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宝石姉妹と彼女達
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【時は少し遡る】
セレス様の住まうというパーティハウスにようやく着きました。
「思ったより大きなお屋敷ですね」
「お姉さま、ですが、お城に比べたらかなり小さいですよ」
「ハァ~、ルミナス、貴方にはこのお屋敷とあの城の違いが解りませんか?」
「どう違うと言うのですか? 私にも解るように詳しく教えて下さい」
「良いですか? あのお城はただ貰った物にそのまま住んでいただけの物、この屋敷は、あのセレス様が、一生懸命働いて建てた物です、比べることなくこちらの方が素晴らしいでしょう」
「セレス様が努力して買われた家…確かに比べる事などできませんわね」
「その通りです、あと此処には既にセレスさまに囲われた方が住んでいます..此処からが勝負ですよ」
「たしか4人お住まいですね、相手は多分お若い方ばかりだと思いますが『大人の魅力』で頑張りましょうお姉さま」
「ええっルミナス、セレス様も多分、それをお望みでしょうから、頑張るしかないわ」
「それでは護衛は此処までで結構です、ご苦労様でした」
「「「「「はっ」」」」」
これから王妃でもない私の新しい人生が始まるのですね。
◆◆◆
「「「「お話は聞いております(わ)宝石姉妹様」」」」
「あの、貴方達がそのセレス様の?」
「驚きましたか?」
「はい、私はてっきりお若い方ばかりだと思っていたのですが、見た所私や妹と同じ位の歳に見えますが…」
「そうですわね、その通りだと思いますわ、お二人は有名人ですから知っていますが、お二人は私達を知りませんわね、自己紹介させて頂きますわ、私はマリアとお申します」
「私はアイシャ」
「私はマリベルと申します、まぁ見ての通り村人ですね」
「私は、マリ、マリちゃんと呼んでね」
「さてと、セレスについては私が説明した方が良いかしらね」
「マリベルさんが適任ですわね、お願い致しますわ」
マリベルさんに話を聞いた。
「その様な話しでしたのね、それじゃ本当にセレス様は…」
本当に驚く事ばかりでした。
理由を聞けば納得でした。
生まれながらに両親がいない。
しかも村にたどり着いた時には父親だけで、その方も直ぐに死んでしまった。
母親の愛情を感じたこと無いから『年上が好きなのですね』
それなら、私や妹を望んだ事は解る気がします。
私達は『年上』と言う事さえ除けば今でも『美女』だという自負はあります。
「セレスから手紙と委任状が届いていましたから、私の方で手続きしておいたわ」
そう言うとマリアさんが2枚のカードを差し出してきました。
「これは一体」
「お姉さまこれは冒険者証ですわ」
「はい、セレスはね、結構男気が強くて、余り女性に働かせたくないのよ、それで形ばかりのパーティを作って、皆にこのカードを渡しているのよ」
「それって」
「えーと」
「欲しい物があったらそこからお金を下ろして使って良いという事ですわ」
セレス様は自分で稼いだお金で家族の生活を賄っていますのね。
ですが、私からも一つ報告があります。
「有難うございます、これは大切に使わせて頂きます。 多分皆さまも知らない事があります。多分これから報告がセレス様からあると思いますが、小さな国ですがセレス様が国王になるという話がありました」
「お姉さま、それは本当ですか?」
「ルミナス、もう決まった事ですよ、ただこれから細かい事を決めていくみたい」
「「「「国王」」」」
「はい、詳しい事は私も良く知りませんが確定している事は間違いありません」
「「「「「凄い」」」」」
「『それでね、一応セレスが作ったルールなんですが、出掛ける時は全員一緒』これ以外は特に無いから安心して、食事や家事は私がやるんですが…あははっ何故かその殆どはこの機械がしてくれるから、余りやる事もないですね(笑)ゆっくり好きな事をして大丈夫です」
「「解りました」」
妹と一緒に答えましたが、訳のわからない機械が本当に掃除してますし、洗濯迄全自動でやる機械が何故かあります。
お風呂も24時間冷める事がないらしいですし、恥ずかしい話ですがトイレが水洗なのも凄いですが、お尻迄洗うなんて…まるで別世界です。
「これは..一体」
「マリちゃんが作りました…えへへ凄いでしょう?」
こんな物つくれる人、王宮にも居ませんでした。
妹も目が点になっています。
アイシャさんは姫騎士、マリアさんに到っては元聖女。
それなのに…最初だけで、一切働いて無いそうです。
「セレス様は本当に皆を愛してくれる方なのですね」
そう言うと何故か皆さん顔を赤らめました。
◆◆◆
その後、皆さんは街を案内して下さいました。
そして自分のお金を下ろす為に冒険者ギルドに来ました。
「いいですかルミナス、幾らセレス様でもそんなにはお金を持ってない筈です、ちゃんと考えておろすのよ」
「解ってますわ、お姉さま、相手は意中の殿方ですから、生活に困らない位で充分ですよ」
私だって女です。
相手が意中の方ならそんなに無駄使いはしません。
ちゃんと相手の事も考えます。
「金貨5枚位なら大丈夫…」
「遠慮しなくてよいよ、マリちゃんなんか開発費だけど金貨600枚(6千万円)使っちゃったから、だけどその位使っても増えていくんだから凄いよ~」
幾ら『英雄』でもそんな訳は…幾らお金があるか聞いてからおろす事に決めました。
「「…凄い」」
驚いた事に口座には信じられない位のお金がありました。
「ルミナス金貨20枚にしましょうか?」
「そうですね」
沢山お金があろうと関係ありません。
『相手が好きな人』なら無駄使いはしたくありませんからね。
セレス様の住まうというパーティハウスにようやく着きました。
「思ったより大きなお屋敷ですね」
「お姉さま、ですが、お城に比べたらかなり小さいですよ」
「ハァ~、ルミナス、貴方にはこのお屋敷とあの城の違いが解りませんか?」
「どう違うと言うのですか? 私にも解るように詳しく教えて下さい」
「良いですか? あのお城はただ貰った物にそのまま住んでいただけの物、この屋敷は、あのセレス様が、一生懸命働いて建てた物です、比べることなくこちらの方が素晴らしいでしょう」
「セレス様が努力して買われた家…確かに比べる事などできませんわね」
「その通りです、あと此処には既にセレスさまに囲われた方が住んでいます..此処からが勝負ですよ」
「たしか4人お住まいですね、相手は多分お若い方ばかりだと思いますが『大人の魅力』で頑張りましょうお姉さま」
「ええっルミナス、セレス様も多分、それをお望みでしょうから、頑張るしかないわ」
「それでは護衛は此処までで結構です、ご苦労様でした」
「「「「「はっ」」」」」
これから王妃でもない私の新しい人生が始まるのですね。
◆◆◆
「「「「お話は聞いております(わ)宝石姉妹様」」」」
「あの、貴方達がそのセレス様の?」
「驚きましたか?」
「はい、私はてっきりお若い方ばかりだと思っていたのですが、見た所私や妹と同じ位の歳に見えますが…」
「そうですわね、その通りだと思いますわ、お二人は有名人ですから知っていますが、お二人は私達を知りませんわね、自己紹介させて頂きますわ、私はマリアとお申します」
「私はアイシャ」
「私はマリベルと申します、まぁ見ての通り村人ですね」
「私は、マリ、マリちゃんと呼んでね」
「さてと、セレスについては私が説明した方が良いかしらね」
「マリベルさんが適任ですわね、お願い致しますわ」
マリベルさんに話を聞いた。
「その様な話しでしたのね、それじゃ本当にセレス様は…」
本当に驚く事ばかりでした。
理由を聞けば納得でした。
生まれながらに両親がいない。
しかも村にたどり着いた時には父親だけで、その方も直ぐに死んでしまった。
母親の愛情を感じたこと無いから『年上が好きなのですね』
それなら、私や妹を望んだ事は解る気がします。
私達は『年上』と言う事さえ除けば今でも『美女』だという自負はあります。
「セレスから手紙と委任状が届いていましたから、私の方で手続きしておいたわ」
そう言うとマリアさんが2枚のカードを差し出してきました。
「これは一体」
「お姉さまこれは冒険者証ですわ」
「はい、セレスはね、結構男気が強くて、余り女性に働かせたくないのよ、それで形ばかりのパーティを作って、皆にこのカードを渡しているのよ」
「それって」
「えーと」
「欲しい物があったらそこからお金を下ろして使って良いという事ですわ」
セレス様は自分で稼いだお金で家族の生活を賄っていますのね。
ですが、私からも一つ報告があります。
「有難うございます、これは大切に使わせて頂きます。 多分皆さまも知らない事があります。多分これから報告がセレス様からあると思いますが、小さな国ですがセレス様が国王になるという話がありました」
「お姉さま、それは本当ですか?」
「ルミナス、もう決まった事ですよ、ただこれから細かい事を決めていくみたい」
「「「「国王」」」」
「はい、詳しい事は私も良く知りませんが確定している事は間違いありません」
「「「「「凄い」」」」」
「『それでね、一応セレスが作ったルールなんですが、出掛ける時は全員一緒』これ以外は特に無いから安心して、食事や家事は私がやるんですが…あははっ何故かその殆どはこの機械がしてくれるから、余りやる事もないですね(笑)ゆっくり好きな事をして大丈夫です」
「「解りました」」
妹と一緒に答えましたが、訳のわからない機械が本当に掃除してますし、洗濯迄全自動でやる機械が何故かあります。
お風呂も24時間冷める事がないらしいですし、恥ずかしい話ですがトイレが水洗なのも凄いですが、お尻迄洗うなんて…まるで別世界です。
「これは..一体」
「マリちゃんが作りました…えへへ凄いでしょう?」
こんな物つくれる人、王宮にも居ませんでした。
妹も目が点になっています。
アイシャさんは姫騎士、マリアさんに到っては元聖女。
それなのに…最初だけで、一切働いて無いそうです。
「セレス様は本当に皆を愛してくれる方なのですね」
そう言うと何故か皆さん顔を赤らめました。
◆◆◆
その後、皆さんは街を案内して下さいました。
そして自分のお金を下ろす為に冒険者ギルドに来ました。
「いいですかルミナス、幾らセレス様でもそんなにはお金を持ってない筈です、ちゃんと考えておろすのよ」
「解ってますわ、お姉さま、相手は意中の殿方ですから、生活に困らない位で充分ですよ」
私だって女です。
相手が意中の方ならそんなに無駄使いはしません。
ちゃんと相手の事も考えます。
「金貨5枚位なら大丈夫…」
「遠慮しなくてよいよ、マリちゃんなんか開発費だけど金貨600枚(6千万円)使っちゃったから、だけどその位使っても増えていくんだから凄いよ~」
幾ら『英雄』でもそんな訳は…幾らお金があるか聞いてからおろす事に決めました。
「「…凄い」」
驚いた事に口座には信じられない位のお金がありました。
「ルミナス金貨20枚にしましょうか?」
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