49 / 104
第49話 【閑話】ユウナSIDE 私のお兄ちゃん
しおりを挟む私の名前はユウナ。
少し前まで『悪魔の子』という盗賊の頭をやっていたんだけど。
戻ってきたら討伐された後で皆死んでいました。
逃げるようにスラムに潜り込んだんだけど…どうして良いか困って途方にくれていました。
そうしたら、何故か、凄い美少年の竹丸お兄ちゃんに奴隷にスカウトされました。
凄く嫌われる容姿のドブス、しかも元盗賊の犯罪者なんだけど…
気にしないんだって…夢みたいで信じられないよ。
スラムの子にとって『奴隷』って凄く幸せなんだよ。
奴隷には最低限の権利があるんだもん。
ご飯が1日1回確実に貰えるし、ご主人様の庇護があるからむやみやたら、殺されないんだよ。
少し前まで盗賊の頭目をしていたけど、何時かは殺される盗賊より命が安全な奴隷の方が絶対に幸せだよ。
スラムで普通に生活していると命が危ないし、保証がある奴隷の方が絶対に幸せなんだよ。
例え相手が、豚禿げデブ親父でも『奴隷』になりたいそう思う子は沢山いると思う。
ユウナだって同じだったよ。
『保証』のある生活に憧れるんだ…
本当に。
◆◆◆
しかし、このお兄ちゃん…見れば見る程美形だよ。
どうしよう…顔が赤くなっちゃうよ。
しかも、さっき奴隷商で奴隷紋刻まれちゃって…正式にユウナは竹丸お兄ちゃんの者になりました。
これで一生、この美形のお兄ちゃんと一緒に居られるんだもん。
嬉しいな。
「竹丸お兄ちゃん」
「なんだいユウナ」
「ううん、呼んで見ただけだよ?えへへっ」
見ているだけで幸せ。
目が合うだけで幸せ。
それで、いまユウナ達は食堂に来ています。
竹丸お兄ちゃんは私が床に座ろうとすると椅子を引いて座る様にいいました。
可笑しいよね?
奴隷は床に座るんだよ、知らないのかな?
「ユウナは奴隷だから床に座るから良いよ? パン位はくれるよね?」
「良いから席につきなよ…ほら」
ユウナは奴隷で真面に食事を注文して食べないから椅子には座れないんだよ。
それなのに何でなのかな?
他の奴隷だって床に座ってパンをかじっているのに。
「あの、竹丸お兄ちゃん、お店の人に怒られるよ」
そういったら竹丸お兄ちゃんが店員さんに声を掛けました。
「すみません」
「はい、なんでしょうか?」
「普通に食事を2人前食べるなら、この子も席に座ってもいいですか?」
「此処のテラス席なら良いですよ! 別に奴隷だからって訳じゃ無くてね、臭いから店内は勘弁してね。ちゃんと衛生的な恰好をして、お金を払ってくれるなら奴隷だって店内で食事してもらって構わないからね」
「そう、ありがとう、大丈夫だってほら座りなよ!」
いいのかな…
「うん」
「それで、ユウナは何を食べたい?」
「お肉」
もう何日ご飯食べてないんだろう…久々のご飯だ。
「それじゃ肉料理でお勧めの定食2人前」
「はいよ」
竹丸お兄ちゃん、沢山食べるんだなぁ。
ユウナにもお肉一切れ位くれないかなぁ。
お肉なんてもう何時食べたか解らないよ。
暫く待つとオーク肉のステーキ定食が2つテーブルに並びました。
凄く…良い臭い。
「さぁ食べようか?」
これだけあるんだもんパンとお肉一切れ位くれるかな。
「えーと竹丸お兄ちゃん…ユウナはどれ食べて良いの?」
「ちゃんと1人前別にあるだろう? それは全部ユウナのだから好きに食べて良いんだよ」
これ全部がユウナのなの?
「…ほんと」
全部本当に食べて良いの?
「どうぞ」
「うん!」
竹丸お兄ちゃん…なんでこんな優しいんだろう?
ご主人様で無く『お兄ちゃん』って呼んで欲しいって言うし。
カッコよくて優しいお兄ちゃんなんて…凄いよ。
それに、これ凄いご馳走だよ。
こんなご馳走スラムの子じゃなくて普通の家の子でも誕生日とかしか食べさせて貰えないよ。
「これなかなか美味いな」
「うん、頬っぺたが落ちる位美味しいよね」
「そうか、それならこれもやるから食べな」
「良いの?」
「ああっ食べて良いよ」
やっぱり凄く優しなぁ~
こう言う凄く待遇の良い奴隷って多分『愛人奴隷』とか『性処理奴隷』だよね。
あそこのエルフのお姉さんみたいな高級奴隷の待遇としか考えられないよね。
ユウナは髪は緑で目は赤目だし需要がある様に思えないんだけどなぁ~。
それにガキだし、こんな容姿だから、ついた字が『怪物少女』なんだもん。
どう考えても『それ』としか思えないんだけど、絶対にユウナの勘違いだよね。
◆◆◆
「あの竹丸お兄ちゃん、ユウナと手を繋いで楽しいの?」
ご飯貰ったし何かお礼がしたいって言ったら…
竹丸お兄ちゃん…ユウナと手を繋ぎたいんだって。
これは竹丸お兄ちゃんじゃなくて、ユウナの役得だよ!
「凄く楽しいし、嬉しい」
う~ん。
解らない。
これは本当に『愛人奴隷』の様な気がするよ。
可笑しいな?
暫く歩いていると、竹丸お兄ちゃんは洋服屋さんで立ち止まりました。
どうしたのかな?
「えーと、此処は洋服屋さんだよね」
まさか、洋服を買ってくれるの?
そんな訳ないよね。
「流石に、その服じゃ汚いからね、普段使いの物3着に下着、あと靴を1足買おうと思うんだ、どうかな?」
「あのユウナ…奴隷なんだけど」
「気にしない、気にしない、どんな服が欲しいか希望はある」
信じられないけどこれ『愛人奴隷』決定じゃないかな?
そうじゃなくちゃ新品の服なんて買って貰えないよね。
だけど、ユウナ服なんて買ったこと無いよ…
「ごめん、竹丸お兄ちゃん…私服なんて買って貰った事無いから解らない」
「そう、俺も解らないから店員さんに任せようか? すみません、この子に似合いそうな旅服3着に下着3着靴下3足それに靴を下さい」
「えーとこの子にですか?」
どう考えても可笑しいよね。
店員さんも顔が曇っているし。
こんな醜くて小汚い子に服を買うなんて普通は思わないよね。
「そうだけど? ちゃんとお金なら払うよ」
「解りました」
竹丸お兄ちゃんが『異世界人』に見えるからだよね。
多分、普通の人だったら売って貰えなかったよ。
どう見ても私、スラムの小汚いガキにしか見えないもん。
「うん、似合っているよ! それじゃこれ下さい!」
「畏まりました」
買っちゃった。
新品の服、しかも3枚。
「良いの?! 新品の服なんて買って貰って」
「うん、ユウナに似合うと思うからね」
どうしよう、こういう時にどういう顔して良いのか解らない。
顔が赤くなっちゃうよ。
私に物なんて買ってくれた人なんて誰も居なかったんだもん。
「ありがとう」
「どういたしまして、だけど、そんなに抱えて歩いていたら転んじゃうよ」
「転んでも良いもん」
えへへっ、洋服迄買ってくれるんだから『愛人奴隷』決定だよね。
夜は頑張らないと。
黒目黒髪の色白の線の細い美少年に抱かれる…これが一番のご褒美かな。
というより、竹丸お兄ちゃん『異世界人』じゃない。
異世界人とのそういう行為って生まれてくる子が優秀だから、お金を払ってして普通はして貰うんだよね。
貴族の令嬢、裕福な商家の娘…エルフみたいな凄い美人。
そういう凄い人じゃ無いと抱いて貰えないって聞いたんだけど…
良いのかな…ユウナで。
う~幸せ過ぎる。
「それじゃ、宿屋に行くか?」
あれ、夜まで待てないのかな?
私は勿論良いんだけど…まだ明るいのに。
「うん…」
一応は私も女だから、しおらしくした方が良いよね。
そのまま竹丸お兄ちゃんに連れていかれたのは『高級宿屋』だった。
もしかして期待されちゃっているのかな?
これ相当頑張らなくちゃ。
部屋は大きくて綺麗だし、お風呂もついているし。
「それじゃ、ユウナお風呂入って来なよ」
「うん…」
流石に照れちゃうよ。
シャボン使って綺麗にしないと。
流石にノミとか居ないよね。
うん、大丈夫だよね。
がっかりされない様に頑張ろう…
「竹丸お兄ちゃん、今出たよ」
「そう、それじゃ、僕も入ろうかな」
そういって竹丸お兄ちゃんはお風呂に入っていった。
竹丸お兄ちゃんが出て来たら、頑張らないと。
だけど、どうすれば良いのかな?
ユウナ、解らないから竹丸お兄ちゃんに任せれば良いよね。
「ふぃ~良い湯だったな、あれユウナ、なんでシーツ巻いて裸なの? 折角下着に洋服迄買ってあげたんだから着替えなよ」
「えーと、服着るの?」
「うん、暫く休んだら、今日は奮発して夜も美味しい物食べに行こう! 新しい服を着ていればもう、お店に文句は言われないからね」
「そうだね」
これは夜に持ち越しなのかな。
流石にまだ夕方だから、しないのかな。
その日の夜は竹丸お兄ちゃんはミノタウルスのステーキを食べに連れていってくれました。
夜寝る時に裸になって迫ってみたんだけど。
「僕だって男だから気をつけないと…ユウナは可愛いんだからね」
だって。
『大切にされているのが解るよ』
こういう時本当にどうすれば良いのか解らないよ。
ユウナの思い出に、大切にされた記憶なんてないもん。
思わず顔が真っ赤になっちゃったよ。
ユウナ的には押し倒したい位、なんだけどなぁ~。
こんな緑髪で赤目の私を可愛いいなんていう人、竹丸お兄ちゃんしかいないし。
それに竹丸お兄ちゃんは異世界人なんだから女なら誰でも『抱きたくなる』のに…
「私が可愛いなら抱いて」
頑張って言ってみた。
「解かった」
そう言って竹丸お兄ちゃんが抱きしめてくれた…あれっ。
頭を撫でてくれて…ただ抱きしめてくれる…それだけなの?
正直いって竹丸お兄ちゃんが何をしたいのか解らない。
だけど、こんなに優しくしてくれて、幸せにしてくれるなら…何でもしてあげたい。
心から本当にそう思うよ。
3
お気に入りに追加
2,790
あなたにおすすめの小説
フリーター転生。公爵家に転生したけど継承権が低い件。精霊の加護(チート)を得たので、努力と知識と根性で公爵家当主へと成り上がる
SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
400倍の魔力ってマジ!?魔力が多すぎて範囲攻撃魔法だけとか縛りでしょ
25歳子供部屋在住。彼女なし=年齢のフリーター・バンドマンはある日理不尽にも、バンドリーダでボーカルからクビを宣告され、反論を述べる間もなくガッチャ切りされそんな失意のか、理不尽に言い渡された残業中に急死してしまう。
目が覚めると俺は広大な領地を有するノーフォーク公爵家の長男の息子ユーサー・フォン・ハワードに転生していた。
ユーサーは一度目の人生の漠然とした目標であった『有名になりたい』他人から好かれ、知られる何者かになりたかった。と言う目標を再認識し、二度目の生を悔いの無いように、全力で生きる事を誓うのであった。
しかし、俺が公爵になるためには父の兄弟である次男、三男の息子。つまり従妹達と争う事になってしまい。
ユーサーは富国強兵を掲げ、先ずは小さな事から始めるのであった。
そんな主人公のゆったり成長期!!
俺が死んでから始まる物語
石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていたポーター(荷物運び)のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもないことは自分でも解っていた。
だが、それでもセレスはパーティに残りたかったので土下座までしてリヒトに情けなくもしがみついた。
余りにしつこいセレスに頭に来たリヒトはつい剣の柄でセレスを殴った…そして、セレスは亡くなった。
そこからこの話は始まる。
セレスには誰にも言った事が無い『秘密』があり、その秘密のせいで、死ぬことは怖く無かった…死から始まるファンタジー此処に開幕
【リクエスト作品】邪神のしもべ 異世界での守護神に邪神を選びました…だって俺には凄く気高く綺麗に見えたから!
石のやっさん
ファンタジー
主人公の黒木瞳(男)は小さい頃に事故に遭い精神障害をおこす。
その障害は『美醜逆転』ではなく『美恐逆転』という物。
一般人から見て恐怖するものや、悍ましいものが美しく見え、美しいものが醜く見えるという物だった。
幼い頃には通院をしていたが、結局それは治らず…今では周りに言わずに、1人で抱えて生活していた。
そんな辛い日々の中教室が光り輝き、クラス全員が異世界転移に巻き込まれた。
白い空間に声が流れる。
『我が名はティオス…別世界に置いて創造神と呼ばれる存在である。お前達は、異世界ブリエールの者の召喚呪文によって呼ばれた者である』
話を聞けば、異世界に召喚された俺達に神々が祝福をくれると言う。
幾つもの神を見ていくなか、黒木は、誰もが近寄りさえしない女神に目がいった。
金髪の美しくまるで誰も彼女の魅力には敵わない。
そう言い切れるほど美しい存在…
彼女こそが邪神エグソーダス。
災いと不幸をもたらす女神だった。
今回の作品は『邪神』『美醜逆転』その二つのリクエストから書き始めました。
夢幻の錬金術師 ~【異空間収納】【錬金術】【鑑定】【スキル剥奪&付与】を兼ね備えたチートスキル【錬金工房】で最強の錬金術師として成り上がる~
青山 有
ファンタジー
女神の助手として異世界に召喚された厨二病少年・神薙拓光。
彼が手にしたユニークスキルは【錬金工房】。
ただでさえ、魔法があり魔物がはびこる危険な世界。そこを生産職の助手と巡るのかと、女神も頭を抱えたのだが……。
彼の持つ【錬金工房】は、レアスキルである【異空間収納】【錬金術】【鑑定】の上位互換機能を合わせ持ってるだけでなく、スキルの【剥奪】【付与】まで行えるという、女神の想像を遥かに超えたチートスキルだった。
これは一人の少年が異世界で伝説の錬金術師として成り上がっていく物語。
※カクヨムにも投稿しています
異世界でただ美しく! 男女比1対5の世界で美形になる事を望んだ俺は戦力外で追い出されましたので自由に生きます!
石のやっさん
ファンタジー
主人公、理人は異世界召喚で異世界ルミナスにクラスごと召喚された。
クラスの人間が、優秀なジョブやスキルを持つなか、理人は『侍』という他に比べてかなり落ちるジョブだった為、魔族討伐メンバーから外され…追い出される事に!
だが、これは仕方が無い事だった…彼は戦う事よりも「美しくなる事」を望んでしまったからだ。
だが、ルミナスは男女比1対5の世界なので…まぁ色々起きます。
※私の書く男女比物が読みたい…そのリクエストに応えてみましたが、中編で終わる可能性は高いです。
地獄の手違いで殺されてしまったが、閻魔大王が愛猫と一緒にネット環境付きで異世界転生させてくれました。
克全
ファンタジー
「第3回次世代ファンタジーカップ」参加作、面白いと感じましたらお気に入り登録と感想をくださると作者の励みになります!
高橋翔は地獄の官吏のミスで寿命でもないのに殺されてしまった。だが流石に地獄の十王達だった。配下の失敗にいち早く気付き、本来なら地獄の泰広王(不動明王)だけが初七日に審理する場に、十王全員が勢揃いして善後策を協議する事になった。だが、流石の十王達でも、配下の失敗に気がつくのに六日掛かっていた、高橋翔の身体は既に焼かれて灰となっていた。高橋翔は閻魔大王たちを相手に交渉した。現世で残されていた寿命を異世界で全うさせてくれる事。どのような異世界であろうと、異世界間ネットスーパーを利用して元の生活水準を保証してくれる事。死ぬまでに得ていた貯金と家屋敷、死亡保険金を保証して異世界で使えるようにする事。更には異世界に行く前に地獄で鍛錬させてもらう事まで要求し、権利を勝ち取った。そのお陰で異世界では楽々に生きる事ができた。
隠して忘れていたギフト『ステータスカスタム』で能力を魔改造 〜自由自在にカスタマイズしたら有り得ないほど最強になった俺〜
桜井正宗
ファンタジー
能力(スキル)を隠して、その事を忘れていた帝国出身の錬金術師スローンは、無能扱いで大手ギルド『クレセントムーン』を追放された。追放後、隠していた能力を思い出しスキルを習得すると『ステータスカスタム』が発現する。これは、自身や相手のステータスを魔改造【カスタム】できる最強の能力だった。
スローンは、偶然出会った『大聖女フィラ』と共にステータスをいじりまくって最強のステータスを手に入れる。その後、超高難易度のクエストを難なくクリア、無双しまくっていく。その噂が広がると元ギルドから戻って来いと頭を下げられるが、もう遅い。
真の仲間と共にスローンは、各地で暴れ回る。究極のスローライフを手に入れる為に。
転生したおばあちゃんはチートが欲しい ~この世界が乙女ゲームなのは誰も知らない~
ピエール
ファンタジー
おばあちゃん。
異世界転生しちゃいました。
そういえば、孫が「転生するとチートが貰えるんだよ!」と言ってたけど
チート無いみたいだけど?
おばあちゃんよく分かんないわぁ。
頭は老人 体は子供
乙女ゲームの世界に紛れ込んだ おばあちゃん。
当然、おばあちゃんはここが乙女ゲームの世界だなんて知りません。
訳が分からないながら、一生懸命歩んで行きます。
おばあちゃん奮闘記です。
果たして、おばあちゃんは断罪イベントを回避できるか?
[第1章おばあちゃん編]は文章が拙い為読みづらいかもしれません。
第二章 学園編 始まりました。
いよいよゲームスタートです!
[1章]はおばあちゃんの語りと生い立ちが多く、あまり話に動きがありません。
話が動き出す[2章]から読んでも意味が分かると思います。
おばあちゃんの転生後の生活に興味が出てきたら一章を読んでみて下さい。(伏線がありますので)
初投稿です
不慣れですが宜しくお願いします。
最初の頃、不慣れで長文が書けませんでした。
申し訳ございません。
少しづつ修正して纏めていこうと思います。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる