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第4話 黒ギャル 綾子と...

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「見た見た、リヒトの土下座…」

「見たよ、たかがSEXの為に必死だよね? 南条みたいなお嬢様、どうせ庶民には高嶺の花、どんなに頑張ったってゆで卵一つ一緒に食べて貰えないのに…馬鹿じゃ無いの?」

「結局、ラブホに行ってSEXしておしまいだったらしいよ、噂だとセフレになったようだけど…どんだけ純情なのって話、どうせそのうち婚約者が出来て、一緒にフルコースとか食べたのを知って泣くだけだってのー」

凄い言われようだが…

俺は可笑しな事にどうしても食事よりSEXの方が価値がある様にしか思えない。

まるでパラレルワードに入り込んだような感覚すら覚える。

今話している三人はこの学校の上位カーストの女の子だ。

中心で話しているのが北条綾子、見た目黒ギャルで読者モデルの経験もあり、金髪で8等身のモデル体型の大人な感じの美少女だ。

その横で話しているのがその取り巻きの三浦雅子と丸井祥子。

三浦雅子は背が低く黒髪に青み掛かった、おかっぱだが色白でお洒落な感じだ。

丸井祥子はボブカットでスレンダーな感じの白ギャルで髪は少し赤みが掛っていて、サバサバした性格をしている。

「大体の男なんて食欲の塊なんだからさぁ~SEXだけで満足するような男なんて居ないよ…大体、黒木だってそうじゃん、SEXだけで良いなんて言っていても、そのうち『俺と一緒にラーメン食べて』とか言い出しそうじゃん」

「言えてる、言えてる」

「あれは、むっつりだよね」

北条綾子は随分と年上と遊んでいた。

大学生や社会人の彼氏が居た事もあり『そういう経験もしっかりしていた』子だ。

本当の所は解らないが、パパ活もしているそんな噂もあった。

ミニスカートから濃いピンクの下着も見えるし…確かに、凄くセクシーでエロいな。

本来、少し陰キャな俺だが、この世界なら少し、話しに加わっても良いのかも知れない。

「北条さん、ちょっと良いかな?」

「え~黒木どうかしたの?」

「いや、俺の事を話していたみたいだからさぁ」

「ま~ね、随分とまぁ…可愛らしい事してるなって、そうだよね?」

「うんうん、SEXだけなんて可愛いいな…そう思って」

「黒木って女の子と、そのゆで卵1つ食べてないなんて初心だなってね」

「そう、確かに北条さん達は、その色々経験しているのかも知れない…だけど、俺から見たら凄い美少女だし、そのおにぎりやサンドイッチを男と食べる姿より…そのフェラやSEXしている姿の方が凄く似合っていて綺麗に思える様に思えるんだ」

一体俺は何を言っているんだ。

「あ~あっ黒木って女に夢見すぎでしょう? 綾子はこの通りギャルだし、パパ活で食事の経験だって沢山あるよ…人の居ない場所で男とおにぎりだって食べた事もあるんだから」

「雅子、それ私がビッチみたいじゃない?」

「ねぇねぇ黒木、見ていれば解ると思うけど、私達全員食事の経験位はあるよ…夢壊しちゃった…ゴメン」

まぁ見てからに遊んでそうだもんな…

「あのさぁ…北条さん達が、経験豊富なのは解かるよ!陰キャとか馬鹿にされるかも知れないけどさぁ、北条さん達みたいな美少女なら俺はSEXだけで充分幸せを感じる事が出来る…そう思ったんだ…ごめん」

俺は一体、何をいっているんだ。

「へぇ~それじゃ黒木は、私が食事しないでSEXだけしかしないでも付き合える…そう言いたいの?」

「あはははっ黒木、綾子を女神かなんかと勘違いしているんじゃない?」

「うんうん、凄く純情だね」

「あははは、そこ迄私、美化されているの? なら良いや! 黒木は女の子とSEXするのが好きなんだよね?絶対に食事はしないよ?ゆで卵1つ、ガム1枚食べないけど? 今日、私とデートSEXする?」

「良いの?」

「まぁ、SEX位ならね、それで雅子と祥子はどうかな?」

「ごめん、綾子、私は今日塾だから…」

「私はゴメン、パパ活相手の大学生と、その食事だから」

「そう、それじゃ暇なのは私だけだけか…それじゃ放課後、私んちに行こうか?」

「良いの?」

「別に良いよ…家に呼んだからって誤解しないでね、あくまでSEXだけだからね、米粒1つ口に入れたらぶん殴るから…」

「解った」

凄いな、今日は綾子とやれちゃうのか…



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