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【リヒトSIDE】意味が分かると少しだけ怖い話
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「しかし、リヒトあれで良かったの?」
「まぁ良いんじゃないか? 彼奴迄巻き込む事は無いと思うしな、ソニアだって内心は同じじゃないか?」
「そうね、まぁ幼馴染だしね、リヒトを除けば数少ない好きな人ではあるわ」
「ほらな、どうせケイトもリタも同じだろう?」
「まぁね」
「そりゃそうよ」
「だけど、リヒト、女には優しく、男にはトコトン冷たい貴方が何故かセレスには優しいじゃない? どうしてかな? 不思議だわ」
確かに、俺は女に優しく男に冷たい。
当たり前だろう?
女は可愛いし、気のせいか良いにおいもする、抱き心地も良い。男なんてむさくて臭いだけの存在だ。
だが、彼奴は少し違う。
中性的な顔立ちだし、まぁ身内みたいな者なのか、親父とか兄貴みたいに思える時がある。
たった1人の男友達であり、性格の悪い俺の傍に居てくれる唯一の男だ。
「そうだな、彼奴は…親父、もしくは歳の離れた兄貴みたいに感じるんだ、しかも彼奴には女絡みで結構酷い事した筈なのに、それでも傍に居てよ、この世界で唯一『友情』を感じるんだ。」
「まぁね、僕だって偶に、セレスの事を兄ちゃんみたいに思えた事があるよ?」
「ケイトもそうなの? 私はもろお父さんみたいに思えた事がある、あの『よしよしって頭を撫でるの』まさにそれだよね」
「あら? リタそれなら、貴方は『お父さん』と付き合っていた事になるわ」
「仕方ないじゃない、ソニア、私は小さい頃にお父さんを無くしたんだからさぁ」
「そうね、セレスって確かに優しくて『年上のお兄さん』って感じよね! リヒトは別格だけど、家族とセレスどっちかしか助けられないなら、セレスを助けるわ」
「ソニア、それは僕にも言えるかもしれない…僕が2番目に好きなのはセレスかも知れない」
「うん、私も同じ」
本当に不思議な奴だよな。
何故か歳は殆ど同じなのに『父親』や『兄』みたいに思える。
この齢になってからの恋愛は本物だが、昔彼奴の女友達にちょっかいだしたのは『親父』がとられてしまうのが嫌だったのかも知れない。
今思えば、彼奴から女が離れた瞬間に、その女に興味を無くして振っていたような気がする。
「まぁな、不思議な奴だ、だが身内や家族みたいに思える分『見られる』のが恥ずかしく感じる」
「そうね、父親か兄の前でイチャついている、感覚になるわね」
「ソニアもそうなんだ、僕も同じ」
「私は、そう悪く無いかも」
三人が少し驚いてリタを見た。
「まぁ、そんな訳で、死ななくて良い奴を態々、魔王討伐に巻き込む事無しいな、それに俺が傍に居ると、彼奴が霞んでしまって女が出来ないが、彼奴は俺とは比べ者にならないけど『そこそこ美形で有能』だからな、此処から居なくなるだけで幸せになれんじゃねーかって思って追い出したんだわ」
我ながらクズ発言だな。
「私はリヒトが好きだから、そんな事で何も変わらないけど、少しクズ発言ね」
「僕もそう思うな」
「あの、それなら『勇者パーティ』は複数婚が認められるので、このメンバー+セレスで婚姻したら…」
俺はリタが言った事を聞いて驚いた。
案外此奴の方がアブノーマルかも知れない。
「あのさぁ、僕幾ら『自慢のお兄ちゃん』でも流石に、それは考えらえないよ」
「私も同じ、近親相姦に思えるわよ」
「言ってみてなんですが、やっぱり考えられないですね」
「そうだろう? 俺だって兄貴か親父の間男が嫁なんて絶対に嫌だぞ」
とは言え、俺にとってこの三人の次に大切な人間は女でなくセレスになっているのは事実だ。
俺の中では『女』は大好きな存在、それは事実だ。
此処にいる幼馴染の三人には『愛』がる。
だが、恐ろしい事にセレスには『友情』がある。
三人いるんだから1人位譲れば良いじゃん。
そういう奴もいるだろうな。
恐ろしい事に『女大好き主義』の俺が一時期『1人、リタを譲っていた』
よく考えたらあり得ない話だ。
まぁ、結局は友情より愛が強くて取り返してしまったが…
態とリタを避けセレスの傍に行くように仕向けていた。
『友情』って怖えな。
愛している三人相手にも彼奴は割り込んでくる。
もし、彼奴が三人でなく、そうだな仮にこの三人以外で好きな、まぁ4番目に好きなルーって女をセレスが『ルーを好きになったから譲ってよ』なんて言って来たら…
やばいな「そんなに好きならくれてやる」そう言いそうだ。
「リヒトどうかしたの?」
「やばいな、俺、多分お前達の次に好きなのはセレスかもしんねー」
「そんなの当たり前じゃない、多分私もリヒトの次ならセレスよ」
「そうね、2番はセレス」
「僕も同じ」
「何だ、皆似たような物かよ、まぁ彼奴も幼馴染だから仕方ねーな」
「そうそう」
「幼馴染だから仕方ないよねー」
「そうだよ」
笑いながら話していたから見落としてしまった。
聞き流してしまった。
この中で、真面なのは意外にも『リヒト』だけだ。
【2番目に好きなのはセレス】
その言葉の意味を。
「まぁ良いんじゃないか? 彼奴迄巻き込む事は無いと思うしな、ソニアだって内心は同じじゃないか?」
「そうね、まぁ幼馴染だしね、リヒトを除けば数少ない好きな人ではあるわ」
「ほらな、どうせケイトもリタも同じだろう?」
「まぁね」
「そりゃそうよ」
「だけど、リヒト、女には優しく、男にはトコトン冷たい貴方が何故かセレスには優しいじゃない? どうしてかな? 不思議だわ」
確かに、俺は女に優しく男に冷たい。
当たり前だろう?
女は可愛いし、気のせいか良いにおいもする、抱き心地も良い。男なんてむさくて臭いだけの存在だ。
だが、彼奴は少し違う。
中性的な顔立ちだし、まぁ身内みたいな者なのか、親父とか兄貴みたいに思える時がある。
たった1人の男友達であり、性格の悪い俺の傍に居てくれる唯一の男だ。
「そうだな、彼奴は…親父、もしくは歳の離れた兄貴みたいに感じるんだ、しかも彼奴には女絡みで結構酷い事した筈なのに、それでも傍に居てよ、この世界で唯一『友情』を感じるんだ。」
「まぁね、僕だって偶に、セレスの事を兄ちゃんみたいに思えた事があるよ?」
「ケイトもそうなの? 私はもろお父さんみたいに思えた事がある、あの『よしよしって頭を撫でるの』まさにそれだよね」
「あら? リタそれなら、貴方は『お父さん』と付き合っていた事になるわ」
「仕方ないじゃない、ソニア、私は小さい頃にお父さんを無くしたんだからさぁ」
「そうね、セレスって確かに優しくて『年上のお兄さん』って感じよね! リヒトは別格だけど、家族とセレスどっちかしか助けられないなら、セレスを助けるわ」
「ソニア、それは僕にも言えるかもしれない…僕が2番目に好きなのはセレスかも知れない」
「うん、私も同じ」
本当に不思議な奴だよな。
何故か歳は殆ど同じなのに『父親』や『兄』みたいに思える。
この齢になってからの恋愛は本物だが、昔彼奴の女友達にちょっかいだしたのは『親父』がとられてしまうのが嫌だったのかも知れない。
今思えば、彼奴から女が離れた瞬間に、その女に興味を無くして振っていたような気がする。
「まぁな、不思議な奴だ、だが身内や家族みたいに思える分『見られる』のが恥ずかしく感じる」
「そうね、父親か兄の前でイチャついている、感覚になるわね」
「ソニアもそうなんだ、僕も同じ」
「私は、そう悪く無いかも」
三人が少し驚いてリタを見た。
「まぁ、そんな訳で、死ななくて良い奴を態々、魔王討伐に巻き込む事無しいな、それに俺が傍に居ると、彼奴が霞んでしまって女が出来ないが、彼奴は俺とは比べ者にならないけど『そこそこ美形で有能』だからな、此処から居なくなるだけで幸せになれんじゃねーかって思って追い出したんだわ」
我ながらクズ発言だな。
「私はリヒトが好きだから、そんな事で何も変わらないけど、少しクズ発言ね」
「僕もそう思うな」
「あの、それなら『勇者パーティ』は複数婚が認められるので、このメンバー+セレスで婚姻したら…」
俺はリタが言った事を聞いて驚いた。
案外此奴の方がアブノーマルかも知れない。
「あのさぁ、僕幾ら『自慢のお兄ちゃん』でも流石に、それは考えらえないよ」
「私も同じ、近親相姦に思えるわよ」
「言ってみてなんですが、やっぱり考えられないですね」
「そうだろう? 俺だって兄貴か親父の間男が嫁なんて絶対に嫌だぞ」
とは言え、俺にとってこの三人の次に大切な人間は女でなくセレスになっているのは事実だ。
俺の中では『女』は大好きな存在、それは事実だ。
此処にいる幼馴染の三人には『愛』がる。
だが、恐ろしい事にセレスには『友情』がある。
三人いるんだから1人位譲れば良いじゃん。
そういう奴もいるだろうな。
恐ろしい事に『女大好き主義』の俺が一時期『1人、リタを譲っていた』
よく考えたらあり得ない話だ。
まぁ、結局は友情より愛が強くて取り返してしまったが…
態とリタを避けセレスの傍に行くように仕向けていた。
『友情』って怖えな。
愛している三人相手にも彼奴は割り込んでくる。
もし、彼奴が三人でなく、そうだな仮にこの三人以外で好きな、まぁ4番目に好きなルーって女をセレスが『ルーを好きになったから譲ってよ』なんて言って来たら…
やばいな「そんなに好きならくれてやる」そう言いそうだ。
「リヒトどうかしたの?」
「やばいな、俺、多分お前達の次に好きなのはセレスかもしんねー」
「そんなの当たり前じゃない、多分私もリヒトの次ならセレスよ」
「そうね、2番はセレス」
「僕も同じ」
「何だ、皆似たような物かよ、まぁ彼奴も幼馴染だから仕方ねーな」
「そうそう」
「幼馴染だから仕方ないよねー」
「そうだよ」
笑いながら話していたから見落としてしまった。
聞き流してしまった。
この中で、真面なのは意外にも『リヒト』だけだ。
【2番目に好きなのはセレス】
その言葉の意味を。
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