な研究機関があったら…怖いな。
「それで、その研究機関は…」
「『全員美味しく食べたよ』今迄の恨みも兼ねて残酷に殺して…『助けて~』とか『赦してくれ~』とか叫んでいたけど…似た様に改造された仲間の仇で、更にあたいに拷問を与え続けたんだから…仕返ししない訳無いよね? 本当に馬鹿じゃないのかな?特に所長の腕や足を生きたまま食べた時は最高だったよ、泣きながら『嫌だぁぁぁぁ』
『助けてくれぇぇぇぇーー』『何でもするからーーーっ』と叫んで居たのを食べるのは最高だったよ…引いたかな?」
もう覚悟は決めている。
「引かない。ただ捕食相手とは言え、喋る相手を食べたり、殺したりするのってどうなのかな…そう思っただけだ」
もし豚や牛や鳥が『食べないでくれ』と叫んでいたら、俺は食えるのだろうか?
「最初は抵抗があったけど…今じゃライフワークだよ…生きる為に食べるそれだけさぁ」
「確かにそうだな…あっ来た」
「今、話したところ、その人物が何処かの所属になって居なければ受け入れも可能だそうだ。名前と解れば、所属をする国を教えてくれませんか」
「あたいは霧崎京子、国はポトフという名前だった気がします。召喚されてすぐに滅んじゃって逃げ出したから…正確なのかは解りません」
暫く衛兵の人は悩んでいたが…
「それなら多分、ポルトだな。魔族領の近くの小国で滅んだと聞く。なら大丈夫だ。 君のパートナーとして登録可能な筈だよ。同じ扱いとはいかないがこの城で暮す許可を貰えると思う…貴重な異世界人だからね」
「そうですか…急な話なのにありがとうございます」
「ありがとうな」
しかし、さっきから何故か…京子の事を衛兵が見ているが…不味い何かバレたのか?
「すいません、さっきから彼女の顔を見ている様ですが…何か可笑しい事でもありますか!」
「悪い、俺にも娘が居るんだが…その頬の傷が痛々しくてな…悪気は無かったんだ。許して欲しい」
可笑しい…俺には傷が見えてない。
だが、普通の人にはどうやら傷が見えているみたいだ。
後で聞いて見よう。
「気にしていませんから」
俺が答える前に京子が答えて、話が終わった。
◆◆◆
「あはははっ、いひいひっ、どうしたんだい? そんな顔して」
京子は今、俺のベッドで腹を抱えて笑っている。
解っていて言っているのが解る。
「そりゃ、女の子と一緒の部屋になれば、顔も赤くなるだろう」
「いやぁ、本当に可愛いね…初心だね、顔を真っ赤にして」
転移者だから京子だって変わらない筈だよな。
「そんな事言うなら…お京だって変わらないだろう?」
「そうかな、あたいは人間じゃないからね…怪物。だけど雌だし、こんなあたいの醜い姿を綺麗だと言うのなら…そっちの相手もしてあげようか?」
「なっ…そんな経験あるのか?」
「無いよ? だけどSEXというなら人間に負けない自信はあるよ?」
「なに言っているんだか…」
「そう…それじゃ、変身」
「なななっ」
「うふふん!どうかな? この姿で気にいってくれるなら、1週間やりっぱなしでも相手してあげる…この姿、美人に見えるんだよね? これ以上この姿で言うと瞳を襲いそうだから『変わる』ね」
不味い…今の姿はまさしく…エロイグラビア…いやAVギャルにしか見えない。
胸が大きくお尻もデカく顔もなんだか綺麗だが、何処となくいやらしい。
「凄い…」
「うふふっこれはどうかしら? これはこれでセクシーに見えるんじゃない? 瞳なら…」
今度もタイプは違うけど…エロイ。
さっきよりは若干スレンダーだが、エロくてイヤらしい。
「だけど…そんなに経験があるのか」
「無いよ…一応は処女だよ…と言うかこの醜い化け物を抱こうなんて男は居ないよ。ちなみに人間の霧崎京子に擬態している時は性欲は余り無いからね…一応は可愛いのかも知れないけど顔に傷があるから、多分そんなにモテないし『男を抱きたい』とは余り思わないから」
「どう言う事?」
「さっきの二つは化け物に変わったんだよ…最初のは『オーククイーン』オークの雌の上位種だから性欲が半端ないよ? 本物には及ばないけど…多分、犯りっぱなしで1か月でも出来そうな気がするね…そして次に変身したのは『サキュバスクイーン』オーククイーン程じゃ無いけど、その分テクニックは凄いよ? 溜め過ぎは良く無いから溜まったら言って、幾らでも抜いてあげるから」
「…はははそうだね」
直接言われると恥ずい…そうだ。
「そう言えば『霧崎京子』の姿そのままの時に顔の傷が俺には見えないんだけど、なんでだろう?」
「それは解らないよ…あたいは、まぁそこそこ可愛いけど、確かに顔には大きな傷があるよ…というか擬態しても本来の霧崎京子の姿だから傷が消せない。だけど…瞳から見て、姿が豚の化け物の筈のオーククィーンに、蝙蝠の羽を生やした『本来の姿』の蝙蝠の顔の状態のサキュバスクイーンの姿が美女に見えるのだから…その辺りが関係しているんじゃないかな?」
確かに『全く別の存在』に見えるこの目なら…あり得るな。
だけど…霧崎京子が変身した姿なら…まさか魔物や魔族が…綺麗に見えたりしないよな。
正直…不安だ。
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