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マグロ
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この間の闇金に同じ様に権利証と実印と印鑑登録カードを持ち込んだ。
「いらっしゃい! 今日も、また何か持ち込み!」
流石に、権利証を持ち込んだ事で顔を覚えられたようだ。
「今日も同じ様に、権利書と、印鑑カードと実印の買取をお願いしたい、とり1でどうかな!」
ちなみに、とり1とは取り分1割位は欲しいという要望だ、良くいう事件屋などに危ない相手から取り立てをを頼むと、とり半と言い50%もっていかれる。
「やはり手慣れているな...良いぜ、とり1、550万即金の、情報提供無しで実際は600だが50引きはリスクだ、どうだ!」
「それで良い! それで、ムカつく女が居るんだが...マグロ女の斡旋は出来ないかな!」
マグロ女とは「寝ているだけでサービスしない女の事」を良く言うが...此処で言うマグロ女は「マグロ漁船に載せる女の事」を言う。
「やっているが...昔みたいに美味しい話では無いぞ! 昔は500万で俺が50万とって450万払いだったが、今は300万で50万俺がとるから250万払いだぜ、それで良いなら良いよ」
「それで良いが、傷物でお尻にナイフで落書きがある、未成年だがこの間まで処女だったからまぁ使い心地は良いかもな」
「トラブル込で200万なら受けるぜ」
此処は凄く俺みたいな人間には都合が良い。
自分の火の粉は自分で払わなくてならないが、他のトラブルは向こうが負ってくれる。
そのまま洋子の家に行き、インターホンを鳴らす。
だが出て来ない。
電気のメーターの周り具合から居るのは推測がつく。
ドアを激しく叩いた。
「居るのは解っているんだからなーーっ..仕方ないな、もうこの動画クラスの奴に見せてからアップしちまえ」
「やめてよ...」
ようやくドアが開いた。
「それでよう! どういう了見なんだ! 金も奉仕もその後無しなんてよう! 話が違くないか?」
「あんな条件酷すぎるわ...」
「だが、俺の時はどうだった! 問答無しだろうが!」
「私は小突いてお金を取っただけだわ!」
「お前さぁ、世間を舐めすぎじゃねー? 良いか? 1万というお金はヘルスに行けばよ...真っ裸になって厭らしい中年の物をチュパチュパしてようやく貰える金なんだよ!...そういう金額を何回も奪ったんだ...それこそ金で言うなら、ゴム無し本番ありで何回もしなくちゃ相殺なんて出来ないだろうよ」
「なっ..そんな厭らしい事言わないで」
「もう、良いや...お前の動画買ってくれるAV会社探すから...売った代金でチャラで良いや..じゃあな」
「辞めてよ...そんな事されたら表歩けなくなる...」
「それなら、アルバイトしない? それなら1回だけでもうお前に手出ししないよ?」
「1回だけで良いの? AVとかじゃないよね?」
「まぁ厭らしい事はされるけど、撮影なんてされないし..1回で全部終わらせてやるよ! やるならこの動画も消してやるよ」
「本当ね、本当に1回...援助交際すれば終わりで良いのね」
援助交際なんて言ってないけどな..
「ああっ1回だけ地獄を味わったら終わりで良い」
「解ったわ」
「変なビルに来るのね」
「まぁな...だけど、しっかりした所だから書類の取り交わしもするよ...俺の借金も終わった事が書いた書類があった方が嬉しいだろう」
「そりゃあね..」
「連れて来ましたよ.「俺の借金を無くす代わりにバイトする」そういう約束で連れて来ました。
「ああ解った、それじゃこの書類にサインして...それで此奴からの借金は無くなる」
「解ったわ」
「あと、年齢は22歳で書いてね」
「解った」
此奴本当に馬鹿だ、碌に書類に目を通さずにサインしやがった。
「それじゃ約束の200万だ」
「ありがとう...それじゃ」
「ちょっと200万って何? 私..も」
「お休みお嬢ちゃん...次に目が覚めた時はもう海の上だ」
洋子が次に日本の地に帰ってくるのは早くて1年後...
運が悪ければもう二度と帰って来ないかも知れない...
「いらっしゃい! 今日も、また何か持ち込み!」
流石に、権利証を持ち込んだ事で顔を覚えられたようだ。
「今日も同じ様に、権利書と、印鑑カードと実印の買取をお願いしたい、とり1でどうかな!」
ちなみに、とり1とは取り分1割位は欲しいという要望だ、良くいう事件屋などに危ない相手から取り立てをを頼むと、とり半と言い50%もっていかれる。
「やはり手慣れているな...良いぜ、とり1、550万即金の、情報提供無しで実際は600だが50引きはリスクだ、どうだ!」
「それで良い! それで、ムカつく女が居るんだが...マグロ女の斡旋は出来ないかな!」
マグロ女とは「寝ているだけでサービスしない女の事」を良く言うが...此処で言うマグロ女は「マグロ漁船に載せる女の事」を言う。
「やっているが...昔みたいに美味しい話では無いぞ! 昔は500万で俺が50万とって450万払いだったが、今は300万で50万俺がとるから250万払いだぜ、それで良いなら良いよ」
「それで良いが、傷物でお尻にナイフで落書きがある、未成年だがこの間まで処女だったからまぁ使い心地は良いかもな」
「トラブル込で200万なら受けるぜ」
此処は凄く俺みたいな人間には都合が良い。
自分の火の粉は自分で払わなくてならないが、他のトラブルは向こうが負ってくれる。
そのまま洋子の家に行き、インターホンを鳴らす。
だが出て来ない。
電気のメーターの周り具合から居るのは推測がつく。
ドアを激しく叩いた。
「居るのは解っているんだからなーーっ..仕方ないな、もうこの動画クラスの奴に見せてからアップしちまえ」
「やめてよ...」
ようやくドアが開いた。
「それでよう! どういう了見なんだ! 金も奉仕もその後無しなんてよう! 話が違くないか?」
「あんな条件酷すぎるわ...」
「だが、俺の時はどうだった! 問答無しだろうが!」
「私は小突いてお金を取っただけだわ!」
「お前さぁ、世間を舐めすぎじゃねー? 良いか? 1万というお金はヘルスに行けばよ...真っ裸になって厭らしい中年の物をチュパチュパしてようやく貰える金なんだよ!...そういう金額を何回も奪ったんだ...それこそ金で言うなら、ゴム無し本番ありで何回もしなくちゃ相殺なんて出来ないだろうよ」
「なっ..そんな厭らしい事言わないで」
「もう、良いや...お前の動画買ってくれるAV会社探すから...売った代金でチャラで良いや..じゃあな」
「辞めてよ...そんな事されたら表歩けなくなる...」
「それなら、アルバイトしない? それなら1回だけでもうお前に手出ししないよ?」
「1回だけで良いの? AVとかじゃないよね?」
「まぁ厭らしい事はされるけど、撮影なんてされないし..1回で全部終わらせてやるよ! やるならこの動画も消してやるよ」
「本当ね、本当に1回...援助交際すれば終わりで良いのね」
援助交際なんて言ってないけどな..
「ああっ1回だけ地獄を味わったら終わりで良い」
「解ったわ」
「変なビルに来るのね」
「まぁな...だけど、しっかりした所だから書類の取り交わしもするよ...俺の借金も終わった事が書いた書類があった方が嬉しいだろう」
「そりゃあね..」
「連れて来ましたよ.「俺の借金を無くす代わりにバイトする」そういう約束で連れて来ました。
「ああ解った、それじゃこの書類にサインして...それで此奴からの借金は無くなる」
「解ったわ」
「あと、年齢は22歳で書いてね」
「解った」
此奴本当に馬鹿だ、碌に書類に目を通さずにサインしやがった。
「それじゃ約束の200万だ」
「ありがとう...それじゃ」
「ちょっと200万って何? 私..も」
「お休みお嬢ちゃん...次に目が覚めた時はもう海の上だ」
洋子が次に日本の地に帰ってくるのは早くて1年後...
運が悪ければもう二度と帰って来ないかも知れない...
応援ありがとうございます!
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