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第27話 災難かも知れないけど

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ふぅ~これでようやくドルマンは片付いた。

あのメンバーじゃ流石に魔王攻略は無理だろうな。

四天王あたりと戦って怪我して引退。

それが一番良いと思っている。

四職になった時点で無傷で引退は出来ない。

無傷で引退出来る場合は『無傷で魔王を討伐した場合』のみだ。

大体の勇者は勝っても怪我をし障害を持つ事になる。

この世界の人間は勇者に勝利して欲しいと思っているが、おれは違う。

『無難に怪我して引退して欲しい』

そう思っている。

勇者が1度負けた位じゃ、精々が境界が動く程度。

だから、死ぬ位なら、怪我して引退して欲しい。

これが俺の本音だ。

俺は自分でもクズだと思うが、流石に幼馴染に死んで欲しい…とは思わねーよ!

◆◆◆

さてと、今日からは4人だな。

まぁ一緒に暮らすんだし、少しは甘やかしてやるか。

今迄は魔王討伐の旅で楽しくも何ともなかった。

それ位は良いだろう。

チキンを買って、ケーキも買って、あとはワインだ。

前世のクリスマスみたいな感じで良いよな。

良し…今日は羽目を外して楽しもうか….

◆◆◆

なんだ、この臭い、お香か?

前世で言うビャクダンの香りみたいな臭いがする。

カーテンを閉めて暗い状態にカラーローソクが灯り…何となくだがエロい雰囲気がする。

一番近いのは前世のピンサロの雰囲気だ。

「うん? 皆どうした?」

「どうしたじゃないよ…リヒト、今夜はほら…するんでしょう?」

「そうそう、お互い初めてなんだから…ね、こういう方が男は好きなんだよね?」

「僕はこう言うのは初めてだから…優しくしてくれると嬉しいな…なんて」

凄いな、まさか幼馴染がこんなセクシーな下着を着て待っているとは思わなかった。

エルザは兎も角、セシリアやイザベルは後遺症で体だって痛いだろう…

「あのよ…体大丈夫なのか?」

「痛くないと言えば嘘になるわ…だけど、そんな事言っていたら何時までも出来ないわよ」

「そうだよ、多分この状態は一生続くんだから」

「僕は大丈夫…だけど三人で話し合って決めたんだから、リヒトは気にしなくて良いからね」

「そうか…」

これで食わなかったら、恥をかかす事になるな。

俺は初めてじゃないが、それは言わない方が良いだろう。

『ドラッグ』を使った方が良いだろう…少しは痛み止めにもなるよな。

「そう、それじゃ、まずはお茶でもしようか? その後は…今夜は思いっきり楽しまして貰うよ」

「「「うん…」」」

俺は三人にハーブ入りのお茶を入れた。

勿論、只のハーブじゃない催淫効果のあるハーブだ。

それと更に乾燥キノコを置き、更にドラッグ入りのローションも用意した。

まぁ、どれも快感は高まり依存性はあるが危なくはない。

「そのキノコはなに?」

「おつまみみたいに見える」

「乾燥キノコであっているのかな?」

「女の初めては男と違って少し苦痛があるから、それが少なくなるように用意したんだ、まぁ痛み止めみたいな物だよ、特にセシリアとイザベルは動くのも辛いんだろう、だからな…」

「そう、リヒトっ…やっぱり優しいのね…」

「あははっ、確かに痛いから、うん貰うよ」

「僕はそこ迄じゃ無いけど、貰おうかな」

「それじゃ、どうする1人1人が良い?それとも全員一緒が良い?」

「ハァハァ、私ももう…」

「駄目、我慢できない…1番が無理なら一緒にして…ハァハァ」

「僕ももう駄目…ハァハァ」

「そう、それじゃ三人一緒じゃなくちゃ駄目だな…それじゃ…」

俺は三人を押し倒し、そのまま三人のパンティをはぎ取り、手にローションを塗り、セシリアの股間に頭を埋め、他の2人の股間の間に手を滑り込ませた。

「リヒト、ちょっと嫌だ、汚い、そこは汚いからあっハァハァ駄目だって」

「ちょっといきなりは…ハァハァ、駄目、駄目だって…」

「僕、可笑しくなる、可笑しくなるからハァハァ…」

「チュチュ、チュパア、ペロペロ、ぷはぁ、大丈夫三人に汚い所なんて無いと思っているから…チョロチョロ レロレロ、ぷはぁ」

 クッチュクッチュクッチュ。

舌を使いながらも両手の動きも止めない。

最初は一人ずつの方が良かったんだけどな…その方がキスから始まり胸、股間と普通に女が喜びそうな事が出来る。

だが4Pとなると違う。

俺がキスをしていると他の二人には精々胸を揉む位しか出来ない。

だから一気にこれをするしか無い。

そのまま舌と手を使い、三人を絶頂させた。
「ハァハァハァうぐっ?! うううん」

「「ハァハァハァ…」」

そのまま、セシリアの唇を貪りいく。

「うぐっううんううんハァハァぷはぁ」

両手は2人の胸に手を移し揉みながら…

これで良い、クンニからの濃厚なキス、此処迄すれば、女も『出来ない』と言いにくくなる。

ましてやドラッグまで決めているから尚更だ。

堪えきれなくなったイザベルは俺の股間に手をまわし、エルザは俺の下半身を舐め始めた。

◆◆◆

今、三人は満足した様に眠っている。

勇者パーティだったから、今迄寸止め状態…そこからの解放とドラッグのせいもあって凄いとしか言えない。

ただ、少し火をつけた程度でこれだ…

セシリアもイザベルも動けない体で這いまわるようにしてまで俺に跨ったり、股間に顔をつけて口を使ってきた。

エルザも俺に跨ったり、股間を顔に押し付けてきて…まさに獣だった。

俺も三人も何回絶頂を迎えたか解らない。

部屋がヌルヌルなのは、あながちローションのせいばかりじゃない、色々混ざっている。


三人とも満足そうにスヤスヤ寝やがって。

俺は毛布を掛けてやりそれぞれの髪を撫でた。

幼馴染か…

俺にとってそれは『呪い』なのかも知れないな。

それとも、前世を含み、唯一楽しい時間を過ごした相手だからか…

『特別な存在』に思えてならない。

俺は目が腐っているのか?

ドルマンがサキュバと犯っている時も羨ましくなかった。

奴隷商でドルマンが美少女奴隷を買っている時も同じだ。

この俺がムカついたり腹がたったのは此奴ら3人とドルマンがイチャついている時だけだ。

こんな顔に大きな傷があっても、動けなくても…エルフや令嬢より此奴らが可愛く見えるなんて可笑しいだろう。

刺青なんて余程気に入った相手にしか、いれねー。

あの時、いや子供の時から、俺は此奴らが好きだったのかも知れない。

抱いて解ったわ。

間違い無く、俺は此奴らが好きだ。

まぁ一生面倒見てやるから…これからも頼むわ、こんなクズに愛されて災難かも知れないけどな。






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