イートターンセックス 食事と性的な事が入れ替わった世界

石のやっさん

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第8話 妹の笑顔を取り戻す為に必要な事

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「…(ムスッ)」

「…」

「…」

『きょう未明、人気俳優の…が未成年の少女と食事行為をした疑惑が…本人は否定して…』

『…塾の講師の…が教え子に無理やりサンドウィッチを食べさせようとしていて…逮捕』

我が家は今、冷戦状態だ、それというのも俺が母さんや亜美とのエッチを拒み続けたからだ。

何回か拒んでいたら…

最初は母さんが「反抗期なの?」と心配してくれていたが、亜美が裸で抱き着いて来た時につい突き飛ばしてしまった結果…こうなった。

ニュースをTVで聞いていたが…やはり俺の方が可笑しかったのかも知れない。

もし、俺の方が正しくても、そんな考えの人間が俺だけならどうしようもない。

俺…母さんも亜美も好きだったんだよ…

変な意味じゃない…父さんと離婚してから働きながら学費を稼いでくれて優しかった母さん。

笑顔が可愛くて大切に思っていた妹。

本当にそう言う意味じゃ無く『家族として愛していた』

だが、このままじゃ…完全に家庭崩壊になる。

「…」

俺は黙って部屋に戻った。

◆◆◆

スーハ―スーハ―。

家族として生活を維持したいなら、もうヤルしかない。

流石に母さんとヤルのは抵抗が物凄くある。

そうすると、最初は亜美か…

亜美からするしかないな。

机の上に飾ってある写真。

母さんと亜美と俺が写っている。

母さんも亜美も優しそうな顔で笑っている。

もう…エッチをしないと、この笑顔は戻って来ないんだ。

写真を見ると涙が出て来た。

家族団欒を取り戻したければヤルしかない。

俺は、写真たてをパタンと倒した。


◆◆◆

今の時間は夜の9時…何時もなら亜美がお風呂に入っている頃だ。

『亜美を抱く』

俺に出来るのか?

俺は亜美にバレない様にお風呂場に行った。

脱ぎ捨てた服の上に白いブラと白い飾り気の無いパンティがある。

そして、その先からはシャワーを浴びている音が聞こえてくる。

『亜美がこの先にいる』

この世界じゃ覗くのは犯罪でも何でも無い。

もう経験済みな俺だけど、やはり妹の裸を覗くのは気が引けた。

手が少し震える。

見られても問題は無い。

だが、それでも亜美に気がつかれない様にこっそりと隙間をあけ覗いた。

シャァーシャァー。

シャワーを浴びている亜美。

隙間から可愛らしいお尻に縊れた腰…可愛らしい胸が見えた。

『本当に可愛い』

俺は気がつかれない様に静かにドアを戻し、その場を後にした。

俺はシスコンでマザコン…今迄そう言う目で見ない様にしてきた。

だが、この世界では…それじゃ全部失ってしまう。

その証拠に今、あれ程仲良かった家族と冷戦状態だ。

母さんも亜美も笑わない。

もう腹を括るしか無い。

◆◆◆

スーハ―スーハ―深呼吸して、意を決して亜美の部屋までいき、ノックもせずにドアを開けた。

「亜美…」

ドアの先にはパジャマに着替えた亜美が髪の毛をバスタオルで拭いていた。

「お兄ちゃん?!どうしたの?」

「亜美…」

俺は亜美の元に行き亜美を引き寄せお姫様抱っこして亜美のベッドへ連れていった。

「はぁはぁお兄ちゃん…どうしたの?」

可愛らしい亜美のパステルピンクの水玉のパジャマのボタンを外すと可愛らしい胸が見えた。

ブラはつけていない。

「お兄ちゃん…」

亜美に見つめられたままパジャマのズボンをパンティ事脱がした。

今の亜美は上半身のパジャマがはだけて、下半身に何も身に着けていない状態だ。

そのまま、亜美の股間に俺は顔を近づけた。

「お兄ちゃん…お兄ちゃん…」

此処迄したら、もう俺は自分を止める事が出来なかった。

◆◆◆

「お兄ちゃん…亜美お兄ちゃん大好き!」

結局、俺は亜美相手に最後までしてしまった。

亜美は俺の腕の中で嬉しそうに「好き」を連呼している。

「そう? お兄ちゃんも亜美を好きだぞ」

「そう、よかったぁ~最近のお兄ちゃんは亜美とエッチしてくれないから嫌われちゃったのかと思ったんだ…優しいお兄ちゃんに戻ってくれて嬉しいよ」

勘違いしちゃいけない。

この世界ではこれは、近親相姦する程愛し合った兄妹の姿じゃない。

前の世界なら、仲良く食事をとる兄妹の姿だ。

『頭の中がこんがらがってくる』

だが、間違えちゃいけない。

「ゴメンな亜美…悪いお兄ちゃんで」

「どこが?優しいお兄ちゃんに戻ったんならもう良いよ? それじゃ今度は亜美がしてあげるね」

そう言うと亜美は起きてのそのそと俺に跨ろうとした。

これが仲の良い家族の姿で、こうしないと妹が笑顔になってくれないなら仕方が無い…

だが、次は母さんとするのか…

しない訳にいかないよな…

「ハァハァどうしたの?お兄ちゃん考え事?」

「いや、何でもないよ」

妹の笑顔は取り戻した。

だけど、何か大切な物を無くした気がするのは気のせいだろうか...
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